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2021年10月

2021年10月18日 (月)

サラせんべい

毎年、入選作発表の時期には、多くのメディアで取り上げられる「サラリーマン川柳」。今回の募集が、35周年の記念回になるとのことで、スペシャルプレゼントとして、弊社のおせんべいを採用していただきました。その名も「サラせんべい」。上位100句に選ばれると貰えるようです。他にも豪華な賞品が盛りだくさん用意されているとのことですので、毎年応募されている方は勿論、腕に覚えのある方々、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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サラリーマン川柳オフィシャルHP


 

2021年10月12日 (火)

財政破綻に備える

財務省の矢野康治次官が月刊誌「文芸春秋」に寄稿し、最近の国会での政策論争を「バラマキ合戦」と指摘したことで、物議を醸しています。確かに、月曜日から開かれている国会で、総理大臣の所信表明演説や、それに対する政党の代表質問でも、コロナパンデミックで痛んだ国民の生活や、経済を建て直す目的での補助金や支援金、行政の拡充などがいろいろ並べられ、これからのコスト増と、政策実行に伴う財政への圧迫が強くなるのは間違いなさそうです。財政当局を代表するトップとして、省内きっての財政再建論者と言われる次官が黙っていられなかったのだろうというのも、国民の一人としては理解はできます。
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既に1200兆円超の借金がある日本国政府ですが、将来に向け財政破綻危機にあるのか、その懸念はないのか、対立する両方の意見があります。財務省は勿論、伝統的経済学の立場をとる学者には、このままの財政運営では破綻は避けられないとする意見のひとが多いようです。一方、不足分は国債増発でまかなえる。借金も多いが、政府には資産も多いのでまだ余力は十分にある等の理由で、破綻の懸念は無いとする立場を取るアナリストや学者もいます。また、最近では、MMTという理論を根拠に、デフレ下であれば、財政赤字に制約はなく問題ないとする説もあります。それぞれの考え方や根拠は、ネット上の記事にも沢山有りますので、ご興味のある方は検索してご覧になってください。このニュースが流れた途端に、例えばYahooニュースのコメント欄などには、破綻を否定し、矢野次官の態度を批判する意見が山のように書き込まれました。多くは、財務省指導の緊縮財政が日本の経済成長の足を引っ張り、デフレ解消を阻害してきたと主張するもののようです。また、政治家のなかからも、次官の態度がけしからんとする発言が出ているようですが、否定するのであれば、国民に選ばれた代表として論理的な反論を聴きたいところです。

私には、今の時点でどちらの説が正しいかは解りません。また、為政者ではありませんので、どちらを信じるか立場を決め、表明するる必要も無いと考えます。おそらく、当分財政赤字は積み上がるでしょうから、何年か後にははっきりするのではないでしょうか。破綻しない説が正しいのなら何の問題もないのでハッピーです。少なくとも、コロナパンデミック前までの経済に回復してくれるなら、今の人生設計を変えること無く、間もなくやってくるリタイア人生を楽しむこともできるでしょう。もし、破綻があり得るのなら、想定される事態を想定して、個人として何らかの対策を立てるべきだと思います。予想できる最悪の事態を想定して対応する、所謂マクシミン戦略という考え方に沿った行動を模索すべきと考えています。

財政破綻は、私たちの生活にどんな影響があるのでしょうか。次の3つの事象が起きるとされています。1)金利の上昇 2)通貨安 3)インフレ です。

市民の暮らしが影響を受ける例としては、1)の金利上昇が起きると、変動金利で借りているローンの返済負担などが大きくなり、家計を圧迫するでしょう。2)通貨安が進むと、消費財の多くを輸入に頼っている日本は、調達コストの上昇から物価が上がり、やはり家計を圧迫するでしょう。3)インフレが進むと、家計における消費支出が大きくなりますので、特に、労働市場から切り離され、年金収入を基盤にしている高齢者などの生活を最も直撃するなどが考えられるでしょう。

そして、金利の上昇、通貨安、インフレ、これらが順番に起きては繰り返す、所謂負のスパイラルに陥ることで、ハイパーインフレと呼ばれる物価の暴騰に至るとされています。要するに、財政破綻とは、多くの一般国民にとっては身近な家計の問題なのです。

あまり考えたくはありませんが、例えば数年の間に物価が2~3倍(少なめに見積もっています)になるインフレが起きたとしましょう。公的年金は物価スライドという仕組みを採用しているので、インフレ局面でも支給額は連動されますから、ある程度の安心はあるでしょう。(急激なインフレには追いつかない可能性もあります)一方、保有や運用している個人の金融資産は、価値が1/2~1/3に縮小してしまうことになります。ハイパーインフレが長期間続くことは考えられませんが、年金収入の購買力を大きく超えるような物価上昇が起きれば、その間は資産を取り崩す必要が生じ、残高を大きく減らしてしまう可能性があります。富豪、大金持ちの方々には問題ないでしょうが、多くの国民にとって、現役の頃に頑張って貯めた老後用の資産。十分だったはずの額が、一気に減ってしまったらどうでしょうか。座していては、悲惨な生活状態に陥るのは間違いありません。何か対策を立てるべきなのは明らかではないでしょうか。

国家の財政破綻に至るシナリオは、第一段階)国債価格が下落し金利が上昇する。第二段階)円安とインフレが進行し、金融危機が起き、国家債務の王膨張に歯止めがきかなくなる 第三段階)日本国が国債のデフォルトを宣言し、IMF管理下に入る。 という道筋を辿るそうです。

最終段階に入ると、政府による預金封鎖や通貨切り替えによってタンス預金を差し押さえるといった荒技も想定されます。(戦後実際に行われたことのようです)私有財産権は憲法で保障されているので、実施されるかは解りません。さすがにここまでの事態になってしまうと、個人レベルで対応できることは限られてしまうでしょうが、局地的に起きる自然災害などと異なり、国民全員が被る被害なので、誰かに助けを求めることもできませんから、自分自身で対処する以外にありません。

それでも、現代の高度でグローバルな商品・金融市場、情報社会に於いては、各種のメディアなどを通じて、自分の資産を防衛する手立てが見つかるでしょう。お金に余裕がある方は、個人的にファイナンシャルプランナーなどを、顧問として雇うこともできるかもしれません。

矢野次官の訴えの裏に、財政赤字解消のための増税への布石があるとするなら反対です。バラマキと言うなら、特別会計を含む財政支出の無駄にメスを入れ、且つ、複雑で歪んだ税の仕組みをあらためるべきと考えています。(意思も、能力も無いと思いますが。)一方、破綻が起きうることであるという説が一定の割合であるとするなら、楽観論を信じて何もしないという生き方を選ぶ勇気は私にはありませんので、何らかの行動を起こすと思います。合理的な考え方があれば、リスクはヘッジできるでしょうから。


 

2021年10月 1日 (金)

家で映画

シブめの映画を続けて3本見ましたので紹介します。自宅での動画配信鑑賞です。
 
一本目 「THE GUILTY ギルティ」2018年デンマーク 一線を退き緊急通報指令室のオペレーター(ユルめの110番みたいな感じ)の仕事をしている警察官が、掛ってきた1本の、助けを求める通報電話を受け誘拐事件に対峙していく。登場人物は主人公ほぼ一人。部屋から一歩も出ず、最初から最後まで、電話越しのやりとりのみで展開するという、ソリッド・シチュエーションのアイデアが秀逸。主人公の警官と同時進行で、電話の先の状況と見えない先の展開を推理しながら進み展開するという、観客の心理を手玉に取るような手法が斬新で素晴しいです。
 
二本目。「家へ帰ろう」 2017年 スペイン・アルゼンチン ナチのホロコーストを生き延び、南米に移住した老人が、70年の時を経て故郷ポーランドに住むはずの友人を探し、ひとり旅をするというロードムービー。旅の出だしで躓き、行く先々で出会う人びと(主に女性)の、ややおせっかいとも見える手助けの下、果たして目的を果たせるのかというお話。主人公の爺さまがやたらチャーミングで、人との出逢いと連なるエピソードにはユーモアがあり、とても楽しめる内容です。二度見したくなるタイプの作品でした。ラストもチョベリグ(^^)
 
三本目 「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」2018年フィンランド 年老いた主人公が営む美術商は、売上げ不振でビジネスの存続を考えざるを得ない状況。そこに、長らく関係の途絶えていた娘から、孫の職業体験の願いが届き、渋々受諾。ある日、招かれたオークションで、埋もれた名画を見つけた主人公が、その絵の価値を調べ、買い付けの資金集めする中で生まれる孫との交流や、周辺の出来事を軸にし、男の絵画に賭けたアイデンティティーが描かれます。テーマは面白く、静かで良い話しなのですが、もう少し深く描き込んでほしかった部分が見えて、やや残念。北欧の秋の風景が美しいです。
 
どれもそれなりに楽しめますので、ご興味のある方は動画サブスクなどでいかがでしょう。個人的な評価は、紹介した順番です。ただ、1と2・3は、全くタイプ。1はひたすら展開を楽しむ作品。2と3は、人の心の綾、触れあいなどを味わうタイプなので、ホントは優劣は無しでもよろしいとは思いますが。
 
 

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