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2017年11月

2017年11月30日 (木)

お役所巡り

昨年春より、食品の表示基準が変わり、以前と変更や、加筆が求められるようになりました。5年の経過措置(猶予)がありますので、完全実施にはもう少し時間がありますが、在庫が無くなった印刷物などは、更新しなくてはならなくなりました。

多くの製品は、ラベルで表示しているので、データを書き換えるだけで済みますが、一部、オートメーション機械で使用している包装材料には、納入時既に印刷されているものがあり、対応が必要になってきました。

そこで、新規に原稿を作成する前に、念のため内容に間違いがないか、担当の役所にアドバイスを求めることにしました。先日出席した、食品衛生責任者の講習会に於いても、保健所の担当講師が、このことに触れ、事前相談が望ましい旨発言していたので、転ばぬ先の杖です。

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記載義務があるのは、僅かな文言ですので、EメールまたはFAXで情報を送り、対応できないかどうか問い合せたところ、役所まで出向くように言われました。理由や根拠は、はっきりしません。

致し方ないので、既に使っている材料と、変更を加えようとしている新たな原稿を持参し、市の保健所に出向きました。対応してくれた担当者によると、表示内容によって、担当部署が変わるので、それぞれの窓口に行って確認を取るようにとのことです。おせんべいの場合、アレルギーの関わる部分は、保健所生活衛生課、栄養成分に関わる部分は、同じく健康増進課、原材料米の産地表示については、農政課と、3カ所を巡る必要があるとのこと。 順番に廻ったところ、それぞれの場所が物理的に離れていたり、担当者が不在だったりと、少しずつ時間が取られ、トータル小一時間かかってしまいました。

国レベルですと、消費者庁が窓口となっているため、情報はまとめて入手することができますが、地方レベルになると、同庁と同じ機能を持つ窓口がないため、このような有様になってしまうのでしょう。法律の運用には、慎重さが求められるというのは、ある程度理解できますが、こういった、大きな変更があった場合、一時的で良いので、どこかでまとめて対応できる担当を於いて貰うなどの措置がなされれば、もう少し効率的になるはずです。

また、それ以前に、いちいち役所まで出向かなくてはならないというのが、どうにも解せません。往復の時間、役所内を巡る時間は、民間の事業者、特に小規模事業者にとっては、この時間ロスはとても大きく負担です。民間同士であれば、Eメール等IT利用は勿論、FAXのやり取りで済んでしまう事例ではないでしょうか?役所の仕事が、すべてこのように非効率だとは思いたくありませんが、時間コストという意識が、民間とずれていると思われても仕方ない対応に見えました。

相談し、指導を求めた結果が知らされるのは、1週間から、2週間先だそうです。とても迅速な対応に、驚きました(TдT)

日本の公務員数は、国際比較で少なく、比例してこなさなければならない仕事量も多いとされています。(しかし報酬は突出して高いそうですが)だとしたら、今後は、こういった案件に、AIを導入して対応するなど、貴重なマンパワーを浪費しないように、いつででどこでもひっ迫しているという、行政財源を節約するする方向に進んでもらいたいというのが、納税者として、事業者としての感想です。

Photo_6●消費者庁が発行している手引き書です。60ページ近くあるボリュームです。

2017年11月19日 (日)

さがみはら推しミヤゲ7

1ヵ月半余りの期間、相模原市内で開催されていた、さがみはらスイーツフェスティバル。今年の企画は、「あなたが推す、市内のおみやげを選んでください」という人気投票でした。市内に数ある銘菓のなかで、スリーエフ相模原富士見町店のオーナー社長渡辺さんが企画し、地元JリーグチームSC相模原と、風林堂の三者がコラボした商品「SC相模原せんべい」が、見事入賞することができました。おまけに商連かながわの特別賞まで受賞。推薦してくださった皆さん。取り分け、チームサポーターの皆さんには、大感謝です。これからも、おしいいおせんべいを作って参りますので、よろしくお願いいたします。イベントの概要は→http://www.sagamihara-sweets.com/

Dsc_1099_1●市役所庁舎前、特設会場で開かれた表彰式。商連かながわの特別賞贈呈の様子。渡辺オーナーと、駆けつけてくれた、チームマスコット”ガミティ”が、賞状を受け取っています。

Dsc_1101 ●いただいた表彰状。スリーエフ相模原富士見町店に掲げられています。

Dsc_1092 ●当日は、受賞商品の即売会も開かれ、多くのご来客をいただきました。

Photo_3 ●イベントに来てくれた、マスコットガミティ。この日、あらたにラインナップに加わった、イラストを印刷したおせんべいを持って、記念撮影。


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手焼きせんべい風林堂のホームページ せんべい印刷「ぷりんたぶるせんべい」
●店長酒井浩の私的興味事を中心に書いているブログ相模原徒然
●おせんべいに印刷「ぷりんたぶるせんべい」へのご注文お問い合わせ先

 

2017年11月15日 (水)

DMデザインを公募してみました

年末になると、お店のお客様宛に、優待販売の案内状を差し上げています。店頭で顧客名簿にご登録いただいたり、スタンプカードが満期になって、案内を希望される皆様宛として私製葉書を製作します。

当地に開業した頃には、名簿の数が少なかったこともあり、レーザープリンターを使って、自前での印刷をしていましたが、昨年より、プロのデザイナーに告知面をレイアウトしてもらい、印刷はネット受注で、格安の仕事をしてくれる業者を募っています。

今年は、他の案件で システムを利用したことのあるクラウドソーシングサービスを使って、文面デザインを広くコンペ式で提案を貰うことにしました。

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1週間の募集期間に、25件の提案をいただきましたが、どれも素晴しく、選定に迷いました。中央の鮮明なデザイン提案をしてくださったデザイナーさんのものを採用し、細部を修正の上、データとして納品して貰いました。間もなく、印刷も完了して、手元に届くはずです。

応募してくださった方々の、プロフィールを拝見すると、企業でキャリアを積まれて、フリーランサーとなった方が多く、ネット時代の新しい仕事スタイルが、すっかり定着しているのだなぁと実感されます。自宅をオフィスにして、通勤の煩わしさから解放され、自分のスキル次第で、時間を有効活用しながら働くスタイルは、これから益々増えて行くのだろうと思います。

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