2016年1月 1日 (金)

賀詞

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2015年12月31日 (木)

1年のしめくくりに寄せて

2015年も最期の1日を残すのみになりました。年末年始が、かき入れ時のおせんべい屋は、勿論まだお休みではありません。今年は、年末にイレギュラーな大仕事が舞い込んだため、生産の計画が大きく狂い、年末ギリギリまで、そして新年2日からも工場の仕事に携わることになりそうです。製造と販売を一環で行う仕事ですから、商品が無くなっては商いになりませんので、対応せねばなりません。大変ですが、ありがたいことだと思っております。

1015 2015年最後の日の出

そんな大晦日に、今年1年を振り返ってみますと、一言、仕事に追われ、とても忙しく過ごしてきたというのが感想です。春先より始まった、大口の商品供給が、予想通りの生産増加をもたらしました。また、3年前に導入した、カラー印刷対応の「ぷりんたぶるせんべい」が、3期連続受注増の増産となり、期末には、好決算にて締めくくることができました。ビジネスの前線では、時に、需要に応えられないケースも起きていましたので、秋に設備投資によるプリンターの追加導入に踏み切りました。その効果で、今年の後半からは供給能力が上がり、大口需要への対応と、作業時間の短縮にも繋がりました。

しかし、対応すべき来年に向けての経営課題も見えておりますので、それらを改善することで、更に安定した運転に努めたいと考えております。

◆◆◆

数年前に始めたFacrbookで交流させていただいている友人がおります。知り合った当時は、人材マッチングを行う会社の社長をなさっていましたが、曲折を経て、現在シナリオライターに転職されています。その経緯もドラマなのですが、お仕事として携わったミュージカル作品の内容について書いてみたいと思います。

タイトルは「WAYOUT」。キャスティングは、全員がスーツを纏ったビジネスマンという、ミュージカルとしては異色の設定です。

Wayout謝金漬けで、財政破綻目前の日本を、正体不明の外国が、国ごと買収(MBO)しようとしている。そして、ここに至った責任を、国や企業のリーダーに押しつけ、彼らを庶民の代表者が、公開裁判で裁くことになった。というのが大まかなストーリーです。いかにもハードなビジネスシーン活躍されていた、元会社経営者らしい視点ですよね。

テーマや締めは、裁く側と裁かれる側、同じ日本人同士がいがみ合うことをやめ、共に未来に向けやり直そうという、心熱くなるもので、何度か観劇するたびに楽しませてもらいました。

ストーリーの半ば、公開裁判の場に立たされる若き経営者が登場するシークエンスがあります。裁くのはその企業で働いていた社員。労使の対立が、感情の対立になり、強い言葉での応酬となります。その場面で、双方が絡んで歌うのが「360時間」という曲です。

●本気だという、必死だという、でも本当にそうか?
ならばなぜやらなかった、やりきるまでやらなかった。

■必死にやってるさ、今月は360時間働いた、誰のための360時間、何のための360時間
考えるな、その先を考えるな、おれたちはそうやって必死にやってる。

●ひと月360時間?それがどうした。1日にしたら12時間たった半分だ。
俺たちが遊んでばかりいると思うな。会社経営したその日から、恐怖クラブに入会さ。
永久会員退会不可能、500時間は仕事して、遊んでいるときも眠ってる時も、仕事のことが離れない。本気なら、必死なら、そのくらいやってみろ。恐怖クラブへようこそ♪ 

こんな内容です。どうでしょう。私は小規模ながら、会社経営者なので「恐怖クラブに入会さ」というフレーズと、その後に続く歌詞の内容に、強い共感を持ちました。明日、1ヵ月後、1年後そして10年後のことを考えながら、今、何を為すべきか常に考え続ける。同時に、目の前の課題克服にも取り組まなくてはならない。ライバル企業には脅かされ、明日も順調である保証はどこにもなく、小さなミスが、取り返しのつかない命取りになることもある。頼れるのは自分自身のみ。「恐怖クラブ」の会員規約とは、こういったものかもしれません。

そんな大変な思いを抱えながら、なぜ会社を切り盛りする立場にいるのか。それは、いうまでもなく、それ以上のリターンがあるからです。究極の自己実現がそこにあるからです。そして、その恐怖に打ち勝つには、自分自身に投資し、多くの経験値を得て、人脈を作り、リーダーとしての人的資源を高めることが必須だと思っています。

「恐怖クラブ」に身を置く、リアルなスリルと、充実感。こんな思いを確認する機会を得た今年。盤石な経営を目指すため、昨日より今日が成長した自分でありたいと思う1年の締めくくりです。

最後に、私が最も好きな先人の言葉を紹介します。

「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。」

言葉の主は、イギリス人の銀行家、あるいは探検家と2つの説がありますが、心に留めて置くべき名言と思いませんか。


YouTube: Biz-tainment THEATER「WAYOUT 2015」

2015年12月24日 (木)

お正月準備中

12月も後半になり、そろそろ新年の準備をする時期になりました。

今年も、お正月らしく、おめでたいイメージの商品を作りました。来年は申年。少しひょうきんで、愛らしいポーズの猿のイラストを見つけて、配しました。

小さいサイズを100箱、大きいサイズを50箱限定で作ります。小さいほうは、市内のアンテナショップ「sagamix」でも扱ってもらいますので、相模大野近くのお客様のお目にとまることもあるでしょう。

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2015年12月13日 (日)

社会問題と書物

 定期購読している有料メルマガ、今月初めに配信された内容が、画像の本を解説したものでした。後藤健二さん湯川遥菜さんの事件が起きた際、マスコミの会見で注目された、同社大学教授で、日本で唯一のムスリムのイスラーム法学者、田中考さんの著作です。 

Photo_5ISISが主張するイスラーム原義と、“正統派”のムスリムおよび西欧の価値観がなぜ相容れないのかが書かれているそうで、●イスラームとヒューマニズムは両立できない。●イスラームにはテロを批判する論理がない。●死や不幸は神の意思として受け入れる」という信仰。●サラフィー主義では、自由や平等、人権、デモクラシーなどの近代的な価値を認めない、等々。


 世の中の仕組みや、原理を教えてくれる書物を読むのが好きな私には、とてもエキサイティングで、ゾクゾクしました。まるまる1冊読む時間とリテラシーが足りない自分には、ありがたい内容です。 一方、フランスや中東で起きているテロリズム。ISISと西欧との対立を解消することが、いかに困難かも思い知らされます。日々語られる、ISISと諸国の戦いへの報道や解説が、いかに表面的で偏っているかもよく分かります。 

 また、田中氏の考えるイスラームの世界観とは「この世界は過去から未来へと連続するものではなく、神が一瞬ごとに創造しているのだという。私たちはすべて、「過去」の記憶を持たされてこの瞬間に生まれ、そして消えていくのだ。」というものだそうです。

 これを受けて、メルマガの著者は、以下のように結んでいます「ムハンマドは6世紀後半から7世紀前半のひとで、進化論や分子遺伝学、相対性理論や量子力学はもちろん万有引力の法則すら知らなかった。いくら宗教的天才とはいえ、むかしのひと考えたこと(それも、たたかいのなかで味方を叱咤激励するためのとっさの言葉)を現代社会に通用するように“論理的に”語ろうとすれば、このような思考の迷宮にはまりこむのは当然に思えるが・・・。

2015年12月 6日 (日)

地元チームを応援2

先月末のラグビー観戦に引き続いて、昨日は女子サッカーチームの応援に行って参りました。

なでしこリーグ2部に所属する「ノジマステラ」。チームは、シーズンを終え2部リーグの2位となり、1部との入れ替え戦です。相手は、元代表選手も所属する、大阪高槻。試合会場は、前回同様徒歩圏にある、麻溝競技場(ギオンスタジアム)です。

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ホーム&アウェイの2試合の初戦。結果で一部への昇格ができるとあり、注目の1戦。多くの観客や、サポーターが来ていました。女子サッカーの試合を生で見るのは初めてでしたが、選手の声も聞き取れる間近での観戦は、やはり良いものですね。

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試合は、前半終了して2対0と劣勢でしたが、後半20分過ぎに1点を返し、終了間際アディショナルタイムに同点に追いつくというエキサイティングな結果で、引き分けとなりました。次節に期待です。

近所に、スポーツイベントの中心となるスタジアムがあって、応援できる地元チームがある喜びを満喫した一日となりました。

2015年11月29日 (日)

地元チームを応援

風林堂のある神奈川県相模原市には、地元をホームにするプロや、社会人の強豪チームがいくつかあります。三菱重工相模原ラグビー部ダイナボアーズもその一つ。今年は、ラグビーW杯が開催され、ラグビーが大注目されましたが、ジャパンの中心選手達が多く所属している、頂点トップリーグの一つ下のカテゴリー、トップイーストリーグに所属し、毎年上位の成績を上げ、上への昇格を狙う位置にいます。

今年もシーズン後半まで全勝の大活躍で、トップチャレンジに進むことは間違いないでしょう。

そんな時期、チームからマスコットキャラクター入りのおせんべいを注文いただきました。納品場所となるスタジアムが、普段の散歩コースにある近さなので、納品後に試合観戦と、応援に行って参りました。

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鍛え上げられた選手達がぶつかり合うのを、間近で見られるのは大迫力です。試合は、終始ダイナボアーズが主導権を握り、相手を1トライに抑えて圧勝。次の最終戦で全勝同士の釜石と、優勝をかけて戦うことになりました。

全勝優勝を目指して、ガンバレダイナボアーズ!


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手焼きせんべい風林堂のホームページ せんべい印刷「ぷりんたぶるせんべい」
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2015年11月19日 (木)

印刷おせんべいギフト

手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れ、似顔絵やメッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面でお使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」。この、初秋に頂戴したご注文を紹介いたします。

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オリジナルでお作りいただいたおせんべいを、何枚か詰合わせて、ギフト仕様になさりたいという御希望は多く承りますが、今回のように、印刷された大判のおせんべいと、細かいあられをセットにしたものは、初めてでした。

お客様から承ったご予算と、バリエーションを鑑みて提案させていたいたところ、とても気に入って下さいましたので、この形で納めさせていただきました。

何らかのご披露で、引き物としてお使いくださったようですが、お受け取りになられた皆様へのインパクトは、大きかったのではないかと思っております。


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2015年11月 4日 (水)

今年も夢っこ達が来ました

風林堂が当地に開店して間もなくから、ご縁があって交流させていただいている、近所の公立小学校「夢の丘小学校」。今年も、仕事体験の子供達がやってきました。

昨年は、実施日が定休日と重なったため、2年ぶりです。今年は、女の子3名。とても元気で、賑やかに仕事をしていってくれました。お昼休みの間にも、お手伝いをしてくれて、とても助かりました。普段の授業と全く違う経験を、楽しんでくれたようでよかったと思います。

通学で毎日店の前を通るらしいので、時々元気な顔を見せてくれれば嬉しいですね。

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2015年10月18日 (日)

「はやぶさ2」快調に飛行中

数日前の新聞記事によりますと、昨年12月、種子島宇宙基地より打ち上げられた「はやぶさ2」は、トラブル無く、地球の内側を通る軌道上を順調に飛 行しているそうです。間もなく再接近し、地球を追い越す際、地球の重力を利用して加速し、地球と火星の間で太陽を周回する小惑星「リュウグウ」へ向かうこ とになるそうです。この軌道変更を「地球スイングバイ」という技術だそうで、日程は12月3日の予定とか。

遠隔操作だけで、このようなことができるとは、本当に素晴しい技術ですね。是非今回もミッションを成功させ、地球と火星の間にある小惑星「リュウグウ」に無事到達し、お土産を持ち帰って貰いたいと思います。

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風林堂では、今年の春先より、筑波宇宙センターミュージアムショップからのご依頼で、「はやぶさ2」のおせんべいを作って納めております。前の初代「はやぶさ」より、少しかわいらしいデザインとなり、大変人気を頂戴しているとのこと。「リュウグウ」への到着は3年後、地球への帰還はさらにその後になるという、長期のプロジェクトですが、良いニュースが続くよう願いたいです。


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2015年9月29日 (火)

ニュース記事より

昨日報道された芸能ニュース。歌手で俳優の福山雅治さんと、女優の吹石一恵さんが、結婚されたそうですね。このところ、災害報道や、国会の混乱、東京オリンピックがらみのもめ事など、あまり良いニュースが無かったところなので、おめでたい話題は歓迎されると思います。(お二人のファンには、がっかりされた方も多いでしょうか。)

このことに関連して、今朝のラジオから流れてきたお話。奥さまになられた、一恵さんの父上は、元プロ野球、近鉄バファローズの選手だった方だとか。全く知りませんでした。

吹石 徳一選手と言えば、1979年のプロ野球日本シリーズ、近鉄vs広島、第7戦の、あの「江夏の21球」で知られた、伝説のシーンに登場する選手の一人です。

Slow_curve2お二人の結婚話から、突然25年以上前の野球の話題に飛ぶのですが、理由はと言えば、あまりにも有名な「江夏の21球」の原作者。スポーツライターの草分け的存在、故山際淳司氏とは、薄いながらご縁があったからです。もともと山際氏の著作が好きで、発刊される単行本は、すべて入手していたのですが、あるとき、取引先のお店のご主人が、山際氏と幼なじみで、親友だったと知りました。

そんなことがあり、たまたまそのお店を訪問しているときに掛かってきた電話で、一度だけお話しさせていただく機会に恵まれ、ファンだと告げると、是非一度事務所を尋ねてくれとおっしゃっていただきました。大喜びしたのもつかの間、その後間もなくして、鬼籍に入られましたので、お会いする機会はありませんでした。今から思っても、とても残念でした。

山際氏の、クールな視線と、センス溢れる文体が好きで、自分が趣味でたまに書いている、映画の感想文などに、影響を受けているなぁと感じています。

昨日から今朝の話題を聴きながら、こんなことに思いを馳せたのですが、日本広しといえども、芸能人の結婚話しから、「江夏の21球」を連想したひとは、ほとんどいないでしょうね。

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