映画「ザリガニの鳴くところ」
昨日の休み、久しぶりに劇場鑑賞しました。「ザリガニの鳴くところ」。意味不明のタイトルに誘われ、原作がよく売れたミステリーらしいということ以外は何も知らずに見たのですが、なかなか面白かったです。アメリカ南東部ノースカロライナの湿地帯にひとり暮らす若い女性が主人公。ある事情で、子どもの頃に一家離散。10歳頃から誰の助けも無く、世捨て人の如く生き抜いてきた彼女の身近に起きた事件をテーマに、その驚きの半生と、事件の真相に迫る謎解きが重層に描かれます。1960年代初頭の米国、繁栄を謳歌する時代に於いて、独特の歴史、文化と価値観が見える田舎町の人たち。さらに、それらからも隔絶され、水辺の一軒家に住み、他人との接触を拒んできた若い女性をメインに据えたストーリー展開は、静かながらテンポ良く、最後まで惹きつけられました。主演女優は初めて見たのですが、その生い立ちからくる、いつも怯えたような表情仕草が檄ハマリで、良いキャスティングと思いました。手つかずの湿地帯を写す映像がとても美しいので、映画ファンの皆様には、是非劇場でご鑑賞をとプッシュ致します。
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