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2008年6月

2008年6月29日 (日)

マイコンピュータの履歴

Cpu  今の暮らしに無くてはならない道具となったパソコン、もはやご家庭に1台以上あるという時代になってきました。 

 私が最初にPCに触れたのは大学3年生の頃、NEC製のPC-8001という初期の型を秋葉原で購入し、夜な夜ないたずらしていました。 少しだけかじったBasicの理解に苦しみ、プログラミングは自分にまったく向かないことが解り頓挫、そして市販のビジネスソフトはとんでもなく高価でしたので、とても手が出ず、家業に就いた後、触ずにいた期間がしばらくありました。

↑過去マシンの遺物、予算の都合でAMDのものが多いですね。

 それから10年ほどの後、世の中にWindows3.1というOSありという話を聞き、いろいろ調べた結果、かつて挫折したPCの使いこなしが、このOSでは劇的に容易になるということが分かり、そろそろ一般家庭へ本格的な普及の兆しを見せ始めたPCを再び手にすることになったわけです。
 富士通のDeskPowerというDosV機、高性能Pentium75MhzCPUを搭載し、HDDは600MBの大容量、CD-ROMもついて手の届く値段でした。 マウスというデバイスが、あまりに画期的で感動した覚えがあります。Macユーザーの皆さんには笑われそうですが、知らないと言うことはそんなものなのですね。95_3

 その後Windows95の登場の際の狂騒はご存じのとおりですが、このときにもかなりの衝撃を受けました。 自分の環境での、3.1から95へのアップグレードには、作業に一晩徹夜する覚悟で臨んだのを思い出します。

自作1号機に乗せたWindows95 OSR2のCDーROM→

 そしてついに、PC-AT互換機、所謂DOS-V機自作の道へと入っていく訳です。

 今でこそいろいろなパーツ類が充実して、家電量販店でさえお手軽に入手可能になっていますが、当時PCの自作はまだマニアックな世界でしたし、調達するにも販売店は少なく、マニュアルは英語か中国語。そして何と言っても、OSのインストールには、3.5インチフロッピーでのインストールディスク作成という大仕事を行わねばなりませんでした。

 それ以前から自作道を究めていらっしゃった方々には、「CD-ROMが使えるだけまるっきり楽じゃん!」と言われそうですが、config.cysやautoexe.batなどというコマンドを理解するのは、私にはとてつもなく至難のワザでした。 

 選んだパーツの相性が悪く、せっかく作っても動作しないなどということが頻繁に起きる世界で、マニュアル本や、自作向け雑誌の解説と首っ引きで取り組み、ドキドキしながらの組み立て、OSインストール・・・ そして電源スイッチを入れるときの緊張、なかなかスペクタクルな世界ではないでしょうか?(笑)

 自信のマシンは4台、知人・家族の分が2台、合計6台を組みましたが、ここ2年ほどは、コンテンツ作りの方にチカラを集中しているので、ハードをいじることから遠ざかっています。しかし、旧いアプリケーションが動作しない可能性があるVistaを選びにくいので、再びクリーンなOEM版WindowsXPを入手するため、後継機は自分で・・などという考えも頭をかすめたりしている今日この頃です。

2008年6月23日 (月)

雨の季節の花

Photo_2  関東地方は今月初め、例年より早く梅雨入りしましたが、ここ暫くは中休み状態で比較的晴れの多い日が続いていました。先週末あたりからようやく雨の季節の本番かなという天候になってきましたが、皆様のお住まいのところはいかがですか?   

インターロッキング舗装路に埋め込まれたタイル絵→

 6月の花といえば紫陽花ですが、相模原市の花でもあるので、市内至る所で紫陽花をイメージしたデザインを見かけます。

Photo_3

  そして、神奈川県内には広く知られた紫陽花の名勝があります。もっとも有名なのはあじさい寺と呼ばれる北鎌倉「明月院」鎌倉長谷には「長谷寺」「成就院」などがあります。

詳しくはこちら

雨の季節にも関わらず6月に訪れる観光客が年間を通してで最も多いということからも、その人気の程がうかがえますね。 

 梅雨時は外出が億劫になり、滅入った気分になりますが、こんな楽しみを見つけることで、ちょっと気分が変えられるかも・・。

2008年6月19日 (木)

「アフタースクール」

分かっていながらはめられる快感に酔う。そして反芻する楽しさ。一粒で2度オイシイ上質エンタテインメントAfterschool

 このところの映画レビューで、満足度1位をキープしている作品でしたので、期待を持って観に行きました。 果たしてその期待に違わず、上質エンタテインメントとして十分楽しめました。 

 面白さの決めては、緻密に練られ構成された脚本によるところが大きいと思います。 その監督・脚本は内田けんじ、前作「運命じゃない人」が話題になった監督です。 そういうわけで内容に触れるとオイシイところを暴露してしまうので、もし、これからご覧になろうという方がいらしたら申し訳ありませんから、極力触れずにおきたいと思いますが・・。

 主役は、大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、人気の3人ですが、その他ストーリーの展開に関わる重要な配役が何人かいます。 前半1/3くらいまでに見る映像から、登場人物それぞれに対する、断片的情報や思いこみによって人の目がどれだけ惑わされているのかというあたりをスルドく突かれ、刷り込まれの度合いが強いほど、作り手のテクニックに、よりきれいにハメられることになります。起承転転結という構成とでもいえるでしょうか。

 裏街道を歩く探偵家業の男(佐々木)と、マジメなお人好し中学教師(大泉)の最後の会話、それによって二人に対する、それまでの先入観、評価がひっくり返されるのも快感でした。 こんな世の中だけど、捨てたもんじゃないよ・・という作り手のメッセージが聞こえてきそうです。

 見終えてすぐに記憶の糸を手繰り、ネタ振りとオチとの関係を一つ一つ振り返ってみる楽しさも、この作品のもう一つの醍醐味かもしれません。同行者とのお茶タイムが充実しそうです。

 全体のテンポが良く、コミカル、シリアスがほどよくバランスされているあたりも好感が持てます。 ぜひご覧になり、騙される快感に酔ってみてください。


at 立川CINAMATWO

2008年6月17日 (火)

休日のオーケストラ2

Operacity_2  先日の日曜日は、東京初台にあるオペラシティという素敵なコンサートホールへ、オーケストラの演奏会に行って参りました。 ありがたいことに、友人の計らいでのご招待でしたので、お財布もご機嫌でした。 友人ご夫婦と、私も妻と二人の4人での鑑賞です。

 東京ニューシティオーケストラという、比較的新しいものですが、意欲的な取り組みをしている気鋭のオーケストラとのことです。

↑中休みのホール、内緒でパチリ。バルコニー席での鑑賞は初めての経験でした。

 プログラムは、メンデルスゾーン「フィンガルの洞窟」 ショパンコンチェルト2番 同じくメンデルスゾーンのシンフォニー「イタリア」でした。Newcity_2

 友人の解説と、当日のパンフレットに詳しく書かれていたのですが、このオケは、指揮者で音楽監督の内藤彰氏のポリシーで、ピリオド奏法を採用しているとのこと、確かにこの日最後のシンフォニーは、普段聴いているCDの演奏とは違った印象でした。

 また、コンチェルトは河合優子さんというピアニストによる《ナショナル・エディション》での演奏でした。 パデレフスキー版から半世紀の後、ポーランドが国を挙げて改訂作業を行い、最も原作に忠実とされている譜だそうです。

 ピアノはアンコールにお応えいただき、「革命」も聴くことができました。

Operacity_2_2 ピリオド奏法、ナショナル・エディション判について、的確なコメントを書けるほど造詣が深くはないので、専門の方のご発言や、文献をご覧頂ければと思います。

←パティオでは、こんなライヴも

6月梅雨時にしては爽やかな風の吹く日曜日、落ち着いた休日を過ごすことができ、素敵な1日になりました。

2008年6月14日 (土)

値上がりラッシュ(汗)

Graph1 連日ニュースを賑わしている、このところの値上がりラッシュ、その影響が私たちの生活を直撃してきていますね。 原油価格、穀物価格の高騰が主な要因ですが、食品を製造販売している風林堂にも、その影響がじわじわ迫ってきています。

 昨年秋ころ、最初に影響を受けたのがおせんべいを詰める石油由来の袋などです。続いてシリカゲル、石灰乾燥剤、ダンボールケース、今年になって醤油、そして今週は出荷用運賃の値上げ要請がありました。 今のところ米だけは何とか以前の価格が維持されているので、少しは救われていますが、コメ作りを取り巻く現状も厳しいので、いずれはその余波がやってくるでしょう。そうなれば近い将来、不本意ながら商品価格にこれらのコスト上昇分を反映させざるを得なくなるかもしれません。

 過日、経済産業省の次官が、「投機マネーによる価格上昇で巨額の利益を得ている」米国大手投資証券などへの怒りを表明し、「原油の基礎的な価格水準は60ドル」とも述べています。 WTIでの決定価格と米国サブプライムローン損失とのリンクなどの問題点を解説する専門家も沢山いて、そんな記事を読むたびにやりきれない気持ちになります。Graf2

  過去のアジア通貨危機の例を引くまでもなく、巨額の資金が世界経済に影響を及ぼし、我々の生活にまで直接関わってくる事態には、経済大国の政府さえも手をこまねくしかないということなのでしょうか?

 そして、近年の地球温暖化の元凶とされている温室効果ガスとの絡みで、バイオ燃料の原料となるトウモロコシやサトウキビが国家の戦略道具になり、環境問題とリンクした複雑な駆け引きが始まっています。 おかげで、途上国では食料価格高騰に反発した暴動にまで発展する事態にまで至っているようです。

 21世紀は始まったばかりですが、明るい未来が開けているはずだった今世紀、早くも先行きが見通しにくくなって来てしまいました。

2008年6月10日 (火)

おせんべいにイラスト・メッセージプリント「ぷりんたぶるせんべい」校章編

1  昨年秋、山口県の県立下関商業高校の販売実習にお使いになるというご注文で、左の写真のような4種類のデザインのおせんべいをお作りしました。

 準備段階の問い合わせから、見積り、発注など一連の経過も実習の一部だったようで、生徒さん達が代わる代わる問い合わせや相談の電話をくださり、半年間ゆっくり時間をかけての製作でした。

 4種類を箱詰めにしたものもでき、なかなか見栄えのする商品に仕上がったと思います。 販売された結果については特に報告は頂けませんでしたが、即完売!・・であればと期待してしまいましたが・・。2

 商業高校の販売実習にかかるご注文は、過去に千葉県、愛知県など何回かいただいていますが、最初の問い合わせ電話での緊張ぶりはどちらの生徒さんも同じようなので、いつもほほえましく聞かせていただいています。  

 明日のニッポンの商業を担うため、これからいろいろな経験を重ね、立派な社会人になっていただければといつも思います。

4種のデザインが詰められた化粧箱、かわいいですね↑


Logo_3 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにメッセージやイラストを印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら  

2008年6月 2日 (月)

「ミスト」

Mist_1_1b やりきれなさの極み、上映終了後しばらく無口になってしまいます。

 いろいろなレビューで、とても高い評価をされる方が多いので、どうしても見ておかねばと思っていました。 原作スティーヴン・キング 監督フランク・ダラボンとくれば左のチラシにもでかでか書かれているように、あの2作のコンビですから。 

 キングの映画化は過去にとても多く、なかには「え"!そりゃないでしょ?!」と、激しく突っ込みたくなるものもあったので、油断はならないのですが、ダラボン監督が手がけた本ならと、それなりの期待を持って望みました。

 ミスト=霧 英語にはFogという単語もあるので、ネイティヴの方にはそのニュアンスの違いがわかるのかも知れません。

 霧の中から現れる異形の怪物達。 昆虫型、は虫類型、両生類型、節足動物型、そしてゴブリンのようなものまで、およそ人が気味悪いと思うタイプの生き物が次から次へと襲ってくる中盤まで、もうほとんど全身総チキンスキン状態が続きます。なかでも最高グロで勘弁して欲しかったのは、餌食になった人間の皮膚がボコボコっと膨らみ、そこから蜘蛛みたいなやつが皮膚を破りうじゃうじゃ出て来てその直後(蜘蛛の子を散らすように)ざわざわっと散らばっていったシーンです。ウェ~。( 擬音ばかりでスミマセンm(_ _)m )

 しかし、本当に怖く、総毛立つのはその後でした。 こぢんまりしたスーパーに閉じこめられた密室状態で怪物達の総攻撃を受け、だんだん追い詰められゆく人々が、イカれた宗教オバサンの言葉に感化され始めます。 

 モンスターが霧と共にこの地に現れた理由が中盤に明かされるのですが、これを知ったオバサンとその同調者達が「これは傲慢な人間の行いが、神の怒りにふれたからだ! この事態を招いたものを生贄に捧げよ!」と騒ぎ、事実を話した若き兵士を怪物の餌食にしてしまいます。めちゃオソロシーです。そして次なる生贄は・・。

 次第に疑心暗鬼に陥り、やがて本性と敵意をあらわし始める人々、それを煽る狂信的な指導者。 少数派になってしまい、その怒りの矛先を向けられたまともな人たちは、その恐怖からいかに逃れるのか? 

 そして、問題のエンディングです。 賛否両論、様々の物議を醸し出したといわれる15分間は、想定を遙かに超える結末で、見る者の心は、ひたすらやりきれなさに満たされます。 これからご覧になろうという方は、ダメージをうけた心で望まれるのはお控え下さいと警告したくなるほどです。 最後の主人公の叫びが、見る者の胸にぐさっと突き刺さります。

 とても、よくできた素晴らしい作品と思いますが、二度とこのエンディングは見たくありません。


at TOHOシネマズ海老名

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