DNAの本
昨年2月頃より本格的になった新型コロナウイルス感染拡大が、1年超となりました。政府としてはオリンピック開催に向け、何とか収束させたいところでしょう。2度目の緊急事態宣言が今日で終りますが、この間の新規感染者数や、死亡者数の推移を見ていると、市民の行動自粛だけではもはや限界があるのではないかと素人目には写ります。やはり、パンデミック収束の決定打は、ワクチンと効果的な治療薬に尽きるのではないかとも思うところです。
欧米のファーマが開発したワクチンが、感染防止にかなり効果があると言われていますね。最も早く実用化されたワクチンは、mRNAワクチンというものだそうで、今までになかったタイプの医薬品だそうです。(mRNA医薬品とは) これまで研究開発は進めれられていましたが、実用化の実績がなかった新しい創薬技術であるmRNA医薬が、新型コロナウイルスパンデミックという人類の危機への対応で、その優位性が生かされ、一気に実用化されたということだそうです。
メッセンジャーRNAって何だっけ・・ということで、少し前に読んだ本を引っ張り出してきました。「遺伝子」「染色体」「DNA」「タンパク質」「二重らせん」「ヌクレオチド」「デオキシリボース」「リン酸」[ミトコンドリア」「塩基配列」「ゲノム」「DNAポリメラーゼ」「トランスポゾン」「ベクター」「セントラルドグマ」「センス鎖」そして勿論「RNA」「mRNA]「tRNA」などなど。昔、中学校の理科か、高校の生物で習ったような語句が沢山でてきますが、もう一度整理してみて、何となくおぼろげに理解できました。
ちなみにですが、このところ、すっかり慣用句のように使われるようになった「DNA」。例えば、日本人のDNAに刷り込まれたとか、企業のDNAだとか、要するに、世代を超えて引き継がれる文化や心持ちなどを伝えるする物質、つまり遺伝子と同義語で使われていますが、DNA=遺伝子ではないことを、再確認しました。これから、駄文を書く際には、気をつけねば。
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