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2013年12月

2013年12月 4日 (水)

御歳暮シーズンに思う

13_2 師走の声を聞くと私たちの業界は急に忙しくなります。御歳暮シーズンの始まりです。年末のギフト需要の後には年賀需要も控えていて、これからの1ヶ月と少しの期間、一年で最も慌ただしく過ごすことになります。

 しかし、こののぼり旗一本で、お客様を呼び込める訳ではなく、風林堂のような製造直売の零細事業者が、大手の流通やメーカーの攻勢を前に生き残って行くには、それなりの努力やノウハウが必要になります。おいしいものを地道に作って、お客さまのご支持を待つという、昭和の時代までの職人気質ではなかなか厳しい時代になってきています。

 テレビやラジオ、新聞の折り込みチラシなど古くからある広告では連日御歳暮の広告が流され、大手流通業からはDM攻勢。それらに加え、最近ではITを駆使したありとあらゆる販促情報が消費者に向けられます。商品は巷に溢れ、一方で御歳暮や御中元など季節のご挨拶の需要は、年々少なくなる一方。何もせずに座していては、やがて淘汰されてしまうのは目に見えています。

 そんな厳しい商環境を乗り切るためにどうすべきか、努力を怠らないでいたいと願うところですが、日々の仕事に忙殺されていると、情報収集力やスキルのアップなどにはなかなか手が回らず、歯がゆい思いをすることもしばしばです。

 しかしながら、小さな積み重ねが必ずや実を結ぶと信じ、細切れの時間を有効活用し、友人知人の様々なアドバイスに耳を傾け、時にはプロのアドバイザーに助言を願いながら乗り切って行こうと思う師走の一日です。さあ、残りの4週間全力疾走です。

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