2008年9月 6日 (土)

汚染米不正流通問題について

 昨日大きく報道されました、大阪のコメの売加工業者による、事故米の不正流通につきまして、弊社の原材料仕入れ先に確認をいたしましたところ、「三笠フーズ」およびその卸先との取り引きは一切無いとの回答を得ました。

 そもそも風林堂のおせんべいには、国産以外の米は一切使用いたしておりませんので杞憂と考えておりましたが、確かな裏付けを得られましたので、お知らせいたします。

 最近、食品への信頼が揺らぐ事件が次々起っており、消費者の皆様には「またか!」との思いがおありと存じますが、その不信感を払拭する方策は、私達提供者側が真面目な仕事を続けて行く以外にはあり得ません。

 私達風林堂は、お客様の信頼にお応えすべく安全、安心な製品作りを第一に製造販売に取り組んで参ります。

 これからもご愛顧のほどお願いいたします。

 

2008年9月 3日 (水)

風林堂にTVの取材がキタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

 今日、風林堂にTV番組の取材が来ました!! 

 テレビ大阪発、「若さの秘密大解明!日本全国パーツ美人を捜せ!!」(仮)という全国6局ネットのバラエティ番組だそうで、『美を追究する女性タレント達が、日本各地を周り、身体のある一部が驚異的にキレイな「パーツ美人を捜し出し紹介する』というのが概要だそうです。 

取材対象の、歯のきれいな女性が、相模原にいらっしゃったとのことで、近くの弊店に白羽の矢が立ったようです。
Yumi_kaba  来店されたタレントさんは安達祐実さんとKABAちゃん、ある意味とても対照的なお二人で、なかなか楽しい掛け合いを見せていただきました(笑) 

 お二人が店内にいらっしゃったのは10数分だったでしょうか?ほんの僅かな時間ですが、そこまでの準備にかかる番組スタッフの皆さんは、大勢が色々な仕事を手分けしてこなされていて、テレビ番組のロケ現場の大変さを目の当たりにさせていただきました。

↑店内で撮影中の裕実さんとKABAちゃん。

 風林堂でお作りしている"ぷりんたぶるせんべい"に、「求む!歯美人」の文字を印刷し、それを持って、尋ね人を捜し歩くという段取りなので、準備した100枚ほどのおせんべいをお持ちになり、次の撮影場所「さうざんろーど相模台商店街」へと向かわれました。Tv

 祐実さんは、以前「ぷりんたぶるせんべい」のご注文頂戴した山口香緖里さんと舞台「大奥」で共演されていらっしゃるので、店内に飾ってあった山口さんのサイン色紙をご覧になり、「そういえば前におせんべいいただいた!」と思い出されていました。

 ちょっとしたご縁ですね。

 関東ではテレビ東京で、9/20(土)午後4時からのオンエアとなる予定だそうですから、ご覧になっていただければ嬉しいです。

2008年8月31日 (日)

闇の子供たち

Yami とても重いテーマの作品です。真夏の陽光の下、夏休み真っ盛りの大都会のシネコンで見ましたが、お子様向け作品を見に来ている幸せそうな親子連れの人並みをかき分けながら、金属の固まりを飲んだような感覚での帰途になりました。

 途上国における闇社会、貧困からくる悲劇、前編を通した悲惨な描写は、かなり現実を反映しているとのこと。

  本作で描かれた白人や日本人の幼児買春客たちは、憎むべき現実が存在していることを告発し、私たちが知らない影の世界を暴いて白日にさらしてくれます。  大多数の普通の者は、この変態野郎達を蔑み、悲惨な子供達の現実に心を痛めることになるのです。 売春宿でエイズに感染し、捨てられた少女がやっとの思い で故郷までたどり着き家族の元に戻りますが、その末路は本作中最も悲惨なシーンとして忘れられません。

 そして平行して描かれるもう一つ のおぞましきテーマ、生きた子供の臓器売買については? 梶川の立場に自分が立たされたらと考えたとき、突然その重さが圧倒的な現実感を持って迫ってきま す。この夫婦の言葉に、どこかで共感している自分の心に恐怖と嫌悪を抱いてしまいます。手術を阻止しようとする者、事実を告発しようとする新聞記者、我が 子を救いたい親、三者三様の思いが交錯する梶川家のシーンは、象徴的で、とても考えさせられる演出だと思いました。

 エンディングのワンシーンについては、賛否が分かれると思いますが、残念ながら私は違和感を抱きました。 上映終了後、これについての客同士の会話から、ストーリーの結末を一部曲解しているニュアンスが聞き取れ、その感を強めました。

 また、状況設定にやや強引さが見られるところ、終盤のアクションシーンの挿入の仕方など、やや首を傾げたくなるところがあるのが残念な部分ではあります。少しマイナス点でしょう。

 豊原功補演ずる清水が異国と日本の距離感を縮め、リアリティを高める役柄として印象に残ります。そして、タイ人の重要な登場人物男女二人が、日本人に対してぶつける激しい嫌悪感は、強烈なパンチを私達に食らわせます。

サスペンスとしての結末も楽しめますし、最後まで釘付けられる質の高い社会派作品として高評価したいと思います。


109シネマズMM21にて

2008年8月20日 (水)

おせんべいにイラスト・メッセージを印刷「ぷりんたぶるせんべい」お中元編

Hakusuisya   CMソング「わるならハイサワー!」でおなじみ、(株)博水社さまより、お中元用としてご用命頂きました。4種類のイラスト、ロゴ、キャッチコピーなどを組み合わせた大きい箱詰めをお作りいただき、全国のお取引先様などへのギフトとしてお送りしました。

 今夏初めてご用命いただき、同社HPなどを拝見いたしましたところ、社長は私とほぼ同世代の創業者から数え3代目女性とのこと。 精力的なお仕事ぶりの様子が書かれたブログなども、楽しく拝見しました。 すごいバイタリティーです(驚)Hakusuisya2

全亭協」なる組織の存在も知るところとなり。 社長直々に入会のお誘いをいただきましたが。まだ手続きはいたしておりません。 う~ん、どうしよう(笑)

企業さまのイメージアップに一役買えれば、作り手としても嬉しいことです。

箱詰めされたロゴ入りおせんべい→


Logo_3 手焼きせんべい相模原風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら 

2008年8月13日 (水)

夏情緒

Summer  全国的に夏休みの真っ盛りの時期ですね。皆様どんなお休みを過ごされていますか? 例年どおり、甲子園の高校野球、故郷や地元代表の頑張りに一喜一憂したり、まして今年は北京オリンピックでの日本選手の活躍に声援を送る楽しみもあり、特別お出かけなどをしないでもTVの前で盛り上がれる夏ですよね。

 神奈川県地方は、30℃を大きく超えた猛暑の日が1ヶ月以上続いていますが、 例年より早めの梅雨明け以降、気温の高さとはうらはらに、思ったほどスカッと晴れた日が少なく、白っぽい空の蒸し暑い陽気が続いています。夕方になると雷雨になることが多く、亜熱帯のスコールを思わせる集中豪雨が頻発です。

 そういえばこの夏はまだ立派な入道雲を見ていません。相模原は森・林が散在し、虫の声はよく聴かれますので、夏の訪れはミンミン蝉の鳴き声で実感できますが、その林の上に広がる空の青と、雲の白さの対比がいっそう夏情緒を引き立たせてくれるはずですなので、早く深い青の空を見上げてみたいものです。 

 8月の初めから旧盆の頃までは、華やかな花火大会や、盆踊りなどのイベントも多く、ふるさとへの郷愁も相まって和の情緒を刺激してくれる時期です。下駄・浴衣・団扇の日本の夏正しき3点セットで決めて、一度しかない今年の夏を大いに楽しみましょう。

2008年8月10日 (日)

おせんべい屋、暑い夏の、熱い仕事場

こんばんは、手焼きせんべい風林堂店長酒井です。 

今年は梅雨明けが早かったこともあり、関東地方での真夏日が既に1ヶ月近く続くなど、今年も暑い夏となっています。 おせんべいを作る風林堂の工場は、その製造行程でずっと熱源を使い続けるので、この季節は少々身体に堪えます。1

大きいガスバーナー、音も迫力満点→

 おせんべいを焼くのはもちろん大変なのですが、こちらは比較的朝の早い時間に終えるようにしているので、多少救われていますが、その後の行程で、たれをつけて濡れたおせんべいを高温の熱風で乾かす作業が結構大変です。

4  乾燥機の庫内温度はご覧のように90℃に迫る高さなので、その近くは軽く40℃を超えています(汗)

この作業抜きでは、おせんべいが仕上がりませんので、致し方ないのですが、毎年夏場の約3ヶ月間は、それなりの忍耐が必要です。

2

コンベアの裏に大きい送風扇がり、熱風を吹き付けます→

 炎天下での屋外作業、高温多湿の作業場、スポーツのトレーニング、屋外でのスーツ姿等々ニッポンの夏は、皆に等しく厳しいのでで、しっかり対策を立ててバテないよう乗り切って参りましょう。

2008年8月 2日 (土)

告発のとき

Kokuhatsu唯一の超大国が抱える闇を静かに告発する・・。戦場で壊れてゆく若者達の見えざる事実。

イラクから帰還した息子マイクが失踪したことを知らされた、トミー・リー・ジョーンズ扮する元軍人警官の父親ハンクが、息子の所在を確かめに基地の ある町に向かう。無断離隊という不名誉な行いに釈然としない厳格な父は、軍警察の捜査に納得せず、シングルマザー女刑事エミリー(シャーリーズ・セロン) とともに独自に事実の調査を始める。そして、次第に明らかになる真実。

 2003年に起きた事実を元にポール・ハギスが監督、脚本を手がけた作品とのこと。 あまり多くの予備知識を持たずに望みましたので、行方不明の息子を 捜す謎解きミステリー的なテーマの作品と思っていましたが、それだけではありませんでした。 いい意味で裏切られました。

 マイクの死の真 相へ迫る過程で、彼が残した携帯電話の映像や声、戦友から知らされた「ドク」という愛称の由来などから、戦場イラクで何を見、体験し、心をどのように変化 させていったかが明らかになるにつれ、その闇の深さを父ハンクの目線を通して知ることになります。 軍人一家に生まれ育ち、正義感に溢れたよき青年が、戦 場の狂気により心を破壊されていく事実はあまりにショッキングで、言葉もありません。 退役軍人らしく投宿中も規律正しい日常生活スタイルを貫いていたハ ンクが、事件の事実に迫るにつれ、心なくも自堕落な態度に変わっていくのにも、抑制の効いた態度の裏に隠された心の変化が読み取れます。

 そして、更に暗鬱になるのは、マイクを惨殺した犯人のセリフ、「自分たちがマイクを殺したが、時と場所が違えば、自分が殺されていたかも・・」。 そして、父に謝罪をするその目に精気はなく、うっすらと笑みさえ浮かべる表情はまるで抜け殻のようです。 

  刑事エミリーの存在は、軍社会の外側からの目線、つまり普通の米国人の感覚で事件を捉え、別の意味でのアメリカ社会が抱える暗部を対比させているようで秀 逸だと思います。 その幼い息子にハンクが語る「ダビデとゴリアテ」の逸話が、本作の原題“エラの谷” の意味するところでもあります。

  このところ、米国の映画シーンはイラク戦争への反省ブームともいえ、この種の作品が多く作られています。 自由と正義と名の下、世界中に軍を送り続ける覇 権国家アメリカ。その国が、逆さ国旗を掲げなければならない事態に陥っているとしたら、それはいったい誰に向けてのメッセージでなのでしょうか? そし て、その混迷の出口は何処にあるのでしょうか?


at TOHOシネマズ ららぽーと横浜

2008年7月30日 (水)

風林堂の居候 その後

7_21 先月 風林堂の階段脇、蛍光灯の上に営巣した燕、卵がかえり雛が5羽生まれました。

左の写真は7月21日に撮影したもの、まだ産毛がちょこっと生えたくらいの生まれたてといった風貌ですが、次の写真7月29日撮影のものでは、もうすっかり鳥らしくなり、僅か10日間ほどで巣からはみ出しそうに成長しました。 ときおり羽を広げ、飛翔の練習らしきしぐさも見られます。 野生動物の成長の早さには驚くばかりです。7_29

 巣立ちの日も間もなくかなと思いますが、どうにか無事に育って、又来年戻ってきてくれれば、そのかわいらしい姿にしばし和ませてもらえると期待していますが・・。

2008年7月24日 (木)

相模原発帰省のおみやげ。

Rurubu 2007年4月、相模原市が周辺の町と合併し、新しい行政区として再出発したのを機に、左のような情報誌が出版されました。おなじみJTBの「るるぶ」の新相模原市版です。 既に1年以上前のことなので、地元の方は手にされる機会も多いかと思いますが、今でも書店などで入手可能です。

←表紙には既に活動停止してしまった地元バンド「キンモクセイ」も

 新旧相模原市の名勝や施設、名店やサービス・商品などがたくさん紹介されていて、なかなか見応えあります。

 我が風林堂の商品も、1点ご掲載いただきました。「相模原草紙」、でいらぼっち照手姫のイラストをおせんべいのに配した独自商品です。Sousi

 学生、生徒さん達は既に夏休み、大人の方々も8月の声を聞くとそろそろお休みの時期になりますが、ふるさとへのおみやげに多くご利用いただければありがたいなと思っています。 

 おせんべいは夏場でも日持ちがいいので、夏の長時間移動のお車のトランク内でも問題ありません。 今年の夏は・・来年以降も(笑)・・・是非ご利用賜りたくお願い申し上げます。

8/13迄、伊勢丹相模原店地下1階、銘菓販売コーナーで「さがみ八撰」とともに販売いたしております。お近くの方は、ぜひご利用ください。


るるぶ相模原市 (るるぶ情報版 関東 42)

2008年7月20日 (日)

故郷のBグルメ 桜エビそば?

 風林堂が相模原市に移転して、早4年が過ぎ、かつては頻繁に行き来した静岡にも、月に1回ほど出向くのみになってしまいました。 しかし、長年の取引先との商談などで、たまの出張と相成ったときには、懐かしい味に出会うチャンスです。

Soba2  東海道は由比海岸の景勝、薩埵峠 の下、海岸沿いの国道1号線沿いに立つ「スマル亭」、決して立派とは言えない店ですが、ドライバーにはそれなりの人気のようで、いつも何人かのお客が入っています。 店の裏手は駿河湾、すぐ先には東名高速の高架橋がが迫っていて、車の往来する音が絶えることはありません。

 右下の写真「桜エビかき揚げそば」が、私のお気に入り。

 Soba由比の名産として名高い桜エビですが、こちらは尾頭付の立派な海老ではなく、ちぎれた細かい破片くらいのものが少し入っている程度なのですが、なかなかに香ばしい風味で、言わば少し贅沢な「たぬきそば」といった感じでしょうか? 

 それでも、子供の頃よりなじんだ味なので、月イチの出会いを密かな楽しみにしている訳なのですね。 

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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