迷子のEメール
インターネットビジネスで不可欠なのが、Eメールでのやり取りですね。受発注や代金の決済、データの交換、コンプライアンスの伝達など多岐に渡ってのコミュニケーションが瞬時に行えるので、ネット社会においては、もはや欠かせないツールと申せましょう。
Eメールは、PCで扱うものと、携帯キャリア各社が独自の企画で運営しているものがあります。もともと別の仕組みのものなので、互換性が低かったらしいですが、携帯各社が手当をすることで、やり取りが可能になっていたということです。近年スマートフォンの普及と共に、その違いを意識することは少なくなったと思いますが、ユーザーサイドの運用面では、なかなか難しい部分がまだあります。
風林堂のオーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」においては、受発注業務をほぼ100%インターネットメールで行っております。サイトから、フォームメールでお問い合せやご注文を頂戴し、その後様々なやりとりをさせていただくのですが、最初の段階で記載していただくメアドのスペルやドメインが間違っているとか、携帯電話のアドレスで、スパム対策としてPCドメインのEメールに、拒否設定されているケースが希にあります。
そのような状態で送信されると、風林堂が使っているサーバーから、下図のようなメッセージが届き、こちらからの返信が出来ないということが起きます。
このケースは、単純なタイプミスで、使われていたのが大手ドメイン名で、明らかに間違っているだろうと推測されましたので事なきを得ましたが、私が存じ上げないドメインだったり、携帯メールで着信拒否されている場合には、お手上げとなります。このようなことを防ぐため、申し込みフォームには細かく注意を書き入れ、レスポンスメール送信時にも、その旨お伝えしていますが、万全とは参りませんね。
メアドのタイプミスといったケアレスミスで、大切なコミュニケーションが滞ることになると、必要なものが必要なときに届かないといった、消費者としても困ったことが起きないとも限りません。次回は、こういったミスを無くすための簡単な方法をご紹介します。
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