2012年5月18日 (金)

おせんべい印刷機、地元経済誌でご紹介いただきました

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

今年の5月はお天気が不安定で、今日も雷雨の予報が出ています。先日の大竜巻や落雷被害を考えると、ちょっと怖いようです。本物の五月晴れになってもらいたいところですね。

今朝、地元の経済誌が届きました。一週間ほど前に記者がご来社になり、取材いただいたのが記事になったのです。

インクジェット

以前にも一度私個人を紹介下さったことがありますが、今回は、先月新規に導入した、インクジェットタイプの可食印刷機を取り上げて下さいました。

自社の受注サイトは、まだ更新準備中なので、サービス自体はお問い合わせ頂いたお客様に、メールや電話でお伝えするにとどまっていますが、今月中には、今までの製版タイプの技術と併用した、受注窓口を設置する予定です。

今回、一歩先んじてご紹介いただきましたので、地元経済人の皆様のお目に留まればありがたいですね。

メディアの取材を受けるたびに思うのですが、雑談のように聞き取っていらっしゃった内容を、詳細且つ簡潔な文章にまとめられるのは、さすがプロの記者だなと、後で拝見するたびに思うところです。


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2012年5月14日 (月)

エンディング・ノート

エンディングノート映画感想文です。川崎市麻生区にある公営のミニシアター「アルテリオ映像館」というところに、最近よく行きます。シネコンなどでは掛かりそうもない地味な良作を取り上げてくれるので、自分の趣味とマッチするからです。そこで、とても心に残る一本に出逢えました。若い女性監督が撮ったドキュメンタリーです。


静かな話題作を見てきた。実在した砂田知昭さんという方が、定年退職後間もなく癌を患い、亡くなるまでのご自身に残された時間をどう過ごし、遺族や 知人友人に対して何を残し、託していったかと言う過程を映像としてまとめた珍しい作品だ。そして、それを撮影し仕上げたのは、実の娘であり、本作監督の砂田麻美さんだ。

 結論から言えば、とても暖かい気持ちになれる素敵な作品だった。現代日本人の平均からいえばかなり若い部類に入る67歳での死、ご本人が思い描いていたであろう定年後の第二の人生を、ほとんど楽しむことなく不治を宣告されるとは、さぞや無念であろうことは想像に難くないが、 映像に残る砂田さんの姿はそのような悲壮感は微塵もない。とても冷静で知的、そして常にユーモアを忘れないおちゃめなお父さんだ。

劇中のナレーションは、娘である砂田監督自身が亡き父知昭さんに代わって語るという形式をとっている。 ビデオ映像に残るご本人が語る言葉と、心中を語る娘の声が良い具合にバランスされているのだが、どちらにも常に独特のユーモアがあり、弱っていく外見とは相容れないギャップが、悲壮感を遠ざけているのだ。

慶応大学経済学部卒、東京丸の内に本社を構える化学企業を支え、重役にまで上り詰めたモーレツサラリーマンだった砂田さん。 ポスターの写真は、まだ現役会社役員で、バリバリの時期のものだ。恰幅が良くて明朗快活、仕事への自信に満ち溢れている姿は、戦後日本の高度成長を駆け抜 けた働きマンの姿そのものだ。多分この頃の砂田さんの日常は、ご自身の仕事が何よりも優先、営業畑一筋のキャリアに強烈な自負を持ち、会社への貢献度と自身の存在意義がパラレルという、「プロジェクトX・地上の星」な男だったんだろう。 病気療養中の医師との会話や、葬儀を託したい神父との会話にも頻繁に 登場する「私事(わたくしごと)で恐縮ですが」という言葉、会社人は自分の主義主張や欲求、ましてや家族のことなどは二の次三の次が当然。全身全霊を会社 と仕事に捧げて突っ走ってきたに違いない。 だが、それはややもすると家庭・家族を顧みない、家では影の薄い典型的昭和のお父さん像だったかも知れない。

 そんな働きマンが仕事をリタイアし、家庭人として歩み出した新たな人生は、当初実はぎこちないものだったらしい。しかし、幾つかの山 や谷を超えて穏やかに進み出した日々に突然降る癌宣告。そして図らずもここから始まった終活、砂田さんが最後に自身に課したTodoリストは、ご本人の言 葉を借りれば「段取りの命」の通り、水をも漏らさぬ人生の最後を締めくくるにふさわしいものだ。しかしその内容は、かつてすべてを捧げた会社とのかかわりや、自身の業績について総括しようというものではなく、もしかしたら、長い間ないがしろにしてきたかもしれない、家族との時間を主にしたものであり、過去 の価値観とは違う終末を望む内容だった。

病状が悪化し、間もなく死期が迫ろうという頃、砂田さんは最愛の孫にお別れを言う。そして病床で妻 に最後の感謝の言葉を伝える。この時代を駆け抜けた多くの夫婦がそうだったように、仕事命亭主と、家に残された妻。価値観のすれ違いを抱えて連れ添い続け た夫婦のもつれが一気に解ける。 この瞬間に溢れる出る言葉と涙は何より美しかった。そして、実の娘とはいえ、夫婦以外が立ち会うことなどあり得ない尊い 場面を作品に収めた麻美監督に拍手を贈りたい 。

笑いと涙をごちゃ混ぜにして物語は終わりに近づく。生前の希望通りに葬儀が営まれ、砂田さんの残したエンディングノートが披露される。いつか必ず訪れる家族や友人との別れ、送る側も送られる側も避けられないことであるなら、この先輩が残してく れた素敵なメッセージから教わることは多そうだ。

実の父というスーパースターをモチーフに、素晴らしい作品を撮り、編集もこなした砂田麻美監督。手持ちのハンディビデオカメラ映像がほとんどを占めるドキュメンタリータッチだが、ひとつの完成されたエンターテインメント映画作品にまで昇華させた手腕は見事。プロの演技者を使って撮る次回作に真価が問われるだろう。大いに期待したい。

オマケ=少し前The Bucket Listという米国作品がありました。同じようなテーマを扱ったものですが、どちらに共感するか比べて見るのも一興かもしれませんね。

2012年5月 2日 (水)

GW連休の後には

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

連休の谷間の昨日と今日、相模原は雨模様です。昨日は所用で湘南方面に車で出かけましたが、道路は普段より空いているようでした。長期お休みの方もいらっしゃるのでしょうね。

母の日2GWの連休が終わった翌週の日曜日は母の日です。今年バレンタインデーからお付き合いしている、大手ネットショップの企画販売で、母の日向け商品の納入が決まっているので、今年の連休は工場もフル操業に近い状態でいます。

写真のようなハート型おせんべいに、母の日に寄せたメッセージを印刷し、カーネーションの鉢植えとセット販売するのです。 出来上がったおせんべいは、これからパッケージングして、鉢植えの待つ岐阜県の流通センターへ納品し、セットアップされた後、お客様のお手元に送られるという算段です。

来週初め頃から、数回に分けて発送することになりそうですが、既にかなりの受注があるようなので、連休後半も仕事が続きそうですね。ありがたいことです。

2012年4月26日 (木)

雪山の写真でデスクトップを飾ってみませんか?

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

山の壁紙コレクション第三弾をお届けします。桜の季節が終わり、今月末から始まる連休が近づくと、平地では早くも初夏のたたずまいになって参りますが、やっと長い眠りから覚める日本アルプスは、まだまだ雪の中です。標高2500m以上のところでは、山小屋も屋根まで埋まる雪が残っていますし、天気が崩れれば雨でなく、まだ雪が降ります。

サムネイル春

それでも、山小屋は営業を始めますし、多くの登山者が入山するので、雪の中ルートができますから、私のような山の経験が未熟な者にも、頂近くまでたどり着くことがでる時期になります。

こうして登った稜線からは残雪に覆われた美しい岩稜を臨むことができ、ひととき別世界に身を置く幸せを感じるのです。

モルゲンロートに染まる北穂高岳1280×800 1280×1024
前穂の峰1280×800 1280×1024
雲押し寄せる槍ヶ岳1280×800 1280×1024

2012年4月18日 (水)

相模の大凧せんべい

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

先週導入した、おせんべいに直接データ印刷できるインクジェットタイプの可食印刷機、最初に製品化するのがこちらのおせんべいです。 大凧

5月初めのゴールデンウィーク最後、こどもの日頃に開かれる地元のイベント「相模の大凧まつり」天保年間から伝わるという伝統行事が、地元のイベントとして定着し、多くのお客様を集めています。

その主催者よりご依頼いただき、お祝い返しの品としてお使いいただくことになりましたので、このような商品開発を致しました。

袋上部に付く紙製のヘッダは、懇意にしているデザイナーに描いていただいたイラストを採用し、勇壮な大凧揚げのイメージが伝わるようにしました。

相模原の大凧に描かれる文字は、公募によって決められ毎年変わるので、それに対応できるフレキシブルな表現が可能なプリンタ印刷を行うことで、商品価値が上がると考えます。

今年の題字は「潤風(じゅんぷう)」。相模原市のキャッチフレーズ「潤水都市」と、大凧の季節感にピッタリの「風」を組み合わせた造語ですね。実はこの題字は昨年と同じもの。ご存じのように、昨年は大震災の影響でまつりが中止されましたので、そのまま流用と相成った訳でしょう。そろそろ凧の題字書きも始まる頃、今年は5月の大空に舞い上がる大凧が見られますね。


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2012年4月12日 (木)

新しいプリンターが届きました

こんにちは、手焼き煎餅風林堂 酒井浩です。

春らしく爽やかな風が吹き渡る午後です。ちょっと強めの風が、満開の桜にはきついかもしれませんね。
今日は定休日なのですが、新しく導入した機器、おせんべいに印刷ができるプリンターが届いたので、お休み返上でセッティングしてもらい、使い方の説明を受けました。


クーベル1
これが新しいプリンター、インクジェットタイプで、カラー印刷にも対応します。重さは75kgの重量級、大人二人でやっと持てる大きさです。

クーベル2

出来上がりの印刷はこんな感じ。もう少しおせんべいにマッチしたデザインや色を選んで、見栄えの良いデータを研究したいです。
クーベル3

基本的な構造はEPSONのプリンターと同じ、心臓部にも同社のプリンタヘッドなどを使っています。違うのは、厚さ12.5cmのものまで印刷可能なのと、もちろんそのまま食べることができるインクを使っているということですね。パソコンで作ったイメージデータをそのまま出力できますから、例えばお客様が店頭に持ち込んで下さったものを、オンデマンドで印刷して差し上げるといった使い方も出来そうです。

5年前に導入した静電気を使った印刷機で可能になったサービス「ぷりんたぶるせんべい」、今回一歩進化した形になりましたが、どちらの印刷方法にも長所短所がありますから、両方を補う形で運用し、新しいお客様の開拓に繋がればいいと思っているところです。


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2012年4月10日 (火)

桜の次は

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。春爛漫の相模原です。今朝も気持ちよく晴れました。穏やかな日和が続けば、もう少し満開の桜も楽しめそうです。2012イベント

先週末4/7~4/8にかけては、市内中心部で「相模原市民桜まつり」が開かれ、良い天気に誘われ、大勢の人出で賑わったようです。関連記事

その桜まつりが終わると次に控えるのが、市内最大のイベント「相模の大凧まつり」「泳げ鯉のぼり相模川」です。
市の観光協会からポスターも届きましたから、早速店のガラスに掲示しました。

昨年は、大震災の影響でほとんどのイベントが中止されましたから、その分を折り返すような盛り上がりが期待されますね。

2012年4月 3日 (火)

テレビドラマで使っていただきました

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

今朝は低気圧の接近で、大荒れの予報が出ています。桜が満開になった地域にお住まいの皆様には、気になる天気ですね。

昨日、何気なく点けたテレビでオンエアしていた、TBSの「SPEC」というドラマで、何と風林堂のメッセージ印刷入りの「ぷりんたぶるせんべい」が使われていいるのを目撃しました。そういえば昨年秋頃、TBSテレビの緑山スタジオというところの、番組製作会社から依頼があり、お作りしたことがありましたが、ご担当の方が、放映が決まったら教えてくれると言ったきり音沙汰無く、ほぼ忘れていましたが、ゴールデンタイムの全国放送に使われるとはビックリです。

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刑事ドラマ・・なのでしょうか? 私たちの世代には「太陽にほえろ」のゴリさん刑事として印象深い、竜雷太さんが登場するシーンで使われたようです。突然のことでしたから録画などは当然間に合わなく、残念だなとおもっていましたが、もしやと思いFacebookで呼びかけたところ、友人の何人かが録画していて、このような画像を送ってくれました。

オンエアを見逃したファンのため、ネットのオンデマンド配信されているということも教えて貰い、友だち及びSNSには大感謝しているところです。


この他風林堂がメディアに取り上げていただいた話題はこちら

2012年3月27日 (火)

メッセージ、名入れでオリジナルおせんべいを。

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

一気に春めいてきた相模原です。桜のつぼみもほころび始めるのではないでしょうか?3月といえば年度の変わり目、学生も社会人も何かと変化の多い時期と思います。

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手焼きせんべいにロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れメッセージ印刷などで感謝の気持ちを伝えるなど、いろいろな用途にお使いいただける「ぷりんたぶるせんべい」、年度末には写真のようなご用命が多くなります。

職場の移動や転勤、あるいはそれらに伴うお引っ越しなど、3月はお世話になった方へのご挨拶をされる機会が多くなりますね。そんな時、感謝の気持ちをお伝えになるのにも、ちょうど良いプレゼントになるのではないでしょうか?

お受け取りになった方にも、ちょっとしたサプライズですし、長く記憶に留めていただけるかもしれません。

人生の節目の演出に一役買わせていただければ幸いです。


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2012年3月23日 (金)

人生はビギナーズ ◆ Beginners

Biginners久しぶりに映画の感想文など。地味ながらとても暖かい作風の佳作です。父親役のクリストファー・プラマーがアカデミー助演男優賞を獲得した作品ですね。古典的名作「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐役で有名です。


鑑賞した映画作品を好きになるかどうかという基準はどうやって決まるのだろう。劇場のシートに座りながらぐいぐい引き込まれるようなものは当然とす れば、あとで反芻し、自分の価値判断や趣味に照らして、作品の出来映え評価や好みとのマッチングなどをしながら、心の中のライブラリーのどこにしまうかを 考えるという手順を経るのものもあるかもしれない。 映画を沢山見ている方には、良い作品だと思うけどキライとか、逆に駄作だけどスキというひねられた感 情が交ざることもあるが、大概は「楽しめた」イコール「スキ」という評価が下されることが多いのではないだろうか。

マルチなクリエーター、マイク・ミルズ監 督が、自身と父との体験を基に映画化したという私小説的なこの作品を、私はとても気に入っている。かなり好きな・と表しても良いかもしれない。しかし、そ れはストーリーの進行と共に沸き上がってきた気持ちというより、見終えた後に少し時間をおいてから気づくという感じ、ほのかなユーモアが漂い、全体にとて も柔らかく作られ、暖かみに満ちあふれた作風は、じわじわっと心に浸みてくるサプリメントのような印象だった。

 主人公のオリヴァー(ユア ン・マクレガー)は母の死後、高齢の父ハル(クリストファー・プラマー)から自分がゲイであることを告げられる。過去に結婚に失敗し、内向きな性格も手 伝って、暗めの人生を送っていたオリヴァーにとっては晴天の霹靂だが、そんな息子のとまどいをよそに、既に病に犯され、余命が短いことを知りながら、残っ た人生を謳歌していく父親。母親の生前抱いていた頃の印象とはまったく違う人生に踏み出す父の姿に影響を受け、自分の殻を破ろうと踏み出す彼に、厳しくも 訪れた父との別れ、再び落ち込みがちな彼の前に現れたのは、風変わりな美女アナ(メラニー・ロラン)、一種似た者同士の二人はすぐに距離を縮める が・・・。

何と言っても、主な登場人物三人の演技者プラス犬のアーサーが素晴らしい。 クリストファー・プラマーは、自身の余命を知りながら、新しい生き方に突き進むチャーミングな老人を見事に演じ、ユアン・マクレガーは、人生に悩みなが ら、父の最期を共に歩み、死後再び心を閉ざす息子を好演し、メラニー・ロランが演じる、そんな悩める恋人に寄り添う不思議な魅力を持つ女性像はとてもエキゾチックで魅力的だ。 そして、オリヴァーが引き取った父の飼い犬、愛くるしいテリアのアーサーが時折投げかけてくる(人の言葉で!)シニカルなフレーズのセンスは抜群!

 作 品全体は短めカットにより組み立てられ、時系列を行き来し、まるで主人公の記憶の断片を見ているような作りだ。現在進行中のアナとの関係、そこには息子に 対して送られるアドバイスのように、父の生前の記憶が挟まる。やがて、父の死期が迫るのと対照的に、息子には喪失感から解放され、新たな一歩を踏み出す時 がやってくるという、それは緻密に計算された見事な構成でありながら、プライベートビデオを見るような感覚にも近く、登場人物と私達観客の距離は、知らず のうちに無くなり、彼の友人の一人のような目線になっていることに気づく。

 生きることは常に未知のテーマに向き合うこと、たまにはその前 で途方に暮れたり、考え込んでしまうこともあるのが人間だとしたら、この物語から最後にプレゼントされるワンフレーズを思い出して見るのも悪くない。きっ とそんなとき、人生の初心者へちょっとの手助けをくれたり、背中を押してくれる人は誰の周りにも必ずいるはずだから。

2012/2/9 チネチッタ川崎にて

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