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2017年8月

2017年8月20日 (日)

初夏の写真「上高地」2

前回に引き続いて、7月上旬に訪れた上高地の風景写真を載せて参ります。

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河畔に多く見られる樹木です。この時期に満開を迎えます。大木全体が白い花に彩られて、見事です。

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上高地で一番代表的景観、河童橋を過ぎ、上流を目指しました。川の右岸には、林の中を歩ける遊歩道が整備され、所々には木道も付いています。

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樹林帯の遊歩道脇に、本流から分かれた小さいせせらぎが沢山見られます。水辺には草の若芽が美しいも緑を見せてくれます。

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こちらも初夏花の代表選手、ニリンソウ。河童橋から上流に向かうと、至る所に群落が見られるようになります。一株から2輪の花が咲くので、この名がついたようです。花のサイズは、人の指先ほど。可憐です。

次回に続きます。

2017年8月14日 (月)

初夏の写真「上高地」

20歳台後半の数年間、山の写真に凝り、写真器材を担ぎ、あちこちの山歩きをしていた時期がありました。しかし、30歳を過ぎたころ、お店を営むことになってからは、まとまった休みを取ることができなくなり、足が向くことが無くなっていました。

今年になり、当時、よく撮影行をご一緒させていただいた、写真友だちの先輩が、会社を定年退職され、時間に余裕ができたとおいう話しを聞き、久しぶりに懐かしい上高地に行ってみようということになりました。私にとっては、およそ30年ぶりです。

7月上旬に訪れた上高地は、新緑と初夏の季節です。あいにく、梅雨入りの日と重なり、小雨がぱらつく、1泊2日の散策でしたが、久しぶりに触れる高地の自然を満喫することができました。

その時に撮った写真を、何枚か載せたいと思います。

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上高地の入り口、沢渡(さわんど)駐車場に車を駐め、タクシーに乗ります。最初に着くのが、大正池。梓川の向こう側にある、活火山「焼岳」の噴火で、せき止められてできた池。名物の立ち枯れの木は、今はほとんど無く、上流の一部に少し残るだけとなっています。

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 大正池から、川沿いに遡ると、田代池につきます。梓川の本流から分かれた小さな流れがあちこちにあり、あたりは清涼感いっぱいです。

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あいにくのお天気で、周囲の山々をはっきり見ることができませんでしたので、代わりに、足下の花々に目がいきます。エチゴキジムシロという、小さな花。手持ちの中で、一番近寄れるレンズで接写しました。

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梓川本流の右岸に付いた遊歩道を散策。ウエストン碑の少し下流あたり、開けて流れが見渡せる場所で撮りました。Facebookに投稿し、もっとも「いいね」を沢山もらったのがこれでした。

続きは、次回に。

2017年8月10日 (木)

成績表

風林堂は。6月末が決算期です。7月の半ばに資料を揃え、会計事務所に提出。8月半ばに、決算資料が届きました。以前は、ちょっとした電話帳くらいの厚さの元帳が添えられていましたが、今はDVD-ROMに、pdfファイルになっていますので、随分スリムになります。

内容はといいますと、前期は決算直前に、大きい修繕と、設備更新を行ったため、そのコストが利益を食い、「可」くらいの結果となりました。

前々期まで、3期連続で「良」くらいでしたので、やや減点というところででしょうか。幸い、本業の利益は出ていますので、来期には改善したいと思います。

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2017年8月 7日 (月)

アマゾンの小売業への影響力という記事

毎朝、おせんべいを焼きながら聞いているラジオ番組で、タイムリーな話題を解説するコーナーがあります。先日、取り上げられたのが、日経新聞の記事で、表題のように、ネット通販の雄、アマゾンの力が、日本の小売業に及ぼす影響を計ってみた・・という内容でした。興味深かったので、書き留めておきたいと思います。

先日来、ヤマト運輸の問題でもクローズアップされていますが、宅配荷物の取扱量の増加からも分るように、ネット通販の販売量が右肩上がりを続けていて、その存在感がどんどん大きくなっているそうです。

日本経済新聞社がまとめた2016年度の小売業調査では、ネット通販最大手アマゾンジャパンの売上高が初めて1兆円を突破、セブン&アイ・ホールディングスなど大手小売業は半数が減収。国内の小売市場が2年連続で縮小するなか、ネット通販が店舗型小売業のシェアを奪う構図が鮮明になってきた。売上高で、Jフロントリテーリングを抜いて6位となったそうです。

Photo_3そして、さらに続きます。イギリスの調査会社が、世界各国の消費とネット通販についての調査結果として伝えている報告。ネット通販が、消費者の買い物行動、小売店の先行きに与える影響が、調査した29カ国のなかで、日本が最も大きいという結果。具体的には、ネット通販利用者の中で、アマゾンを利用したことがあるという割合が、29カ国平均56% 日本では90%超。 実売店利用が減っていると答えたひと 世界29カ国の平均は28%、日本では39%、 次アメリカ37% 3位ブラジル36% ドイツ34%という結果だそうです。

また、ネット通販だけの状況を見ても、他のネット通販頻度が減った人18% アマゾンでしか買わない人10%超と、ここでもアマゾンの存在感が大きくなっているのが分ります。個人消費の総額が急に増えることはありませんので、シェアの奪い合いの中で、アマゾン以外の企業が、徐々に劣勢になっているという構図なのでしょう。

自由な市場に於いては、より魅力的な商品やサービスを提供するところに、消費者の支持が集まるのは自然です。アマゾンのサービスが、いかに魅力的かの証明でもあります。これらの結果を見て、ほかの企業がどのように対抗して行くのか、興味のあるところです。

この放送では、アマゾンの脅威に対抗するには、徹底的なコストダウンで、価格競争力を高める。アマゾンが進出しそうもない、ニッチ分野での市場開拓を試みる・・ということを提案していますが、どちらも大企業には難しい課題だと思いました。

私たち小規模企業が、Amazonの攻勢で、直接大きな影響を受けることはあるのかどうか、解りません。しかし、少なくとも、コンビニエンスストアーという新しい業態の出現で、小規模小売業が、顧客を奪われ続けているのは間違いありませんので、更に、通販がシェアを伸ばしているという事実の前には、安穏としていられる状況ではないのは、確かでしょう。

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先日、たまたま書店で見かけて購入した本。物流という視点から、アマゾンがいかに優れた戦略を取っているか解説されていました。

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