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2010年6月16日 (水)

益子、陶芸工房 Paer1

おはようございます。手焼きせんべい風林堂酒井浩です。本格的な梅雨のたたずまいとなった相模原です。湿気たっぷりの空気に包まれるこれからしばらくは、おせんべい屋にはありがたくない季節ですが、日本の豊かな季節の表情と思えば、楽しめることも多いかも知れませんね。

先月下旬、お休みを利用し生れて初めて訪れた、陶芸家の工房について紹介させていただきます。

以前よりたびたびお世話になっているグラフィックデザイナー滑谷(ぬかりや)氏の学生時代からのご友人で、栃木の焼き物どころ“益子”に工房を構えられる杉本浩太郎さんの元を訪ねました。

相模原市から首都圏を抜け、東北道~北関東自動車道を経ておよそ4時間半ほど、北関東の田園をひた走り、真岡鐵道の小さな駅がある益子の市街地に付きました。 適当な駐車スペースで待つこと暫し、杉本ご夫妻のお出迎えで工房へ直行。小さな峠道を越えたドライブの先、着いた山間のご自宅兼工房は、新緑に囲まれたすがすがしい場所にありました。

知人のご紹介とはいえ、初対面の陶芸家のお宅にお邪魔するのは、さすがに少し緊張しましたが、そんな心配はすぐに消散。気さくな杉本氏と優しい奥様から、おもてなしのお茶とお菓子をごちそうになり、暫し歓談。昼時には近くのお店で、珍しい流しそうめんをごちそうになりました。

6 ▲杉本浩太郎ご夫妻。一見近寄りがたい芸術家・・の印象ですが、
とても気さくで楽しいお人柄でした。

3 ▲くみ上げた地下水で、流水を作る独特のマシン。
"流しそうめん"なのに、そうめんは流れて去りません。

2 ▲サイドメニュー、沢ガニの唐揚げ。初めていただきました。
まるごとかじります。うまい!!

To be continued

2010年1月31日 (日)

ぶらり旅

おはようございます。冷え込みも少しゆるみ、春の気配が感じられる今朝の相模原です。

今週初め、風林堂では遅い正月休みをいただき、短い休暇を過ごすことができました。 住まいと仕事場がくっついているので、100%お休みというのはなかなか難しいのですが、この間に早春の風景を求めて小旅行をして参りました。 今回のコースは、初めて東京湾アクアラインを渡り、外房鴨川泊、海岸沿いと房総の田園を散策し、東京湾フェリーで久里浜より帰宅「一泊二日関東小さな旅」です。

Umihotaru ▲海ほたるからちらり見える東京の町並み

Pacific ▲外房から望む太平洋は、浅瀬にあっても水が蒼いです。


Morning_bay ▲朝焼けの漁港。風の冷たい朝でした。


Asaichi ▲勝浦の朝市。干した魚や、地元のおばあちゃんが作った野菜などが並んでいます。


1000 ▲ 帰り道に通った千枚田。田に水が入った頃に、又来てみたいですね。


いかがでしたでしょうか? 決して洗練されてはいませんが、とても新鮮な魚が沢山並んだ、海辺の宿での夕食と暖かいもてなし。 朝市や、鴨川港で出会った地元のおばあちゃん。東京都心から車で僅か一時間半のところに、ほどほどの旧いたたずまいを残し、昭和後半の香り漂うとても気持ちの良い景色。懐かしくも暖かい早春の外房でした。

 

2009年10月11日 (日)

休暇の旅 その四

おはようございます。 三連休の真ん中日曜日、相模原は快晴の朝を迎えています。お出かけの方には、最高の一日になるのではないでしょうか?

さて、三度に渡って書いて参りました、私たちの休暇の旅も最終日となりました。期間中快晴の日はありませんでしたが、大きく崩れることもなく、しっとり落ち着いた旅を満喫しました。
古都の風景をご覧下さい。

Kanazawa9
▲兼六園での一コマ。 庭園の写真は難しいのでクローズアップだけ。
こんなとき一眼レフがあると、少し違った目線の写真が撮れるのですが・・
もう少し秋が深まると、違った色彩が楽しめそうですね。



Kanazawa6
▲東茶屋街。江戸時代の遊郭跡とのことですが、通りを含む一角が、ほとんど茶屋形式の建物で保存されているのが見事です。小雨に似合う落ち着いた風景です。

Kanazawa5
▲板壁にこんなものが。まるでオブジェのよう。

Kanazawa8
▲メインの通りから、一本裏通り。狭い路地を挟むように、格子戸のある町並みが続きます。

Kanazawa3
▲金沢の名店、和菓子の「森八」が、旧い家屋を改修し茶房をしていました。
一休みして、上生菓子とお抹茶をいただきました。
お菓子の名は「紫式部」。「森八」の名が入った鮮やかな色彩の銘々皿は九谷焼き?

いかがでしたでしょうか? こうして、今回写真を載せた場所以外にも、市内近江町市場や、金沢城址。 なぎさドライブウェイや、能登の山村なども立ち寄っています。 また、自分達へのおみやげとして、珍しい海産物や、小さな九谷焼の花瓶などを買い求め、短いながら身も心も充実した休暇の旅を終え、日常に戻ってきました。。。 そして、又いつの日か訪ねてみようという思いが残りました。

2009年10月 9日 (金)

休暇の旅 その参

台風十八号が、日本列島を縦断し、東海地方から首都圏にかけて、甚大な被害が伝えられています。 ここ相模原市も、一昨晩から風雨が強まり、昨朝8時頃にはかなり強い風と雨が吹き荒れました。 幸い風林堂は、昨日は定休日でしたので、従業員さんの通勤や、お店の営業には差し障りありませんでしたので、ありがたかったですが、被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。

さて、そんな中、私は暢気な休暇旅の続編を書いて参ります。

前回は、2日目のお昼までの行程を記しましたので、今日はその続き、金沢市街へ入って参ります。

Kanazawa7
▲市内一番の繁華街、香林坊から少し裏手に、武家のお屋敷跡がありました。
お庭の立派な植木が、その昔の風情を留めているかのようです。小雨模様の天気でしたので、光がベタで、コントラストがイマイチですが、雰囲気は伝わるでしょうか?


Kanazawa2

Kanazawa1金沢での夕食は、なんとおでん屋さんへ。 私達夫婦にとって、20年来の友人(といっても十歳近く年上の先輩ですが)が、現在金沢に単身赴任しておられ、その方の案内でこの店に連れて行っていただきました。始めて訪れた旅先で、こういう店に行けるのは、なかなか得難い体験です。てきぱき働くおかみさんを含め、三人の女性が切り盛りするこのお店、いろいろ目移りする,おいしそうな大皿盛りのおばんさいと、良い香りを放つおでんを前にして、シアワセなひとときでした。Cさんごちそうさまでした!

▲おでん屋さんには定番の赤提灯。 「ゑびす」という地元では有名なお店だそうです。

そして、金沢でのエピソードをもう一つ披露・・・「半額セール」のPOPに引きつけられ、たまたま立ち寄った前述武家屋敷跡に近い九谷焼のお店。ふと、そのビルの二階を見上げると、見覚えのある名前が記された看板。 以前「ぷりんたぶるせんべい」のご注文を続けて何度かいただいた、エステサロンがそこにありました。 これも何かのご縁と思い、ドアを押し開いて見ると、午後五時半過ぎの店内は既に終業の準備中。  残念ながらオーナーの方はご不在でしたので、ご挨拶差し上げられませんでしたが、若いスタッフの方に経緯を告げると、思い出していただき、お話しすることができました。 旅先での思わぬ出会いに、こちらも忘れられない想い出になりそうです。

そして次回は、最終日です。 一応ご期待下さい(笑)

2009年10月 5日 (月)

休暇の旅 その弐

おはようございます。 今週も長雨模様の相模原、おまけに週の半ばには台風まで接近して来るようで、気を揉む一週間になりそうですね。

今日は、前回に引き続き、先週訪れた石川県の旅の風景写真を載せて参ります。 2日目の道程ですが、この日は宿泊地を出て、七尾市街の旧い寺院や、明治から続く商店街を散策し、午後は、能登半島を横断、海岸線を走り金沢市街を目指しました。

Nanao2_2

▲「一本杉商店街」、その名の通り杉の木が生えていた、明治中頃より栄えたという一直線に伸びた商店街。こんな旧い看板が何カ所かで目にとまりました。
細かく細工された。蒼く重厚な銅看板。今では作るのも難しいのでは。

Nanao3

▲明治後半創業という和ろうそく屋さん。旧い建物に、モダンな照明を取り入れ、センスの良い店作りでした。年月を経た木造建築には、それだけで存在感が宿ります。
お店の美人若おかみさん(?)にお願いし、写真に収まって頂きました。 
とても親切丁寧な接客に感動しました。

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▲お店の前には、こんなしつらえが。素敵ですね。

Nanao1

▲こちらは、更に旧い和菓子屋さん。昭和天皇もお立ち寄りになったとか。創業時は廻船問屋だったそうですが、明治後半に転身。現在四代目が後継されているそうです。 写真は三代目女将。とても雄弁な方で、お店の歴史とお菓子について、いろいろ教えてくださいました。
お店の外観は数年前に改装され、新しくなっていましたが、内部の骨組みは明治のまま。 
偶然にも女将の次男さんが、現在相模原市在住とのこと。縁は異なもの・・。


この商店街、電柱はなく石畳が整備されたきれいな町並みですが、観光向き一部の業態を除いては、決して活気溢れる商店街とは言い難い印象です。市街地商店街が等しく抱える問題ではありますが、地方ではそれが顕著なのかもしれません。少し複雑な気持ちになりました。

続きはまた。

2009年10月 3日 (土)

休暇の旅 その壱

足早にやってきた爽やかな秋の気配の後に、長雨模様の相模原です。 今年は、順番が逆のようですね。 皆様のお暮らしのところは、いかがですか?

そんな長雨模様の今週初め、夏休みに換えた遅い休暇をとり、石川県へ2泊3日の旅をしてきました。 出発前の晴天続きとは打って変わり、ずっと雨マークの並んだ予報図を見ながら、少し恨めしい気持ちになりましたが、雨もまたよしと気分を入れ替え、旅を楽しむことにしました。

そんな旅先の寸景を、写真に収めたので紹介させていただきたいと思います。

お付き合い下さい。

Wajima1_6

▲輪島市街地の旧家、美しい格子が印象的。

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▲格子戸と、笹の鉢植え。和のシンプルコントラスト。

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▲ランチには、小さな寿司屋さんで、地魚の握りをいただきました。超美味。

Wajima5

▲輪島から海岸線を少し北上。有名な棚田がありました。

Wajima6

▲稲刈り後の田に近づくと、こんな風景が・・稲木は梯子が必要なほどの高さです。


いかがでしょう?今日は能登半島輪島周辺を載せてみました。続きはまた。

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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