2015年1月29日 (木)

小さな旅=高幡不動のだるま市

年があらたまり、1ヵ月が過ぎようとしている1月の最終週、お正月の代休を頂戴しています。滅多にない連休なので、どうやって過ごそうか考えているときに、たまたま目にした行事暦で、東京都下、高幡不動のだるま市が開かれることを知りました。

毎年、1月の28日に開かれるそうで、今年は私たちのお休みに重なりました。幸いお天気にも恵まれそうなので、長い歴史のある有名な市に行ってみることにしました。

電車を約1時間乗り継ぎ、降り立った京王線「高幡不動駅」は、東京のベッドタウン然とした近代的な駅前の雰囲気と、お不動さんの門前町らしい賑わいが混ざった街でした。

3_2 ◆小さめのかわいいだるまさん達

2_2 ◆大きいだるまの後頭部w

4_2 ◆横顔のクローズアップ

1_2 ◆間もなく90歳だというおばあさんが、
お客の依頼の文字をだるまに書き入れていました。

小高い丘に点在する社。細い参道に立ち並ぶ大小沢山のだるま。よく見るとそれぞれの顔にも個性があります。冬晴れの空気に響く威勢の良い呼び込みの声と、お客さんとの掛け合いも楽しく、気持ちの良い時間が流れていました。我が家に飾る小さめのものを何個か買い求め、お土産のおまんじゅうと共に、休日の小さな旅を終えました。

2015年1月17日 (土)

大震災

今日1月17日は、20年前に阪神淡路大震災が起きた日です。朝から追悼や、防災意識を喚起する番組が多く放送されていますね。当時、テレビの生放送で伝えられる惨状を見ながら、言葉を失ったのを思い出します。4年前の東日本大震災は、津波の脅威を目の当たりにしましたが、関西の大都市直下で起きた大地震は、人が作り上げてきた頑丈な構造物が、一瞬で木っ端微塵に破壊されるという意味で、違った衝撃を受けたものでした。

どちらの災害も、地震国日本で暮らしていれば、自分自身に何時起きても不思議では無い訳で、こうした機会がある毎に、今現在平和に過ごしていられるのは、単なる偶然なのではなかろうかという、無常観さえ抱いてしまいます。加えて、被災された皆さんの、復興に向けた苦闘を伝え聞くと、もしこれが自分だったらと、その困難さを想像し身震いしてしまいます。

小規模事業を営む身は、ある日その基礎である製造設備などの資産が失われたら、すぐに生きる糧を失います。あるいは、取引先の多くが被災してしまったら。福島原発が陥りかけた危機、首都を含む広大な地域が核で汚染されたら。そして何より、自分の身体が痛んで働けなくなったら・・。 人知を超える大災害で被災したとき、その後復活への意欲が持てるのかどうか、自信が持てません。

しかしながら、自由が保障された国に生きている以上、その対価として自分の生活は自分で守らねばならない義務がありますから、こういった機会に知恵を出し、リスクを少しでも軽減できるよう考えていく必要があります。  天災は忘れた頃に必ずやってくると肝に銘じて。

Photo

2015年1月 7日 (水)

母校からのオファー

お正月の風物詩といえば、「東京箱根間往復大学駅伝競争」いわゆる箱根駅伝ですね。毎年楽しみにしていらっしゃる方も多いと思います。今年は息子の通う大学が完全優勝を果たすという結果になり、我が家も大いに盛り上がりました。

本当は自分の母校の活躍を見たいところですが、かつては古豪と言われた歴史ある専大陸上部も、このところはイマイチ低迷していて、たまに本大会までこぎ着けても、上位に顔を出すことが滅多になくなり、やや寂しいお正月ではあります。大学スポーツで、メディアが大きく取り上げるのは、唯一この駅伝のみですから、ここで大学名を連呼されると、普段マイナーな我が母校も多少は名前を知ってもらえる機会になるのになぁ~などと、やや自虐的な期待などしてしまうのであります。

卒業から30年以上経っても、こういった機会に愛校心が蘇ってくるものですが、昨年末に、何と母校の購買部から、大学のオリジナルせんべい製作のオファーがあり、嬉しいオドロキと相成りました。詳細は今後打ち合わせるのですが、商談を兼ね卒業以来一度も足を踏み入れていないキャンパスに行ってみようかななど算段し、何となくワクワクして参ります。

専修大学のキャンパスは、川崎市多摩区の小高い山の上にあり、学生の頃には億劫だった坂登りも、今なら楽しく行けそうです。さて、どんなおせんべいが出来上がりますか・・。

Photo_2

写真は、創立100周年だった入学年時に貰った、校歌と応援歌が録音されたレコードです。
表に生田キャンパス、B面に神保町キャンパスが印刷されたEP盤。
レコードプレーヤーが無いので、もはや聴くことは容易ではありません。

2015年1月 1日 (木)

賀詞

Photo_2

2014年12月31日 (水)

年末に思うこと

2014年もあと一日を残すだけとなりました。個人的に振り返ってみると、仕事に没頭し、ある程度の結果が残せた一年だと思っております。特に、夏から初秋以降は、お休みをほとんど費やさねばならないくらいの仕事量となり、厳しいながらも充実していたと思います。その一方で、趣味や余暇を削らなくてはならない状況には、ややストレスもありますが、50代男としては喜ばしいことと、ポジティブに受け止めるべきでしょう。

この結果を、先日の総選挙で大勝した、与党政府の政策の恩恵と受け止めるべきか、あるいは自分と会社の努力の結果と受け止めるべきか、その両方なのか、確たる分析が出来るわけもありません。しかし、常々思っているのは、小規模事業者の場合、経営状況の優劣は、基本的に経営者の努力がすべてではないかということです。勿論、好不況がまともに反映される企業もあるとは思いますが、対象とする顧客や市場が限定される小企業の場合、世の中の大きな流れ、例えば全体の個人消費が数パーセント増えたというような状況が、自身の売り上げに即反映されるということは、考えにくいのではないでしょうか?(だからトリクルダウン説には否定的です) 効率的な市場においては、競争力に長けた企業が成長し、そうでない企業は退出を余儀なくされるというのが大原則であり、私たちもそれから逃れられる訳はありません。

一方、私たち小事業者にとって、インターネットの普及に伴い、市場が劇的に広がったことは大きな恩恵です。この無限のマーケットに向け、自社のサービスや商品への支持をいかに獲得し、売り上げに結びつけるか、経営者達は常に考え努力すれば、自ずと結果は付いてくるのではないでしょうか。 「伽藍を出てフリーなマーケットへ」が、これからの経営スタイルだと確信しております。

新年には新商品の投入と、新規の商談が決まっています。新しい年が着実なステップアップに繋がるよう、気持ちを引き締めて最後の一日を過ごそうと思います。

Photo●2014年最後の日の出

2014年12月 5日 (金)

設備投資資金

来年春頃に向け、新しい商談を進めております。まとまると、年商に占める割合がそこそこに大きくなる取引きなので、平行して製造の環境を更新することも検討しています。

設備投資と言えば気になるのが資金です。早速地元の金融機関に相談を持ちかけたところ、今期の決算がまあまあだったこともあり、融資OKという快い返事をもらえました。地域密着の信用金庫なので、中小企業向けの割と良い条件を提示してくれ、有りがたいなと思っていました。

その後、機械屋さんとの見積りや仕様の交渉をしている間に、こんどは地元の商工会議所の告知で、政府系金融機関の資金融資があることを知ります。これは何と、返済期間中36ヵ月分は、金利の70%を市が補助してくれるという好条件。元の金利は、先の信金とほぼ同じなのですが、これは大きな差です。

どちらを使うべきか明らかなのですが、心情的には民間の信金を優先したいと思うところもあり、ちょっとした葛藤に陥る訳です。いえ、勿論人情より実を取ることになるのは間違いないと思いますが、もう少し高い目線から見れば、これは明らかに所謂民業圧迫の例と思えます。こういった例は他にも有り、民需活用で景気浮揚という政府のかけ声とは、若干違う現実もあるのではなかろうかと、ふと思ってしまうのです。

(勿論、民間金融機関と連携した、行政の補助制度も別には存在し、既に利用もしております。念のため)

Photo_2

2014年11月25日 (火)

来年の準備

11月も残り一週間となりました。残すところ今年もあと1ヵ月という訳です。一年経つのが早いよね~というのは、中高年には常套句ですが、有名なジャネーの法則によると、歳月の経過が早く感じられるのは、ある程度の年齢以上の人には共通のことらしいです。しかし、つい最近暑さが和らいだばなりなのに・・・なんて思う私はさすがその上を行っているかも・・と少し不安になったりします。

そんな年末間近、2015年のカレンダーが届き、もうじきお客様にお配りする時期になりました。これを発注したのは、梅雨明け間近の7月中旬。遠く、北東北のカレンダー屋さんに毎年頼んでいますが、今年も同じデザインにしました。

毎年楽しみにしているとおっしゃって下さるお客様、あるいは、今年はいつ頃から配りますか?と、お聞きなる方も。同じデザインで作り始めて5年ですが、風林堂のお客様のお宅では、このデザインを気に入って飾って下さっていると思うと、嬉しいものです。

Photo

2014年11月14日 (金)

小さな楽しみ

早朝におせんべいを焼きながら楽しみに聞いている、地元神奈川のFMラジオ放送。横浜のみなとみらいから、毎日いろいろな情報や、音楽などを届けてくれます。

ちょうど仕事始めの6時から始まる朝のワイド番組が一番のお気に入りなのですが、金曜日担当のDJが、たまたま私と年の近い、政治ジャーナリスト角谷浩一氏ということもあり、特に愛聴している次第です。

番組の中で、この秋から始まった「ティーンズリクエスト」というコーナーに、オンエアリクエストのメールを送るのを、密かな楽しみにしています。毎日4曲程度しかかからないリクエストが、この1ヵ月半に3度取り上げられるという高確率!。自分のラジオネームと、リクエスト曲が流れるのを聴きながら、朝の仕事場で一人にんまりと、悦に入っているのであります。

タイトル通り、自分が10代の頃の思い出がある曲を選んでリクエストするという趣旨なので、50歳代の私には必然的に70’sのものを選ぶことになり、写真のようなタイトルをリクエストしてきました。上段3曲がオンエアされたもの、下3曲がボツのものです。

Photo
中学生の頃には、毎週ラジオの洋楽チャート番組をチェックして、一喜一憂していたのも懐かしい思い出です。ちなみに、リクエスト曲のセレクトは、自分のお気に入りというより、オンエアの確立が高そうなストーリーが描けるというのを基準にしていて、背景にはそれなりの戦略があるのでございます。只今5割の高確率。来週は何をリクエストしようかなぁ。

2014年11月12日 (水)

地元クラブのおせんべい

風林堂の工場店舗が現在の場所に移転して、10年が経ちました。以前の店舗のみの時期と併せると、20年以上。この間、地元の皆様とは、様々な交流をさせていただいて来ましたが、昨年春にオープンした、相模原市のアンテナショップの、設立準備とその後の取引き開始を期に、更にその傾向が高まっております。

今回ご注文くださった、地元のラグビーチーム三菱重工相模原ダイナボアーズもそのひとつ。今春の、アンテナショップsagamix出店者交流会で、チームのご担当者とお会いし、今回市民デーイベント用にと、ご注文いただきました。

ダイナボアーズは、東日本トップイーストDiv.1で常に上位の成績を収める強豪で、トップリーグへの昇格を目指すポジションにいます。昨年はリーグ優勝したものの、昇格を目指したひとつ上の対戦で惜しくも敗れ、涙を飲みました。今年は、その悔しさをバネに、現在リーグ全勝を続けています。

このようなご縁を大切にし、風林堂としても、微力ながらチームのサポートができたら良いなと考えています。ガンバレダイナボアーズ!

Photo_2
0120◆手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
◆おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、
オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら

2014年10月12日 (日)

新しいアプリケーション

手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れ、メッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面でお 使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」は、風林堂の看板商品となっています。

日々多くのご注文やご相談を頂戴しますが、弊社でデザインを描くようにご要望いただくことも多々あります。その場合には過去のノウハウを総動員して、お客様のご意向に沿うようなデザインの提案をさせいただくのですが、その際に使うのがPCのグラフィックソフトです。特に、インクジェットタイプのフードプリンターを導入してからは、繊細な文字やイラストが再現できるようになったこともあり、かなり凝ったデザインをお作りすることもあります。

その作業には、最近までMacromededia社のFreeHandというドローソフトを長年愛用して参りましたが、曲折を経てVer11で開発が止まり、新しいバージョンが発売されることが無くなりました。Ver7、9,11と三代15年余りに渡って馴染んできたソフトなので、とても残念なのですが、致し方ありません。加えて最近になって、Winowsの次期バージョンが発表間近という報道もあり、さすがに10年近く前のソフトが、今後新しいOSに対応するか心配になってきましたので、仕事に差し障りが発生する前に、渋々新たなソフトウエアを導入することにしました。で、選んだのがこのコーレルドローというグラフィックの統合ソフトです。このタイプでは、Adobe社のイラストレーターという巨人のようなソフトがあり、ほぼ市場を独占していますが、個人的にインターフェースがどうも馴染めないのと、あまりに高価なので、私が仕事に使うには投資効果が低すぎます。

そこで、日本ではマイナーですが、北米ではかなりのシェアを占めていて、尚かつWindowsネイティブのソフトということで、今回乗り換え対象としました。

さて、その使い心地ですが、さすが最新のソフトだけあって非常に高機能で、作画の作業が今まで以上に簡単にこなせるようになりそうです。操作方法はまだ完全に把握していませんが、早く馴染んで、あたらなご注文ににお応えできるようトレーニングしてゆくつもりです。しばらくは、2本を併用しながらの仕事となりそうです。

X7

フォトアルバム
Powered by Six Apart

風林堂サイト

Facebook

Analytics

  • Analytics

手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

サイト内検索