« 2024年9月 | メイン | 2024年12月 »

2024年10月

2024年10月16日 (水)

休日の旅写真

月に一度の連休を利用して、信州を旅してきました。事前には2日とも曇りか雨というあいにくの予報でしたたが、最初の目的地、戸隠に着く頃には曇り空に。宿泊した長野市内に着く頃には、晴れ上がっていました。

Photo
【戸隠神社参道】OLIMPUS E-M10MarkII LUMIX G X VARIO35-100mm F2.8

戸隠神社五社一番下にあるお社は、急な石段の上にありました。楓が色づいたら美しい絵になりそうだなぁと想像しながら撮りました。

Photo_2
【ほおずき】OLIMPUS E-M10 MarkⅡ ZUIKO DIGITALED 50mm F2.0 Macro

昼を食べたそば屋さんの入り口付近に、名残のほおずきの朱が綺麗でした。

Photo_3
【善光寺】OLIMPUS E-M10 MarkⅡ DIGITALED 12-40mm F2.8 PRO

説明不要の大寺院。歴史を経て重厚感のある大門や本堂の落ち着いた色と、秋の青空のコントラストが美しかったです。カメラの水平が出ていないですが、アマチュアのご愛顧ということで(^^)

Photo_4
【宿坊】OLIMPUS E-M10 MarkⅡ DIGITALED 12-40mm F2.8 PRO

善光寺の近くに泊まったので、昼寝した後、日の落ちるのを見計らって撮影に行きました。善光寺の周りには宿坊が沢山あって、それぞれ風情を醸しています。願わくば、月がもう少し高い位置にあったら良かったですが・・(^^)

Photo_5
【善光寺薄暮】OLIMPUS E-M10 MarkⅡ DIGITALED 12-40mm F2.8 PRO

薄暮と言うには少し暗くなりすぎたですが、大きな提灯が灯る頃には、昼間の喧噪から別の世界になりました。


2024年10月10日 (木)

アメリカ副大統領候補の本

アメリカ共和党副大統領候補の著書です。敬愛するキュレーターのオススメで知って、1年ほど前、失効間際の楽天スーパーポイントで買った古本。読まずに棚に置きっぱなしになっていましたが、J.D.ヴァンスが日本でもクローズアップされ、昔の著書にも触れられる機会が増えたので、思い出して読み始めることにしました。自伝なので、文章は平易で読みやすいです。
 
アメリカの映画やドラマで目にするような、田舎町コミュニティーやそこに住む人々の生き様が、当事者の目で描かれるのを読むのはとても興味深く面白いです。ベストセラーとなったのも、大いに頷けます。
 
「ヒルビリー」とは田舎者の蔑称。「レッドネック」「ホワイトトラッシュ」などとも言われますね。表紙のサブタイトルにもあるように、アメリカの繁栄から取り残された人びと。トランプ前大統領の支持層と重なるひとたちだそうです。ヴァンス自身は、貧困から抜け出して成功者となりましたので、彼の辿った道のりは、所謂「アメリカンドリーム」。ただ、それは単なるラッキーではなく、本人の気付きと、導いてくれた人の存在。そして、何より自身が己に課した不断の努力があってのことです。本の中で、多くの貧しい白人たちは、成功する人間には2種類しかいないと思っている。ひとつめは運がいい人。コネのある裕福な家庭に生まれ、生まれたときから将来が約束されているひと。ふたつめは、能力のあるひと。生まれつき賢く、失敗するはずのないひと。ヒルビリーに、前者はほとんどいないので、成功者は本当に賢い人だけだと思い込んでいるという。貧しさの原因を、自身の中に求めるのではなく。変えようのない外部に求めるひとたち。そんな考えが世代を超えて受け継がれていくのが今のアメリカ社会の影だと語っています。
 
訳者が巻末の解説で書いている、トランプ支持者についての記述が非常に面白く、日本にいて目や耳にする報道(民主党寄り)の情報とはかなり違うのが興味深いです。市場主義経済で平和が長く続くと、必ず格差が生まれ拡大するというのは経済学上の定説だそうですが、もし、トランプ大統領が再び誕生したら、それを覆すことができるのでしょうか?
 
フォトアルバム
Powered by Six Apart

風林堂サイト

Facebook

Analytics

  • Analytics

手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

サイト内検索