映画の感想「セイント・フランシス」
主人公と、少女のひと夏の触れあい・・というと、何だか'80s映画の焼き直しかよ・・と思われそうですが、そうではありません。設定には一癖二癖。そもそも、子守り(映画ではナニーと称されている)に採用されるまでも一山二山。少女の親は、黒人&ヒスパニック二人の女性、そうレズビアンカップルです。二人には、生まれたての赤ん坊もいます。赤ん坊の母親の、高齢出産、産後鬱なども、切実感満載で描かれますので、(父親につていは不明)主なキャストたちの至る所に大小の問題だらけなのです。メインテーマとなっている、賢いけど腕白なフランシスとの子守りエピソードは、どこを取っても楽しく面白く、子役の達者な芸もあって、微笑みながら見入ってしまいます。(フランシスはメチャかわゆす~です)一方、同時平行して語られる、もう一つのテーマ、ブリジットの私生活は、映画でこんな表現あっただろうか・・というオンパレード。女性の生理、避妊、妊娠、中絶などが、リアルに描かれますが、それに沿うブリジットの心象と行動が、やけにライトなのに驚きです。中絶の原因となるパートナーも、恋人でなく「セックスフレンド」というのも、今風なのですね。とても新鮮です。
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