2021年5月22日 (土)

「宇宙とつながるさがみはらスイーツ」アゲイン

3月に実施され、大好評をいただいた販売企画「宇宙とつながるさがみはらスイーツ」の第2弾開催が決まりました。2010年6月13日、小惑星探査機、初代「はやぶさ」の帰還を記念して定められた「はやぶさの日」に合わせての実施です。期間中、対象店ではやぶさ2にちなんだ商品をお買い上げ頂きますと、市内に設置された「はやぶさ2」をモチーフにしたデザインのマンホール蓋と同じデザインの缶バッチ進呈致します。期間は、6/5~6/13 ご期待ください。

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2021年5月13日 (木)

コロナ後の日本経済はこうなる

ラジオNIKKEIってご存じでしょうか?昔の日本短波放送「ラジオたんぱ」という呼び名がおなじみの方もいらっしゃるかもしれないですね。株式相場や、競馬中継のイメージがありますが、局名のとおり日本経済新聞と連動した放送も多いので、情報収集のため時間があると聴くようにしています。ラジオ放送を聞く機会が多いのは、自動車移動の時間ですが、車載ラジオは短波受信できませんので、専らインターネット配信を利用しています。Wikiによりますと、世界で唯一の商業用短波放送専門局だそうです。何だか貴重な感じですね。

先週でしたでしょうか、「町田徹の経済リポートふかぼり!」という番組で、コロナ後の日本経済の見通しというテーマ、シンクタンク「日本経済研究センター」の分析を取り上げていました。

Photoコロナ後日本の経済成長見通し

解説していたアナリストによりますと、そもそも日本経済は、人口減少と高齢化によって厳しい段階に入っているということを前提に、昨年からのコロナ禍が今後にどう影響し、乗り越えるための道筋を示しているというのが大まかな内容です。

上のグラフは経済成長を予想したもので、3パターンに分けられています。1)標準シナリオ。ワクチンの普及が順調に進み、来年以降V字回復しコロナ危機の前の状態に戻る。ただし、日本経済が実力通りの成長を回復したとしても、30年度頃迄プラス0.5%程度の成長、それ以降からマイナス成長に陥る可能性が高い。2)リスクシナリオ。V字にならずに経済が腰折れし、危機前の成長を実現出来ないまま縮小過程に入る。3)改革シナリオ。V字回復の後、経済構造の改革を進め、30年代のマイナス予想を跳ね返して再び成長軌道に乗る。というものです。

標準とリスクシナリオの前提として、人口減少と高齢化、35年には団塊の世代が後期高齢者となり、人口の2割を占める。現役世代の減少と社会保障の負担増は、経済にとって確実なマイナス要因。

リスクシナリオの理由としては、コロナの傷跡が残る中での後始末 政府による給付金の残高が巨額となり、負の遺産として残る。既に積み上がった通常の債務に加え、50兆円を25年間で返済するとし、25年度から毎年2兆円増税が必要となる(消費税換算1%)。コロナ禍で業績が悪化した企業も借金を抱えて、その処理に苦慮することになると予想される。

さらに、ウイルス変異への対応などで、感染収束に手間取ることも考えられる。その場合、22年度まで行動制限が続く。1)国民にコロナの恐怖を刷り込まれる 飲食 観光 イベントなどにマイナスの影響 2)借金問題が深刻化 政府は給付金を続け、企業の債務も膨らみ続ける 3)経済的弱者が影響を受け、新興国での回復が遅れる。各国が国内事情を優先させ保護主義的政策を採ることで、国際の取引が停滞するなどによる世界経済の悪影響を受ける。などの懸念を挙げています。

改革シナリオは、政権が掲げる脱炭素社会、2050年ゼロエミッション達成を目指し、これを成長の機会と捉える。DX(デジタルトランスフォーメーション)社会の実現により、省資源、生産性向上による経済構造改革。新しい発想、もの作りからサービスへの変換。無形資産の拡充(ソフトウエア 技術事業のアイデア 研究開発 教育等)。データ利用の統一ルール作りによって、国際協調利用を効率化するなどの例を挙げています。また、既に進みつつある、雇用環境の改革、終身雇用、年功序列型からの脱却も重要だとしています。これらが実現出来た場合、日本経が新たな成長に進めるとしています。

さて、オリンピックの開催を巡っても、可否両論があるように、今の状況には多くの国民が不安を持っているのは間違いないでしょう。間もなく本格化するワクチン接種が、この不安を取り除き、将来展望が開けるようになれば、一気に明るさが戻るかもしれません。ほぼ全世界が新型コロナウイルスのマイナス影響を受けている今、いち早く立ち直って、日本がもう一度復活できるかの正念場なのかもしれないですね。


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2021年5月 5日 (水)

コロナ関連支援金を申請

緊急雇用安定助成金3度目の申請。政府が用意してくれたコロナ対策。所謂「雇用調整助成金」の小規模企業向けバージョンです。自社での製造&販売をしている風林堂では、昨年の今頃、最初の緊急事態下で急激な需要低下に見舞われ、4月5月は製造現場をほぼ全休しましたので、従業員の皆さんにもずっと休んでもらいました。よって申請額も結構なボリュームになりましたが、2回目3回目の緊急事態では、マスコミ報道のとおり人の流れはあまり減少せず、平行して売上げもそこそこ確保できていますので、休業期間も僅かで、申請額も大きくはありません。それでも、働いてくださる皆さんに保証ができて、会社の負担も無くて済むありがたい措置です。厚労省のサイトでは、本体の「雇用調整助成金」は、5月6月も延長になるとなっていますが、こちらはどうなのかまだよく解りません。連休明けにははっきりしてくるのではと期待しています。が、何より、コロナウイルス感染が収束して、普通に仕事が出来ることが一番望ましいのは、申すまでもありませんね。

Photo_2緊急雇用安定助成金申請書


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2021年4月19日 (月)

ウエアラブル端末

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最近入手した、新しいITおもちゃ。所謂腕時計型ウエアラブル端末ですが、日常装着しているといろいろなことを教えてくれます。例えば睡眠の状態。私の場合、仕事のある日は、22時~23時頃に寝て、午前4時半~5時に起きるという生活パターンなのですが、寝る前に、大体7時間寝られるな~とか、今日は6時間だな~と、起床時間から逆算して床につくことが多いです。このところ(60歳に近くなった頃から)熟睡した~という日がほとんど無くなりました。特に、昨春のコロナ感染拡大からはその傾向が顕著。時計の分析によると、深い眠りの比率が少なく、質が良くないとのこと。どうやら、自覚が裏付けられた感じです。睡眠時間については、年齢なりに妥当な線かと思っていたのですが。
 
 

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Faceebookを通じて交流いただいている、作家で精神科医の樺沢紫苑先生。ネット配信で拝見する記事によると、https://toyokeizai.net/articles/-/411174 6時間睡眠を続けるのは、日常を軽い酩酊で過ごすのに等しいとか。酒のほろ酔いは気分良いですが、一日中では仕事に差し支えるのは言うまでも無く、改善が必要なのかな~。まあ、このデバイス、余った楽天ポイントで買ったくらいの廉価品なので、どのような仕組みで判定し、どれくらい正しいのかは不明ですが、何となく自分の感覚に近い数値が出たので、何か対策を講じることが必要なのかもです。とは言っても、おそらく立場上、仕事を退くまでは完全に解決するのは無理かな~とも思う今日この頃であります。


 

2021年4月17日 (土)

行動経済学の本より

ある種のワクチンには、1万人に10人の死者が出る危険性がある。もしそのワクチンによって予防できる病気(たとえばある種のインフルエンザ)の死亡率が1万人につき10人未満であれば、だれもそのワクチンを使いたいとは思わないだろう。利益より損失のほうが大きいからだ。
 今度は逆の場合を想定しょう。ある種のインフルエンザでは、平均して1万人に10人の死亡者が出る。そこでワクチンが開発されたが、それを使うと死者が出る恐れがある。しかし死亡率はインフルエンザの死亡率より低い。この場合、前記の例に照らしあわせてみれば、ふつう、ワクチンを打つほうがいいと考えられる。
 ところが多くの人びとは、この二つのケースを分けて考えたがる。10人のうちの6人が、子どもに1万人に10人の割合で死ぬインフルエンザの予防のために、1歳の子どもにワクチンを与えようとは思わないのだ。ワクチンが発症させる副作用の確率が、インフルエンザの死亡率より低いにもかかわらず、である。
これは「省略の誤り」として知られる現象である。ワクチンを与えることによって生じるリスクを避けたいのだ。たとえ与えなかったための危険が、与えたときの危険より大きくても、である。
 
マッテオ・モッテルリーニ著 「経済は感情で動く」より

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ということは、新型コロナ対応ワクチンも、一定数が接種を受けないという可能性が高いということですね。6割以上が免疫を持たないとパンデミックが収らないと言われてますので、こういったバイアスを持つ人たちをどう扱うか、当局は大変です。 
 

2021年4月 4日 (日)

映画感想文「ノマドランド」

SNSに投稿した短いものの転載ですが、久しぶりの映画の感想文。

年始めてスクリーンでの鑑賞。何というか、久しぶり映画に圧倒されるというか、しばらくボーゼンとする感覚です。すごいスペクタクルがあるとか、ストーリーが秀逸であるとか、心揺さぶられるとかというのでは全くないのですが、考えさせられることが あまりに多くて頭の整理がつかないです。ジャーナリストのジェシカ・ブルーダが、ワーキャンパーの取材を元に書いた『ノマド 漂流する高齢労働者たち』をベースに作っているのでしょう。本の主人公リンダ・メイも、実名で登場しています。(演者についてはエンドロールを見て驚愕します)公的年金の不足による「定年の消滅」によって一生は働かざるを得ない人々。家賃高騰で稼ぎの半分が住居費に消える国。望む望まないにかかわらず、ハウスレス人生を選ぶしか無い高齢の人々。「ノマド」として生きる人物達が、全員白人であること。超大国アメリカのいろいろな影をテーマにしているのですが、登場人物達を見つめる視線の暖かさがとても心地よいです。広大な国土の移民が作り上げた国と、狭い島国で大多数が同じ民族で構成される我が国との違いを実感する機会にもなります。
毎日仕事に追われ、自由になる時間が少ない皆さんに是非見てもらいたい。登場人物が語るセリフの一言一言が、心に染み入ること間違いなしです。


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2021年4月1日 TOHOシネマズ海老名にて

映画通のFacebookフレンドが、この作品について、同じ監督が撮ったザ・ライダー(2017)が、傑作でそれを観た主演&プロデュースのフランシス・マクドーマンドが抜擢したのだという話しを教えてくれたので、そちらも是非鑑賞したいと熱望しているとろです。


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2021年3月21日 (日)

DNAの本

昨年2月頃より本格的になった新型コロナウイルス感染拡大が、1年超となりました。政府としてはオリンピック開催に向け、何とか収束させたいところでしょう。2度目の緊急事態宣言が今日で終りますが、この間の新規感染者数や、死亡者数の推移を見ていると、市民の行動自粛だけではもはや限界があるのではないかと素人目には写ります。やはり、パンデミック収束の決定打は、ワクチンと効果的な治療薬に尽きるのではないかとも思うところです。

欧米のファーマが開発したワクチンが、感染防止にかなり効果があると言われていますね。最も早く実用化されたワクチンは、mRNAワクチンというものだそうで、今までになかったタイプの医薬品だそうです。(mRNA医薬品とは) これまで研究開発は進めれられていましたが、実用化の実績がなかった新しい創薬技術であるmRNA医薬が、新型コロナウイルスパンデミックという人類の危機への対応で、その優位性が生かされ、一気に実用化されたということだそうです。

メッセンジャーRNAって何だっけ・・ということで、少し前に読んだ本を引っ張り出してきました。「遺伝子」「染色体」「DNA」「タンパク質」「二重らせん」「ヌクレオチド」「デオキシリボース」「リン酸」[ミトコンドリア」「塩基配列」「ゲノム」「DNAポリメラーゼ」「トランスポゾン」「ベクター」「セントラルドグマ」「センス鎖」そして勿論「RNA」「mRNA]「tRNA」などなど。昔、中学校の理科か、高校の生物で習ったような語句が沢山でてきますが、もう一度整理してみて、何となくおぼろげに理解できました。

Dna

ちなみにですが、このところ、すっかり慣用句のように使われるようになった「DNA」。例えば、日本人のDNAに刷り込まれたとか、企業のDNAだとか、要するに、世代を超えて引き継がれる文化や心持ちなどを伝えるする物質、つまり遺伝子と同義語で使われていますが、DNA=遺伝子ではないことを、再確認しました。これから、駄文を書く際には、気をつけねば。


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2021年3月20日 (土)

新型コロナ感染拡大緊急事態への支援金

信用金庫の担当が、政府の新たな支援金を紹介しに来てくれました。規模は大分小粒になりましたが、昨年の持続化給付金と同じような趣旨です。ただ、大きく変わったのは、申請に関わる証拠書類として、登記簿謄本、税務申告書、帳簿、過去の取引きが載った通帳類など実際に事業を行っているかどうかの証明が求められられるようになっていること。ご存じのように、前回の給付金申請があまりに簡単だったので、不正受給が横行したためでしょうが、当然と言えば当然。これでもユルいくらいでしょう。キモは、金融機関の確認が必須という点。弊社の担当によりますと、金融機関の確認といっても、銀行はあまり積極的ではなく、手を挙げているのは信金くらいだとか。まあ、融資案件ではないので、確認書類などを作るだけの作業は、金融機関にとっては言わばボランティア。下手するとただのコスト増ですからねえ。信用金庫の、地元中小企業を支えようという姿勢はありがたいです。
給付の条件は、緊急事態宣言の間、本年1~3月の売上げが、19年または20年の同時期と比して50%以上減少していること。う~む。

2021年3月12日 (金)

宇宙とつながるさがみはらスイーツ販売始まります

前回の投稿でご紹介した、小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが地球帰還を祝って企画されたキャンペーンが間もなく始まります。

対象商品「はやぶさ2せんべい」は、ロケットの打ち上げ直後から商品として販売しているので、他の店舗様のように期間限定販売ではないのですが、期間中お買い求めくださったお客様へのプレゼントが用意されていますので、通常とは少し異なります。

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3/15~4/4の期間中、はやぶさ2せんべいをお求めのお客様お一人にひとつ、「はやぶさ2」カプセル帰還記念デザインマンホール蓋と同じデザインの缶バッジをプレゼントします。はやぶさ2せんべいは、風林堂の店舗以外でも、市内各所でお求めいただけますが、バッチを進呈するのは直営店のみです。

詳細は、さがみはらスイーツフェスティバル公式サイト

この機会に、多くの皆様に風林堂を知って頂ける機会になれば嬉しいです。


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2021年3月 1日 (月)

広報誌でご紹介いただきました

月に2度発行される市の広報「広報さがみはら」、今日3/1発行の号で、小惑星探査機はやぶさ2が持ち帰ったカプセル一般公開を報じています。これに併せる企画として、市内のお菓子屋さんが、はやぶさ2にちなんだ商品開発をし偉業を称えようということになりました。過去の人気投票で上位に選出されたお店の皆さんが、それぞれ工夫をこらした商品をお作りになったようで紙面を賑わせています。風林堂は、打ち上げの直後に「はやぶさ2」せんべいを商品化し既に販売していますので、そのまま掲載してもらいました。誌面のpdfはこちらから

Photo3月1日発行「広報さがみはら」

幾多の困難を克服して、小惑星「イトカワ」から、サンプルを持ち帰った実験初号機のカプセルが公開されたときに、「はやぶさせんべい」を創作して、会場での即売会に臨みました。その時の熱気はものすごく、順番待ちをするひとたちが広い博物館の周りを幾重にも取り囲むという人気でした。
そのときのブログ記事

今回は、コロナ禍での公開なので、観覧できる方は、抽選による限定数となっているようです。天文ファンの皆様には、是非目の前でご覧になりたい方も多いと思いますので、ご応募になってみてはいかがでしょうか。


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