2014年9月29日 (月)

夏休み3

もう少し写真作品を公開いたします。

Photo
OLIMPUS E-PL1 ZUIKO DIGITALED 50mm F2.0 Macro
彦根城の天守に上る広い石段。往時の栄華を偲ばせる立派な城郭でした。

2
OLIMPUS E-PL1 ED14-42mm
近江八幡に近い五個荘。豪商の屋敷が一般公開され、中を見ることができました。商家の作りは意外に質素で、「始末」の心がけが生活のスタイルにも滲んでいました。写真は台所にあった旧い炊事道具。露出に凝ってみました。

Photo_2
OLIMPUS E-PL1 ED40-150mm
昨秋訪れた、近江八幡の八幡堀に再度。他の木々より少し早めに葉を落し始めた桜の黄葉が、青空を映す水面にアクセントを加えていました。


駆け足で巡った滋賀琵琶湖畔の町。シーズンオフの旅は、心静かな時間を楽しむには最適です。


2014年9月17日 (水)

夏休み2

夏休みのことを書こうと思っているうちに、すっかり秋めいてきてしまいました。今年は残暑を感じることなく、一気に季節が進むようです。ということで、取り急ぎ旅先で取った写真などを公開したいと思います。

Photo
OLIMPUS E-PL1 ED14-42mm
初日は長浜へ。あいにくの雨でしたが、観光名所となっている
「黒壁スクエアー」は昔のアーケードが残ったショッピング街。
濡れずに楽しむことができました。

Photo_2
OLIMPUS E-PL1 ZUIKO DIGITALED 50mm F2.0 Macro
カフェの屋外テラスは、小雨で人影無く、椅子だけが鮮やかでした。

Photo_3OLIMPUS E-PL1 ZUIKO DIGITALED 50mm F2.0 Macro
アーケードの外れにあった箸屋。カラフルな色がオブジェのようでした。

2014年9月 5日 (金)

夏休み

今年は例年より少し遅れ、9月の初めに4日間の休みを頂戴しました。まとまった休みを取れるのは、旧盆過ぎのlこの時期と、お正月の代休だけなので、とても貴重です。

というわけで、短い休みを有意義に過ごすため、今年は2泊3日で滋賀県の湖東を巡る旅をしてまいりました。昨秋、昔なじみの先輩達と訪れた近江八幡がよかったので、今回は少し範囲を広げての夫婦ふたり旅となりました。

琵琶湖周辺は京都に近く、物流の要所であったことから、昔から商業が盛んだったようで、かつての繁栄を偲ばせる歴史的な名勝が点在しています。一番北の長浜から彦根、そして近江八幡と巡る旅は、観光にはやや季節外れということもあり、とても静かな街巡りを楽しむことができました。

Photo_2

幕末の主役の一人、井伊直弼の居城、国宝彦根城。ボランティアガイドの方に、色々な裏話を教えていただきました。

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彦根といえばゆるキャラ界の超スーパースター「ひこにゃん」。ラッキーなことに、お出ましに遭うことができました。登場と同時にこの群衆。おそるべし!

2014年8月28日 (木)

おーばーしーず

手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークをプリントしてノベルティとして、イラスト、名入れ、メッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面でお使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」。サービスの開始以来、全国各地よりご注文を頂戴しておりますが、最近海外からもご用命いただきました。

今回ご用命くださったのは、ハワイ在住の日本人女性。現地の日系人男性とご結婚なさるのに、ご披露パーティー用にと製作依頼です。

Ems

風林堂のサイトは日本語表記のみなので、日本語を解する方以外にはアピールできませんし、海外発送にはいろいろな制約がありますから、積極的に対応している訳ではありません。海外発送の場合、送り先の国によっては、輸送中の破損が懸念されたり、ひどい場合には紛失することもあると聞いております。配達に要する時間の見通しが立てにくく、また、商品として発送する場合、高額の関税が課せられるケースも多く、航空便による高額な輸送料と併せて、ご注文されたお客様には、高価なお買い物になってしまいます。

そんないくつもある高いハードルを超えて今回は対応いたしました。比較的輸送事情の良いアメリカ合衆国宛であること、お客様が日系のご親族にどうしても配りたいという強いご希望をお持ちだったことが主な理由です。

一番手軽で確実性の高い郵便局のEMSで発送、出荷から4日目にはハワイのご自宅宛届いたようで、割れたものは一枚もなかったようです。以前、ヨーロッパ宛に送った際に、1/4が割れていたということもありましたから、今回はとても順調だったと申せましょう。

これ機会に、積極的な海外展開を・・・と行かないところが少し寂しいですが、それは、私が外国語をほとんどまともに使えないからというのが最大の理由なのは申すまでもございません。


0120◆手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
◆おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、
オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら

2014年8月22日 (金)

楽しい読書

小規模企業の経営者、特に商店を営んでいる方々に共通と思いますが、会社にお勤めや公務員の皆様に比べ、休みの日が圧倒的に少ないという現実があると思います。
私 も、丸一日自由な時間が取れるのは、お正月の代休と夏休みの数日くらいで、その他週一回の定休日などは、半日くらいをやりくりするのがやっとです。映画を 見てレビューを書いたりするのを趣味にしていますが、じつはこれも時間の制約のある中で、短時間を有効利用できるようにと思ったのが発端です。移動時間と 2時間余りの鑑賞時間。そして後で書く感想文は、細切れの時間を使って満足度を高められるからです。

そういった意味では、在宅で最も時間を 効果的に使えるのが読書ですね。時間のあるときに覗く書店は、本好きにとっては最高のワンダーランドでしょう。少し大きめの書店に入ると、何も買わずに退 出するのはかなりエネルギーを要しますね。 そして最近は、店頭では手に入りにくい本も、ネットショップであればワンクリックであっという間に購入できま すし、更には電子書籍を使えば、数分後には読み始められます。(衝動買いも増えましたが・・)

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写 真は最近購入したものの一部です。本のジャンルに自分の趣向や興味ごとが反映されるのは、本読みの人に共通と思いますが、私の場合はストーリーものより、 解説やノンフィクションなどに方よりがちです。自分への投資というスタンスが反映されていると少しだけ自負していますが、事業の結果がすべて自分の努力次 第という立場が、そうさせているのかもしれません。ちなみに、自分への投資というとジャンルとしては自己啓発ものもありますが、これらには手を出しませ ん。その著者がなしえたからと言って、自分が同じように実現できるとは全く思わないからですね。さて、今夜はどれを手に取りましょうか・・。

2014年7月22日 (火)

公立学校御用達

手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れ、メッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面で多くの客様にお使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」。技術を導入し、製品化してから今年の春で9年となりました。

当初は、シルクスクリーンで印刷版を作る黒一色の印刷のみでしたが、一昨年フルカラーのインクジェットタイプのプリンターを導入したことで、多品種小ロットにも対応できるようになり、問い合わせ受注共にぐっと増えて参りました。

ご注文の9割以上が風林堂のホームページをご覧になった、遠方のお客さまですが、9年の間に地元でも少しずつ認知されたのでしょう。個人や様々な団体のご注文の中で、市内や近隣からのものも次第に増えて参りました。

写真は、市内の私立中学校からのご依頼で作ったギフト箱です。学校の校章をあしらったオリジナルデザインの醤油せんべいと、地元JAXAにちなんだ「はやぶさせんべい」をミックスして、お手頃な箱詰めになりました。

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現在、市内の中学校4校のオリジナルデザインせんべいを作っていて、折々の行事ごとなどにお使いいただいております。おせんべいは日持ちが良く、単価もお手頃なので、不意のご来客に対応できたり、予算を抑えめにできるというご感想を頂戴しているので、これから更に御用達が増えるよう期待しています。


0120◆手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
◆おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、
オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら

はやぶさせんべいのご用命はこちら

2014年7月 4日 (金)

圏央道開通

 先月末、6月28日土曜日の15時、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の路線が一部開通しました。相模原愛川―高尾山インターチェンジ(IC)区間(約14・8キロ)です。昨年春、東名高速道路の海老名ジャンクションまで繋がっていますので、今回の開通で、東名と中央道が高速道路で結ばれました。既に開通している関越道方面まで、一気に行けるようになりますから、とても便利になります。

 都心を迂回すPhoto_2る環状道路の完成は、東京中心部の混雑緩和は勿論、南北にアクセスの悪い神奈川県内の一般道の状況を改善する効果も期待され、各方面で大きく取り上げられているのは、周知のとおりです。

 この、相模原愛川ICは、風林堂の店舗からすぐ近く、車で5分ほどのところにあります。この道は、何本かあるインターチェンジへ向かうアクセス道路の中の一本ですから、昨年春のインターチェンジ開通の頃からお店の前を通る車両の量が少し増えているのを実感しています。今回の開通で、八王子方面への利用が増える分、これからさらに交通量の増加が見込まれると思っており、今までこの道を利用したことのない方々が、風林堂のお店の前を通る可能性が広がるということにも繋がりそうです。

 当然それは、ビジネスチャンスと捉えていますので、新しい商品開発や、ロードサイドの利点を生かしたPR方法の見直しなど、取り組むべき仕事がたくさんありそうです。

 個人的に、この道路を使用して行ってみたいところも沢山ありますが、それはもう少し先に延ばしておきます。

2014年6月29日 (日)

映画感想文「ぼくたちの家族」

Photo_2 久しぶりに、映画の感想文など。邦画は年に1~2本しか見ませんが、石井監督は、新作が掛かれば見たいと思う、数少ない日本人監督です。


 石井裕也監督が描く家族の風景が好きだ。日本アカデミー賞の作品賞を受賞した前作を見ていないので、それより前の少しマイナーな香りのする作品と対比することになるけれど、初期作品の、ビッグネーム役者をほとんど使わずに、実に味わい深い等身大日本人を描くスタイルとセンスは、今回も少しも変わらず発揮され、期待を裏切られなかった。 物語の舞台設定や、登場人物像の演出などが、どこにでもいる感、近親感に溢れていて、随所で深い共感を抱かせるところは小憎らしいくらいだ。

  首都圏から離れた地方都市に住む若菜夫妻の年齢は50歳代後半といった設定だろうか。既に結婚して家庭を持った長男夫婦が、第1子を授かったというめでたいエポックに前後して、妻に異変が起きる。あろうことか、妻であり母である家族唯一の女が、いきなり余命1週間の宣告を受けるというせっぱ詰まった状況に陥るのだ。いい歳してあまり頼りにならない父、かつて引きこもっていたというちょっと気弱だが頑張りやの長男、調子が良いが、やたらに現実的な大学生の次男という男三人と、脳障害のせいで、やけに子供っぽく純になっていく母。四人の数日間を描く中で、崩壊間際だった家族のかたちがどのように変化していくのかを、とても暖かい目線で見つめていく。

 舞台設定や人物の演出がスーパー平凡且つリアルに徹しているから、観客の目には自身の状況や感情が重なるところが必ずあるはずだ。どの人物に共感するか。自分自身を投影するのか。あるいは半歩引いて、隣人のような目線で見守って行くのか。感じ方味わい方は性別や年齢によって人それぞれだと思うが、この若菜家の姿は、戦後から高度成長、そしてバブル経済の時代に上ばかりを見ていた昭和家族像とはひと味違う、既に20年以上経過した平成日本の価値観や現実がとても上手に投影されているという点で観客全員に異存はあるまい。

  個人的に一番「やられた!」感を強く持ったのが、入院中の母玲子が他の家族三人を前にして、心情を次男俊平に語り出すシークエンスだ。夫克明や長男浩介のことを見分けられなくなっていた玲子は、家庭を持ってから今までの心の内を家族の前でさらけだす。「お父さんと浩介がここにいないから言っちゃうけどね~」という言葉に続 いて語られる内容は、昭和~平成と時代に沿って生きた中流日本人の妻・母たちの公約数的な心情ではなかろうか。その言葉を前に、何も言わずにうつむく夫と長男の姿から漂ってくる、ある種の後ろめたさを嗅ぎ取ることは容易であろう。

 そして、 もう一組の夫婦、長男浩介と深雪。夫は、両親の家計が既に破綻している事実を身重の妻に打ち明ける。このときの若妻のリアクションと、その後の演出には舌 を巻いた。自らを「みゆき」と名前で呼ばせ、自己中心の小さな世界観を唯一絶対視している妻。一番大切な日は?と聞いたら、自分の誕生日と答えるタイプ じゃなかろうか。当然舅夫婦への援助を拒絶。その状況を受け入れざるを得なく、実家の危機との板挟みでもがく長男。これまた平成日本で家庭を持った男の立場と価値観とを見事に描いて見せる。あるあるある・・・と心の中でつぶやくことしきりである。

  後半は、危機に立ち向かい奮闘する息子二人を中心に語られる。家族の難病と同時に、家計の危機というこれまた現代的な難題を前して、一歩一歩前に進んでゆく様にも強く共感を抱く。困難を共有し、解決に向かって力を合わせる行為が、人と人の結束を強くするという解説は、社会心理学で取り上げられることが多いが、 この兄弟の頑張りはまさにそれ。物語の最初とは明らかに変わってきて、成長の跡が見て取れる兄弟。二人が終盤に向けて下して行くいくつかの決断と、それに伴う行動を、本人の口で語らせないスタイルも日本人男子のメンタリティーに配慮した演出であろう。 そして、困難克服の過程が、大人へ向かうときに通るべきイニシエーションだと考えれば、息子二人に加え、イマイチ大人になりきれていなかったような父親の、遅すぎる脱皮への機会だったと捉えられるかもしれない。

  玲子の手術後、待合いの通路で肩を組んで喜び合いすすり泣く父と息子を写すカメラは、最後まで彼らに近づかずに、やや引きの構図を保つ。仕事をなし終えた男の涙を、顔ごとクローズアップで撮るといった無粋を避けた演出が心憎い。嫁みゆきと姑が顔を合わせる大団円も、ことさら感動を強調することなくさらりと描く。後味の良さが際だつラストも秀逸である。次回作にも期待大。

2014/5/28 109シネマズグランベリーモールにて

2014年6月27日 (金)

さがみ八撰も梅雨

風林堂の一番人気商品「さがみ八撰」。おせんべいは通年変わらない商品構成なので、賑わい感を演出しようと始めた季節毎に変わるパッケージ商品です。主に季節の花々をあしらうことが多く、ほぼ1ヶ月毎に変えています。

梅雨どきといえばやはり紫陽花。青やピンク紫の花々は、梅雨のしっとりした風情に似合います。以前季節バージョンには、彩りとしてゼリー菓子を入れておりましたが、供給してくれていたメーカーが廃業となり、別の商品を探しました。

日本商工会議所が運営している、ビジネスマッチングサイトで募集したところ、愛知県の業者さんが名乗りを上げてくれ、昨年末より取引き開始。砂糖コーティングしたグミ菓子という珍しいものが仲間入りしました。

風林堂の店舗以外では、小田急線相模大野駅近くに昨春オープンした、市のアンテナショップ「sagamix」で、通常バージョンを取り扱ってもらっており、おかげさまでご好評頂いております。

Photo

Photo_2


さがみ八撰はこちらから

2014年6月18日 (水)

新しい相棒

先月末に新しい相棒がやってきました。といっても人ではなく、商品の納品等に使う貨物用の自動車です。前のトヨタハイエースは、12年29万キロほど乗って、大分くたびれて来ましたから、お役御免にいたしました。

今回は日産のNV200という、街中でよく見かける少し小型のボンネットタイプ。以前より直接納品する量と頻度が減ってきたので、荷物室の容積も小さめにしました。この車、実は中古車のリースです。昨年の春先に、社の40周年記念にと、沢山のロゴ入り印刷せんべいをオーダーくださった、県内の大手リース会社さんとのお付き合いでやってきました。https://www.justauto.co.jp/

中古といっても、元はディーラー所有の言わば新古車。中も外もとても綺麗で、納車されたばかりのときには、新車の香りがしました。側面のドアには、弊社のURLのQRコードも入れて貰い、走る看板の役目も担ってもらいます。活躍する機会が増えればありがたいですね。

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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