おせんべい作り Feed

2025年4月 1日 (火)

直営店閉店のお知らせ

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2024年12月31日 (火)

2024年を振り返って

毎年の大晦日、一年を振り返えることにしています。風林堂と私の2024年はどんなだったのでしょう。

2024 今年最後の日の出

今年は、新年早々に大地震のニュースが飛び込んできました。極寒の中、被災された地域の映像を目にして、こころを痛めたことを思い出します。半年あまり後に同じ地域で、豪雨災害が追い打ちをかけ、残酷な仕打ちが続くことの理不尽さに、また悲しみを新たしたものです。大災害が起きる毎に、少しでも支援できることをと考え、義援のせんべいを作って、売上金を寄付してきましたが、今回も少しだけ協力しました。支援を惜しむ気持ちはありませんが、できるならこのようなことは、起きないでほしいと願うばかりです。

3 能登義援せんべい

風林堂に起きた大きな出来事が2つありました、父の代から原材料を一貫仕入れしてきた、原材料生地工場が、5月の末に突然破綻廃業し、主原料の供給が止まってしまいました。当然、商品の製造ができなくなり途方に暮れるとともに、一時は廃業も考えました。生地から製品まで一貫生産しているメーカーもありますが、それらのほとんどは大手で、小規模なせんべい屋の多くは、業者から生地を購入して、焼きと味付けのみをおこない製品化していますので、同じ業者から生地購入していた同業者は、同じ立場におかれて困ったと思います。いろいろ手を尽くして、代わりに供給してくれる生地屋さんを捜し当て、どうにか継続することができましたが、一部、製造を取りやめざるを得ない製品も出てきました。ファンのお客様や、取引先にはご迷惑おかけし、申し訳ないと思っています。新たに生地を供給してくださった3社の経営者は、幸いにどちらも良い人ばかりで、こちらの事情を察してくださり、快く取引きくださいましたので、ありがたいと感謝しているところです。

続いて、7月末ころに起きたのは、ギフト箱の製造を一括依頼していた、製箱業者の突然の廃業です。こちらは、家内工業の極小規模業者で、私より少し年上の経営者が、ほぼひとりで切り盛りしていました。昨年の後半くらいから、箱を製造する機械が、老朽化によって不具合を起こし、何度か供給不能に陥っていましたが、今年の旧盆前に、完全に修理不能となったそうで、廃業を伝えてきました。こちらも、一社委託していたので、代替業者を手配するように依頼しましたが、残念ながらその後何の音沙汰も無く、困り果てました。旧盆の繁忙期に、ラインナップほぼ半分のギフト商品が欠品する事態になり、頭を抱えたことを思い出します。幸い、その少し前に営業に来ていた都内の業者に手配をお願いすることができたので、9月頃には通常に戻すことができましたが、ギフト箱の単価は大幅に上がり、商品価格の見直しを余儀なくされました。

そして、日本中が直面し、今も続いている米の価格高騰問題です。先に書いた生地業者破綻の原因にもなっていますが、昨夏の猛暑で、米の収量が下がり、原材料加工用米が不足高騰していました。今年の春先には、今年度新米収穫時期までに、供給が途絶えるかもしないとの見通しもあり、不安な状況が続いていました。代替生地業者を探しているときにも、原材料米の供給不安から、当初、新たな取引きは難しいとの回答もあり、購入価格はそれまでよりかなり高く提示されていました。米の価格は、昨年秋頃から高止まりし、食用米では、それまでの倍近くでの購入を余儀なくされていますし、加工米に於いても、5割程の高止まりをしています。国際情勢から、生産現場での燃料価格、肥料価格等の上昇が、生産コスト押し上げ圧力になっているのは確かなので、仕方の無い部分もありますが、JAが公表している買い取り価格は、昨年比で2割~3割の上昇だそうですので、小売価格が倍近くになっているということは、流通コストを価格転嫁し過ぎているのではないかと勘ぐっていまいます。農家の皆さんが適正な利潤を得ることは大賛成ですが、流通業者が時勢に乗って過剰利益を得るというのは、所謂ピンハネなのではないかと思ってしまいます。この辺は、公表されている資料から読み解くことは難しいので、いずれはっきりすることを期待したいです。一方にこんな事例も。風林堂のせんべいを納めているアンテナショップに、地元の農家が米を納入しています。今年度の新米が収穫されたころ、5kg3000円(税込み)で販売していたのが、1ヵ月後に3500円に値上がりしていました。一年に一度収穫する米の直売価格が、時間経過と共に上がるというのは、どう考えても、納入者が市場動向を見ながら価格決めをしているように見え、過剰利潤を乗せているように感じられます。米の問題には、長く国の農政が影響を及ぼしてきましたので、現場の皆さんのお気持ちも理解はできますが、消費者の更なる米離れにつ繋がっては元も子もありません。現状打開を強く望みたいと思います。

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年末12月の20日過ぎに、悲しい知らせが届きました。SNS Facebookを通じて知り合い、10年以上懇意にしてもらった大切な友人が、58歳という若さで急逝されました。Fb上の友だちも多く、皆一様に深い悲しみを表明されています。これからも、長くのご厚誼を望んでいたところなので、喪失感でいっぱいです。年齢を重ね、これまでも大切な友人を何人か失ってきましたが、中でも最上級に含まれる悲しみです。私も間もなく高齢者の仲間入り。我が身を顧みて、元気で過ごすことの大切さを、再認識させられる事件でした。

こうして振り返ってみると、困難や問題が多かった一年のように間じれらますが、大晦日の今日、どうにか平静な気持ちで新たな年をむかえられそうなのは、とてもありがたいことだと思っています。1960年生まれの私は、来年65歳。新年4日に、高校の同窓会が開かれるので、同じく今年、高齢者の仲間入りする同級生と再会すると思います。仕事の第一線を退く時期になるので、どのような話しを交わせるのか楽しみです。

そして来年、風林堂は4月末で店舗の営業を終了することに決まっています。例年差し出している年末の優待ハガキにその旨記載して告知したところ、多くのお客様から閉店を惜しむ言葉を頂戴し、とても嬉しく思っています。後継者がいないための決断ですが、健康で元気なうちに、仕事以外のことに自分の時間を自由に割ける人生に踏み出したいとの思いから決断しました。「ぷりんたぶるせんべい」のオンラインでのサービスは、もう暫く続けますので、引き続きご愛顧いただけますと幸いです。

さて、仕事人生の最終版。もう少し頑張ってみようと思います。皆様、良いお年を。


2024年9月22日 (日)

プロジェクトXで「小惑星探査機はやぶさ」を

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昨日の、NHK「プロジェクトX」で、小惑星探査機「はやぶさ」初号機のストーリーを取り上げていました。当時は、テレビを賑わせ、映画も何本か作られ、大変な盛り上がりだったのを懐かしく思いだしました。イトカワから持ち帰ったサンプル入りカプセルを、地元の博物館で公開したときは、多分相模原市始まって以来最大の集客イベントとなったのではないでしょうか。それを機に作った、「はやぶさせんべい」は、その後2号機の大成功に合わせてバージョンアップし、今でも人気商品です。

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風林堂の店頭には、今でも「はやぶさ」初号機のミニチュアを飾っていますよ。

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2024年3月26日 (火)

弊社販売商品への紅麹使用について

平素は弊社商品をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。

現在報道されております「紅麹」につきまして、弊社が製造、販売しております商品におきましては、小林製薬製のものは使用しておりません。他メーカー製造の「紅麹色素」(着色料紅麹と表記)を使用しておりますが、こちらは食品の天然着色料として古くより広く使われており、弊社製品への使用量もごく僅かですので、健康への懸念はありません。安心してお召し上がりください。

当案件については、下記フリーダイヤル宛お問い合せください。(携帯電話からは042-777-4501)


2024年2月13日 (火)

能登半島地震義援せんべい

元日に起きた能登半島沖地震。発生から40日以上が過ぎましたが、被災された皆様には、まだまだ厳しい状況が続いているようです。過去の災害でも実施してきましたが、風林堂では今回も、被災地を支援するおせんべいを作りました。店頭にて1枚100円で販売し、売上金をすべて該当自治体か、支援団体に寄付します。ご来店の際、ご協力いただけますと幸いです。

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以下は、2回訪れたことのある石川県、能登地方で出会った皆さんに撮らせていただいたスナップです。一部店舗では、ニース報道で建物が被害に遭ったという状況も見ています。是非、早い復興をお祈りしたいです。

Nanao1 七尾一本杉通りの和菓子店。

Nanao3 七尾一本杉通りの和ろうそく店。

P8290178 輪島朝市のおばあさん。

Photo 輪島、海鮮料理店の大将。

P8280158 能登町の田で稲刈りをしていたおばあさん。


2022年8月11日 (木)

イラストせんべいonTV

今週の月曜日にオンエアされたバラエティ番組、日本テレビの「しゃべくり007」で、風林堂が作っている商品が、ちょっとだけ写りました。(ホントに一瞬w)横須賀市の菓子店に卸している商品「横須賀めぐりせんべい」。出演のタレントが、横須賀出身と言うことで、地元の名物のひとつとして選んでいただいたようです。私は見たことなかったので、先ほど動画配信で確認しました。見つけるのに難儀するくらいで、PR効果はほぼないでしょうけど、一応ご報告までw カレーのせんべいも作っていて、同じく横須賀市内で販売しているので、そっちを選んでくれたら、もうちょっと違った展開になったかも。残念!

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2022年1月 5日 (水)

お正月のおせんべい

新年が明け、風林堂の工場も今日が仕事始めです。お店は、年末大晦日まで、新年は3日より開けていましたので、多くのご来店を頂戴いただき、おかげさまで賑やかな年末年始でした。今日明日は、企業さま年始回りのギフトご注文を多く賜わっていますので、もうひとがんばりです。

本年も、是非ご愛顧よろしくお願いいたします。

22お正月せんべい。干支、松竹梅などおめでたいイラストを印刷しました。


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2021年12月24日 (金)

お正月ギフトできました

毎年恒例でお作りしている、迎春を祝うギフト箱。今年もできました。限定販売ですので、ご希望の方はお早めにお求めいただけますと幸いです。

2迎春せんべい小サイズ 税込み1566円

1_2迎春せんべい大サイズ 税込み2214円

風林堂のホームページからもお求めいただけます。


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2021年11月 5日 (金)

チョコレートのおせんべい始めました

毎年、気候が涼しくなるとお問い合わせが多くなる、「チョコでハートなおせんべい」、お待たせいたしました、今シーズンの製造と販売を開始しました。まだ、黒だけですが是非店頭にてお求めください。

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2021年10月18日 (月)

サラせんべい

毎年、入選作発表の時期には、多くのメディアで取り上げられる「サラリーマン川柳」。今回の募集が、35周年の記念回になるとのことで、スペシャルプレゼントとして、弊社のおせんべいを採用していただきました。その名も「サラせんべい」。上位100句に選ばれると貰えるようです。他にも豪華な賞品が盛りだくさん用意されているとのことですので、毎年応募されている方は勿論、腕に覚えのある方々、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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サラリーマン川柳オフィシャルHP


 

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