唯一せんべい
当店からおよそ直線で3Kmほど離れた相模原の丘陵地に、市立と県立の自然公園「麻溝公園」・「相模原公園」に隣接する芸術系の大学「女子美術大学」(通称じょしび)があります。
ほぼ1ヶ月ほど前に、「女子美」のキャンパス内にある施設「女子美アートミュージアム」さまより。「ぷりんたぶるせんべい」の製作依頼がありました。 その名も「唯一せんべい」。 はじめ、メールオーダーを拝見したときには、“ただいち”を“ゆいいつ”と読み、勝手に、「世界に一つだけのおせんべい」などと、どこかの歌のタイトルのような思いこみをしていましたら、「林唯一」という。大正~昭和初期に活躍された、画伯の名と後から知りました。
沢山できた「唯一せんべい」→
製作依頼されたおせんべいの柄は、右の写真のような似顔絵入りのものです。 「さすが美大だなー」と感心していましたが、これも後で伺った話では、画伯ご本人の筆による自画像だそうです。
5月下旬から、7月下旬のほぼ2ヶ月間、同ミュージアムで、「祭りの装束・林唯一の眼」という企画展示があり、おせんべいは、ここでお使いいただいたようです。
近くにあって遠いところ、私にとっての女子美はそんなイメージでした。 今回、ご縁があって商品の配達に出向き、ミュージアムやキャンパス内を訪れたのをきっかけに、前述の企画展示を見せていただく機会を得ましたので、久しぶりの美術鑑賞させていただきました。
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