2014年5月27日 (火)

補助金申請

一昨年の年末、民主党政権から自民党政権に変わり、アベノミクスの名の下、様々な景気刺激策が打ち出されているのは周知のとおりです。この春には消費増税が実施されましたが、一般の消費に対する影響は限定的との観測が多く、政策のおかげで日本の経済は確実に良くなっているのだと思われます。将来へ持ち越された形の諸問題についてはこの際無視しておきます。

そんな現状において、私たち小企業への支援策も打ち出されていて、日本商工会議所が主体となって行うこの補助事業もその一環です。小規模事業者持続化補助金 従業員20名以下の小企業限定で、経営計画に基づいて実施する販路拡大等に最大50万円の補助金をくれるという、とてもありがたい大盤振る舞いです。

もともと中小企業への補助や援助、優遇措置は手厚かったのですが、返さなくても良いお金がもらえるというのは過去にあまり聞いたことがありません。(商店街など団体に対するものはありましたが)

こんな良い話しを放っておく手はありませんから、早速申請することにしました。と申しましても、ただ「お金下さい」とお願いするだけではダメで、補助金がそれなりに生きたお金として活用されるだろうという、説得力を持った内容の書類を作って審査を受けねばなりません。これが普段こういうことに慣れていない小企業の経営者にとっては高いハードルで、いきなり出鼻をくじかれて、早々にリタイアされる方も多いように聞いております。

幸い私は、企業勤めの経験が無い割には、こういったストーリーを組み立てるのが得意で、時間はかかりましたがそれなりのボリュームの資料を作ることができました。地元商工会議所が呼んでくれた経営コンサルタントに添削して貰いましたが、ほとんど手直し無しでOKを貰えたので、ありがたかったです。一昨日発送して、審査に臨むことになりましたので、1ヶ月後くらいには採択されたかどうか連絡が来るはずです。

首尾良く採択された場合には、風林堂に新製品がひとつできる予定なので、楽しみです。

Photo

2014年4月25日 (金)

ホームチームのある幸せ2

クラブの関係者からご依頼を頂戴して、チームエンブレムを配したおせんべいを作ることになりました。 去る4/20(日)の試合に、市長やサポート企業の幹部の皆様をご招待するということで、そのもてなし品としてお使いいただくということです。

私も試合にご招待いただきましたので、現場で皆さんがお煎餅を手にされるのを拝見できました。昨年まで監督を務められ、今年からクラブの代表に就任された、元Jリーガーで代表経験もある、望月重良さんにもご挨拶させてもらい、同郷のよしみで故郷清水の話などもいたしました。

チームには今年、同じ清水出身の高原直泰選手が加入したこともあり、親近感は上昇する一方です。さあ、J3初代王者を目指して頑張ってください!

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2014年4月23日 (水)

ホームチームのある幸せ

風林堂が相模原市に拠点を移して、間もなく10年になろうとしています。その前にも同じくらいの期間、別の場所で小売店舗を営んでいましたが、やはり工場と本社機能が根付いてからは、地元への密着度と、消費者への認知度が格段に上がったと実感しています。

また、私自身の地元への思い入れも、時間の経過と人脈の拡大などによってどんどん深くなり、色々な面で交流が広がることへ繋がっていると思います。そんな中で、最近ご縁があっておつきあいさせていただくことになった、地元のサッカーチーム「SC相模原」との話題です。

Jリーグの名でおなじみ、日本プロサッカーリーグは、創生期に10チームで始まった組織に、その後下部のJ2が生まれ、今年はさらにJ3というカテゴリーができました。地元の「SC相模原」は、今年からそのJ3リーグに加盟し、チーム力の向上と、上位リーグへの昇進を目指しています。

私はサッカー王国と呼ばれる静岡県清水市で育ちましたので、子供のころから地元代表校の試合に注目したり、Jリーグの開幕と同時に加盟した「清水エスパルス」をずっと応援してきました。しかし、やはりホームタウンに密着したチーム作りをという理念で運営しているJリーグですから、こうして長い間故郷と離れてしまうと、少し寂しい思いを抱いてしまいます。

そこに今年から、上位カテゴリーと直結したJ3リーグの誕生という嬉しい話題が届き、地元のチームがここに加盟するということで、一気に注目することになりました。おまけに、チーム関係者と接点が出来ましたので、応援熱も大分上昇してきます。

Sc1 前節ホームゲームにご招待いただいた際の写真。

2014年3月24日 (月)

付いていくのが大変(汗)その2

前回の続きです。今月中旬に、今年最後のコンサルティングを頂戴した際、Web検索最大手のGooglが、アルゴリズムに新しい概念を取り入れるようだという教えを頂戴しました。Author Rank(オーサーランク)という基準だそうです。

何それ?という感じですが、最近注目を集めている、SNSからの支持などがウェブサイトの評価に繋がってくるというものです。非常に合理的な考え方ではあると思いますが、落とし穴もありそうです。Googleの承認が不可欠という状況が益々高まりそうなのには、いささか違和感も覚えますが。さて、それに対応して行くには何をすべきか、どういった心構えでいるべきなのか、アラフィフオヤジの頭にはどんどん「?」が増えて来そう。

この状況を打破するため、竹内さん、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

Photo_2

2014年3月17日 (月)

付いていくのが大変(汗)その1

風林堂の看板商品になりつつある、メッセージやイラスト印刷などオーダーメードでオリジナルせんべいを作る「ぷりんたぶるせんべい」は、ほとんどがWebからのご注文です。最初にこの技術の存在を知ったときから、これはネット販売で必ずヒットする確信していました。

食品の表面に絵や文字を印刷するという、個性的なサービスですが、もちろん風林堂の専売特許という訳ではなく、同じ機器やノウハウをお持ちの他社さまでも多く見受けられますし、当然競争もあります。

そんな中、少しでも市場での認知度アップと集客増を計らねばならないのは、自由な市場経済で生き抜くための必須テーマです。そのために、インターネット関連の技術や情報収集と対応は随時していましたが、仕事に追われる日々が続くと、おろそかになりがちなのは中小企業の弱点でしょう。

めまぐるしい技術革新を前に、変化のすべて対応していくのは不可能ですが、最低のノウハウと対応策を会得する近道として、専門のコンサルティングを活用するという選択肢があると思います。

2年ほど前から、地元神奈川の辣腕コンサルタント、SPRAM竹内幸次さんに指導をいただくようになったのは、そんな背景からです。定期的に指導していただくことで、その時々のIT最新技術動向や、市場のトレンド、法律や行政関連情報等々、様々な情報を、中小企業経営者の視点で伝えてもらっています。

Spram_3 SPRAMのサイトはちら 

明日以降に続きます。

2014年3月 2日 (日)

新兵器

 私は1960年生まれなので、今年54歳になります。おせんべい屋という、どちらかというとアナログなイメージで捉えられる仕事をしていますが、若い頃からコンピュータ等電子機器を愛用し、IT時代の到来と共に、インターネットもそこそこ活用しているのでは無いかと思っています。勿論、大きな企業で世界を相手にされたり、社内で高度なネットワークを駆使し大活躍されていらっしゃるご同輩から見れば、些細なことかもしれません。しかし、インターネットの技術を始めて見た当時、これは中小企業にとって、とてつもない福音になるだろうというのは、直感的に解りました。

 最初にネット接続したのは64Kか128kのISDNで、その後技術の進歩と、インフラ整備に歩調を合わせて改善を行い、通信環境はどんどん良くなってきたのは、皆様と同じです。

 そして3年くらい前には、モバイルのデータ通信も劇的に良くなり、当時は、外出の多かったこともあり、出先で使用するため持ち歩いている小型のPCがネット接続出来るようにと、WiFi接続(所謂テザリング)が可能なスマートフォンを購入、活用してきました。

 今月になり、そのスマートフォンを新機種に更新。LTEという高速通信に対応し、前機種では非常に不満があった電池の持ちも大幅に改善され、本体は薄く軽く、快適な環境を手に入れることができました。

 今回国産メーカーのものを購入したため、PCと同じように、使いそうもないエンタメ系のサービスやアプリケーションが沢山プリインストールされ、それらを削除し、シンプルな使い勝手にセットするのに少し手間がかかりましたが、どうやら環境が整ったようです。

 クラウド技術の発達で、デバイス内部のデータを引き継ぐ必要も少なくなっていますから、正にIT様々という感想ですね。

左が新機種4.5インチのAQUOSPHONE。
右は台湾製の初代機。当時テザリングができる唯一の機種でした。

Aquos

2014年2月16日 (日)

バレンタイン、チョコレートせんべい

今年で4シーズン目となる、ハート型チョコレートせんべい。おかげさまで、年々販売数が増していて、一昨日のバレンタインデーまでがピークとなりました。是非取り扱わせて欲しいという依頼が、昨年から今年にかけて何件か増えたこともあり、昨年比120%程の増産となり、年明けからずっと忙しい状態でした。

おしょうゆ味を付けたおせんべいに、チョコレートの濃厚な甘さが非常にマッチし、可愛いハートの形と相まって、店頭、ネット、販売店どこでもご好評いただけました。毎年楽しみにしていらっしゃる方も多くなってきたようで、とてもありがたいです。

Chocolate4

バレンタインデーの次は、男性がターゲットの「ホワイトデー」が1ヶ月後。こんどはそちらに向け、白いチョコレート掛けを増産します。

およそ、4月下旬までが販売期間となりますが、よく売れる時期は3月下旬まで。気温が20℃以上になってくると、どうやらシーズンも終りという感じになりますから、あと一月半のお目見えとなりそうです。


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2014年2月 9日 (日)

大雪

2014年2月8日、太平洋沿岸は記録的な大雪となりました。朝から雪かきをしましたが、降り続く量に追いつかず、お店の入り口に向かって吹き付ける雪にも負け、一日休業と相成りました。宅急便の集配も午前中で見合わせ、およそ普段の業務が出来ないまま過ごすことになりました。

さて一夜明けた、朝日が眩しい朝となりました。我が家のベランダにある物置の上には。どこの北国かと見紛う雪庇も出来ていて、やけにフォトジェニックな風景を作り出していたのでございます。

あー、これから店の駐車場および道路までの出入り口を除雪しなくてはなりません。やだな~。

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2014年2月 4日 (火)

助っ人が来ました

一月の末。近くの公立中学校二年生が、職業体験にやってきました。一日約5時間、二日に渡って工場やお店の仕事を手伝ってくれました。このうち一人は、小学生の時にも来てくれたベテランくん。その時と変わらず、汗を流して一生懸命仕事してくれました。

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思春期のこどもたちが、自分たちのご両親より年上の大人に混ざって一日仕事をするのは、体力より気疲れのほうが多いかもしれないですが、普段接するのと違った人たちと過ごすのも、学びのひとつではないかと思います。

20140122_1015 
帰りには感謝の手紙もくれました。普段使わないだろうと思われる敬語や、あらたまった言葉遣いに奮闘のあとが見られますが、風林堂の正式名称はきっちり調べて欲しかったなぁ~(笑) そして「よいお年を・・」は、普通年末に使うものだよ。これからは国語の勉強も頑張れよ。

2014年1月28日 (火)

新規商談

一週間ほど前のこと、地元神奈川県を中心に店舗展開する中堅のコンビニチェーン店より、商談をいただきました。地元立地の店舗を中心に、弊社 のおせんべいを取り扱いたいというご意向のようです。コンビニ業界はかなり激烈な生き残り競争のだだ中にいるのは外野としても予想はつくのですが、その チェーン店は「いいきぶ~ん」や「あなたとコンビニ」「まちのほっとステーション」でおなじみの最大手の攻勢の前に苦戦を強いられ、打開策を模索する中、地元の特色を生かした商品 を扱うことで、大手との差別化を図りたいというご意向のようです。さて、では風林堂の商品がその戦略にマッチするのか。専門店の商品がコンビニの顧客層に対してどれくらい訴求できるのか。自社の供給能力との兼ね合いはなど、現段階ではいろいろ疑問も多く、すぐさま「よろしくお願いいたします。」とは言い難い状況ではあります。
ただ、そういった商談が舞い込む背景には、細々ながら続けている情報発信や、役所や公共機関、アンテナショップ等信用有る販売先との取引きなどがあったか らではないかと推測し、自分の経営スタイルが間違っていなかったと、少しだけ嬉しくなったりもするのであります。3月をめどにまとめたいというご意向なの で、間もなく結論に至ると思います。経過は後日。

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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