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2017年9月

2017年9月22日 (金)

国税庁より、軽減税率のお知らせ

数日前、差出人が「国税庁」となっている、大きめの封筒が届きました。税関係の通知が届いて嬉しいのは「還付金」のお知らせだけ。その他は、ほとんどありがたくない内容か、面倒な内容であることが多いのは、小規模事業主の皆さんに、共通の気持ちと思います。

今回届いたのは、再来年秋に予定されている消費増税の際、飲食品と新聞で、税率をが軽減されるという内容です。税率が、二本立てとなることで、事務処理が今までと変わってきますので、今のうちから早めに対応せよというお達しですね。

消費税が関わってくるのは、仕入れ、売り上げ、申告の3段階です。販売については、対象業者となる予定の風林堂は、お客様から預かる際、今まで通り8%のままでよいので、特に変わることはありません。面倒なのは、仕入れです。食品とそれ以外で、税率が異なりますので、帳簿処理が煩雑になります。最近は、財務、税務の会計を、PCのソフトで行うのが普通になっていますので、時期が近づきましたら、多分、会計ソフトの上で、取引き先や商品に応じて税率設定をすることで、対応していくのではないかと思われます。

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お煎餅屋は、商品すべてが8%の税率対象になりますので、入り口部分での面倒さはありませんが、悲惨なのは、多くのアイテムを扱う、スーパーマーケットや、量販店ですね。あるいは、もっと面倒なのは、食品販売の中で、持ち帰りとイートインで、異なる税率が適用されるといったケースでしょう。法律が議論されている最中にも、いろいろなケースが取り上げられ、事務処理が煩雑になるデメリットが指摘されていましたが、結局は配慮されなかったですね。二重税率に対応するレジを導入したり、従業員のトレーニングににもコストがかかるでしょう。お気の毒です。

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↑ 「よくわかる」と大きく書かれたリーフレットですが、このあたりのページは、かなり複雑怪奇に見えます。

そして、どうやら、次の臨時国会で、衆議院が解散され、総選挙となるらしいですね。昨年末に読んだ、税に関わる本に、以下のような記述がありました。

戦後70年国政選挙の回数。日本47回、米国35回、仏国29回、英国19回、独国18回と、先進諸国の中で、我が国は突出しています。『どんな国でも、選挙を意識すると、政治家は傷みを伴う改革には動けない。(早稲田大学:日野教授)』『長期的な課題が、1年半毎に行われる選挙の話しに翻訳されてしまい、国家百年の計が語られなくなってしまっている(東大:佐々木元総長)』『日本の税の現場を歩くと、解決策があるのに、政治的意思が伴わず、政策の窓が開かないケースが多い(米学者:ジョン・キングダン)』 日本経済新聞社 「税金考」より

税制度は、政治によって変えられ(歪められ)ることが多いと、各所で指摘されています。政治家は、支持者や支持団体の利益を実現するよう、政治力を行使するからなのですが、勿論、支持する側も、幾ばくかの献金などしていれば、リターンを求めるのは当たり前です。民主制の限界が、ここらに見えるような気もしせんか。


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2017年9月21日 (木)

値上げ対応

今年になって、にわかにクロースアップされてきた、宅配業者の現場労働問題に端を発した、サービスの見直し。報道でもご承知のとおり、宅急便運賃が、この10月より値上げされることになりました。風林堂も、遠方お客様へのお届けには、ほとんどヤマト運輸を利用していますので、対応を迫られています。

料金体系は、着地までの距離に応じて、140円~180円の値上げとなりました。実際の値上げは、まだ先なのですが、風林堂で最も受注の多い、メッセージ・イラスト印刷「ぷりんたぶるせんべい」は、受注からお届けまでの、リードタイムが必要なため、最低1週間のご猶予を頂戴しており、現在受注している案件は、ほぼ、10月以降のお届けです。

9月下旬までに頂戴したご注文については、旧価格のままで承りましたが、いつまでもそうしていられませんので、受注サイトの更新をすることにしました。

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風林堂のホームページ、「ぷりんたぶるせんべい」受注専用サイト、両方を更新。今日中には、新価格が反映される見込みです。最近は、日常の現場業務に追われ、サイトの内容をいじることが少なくなっていて、ちょっとした更新にも随分時間がかかるようになりました。これを機会に、根本的な対応も考えてみようかなと、考えています。


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2017年9月 4日 (月)

初夏の写真「上高地」3

初夏の写真を載せ終えないうちに、秋の気配になってきてしまいましたが、続けて参ります。

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●この日泊まったのは、通い詰めていたころから定宿にしていた、明神の「山のひだや」。今でも、自家発電なので、夜になるとランプが活躍します。

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●翌朝、宿のカフェのランプが灯りました。

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●明神から少し上流へ向け歩きました。あいにくの小雨模様で、周囲の山々は、煙っていて、引いた写真が撮れませんでしたが、足下には、こんな風景も。針葉樹の若芽です。

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●明神から、次の徳沢へ向かう途中、道の脇から、河原を見渡せる場所があります。多分、上高地を撮影フィールドにしているカメラマンは、一度は撮ったことがある構図と思います。

約25年ぶりに訪れた、高地の楽園。大正池から河童橋までは、日本屈指の山岳リゾートとして名高く、時代と共に設備も良くなって、都会からやってくる観光客にも不便無く過ごせるようになっていました。河童橋の先、所謂「奥上高地」と言われるところに踏み入ると、まだまだ昔の面影が残って、行き交う人達も、登山やハイキングの装備です。
穂高の峰々を登っていた頃は、このあたりはまだほんの入り口。急ぎ足で通り過ぎることも多かったですが、ゆっくり歩いてみると、十分楽しめました。後ろ髪を引かれる思いで下山しましたが、次の機会が楽しみになりました。

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