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2010年10月

2010年10月29日 (金)

米トレーサビリティ法

おはようございます。一足飛びに冬が来たような相模原です。明日以降は遅い台風の接近も心配されますが、被害が出ないことを願いたいですね。

今月初めより、米の流通に関して、新たな法律が施行されました「米トレーサビリティ法」正式には(米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律及び関連政省令等)というそうですが、米の生産から消費までの過程において、取引き記録と情報開示を正しく行うことで、食品としての安全性を保ち、且つ消費者の健康と利益を損なわないようにするためということです。農水省のHPはこちら

Traceability1 一昨年問題になった汚染米の不正流通、これを機に法律による規制を受けるようになったというのが背景にあると思います。この問題の他にも農産物の産地偽装や、期限偽装等々、食品を扱う業者のモラル低下を原因とする問題が続発しましたから、当局としては放置することが出来なかったのでしょう。

画像は、農水省が発行した法律の概要について記したパンフレットです。業者間取引きでの記録は、今年10月1日より義務化されましたので、風林堂が仕入れるおせんべい生地の納品書にも、今月から明記されるようになりました。また、消費者の皆様への産地情報伝達は、来年7月1日より義務化されますが、今年の施行を機に、あるいは既に原材料の産地表記をしている業者も多いかも知れません。

同法が適用されるのは、主原料に「米」が85%以上を占める製品ですので、100%米製品のおせんべいやあられ、おかき等は対象になります。 来年7月には統一された表記がなされますから、小売店の店頭でご確認いただけると思います。

Traceability4 以前、汚染米騒動の祭には、米菓および原材料を扱っている業者は、生産者と流通の過程で不正がないことを調査し、それぞれの段階で書面確認を行っています。風林堂にも画像のような米流通業者の証明書が届いています。

誠実な仕事をしていれば本来なら必要ない証明書、消費者の皆さんからの信頼を取り戻すためやむをえない措置ではありますが、今後このような書類が役立つことの無いよう、真面目な製品作りを心がけねばならないでしょう。

2010年10月 8日 (金)

秋の花、やっと

おはようございます。日一日と秋の深まりを感じる相模原です。今週末は体育の日の三連休、秋の運動会が予定されているところも多いのではないでしょうか?爽やかな空の下で身体を動かすのは気持ちが良いでしょうね。

今年は全国的な猛暑が9月中旬まで続き、その影響が未だに残っていると伝えられています。先月末、和菓子店を営む友人がから電話があり、今年は少し早く訪れた十五夜に用意するススキの穂が見つからないので、相模原には無いかと問い合わせがありました。思い当たる場所を何カ所か走り回りましたが、確かに株はあちこちに見られるのですが、穂が出ていません。少しだけあっても、まだ青くまばらです。相模川の近くまで行って、やっとまとまって出ている株を見つけたので、友人はわざわざ川崎市から採りに来て、翌日店頭に置くことが出来たとのことですが、確かに猛暑の影響なのかなと思われる出来事でした。

彼岸花と言えば、毎年決ったように9月の下旬に突然深紅の花を開かせる季節の代表選手のような花ですが、今年はお彼岸の頃にほとんど見られませんでした。やはり昼夜の寒暖差が出てくるのがずれこんだ影響のようです。そんな遅れていた開花が、このところ盛りを迎えています。昨年と同じ場所で撮ってきた、ヒガンバナの写真をまとめてみました。

彼岸花10_3
彼岸花10_2


彼岸花10_4
▲相模原市南区新戸にて撮影。
数十株という小さな群落ですが、よく手入れされた下草との対比がきれいな場所です。



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