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2008年3月17日 (月)

おせんべい作り 煎り編

 

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風林堂のおせんべい作り、今日は「煎り」を紹介したいと思います。以前「焼き編」を紹介させていただきましたが、一定の大きさより細かいおせんべいは、ガスを熱源とする、石窯で煎り焼きします。 

 煎り釜の大きさはおよそ1.5m角、周りは鉄板で覆われていますが、中には耐火の石がぎっしり埋め込まれていますので、その重量はかなりになり簡単には動かせません。 上下からのガス炎であぶり焼きする仕組みになっていて、釜全体を温めるには、2_2相当の時間がかかります。 時間をかけて熱することで、釜の内側全体から遠赤外線を発生させ、ガス炎の直接熱との相乗効果で、こんがり香ばしいおせんべいができるという訳です。 熱せられた石釜は、かなりの長時間熱を保つので、今の時期は暖房の熱源としても重宝しますが、夏場は結構辛いです(汗)

釜の中には、金網で作られた"煎りわたし"が取り付けられていて、電動で水平回転し、均一な加熱ができる仕組みになっています。 ご家庭でも最近は豆を煎ることは少なくなったかも知れませんが方法は同じです。 1分間に約75回水平回転させます。

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仕上げの案配にもにもよりますが、1回の量を煎るのに、およそ4~5分ほどかかります。 胡麻入りや、海老入りなどの生地を煎ると、とても香ばしい香りが立ちこめますから、風林堂の工場周辺にいらっしゃると、ほんのり漂う香りを嗅がれることがあるかも知れませんね。

海老せんべいの出来上がり→


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