#7日間ブックカバーチャレンジ 2
前回に続き、書物のご紹介です。
20歳代半ばに読んで大きな影響を受けました。こちらも、ノーベル経済学賞の学者。現代の格差社会の根本にある「新自由主義」的思想の象徴として、非難されることも多いようですが、「教育バウチャー」「負の所得税」など、福祉と効率を両立させる提言などは、素晴しいアイデア。一読の価値はあると思います。しかし、著者の炯眼を持っても、人間の経済活動を根本から揺るがす、世界的な疫病流行までは想定していませんね。
フリードマン夫妻 選択の自由
次から路線変更。スポーツグラフィックNumberの創刊号に掲載された、あの有名な作品「江夏の21球」が納められている1冊。スポーツノンフィクションというジャンルを切り開いたパイオニアである著者が、取引先オーナー社長の同級生ということもあり、何度かお目にかかったことがあります。取り上げられた素材や視点は勿論、クールな文体が大好きで、大ファンでした。今存命なら、昨年のラグビーW杯や、今の若き日本人アスリートの活躍にまつわるストーリーなどを、独特の切り口で描いてくれただろうなと思うと残念です。
※次回に続きます。
●疫病退散アマビエせんべい
●手焼きせんべい風林堂のホームページ せんべい印刷「ぷりんたぶるせんべい」
●店長酒井浩の私的興味事を中心に書いているブログ相模原徒然
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