益子、陶芸工房 Paer2
おはようございます。
今朝のニュースで、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルがJAXA=宇宙航空研究開発機構の相模原キャンパスに到着したと伝えられました。苦難の旅の末、見事地球に帰った宇宙船、成し遂げた関係者の皆様には大拍手を送りたいですね。学術資料とロマンが乗ったカプセル、開くのが楽しみです。 そして、テレビから「相模原」の名前が聞こえるのも、ちょっと嬉しいですね。
さて、先日に続き、益子の話題を続けたいと思います。
昼食を済ませ工房にもどり、作業場の中を案内していただきました。ストックしてある材料の土や、ろくろ、絵付け前の壷や皿など、初めて見る工房の内部はワンダーランドです。 面白かったのは、杉本さんが使っていらっしゃる窯を見せていただいたとき、200V動力電源の電力料金について話が及んだことです。風林堂の煎餅焼きにも、同じく動力用電力を使っていますが、そのコストは陶芸家にとっても当然ながら負担だそうで、常々同様の感想を持つ私は、思わぬ意見の一致に力強く同意したのでございます。
▲現役の電気窯の内部です。
ニクロム線よりかなり太いカンタル線という電熱線が張り巡らされています。
およそ1300℃の高温まで加熱させ、十数時間を要するそうです。
▲絵付けをされる作業場。 土色の器が、魔法のように鮮やかになっていきます。
To be continued
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