補助金申請
一昨年の年末、民主党政権から自民党政権に変わり、アベノミクスの名の下、様々な景気刺激策が打ち出されているのは周知のとおりです。この春には消費増税が実施されましたが、一般の消費に対する影響は限定的との観測が多く、政策のおかげで日本の経済は確実に良くなっているのだと思われます。将来へ持ち越された形の諸問題についてはこの際無視しておきます。
そんな現状において、私たち小企業への支援策も打ち出されていて、日本商工会議所が主体となって行うこの補助事業もその一環です。小規模事業者持続化補助金 従業員20名以下の小企業限定で、経営計画に基づいて実施する販路拡大等に最大50万円の補助金をくれるという、とてもありがたい大盤振る舞いです。
もともと中小企業への補助や援助、優遇措置は手厚かったのですが、返さなくても良いお金がもらえるというのは過去にあまり聞いたことがありません。(商店街など団体に対するものはありましたが)
こんな良い話しを放っておく手はありませんから、早速申請することにしました。と申しましても、ただ「お金下さい」とお願いするだけではダメで、補助金がそれなりに生きたお金として活用されるだろうという、説得力を持った内容の書類を作って審査を受けねばなりません。これが普段こういうことに慣れていない小企業の経営者にとっては高いハードルで、いきなり出鼻をくじかれて、早々にリタイアされる方も多いように聞いております。
幸い私は、企業勤めの経験が無い割には、こういったストーリーを組み立てるのが得意で、時間はかかりましたがそれなりのボリュームの資料を作ることができました。地元商工会議所が呼んでくれた経営コンサルタントに添削して貰いましたが、ほとんど手直し無しでOKを貰えたので、ありがたかったです。一昨日発送して、審査に臨むことになりましたので、1ヶ月後くらいには採択されたかどうか連絡が来るはずです。
首尾良く採択された場合には、風林堂に新製品がひとつできる予定なので、楽しみです。
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