休日のコンチェルト
おはようございます。相模原は、乾いた晴天の朝を迎えました。冬型が続かない今年の冬ですが、ご家庭でも師走には片付けなければいけない所用が増えますから、晴れが多いと助かりますよね。
一週間ほど前、東京初台にあるオペラシティコンサートホールに、音楽を聴きに行って参りました。 当日のパンフレットは右の写真。若い女性のソリスト3人が、それぞれの楽器で、日本で最も愛されているであろう協奏曲を演奏しました。
オーケストラは「サンクトペテルブルグ祝祭管弦楽団」とか。 オーケストラのメンバーも比較的若い奏者が多く見受けられ、所謂気鋭のオーケストラといった位置づけなのでしょうか?
ソリストは、中村アヤサ(ヴァイオリン)yumi(フルート)今川裕代(ピアノ)の三方。3人とも若く、特に中村さんは現役女子高生というから驚きです。もちろん音楽科在籍ですが・・・天然水のTVCMに出演されていたとのこと。今川さんは最もキャリアが豊富で、音楽賞も受賞されている経歴の持ち主です。フルートのyumiさんは、NHKのクイズ番組で、レギュラー奏者を勤められていたとか。 皆さん若くして、大活躍の逸材というわけです。
演目は、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト、モーツァルトのフルートコンチェルト#1、そしてチャイコフスキーのピアノコンチェルト#1。言うまでもなく、どれも超有名且つ愛されている名曲です。
華麗且つ変化に富むメンデルスゾーン、チャーミングで快活なモーツァルト、ドラマチックで重厚なチャイコフスキーと、それぞれ時代も個性も違う組み合わせは、なかなか楽しい選曲でした。 特にピアノ#1は、個人的に最も愛する曲のひとつなので、久々に聴いた生演奏に、気持ちも高揚しました。
今回同行いただいたのは、風林堂のパッケージデザインなどを何度か依頼している、横浜在住のグラフィックデザイナー滑谷章(ぬかりやあきら)氏。開演より少し早めに待ち合わせ、氏の若き頃、東京芸大時代の話など聞かせていただくのは、私の知らない世界を垣間見る、こちらも楽しいひとときです。
年末を前にしたこの時期、僅かに気持ちの安らぐ良い休日を過ごせました。
パティオに置かれた大きなツリー、高さおよそ15m以上。夕暮れに映える素敵な演出です▲
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