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2008年3月

2008年3月30日 (日)

「ダージリン急行」

The_darjeeling_limited くすくす笑って、じんわり癒されるゆる~いロードムービー

 結構お気に入りのくせ者監督"ウェス・アンダーソン"作品を観てきました。はじめに「ホテル・シュバリエ」という短編が上映されます。本編に関わる男女二人が描かれる、それだけでは、そのポジションがよくわからない作品ですが、本編でなるほど!と理解させてくれます。楊枝をくわえたショートカットの"はすっぱ"ナタリー・ポートマンのヌードが綺麗です。

 本編の主役は男三兄弟、父の死後、絶縁状態にあった関係を修復するために、長兄の誘いでインド旅行が始まります。ストーリーが進んでも、絶縁に至った理由や、兄弟の過去などに触れる説明的な部分はほとんどなく、観客は兄弟同士の会話にその糸口を探さねばなりません。 ?を頭に浮かべたまま、「兄弟の結束を取り戻そう!!」と、大まじめに旅を続ける彼らに付き合い、その"おまぬけ"ぶりにくすくす笑わされます。結局、兄弟の心のもつれた糸は簡単にはほどけず、旅は終わりになってしまうと思われるのですが、後半の重要なエピソードによって思わぬ展開を見せ、味のある終盤へ続いていきます。 

 ゆるーい作りの映像を見ているうちに、いつの間にか作品の世界に引き込まれ、見終わったあと不思議な爽快感に満たされました。怒り、驚き、悲しみ、そして感動など心が揺さぶられるというタイプの作品ではありませんが、しみじみいい作品だなぁ~というのが感想です。 75点を差し上げましょう。
ただ、こういう作品がまったくだめな人もたくさんいるだろうなとも思いましたが。

 ビジュアル的には、輝く陽光と、至る所で目にする鮮やかな色彩がインド独特の雰囲気演出するのにとても効果的で、70'sを中心としたポップ・ロックと印度音楽がサウンドトラックに多く使われているのも、映像とよくマッチしていて気持ちよかったです。

 三兄弟のキャラクターがそれぞれとても“濃い”のですが、なかでも「戦場のピアニスト」エイドリアン・ブロディの悲しげな"ハの字"眉毛のオトボケぶりにヤラれました(笑)


at 立川 CINEMA CITY

2008年3月28日 (金)

おせんべいにイラスト・メッセージを印刷「ぷりんたぶるせんべい」卒園編

 おせんべいに文字・イラスト・メッセージ・ロゴマーク何でもお望み通り印刷できる「ぷりんたぶるせんべい」。 今日は、2年続けてご注文いただいている、幼稚園の卒園ヴァージョンを紹介します。


Photo2  愛知県にある私立幼稚園の「母の会」さまより、卒園される園児さん達と園の関係者向けにお作りいただきました。
(関係者のご意向で、園名は伏せさせていただいております。)

  中央に配置されているのは、幼稚園の徽章なのでしょうか?かわいいキリンのイラストですね。
Photo_2
  右のような4枚入る小箱にお詰めしてお祝いのし付での納品でした。 園児さん達全員に配られたのだと思いますが、喜んでいただけたでしょうか? 

 受け取ったお子さん達は、もうすぐ小学校入学準備の頃でしょう。 楽しかった幼稚園の想い出を胸に、ピッカピカの一年生になってくださいね。


Logo_3 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにメッセージや絵を印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら  

2008年3月23日 (日)

休日のオーケストラ

  ~さがみはらの音楽家たちと楽しむ素敵な日曜日~ 《快音特急》オペラ・オーケストラ号 

 今日は、オーケストラとオペラ歌手によるコンサートに行ってまいりました。

Pop_2

相模原室内合奏団。 相模原市在住、出身、または市内で活動しているプロの音楽家の皆さんよりなる非常設の楽団で、コンサート毎に集まり、リハーサルと演奏活動をされているそうです。
 
 質の高い演奏を気軽に・・という 趣旨どおり、とてもリーズナブルなコンサートです。

←今日の告知ポスター  

 演目は、前半、モーツァルトのオペラより、“フィガロの結婚”序曲、「ケルビーノのアリア(恋とはどんなものかしら)」「スザンナとケルビーノの二重唱(開けてよ早く)」、「伯爵のアリア」 “魔笛”序曲 「夜の女王のアリア」「パパパ二重唱」 休憩を挟んで後半、ブラームス シンフォニー#1。

 前半は、今日の指揮者 飯森範親氏による、モーツアルトオペラ2作品の解説付で、作品誕生時のエピソードや、あらすじ紹介など、カジュアルな雰囲気での進行でした。 ソプラノ2人、メゾソプラノ1人、バリトン1人の計4人の歌手によるそれぞれのアリアは、モーツアルト作品らしくとてもチャーミングで、楽しめました。 
4  なかでも、「夜の女王のアリア」は、生で聴くと、その良さが倍増です。

開演前のロビーではこんなミニライヴも→

 そして後半は、打って変わって重厚なシンフォニーです。私は普段ブラームスの楽曲を好んで聴いているわけではないので、うまく感想が述べられず残念なのですが、ベートーヴェンの第10シンフォニーとも評されるというだけあって、ずっしり聴き応えのある演目でした。 飯森範親氏は、なかなかの実力者と見受けました。これから大注目していきたいです。 

50 ←本日のパンフレット、後ろに見えるのは相模大野中央公園 

残念ながら、お客の入りは6割くらいで、ポピュラーな演目の割にはちょっと寂しかったですが、この企画は既に50回を数えているとのことなので、すっかり定着しているといえますから、今後も機会あるごとに楽しませてもらいたいと思います。

2008年3月20日 (木)

ITセミナー聴講しました。

  風林堂が、小田急相模原「サウザンロード商店街」にあった頃からなので、かれこれ7~8年以上になりますが、中小企業診断士で経営コンサルタントの竹内幸次氏の講演を何度か聴講させていただいています。  

 今日は相模原商工会議所主催で同氏を招いてのネットショップ運営をテーマにしたセミナーが開かれましたので参加してまいりました。 
Rsum_2

情報の宝庫、本日のレジュメ→

 相模原商工会議所では、各分野の専門家を招き、毎年何回かIT関連のセミナーが開かれますので、時間の許す限り参加させていただいていますが、日々の実務に追われ、新しい知識や情報を得るのに十分な時間が割けないので、こういった場は私にとってとても貴重な時間となっています。

 はじめに、ネットショップの成功事例として、Yahooショッピングに出店され、ビジネスを軌道に乗せていらっしゃる若き経営者吉田拓民氏の体験談を聴かせていただくことから始まりました。 ショップ名は“emilu-young”若い男性向けのカジュアルファッションを扱うお店です。 先ほど詳しく拝見しましたが、丁寧に作り込まれたサイトで、さすがネット専業ショップだなと感心しました。

 後半は、ネットショップ運営のノウハウや、ワザがたっぷり詰まった竹内氏の講演で、いつもの事ながらとても有意義な情報を得ることができました。 忘れないうちに復習をしておきましょう。

 残念ながら、終盤に少し時間切れとなり、最後に予定されていたテーマの解説が急ぎ足になってしまいました。 レジュメを見ると、深く学ぶべき内容が書かれているので、このあたりを掘り下げた内容だけでも十分に価値があると思われますので、次回以降に期待です。


 セミナー終了後、帰り際に相模大野の中華料理店昌龍飯店 のオーナー、毎日更新ブログで有名な 河内文雄店長と遭遇、名刺交換させていただきました。

 また、どこかでお目にかかったらよろしくお願いいたします。

2008年3月17日 (月)

おせんべい作り 煎り編

 

3

風林堂のおせんべい作り、今日は「煎り」を紹介したいと思います。以前「焼き編」を紹介させていただきましたが、一定の大きさより細かいおせんべいは、ガスを熱源とする、石窯で煎り焼きします。 

 煎り釜の大きさはおよそ1.5m角、周りは鉄板で覆われていますが、中には耐火の石がぎっしり埋め込まれていますので、その重量はかなりになり簡単には動かせません。 上下からのガス炎であぶり焼きする仕組みになっていて、釜全体を温めるには、2_2相当の時間がかかります。 時間をかけて熱することで、釜の内側全体から遠赤外線を発生させ、ガス炎の直接熱との相乗効果で、こんがり香ばしいおせんべいができるという訳です。 熱せられた石釜は、かなりの長時間熱を保つので、今の時期は暖房の熱源としても重宝しますが、夏場は結構辛いです(汗)

釜の中には、金網で作られた"煎りわたし"が取り付けられていて、電動で水平回転し、均一な加熱ができる仕組みになっています。 ご家庭でも最近は豆を煎ることは少なくなったかも知れませんが方法は同じです。 1分間に約75回水平回転させます。

  1_2
仕上げの案配にもにもよりますが、1回の量を煎るのに、およそ4~5分ほどかかります。 胡麻入りや、海老入りなどの生地を煎ると、とても香ばしい香りが立ちこめますから、風林堂の工場周辺にいらっしゃると、ほんのり漂う香りを嗅がれることがあるかも知れませんね。

海老せんべいの出来上がり→


Logo_3 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
風林堂のおせんべいラインナップはこちら

2008年3月14日 (金)

さようなら、ダン・フォーゲルバーグ

Albuminnocentage  MyFavoriteシンガー、DAN FOGELBERG氏が亡くなってしまいました。 昨年12月16日の事だそうですが、最近までその事実を知りませんでした。 

 ナチュラルで多才な音楽性とライフスタイルに強いシンパシーを持っていたので、かなりショックです。 20代前半まだ学生だった頃、「Longer」というヒット曲で彼の存在を知り、次に発表された2枚組のアルバム「The InnocentAge」で大ファンになり、発売されるアルバムのすべてを聴き、生み出された数々の美しい曲とその詩の世界に魅了され続けてきました。

Albumwildplaces 特に前述の「The InnocentAge」と、後期の名盤「The WildPlaces」は、一生の宝とさえ思っています。 
 今でも心が疲れているときに「懐かしき恋人の歌」「バンドリーダーの贈り物」などを聴くと、涙が滲んでしまいます。

ガンの闘病をしていたということは伝え聞いていましたが、こんなに早く逝ってしまうとは・・。

 彼の新作を耳にすることが、もうできなくなってしまうという事実を受け入れるまでに少し時間が必要かも知れませんが、残されたすばらしい作品達は、彼を愛した人たちの中でずっと輝き続けると信じてやみません。


 
ツアー嫌いで知られる彼が残した、数少ないライブ映像です。

Leader of the Band (邦題/バンドリーダーの贈り物)

たったひとりの子供
ひとりぼっちで粗野な
家具師の息子
彼の手は違う仕事のために生まれついていた
そして彼の心は誰にも知られていなかった
彼は家を出
淋しく孤独な自身の道を選んだ
そして彼は僕に与えてくれた
とてもお返しのできないような
素晴らしい贈り物を

この静かな音楽家は
単純な運命を受け入れなかった
一度は兵隊になろうともしたが
彼の音楽は待ってくれなかった
彼は修練を積んで愛を勝ち得た
嵐のように激しく
またビロードのようになめらかなプレイ
その魂を描き出す優しい手法を理解するのに
僕には何年もかかった

  バンドのリーダーは疲れ果て
  彼の目は老いてかすんできた
  しかし彼の血が僕の楽器に通っている
  そして彼の歌が僕の魂の中にある
  僕の人生は、この男をマネしようとする
  虚しい努力そのものだった
  僕はこのバンドリーダーの
  生きた遺産に過ぎなかったのだ

僕の兄弟たちの人生は違っていた
彼らは別の運命を求めて
ひとりはシカゴに もうひとりはセント・ポールに行き
僕はコロラドにいる
ホテルにでもいない時は
こうして選んだ 自分の選んだ
そしてよく馴染んできた生活をしている

あなたの音楽を
そして旅回りの物語をありがとう
いざ僕が行くという時に
自由にしてくれてありがとう
優しさと、我慢してくれたた年月に
感謝します
そして、お父さん
僕は「あなたを愛します」
と とても言い足りなかったと思うのです

 


same old lang syne (邦題/懐かしき恋人の歌)

昔の恋人に 食料品店で出会った
雪の降るクリスマス・イヴのことだった
冷凍食品売り場でこっそり彼女の後ろに隠れて
彼女の袖に触れた

最初は僕の顔がわからなかったようだったけど
たちまち目を大きく見開いて
僕を抱きしめた拍子に財布を落とした
それから僕らは涙が出るほど大笑いした

二人で買い物をレジに運び 食料は合計されて袋につめられた
ふたりはそこに立ちすくみ 弾まない会話にばつの悪い思いをした

ちょっと飲みにいこうとしたけれど
開いてるバーは見当たらず
酒屋で6本パックのビールを買い
彼女の車の中で飲んだ

僕らは無邪気だった頃に乾杯し
現在に乾杯した
むなしい気持ちを超えようとしてみたけれど
お互いにどうしたらいいかわからなかった

彼女は建築家と結婚したと言った
とても大事にされてるの と
彼女はその人を愛してると言いたかったのだろうけれど
嘘はつきたくなかったのだろう

年月の流れは 君には優しかったんだね と僕は言った
その瞳も変わらない青さだ と
それでも僕にはわからなかった
その瞳に秘めたものが疑いなのか感謝の気持ちなのか

彼女は僕をレコード店で見かける と言った
きっとうまくいってるのだろう と
観客は天国みたいに素晴らしいけど
旅そのものは地獄みたいに最悪だ と僕は言った

僕らは無邪気だった頃に乾杯し
時間に乾杯した
饒舌に任せて 昔を思い出し
また過ぎ去りし懐かしの日々を想う

ビールは空になり 舌もくたびれ 話すこともなくなって
僕が車から出ようとすると彼女はキスしてくれた
そして僕は彼女の車を見送った

ほんの一瞬だけ 僕は学生の頃に戻っていた
そしてあの懐かしい 心の痛みを感じていた
家に帰ろうと引き返したそのとき 雪は雨になっていた・・・

(訳:吉成伸幸)

2008年3月 8日 (土)

嬉しい話

 嬉しい出来事がありました。
 今日は、お店での接客をいたしておりましたが、ご来店のお客様より、私のHP・ブログをご覧いただいている旨をお聞きしました。若い女性の方とお見受けしましたが、大きなマスクをされていたので、お顔までは拝見できませんでしたけれど、おせんべいをご購入後お帰り際に「HP楽しみに読ませていただいています。」とおっしゃっていただきました。 
 HP・ブログ共に、アクセス解析などのツールは備えているので、データとしてそれなりの情報を得ることができますが、閲覧されていらっしゃる方と直接お目にかかる機会はなかなかありませんので、とても貴重な出来事でした。
 これからもよろしくお願いいたします。

2008年3月 7日 (金)

「君のためなら千回でも」

1000 とても、心に浸みる作品でした。 原題は「The KiteRunnner」というそうですが、物語の中で語られる言葉「君のためなら千回でも」が、日本公開でのタイトルに使われています。 

 70年代のアフガニスタン 平和で活気のあるカブールの風景が活き活きと再現されていることに、冒頭から心をわしづかみにされます。 そして、それに華を添えるCGを駆使したと思われる凧合戦を追ったアクロバチックなカメラワークは、テクノロジーの上品な使い方として秀逸だと思います。 そして、後半ソ連侵攻後の、荒廃した町並みをリアルな対比をもって見せるチカラは「さすがアメリカ映画!」と唸らされるところです。

 ストーリーの本筋は、主人公が過去の過ちに対する贖罪がテーマに据えられていると感じましたが、そこに至るすべてのエピソードが、丹念に作り込まれていて、誰でも心に思い当たるであろう、自分の犯した過去の過ちへ「許し」を願う心の琴線に触れる作品になっていると思います。 そして、生まれや民族問題、時代と政治や社会情勢に翻弄された2人の少年の、それぞれの立場と友情を軸に、人が持つ様々な要素も描き出され、人間ドラマとしての深みが見て取れます。  
 
 メインの少年二人も勿論ですが、主人公アミールの父親がとても魅力溢れる人物として描かれていて、とても素敵でした。 そして、アミールに強い影響を与えた、父親の友人
ラヒム・ハーンも同様です。 この頃の男達は、かっこよかったんですね。

 是非もう一度、しっかり観てみたい作品となりました。 90点差し上げたいです。

 余談ですが、作品鑑賞中の劇場で、今時には珍しく、電気系統のトラブルで上映が中断してしまうハプニングに見まわれました。ストーリーの終盤、やや手に汗握るシーンの最中だったので、ちょっと残念なことでしたが、帰りにゴメンナサイ招待券をもらったので、少し許してあげることにしました(笑)


at 立川 CINEMA CITY

2008年3月 3日 (月)

友、オンステージ「GENERATIONS」

Generations2 去る3/1(土) 友人"石原慎一"が構成・演出・音楽監修そしてもちろん出演者としてマルチに活躍したステージ「GENERATIONS」を観に、はるばる新宿厚生年金会館まで行ってきました。

←開演前のステージ、30分以上遅れの、もったいぶったスタートでした(笑)

 1年前より出演者・観客共にパワーアップした、熱くエネルギッシュなステージでした。 出演者は皆、ミュージカルなどの舞台で活躍する実力派歌手達ばかりでしたので、その歌チカラは、なかなかのもので、次々に繰り出されるロックミュージカルの曲とパフォーマンスを堪能しましたが、そのなかでも、石原の歌唱力は群を抜いていて、友人のひいき目を無しにしても、聴かせる歌ばかりでした。Generations3  彼のバリバリのノリと熱唱は、一瞬、「いい歳こいてよくがんばるの~」という気もしないではございませんでしたが、それはそれ、プロフェッショナルの存在感というやつでしょうか?

当日のスケジュールチラシ石原からのメッセージも→

 ステージ終了後には、同行の淑女二人と、お決まりのお疲れ様軽く1杯コースに突入し、おいしいお酒をいただいていたところに、さっきまでステージにいた彼も顔を出してくれて、楽しく締めくくることができました。
3_1
今度は、ゆっくり呑もうぜ!と固い約束を交わし、家路についたのでございます。

←いぇ~ぃ! R子さんと石原

もう一人の淑女A子さんは、このとき既に家路に、残念。

 

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