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2015年12月31日 (木)

1年のしめくくりに寄せて

2015年も最期の1日を残すのみになりました。年末年始が、かき入れ時のおせんべい屋は、勿論まだお休みではありません。今年は、年末にイレギュラーな大仕事が舞い込んだため、生産の計画が大きく狂い、年末ギリギリまで、そして新年2日からも工場の仕事に携わることになりそうです。製造と販売を一環で行う仕事ですから、商品が無くなっては商いになりませんので、対応せねばなりません。大変ですが、ありがたいことだと思っております。

1015 2015年最後の日の出

そんな大晦日に、今年1年を振り返ってみますと、一言、仕事に追われ、とても忙しく過ごしてきたというのが感想です。春先より始まった、大口の商品供給が、予想通りの生産増加をもたらしました。また、3年前に導入した、カラー印刷対応の「ぷりんたぶるせんべい」が、3期連続受注増の増産となり、期末には、好決算にて締めくくることができました。ビジネスの前線では、時に、需要に応えられないケースも起きていましたので、秋に設備投資によるプリンターの追加導入に踏み切りました。その効果で、今年の後半からは供給能力が上がり、大口需要への対応と、作業時間の短縮にも繋がりました。

しかし、対応すべき来年に向けての経営課題も見えておりますので、それらを改善することで、更に安定した運転に努めたいと考えております。

◆◆◆

数年前に始めたFacrbookで交流させていただいている友人がおります。知り合った当時は、人材マッチングを行う会社の社長をなさっていましたが、曲折を経て、現在シナリオライターに転職されています。その経緯もドラマなのですが、お仕事として携わったミュージカル作品の内容について書いてみたいと思います。

タイトルは「WAYOUT」。キャスティングは、全員がスーツを纏ったビジネスマンという、ミュージカルとしては異色の設定です。

Wayout謝金漬けで、財政破綻目前の日本を、正体不明の外国が、国ごと買収(MBO)しようとしている。そして、ここに至った責任を、国や企業のリーダーに押しつけ、彼らを庶民の代表者が、公開裁判で裁くことになった。というのが大まかなストーリーです。いかにもハードなビジネスシーン活躍されていた、元会社経営者らしい視点ですよね。

テーマや締めは、裁く側と裁かれる側、同じ日本人同士がいがみ合うことをやめ、共に未来に向けやり直そうという、心熱くなるもので、何度か観劇するたびに楽しませてもらいました。

ストーリーの半ば、公開裁判の場に立たされる若き経営者が登場するシークエンスがあります。裁くのはその企業で働いていた社員。労使の対立が、感情の対立になり、強い言葉での応酬となります。その場面で、双方が絡んで歌うのが「360時間」という曲です。

●本気だという、必死だという、でも本当にそうか?
ならばなぜやらなかった、やりきるまでやらなかった。

■必死にやってるさ、今月は360時間働いた、誰のための360時間、何のための360時間
考えるな、その先を考えるな、おれたちはそうやって必死にやってる。

●ひと月360時間?それがどうした。1日にしたら12時間たった半分だ。
俺たちが遊んでばかりいると思うな。会社経営したその日から、恐怖クラブに入会さ。
永久会員退会不可能、500時間は仕事して、遊んでいるときも眠ってる時も、仕事のことが離れない。本気なら、必死なら、そのくらいやってみろ。恐怖クラブへようこそ♪ 

こんな内容です。どうでしょう。私は小規模ながら、会社経営者なので「恐怖クラブに入会さ」というフレーズと、その後に続く歌詞の内容に、強い共感を持ちました。明日、1ヵ月後、1年後そして10年後のことを考えながら、今、何を為すべきか常に考え続ける。同時に、目の前の課題克服にも取り組まなくてはならない。ライバル企業には脅かされ、明日も順調である保証はどこにもなく、小さなミスが、取り返しのつかない命取りになることもある。頼れるのは自分自身のみ。「恐怖クラブ」の会員規約とは、こういったものかもしれません。

そんな大変な思いを抱えながら、なぜ会社を切り盛りする立場にいるのか。それは、いうまでもなく、それ以上のリターンがあるからです。究極の自己実現がそこにあるからです。そして、その恐怖に打ち勝つには、自分自身に投資し、多くの経験値を得て、人脈を作り、リーダーとしての人的資源を高めることが必須だと思っています。

「恐怖クラブ」に身を置く、リアルなスリルと、充実感。こんな思いを確認する機会を得た今年。盤石な経営を目指すため、昨日より今日が成長した自分でありたいと思う1年の締めくくりです。

最後に、私が最も好きな先人の言葉を紹介します。

「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。」

言葉の主は、イギリス人の銀行家、あるいは探検家と2つの説がありますが、心に留めて置くべき名言と思いませんか。


YouTube: Biz-tainment THEATER「WAYOUT 2015」

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