おはようございます。しばらく低温傾向だったのが、やっと本来の気候になってきた感じですね。そろそろ吹く風にも湿気が混ざって来たかなと感じます。おせんべい屋はそのあたりに敏感かも・・。
一週間前のお休みの日、空いた時間を使って自宅近所を被写体を求めて歩いてみました。2km程離れた場所に市営の競技場があり、その周りにタンポポが群生しているのを見つけて、それを撮ろうと思っていたのですが、その日は既に刈り取られていて、がっかり。替わりに、小川の縁に咲いていた春紫苑を中心に切り取ってみました。
【白詰草】
【春紫苑1】 【春紫苑2】 【春紫苑3】 【蒲公英の綿毛】カメラとレンズはすべてOLIMPUS E-PL1 ZUIKO DIGITALED 50mm F2.0 Macroです。マイクロフォーサーズという小型カメラですが、単レンズの描写がなかなかの実力と思っています。
こんな見過ごしてしまいそうな場所にも、春らしさは沢山見つかるものですね。
先日、少し悲しいけれど良いお話を頂戴しました。
ここ数ヶ月の間、時々県外からいらして立ち寄ってくださったお客様が、数日前にまた来店され、その間の経緯をお話くださいました。
75歳のお父様が、風林堂の近くにある大学病院で長期の入院加療されていたそうです。重い病で全快の見通しが立たない中、本人は完治を信じて頑張っていら
したそうですが、病状の悪化と共に食欲が無くなり、体力も落ちてこられたそうです。そんな中、風林堂のお醤油せんべいだけはお口に合ったようで、何とか食
べることができ、本人は喜んでいらしたとのこと。しかし、その療養中のお父様は、残念ながら最近お亡くなりになってしまったそうですが、生前最後に食べら
れたおせんべいを、棺に入れてやりたいというご遺族のご意向で、小さな詰合わせを求めて行かれました。丁重な御礼の言葉を残されて・・。
食べ物を作り商う者として、嬉しさと悲しさが半ばするエピソードでした。
GWも終わり、通常運転となりました。長いお休みを取られた皆様は、もう日常のペースに戻られたでしょうか?
風林堂のお店はGW最終日に1日だけお休みを頂きました。工場はカレンダー通りの休止でしたので、今日が仕事再開二日目。リフレッシュして臨んでいます。
遡ること4月の中旬、学生時代からの友人、石原慎一くんがミュージカルの主演を張るという案内をくれたので、休みを利用して見に行ってきました。歌以外のステージを見るのは久しぶりでした。それは、過去には演劇の脚本、演出、主演とマルチに活躍していたようですが、今回のステージがミュージカル最後の大きな役かもということだったのです。
演目は「ペテン師と詐欺師」。かつてはハリウッドで映画作品となり、ブロードウェイでは何度も上演され、国内でも過去にメジャー俳優によって上演されています。
池袋芸術劇場という一流のホールで、生のバンドを従えてのステージは、素人目にも十分クオリティーが高く、とても楽しめました。
彼の役作りは、過去の作品と比べても遜色ないどころか、演劇人としては一流かもしれないけれど、歌手が本業ではない大物俳優の方々より数段聴かせるものだったのでは無いかと思います。 観客の一人としてとても楽しませてもらいました。
今年はデビュー30周年とのことで、ソロのステージがこれから沢山計画されているようなので、これからも少しは聴いてみようと思っています。
おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。
今日から連休後半に突入ですね。朝仕事の合間に流れてくる、ラジオの交通情報でも。早朝から各高速道路の大渋滞が始まっていると伝わってきました。どうやら、好天に恵まれそうなこのお休み。国内で休日を楽しまれる皆様には、最高の時間が待っていそうですね。
さて、GWが終ると翌週の日曜日は「母の日」。世間では既に商戦がスタートしていますが、遅ればせながら風林堂でも関連商品販売をスタートしました。ネットでは既に受注いたしており、何件かのご用命を頂いておりますが、店頭では本日より販売開始。既にご予約いただいたお客様にも、、お渡し出来る準備が整いました。
母の日には、圧倒的に甘いお菓子が人気と思いますが、中には辛党のおかあさんもいらっしゃるでしょうから、そういった方々にご検討頂ければ嬉しいです。
ご注文はこちら
堂々の第85回アカデミー賞作品賞受賞作品です。その栄誉に恥じないおもしろさでした。個人的に最も好きなジャンルの映画なので、昨秋の公開からすいぶん時間が経ってしまいましたが、載せて見たいと思います。
1979年に起きたイラン革命。冒頭で簡潔に説明される歴史と背景は、紀元前から続く大国ペルシャに対する、現代の覇権国家に関わりが上手にまとめ
られていて、当時の状況に明るくない観客にとっても優しいレクチャーとなっている。ここで語れられる革命前後の状況は、一般によく知られているものだが、
実はこの裏にはもう少し複雑な分析がなされうることが専門家によって指摘されている。
第二次大戦で疲弊した英国から、覇権を引き継いだ米
国。イランに於いては、モサデク政権転覆にみられる所謂「反共の汚い作戦」を展開し、その一貫としてパーレビ親米政権を支え続け影響力を保ち続けた。そん
な状況の中、イラン国内の反米感情の高まりによりシャーが追放され、代わりに反米イスラム主義のホメイニが亡命先から凱旋して実現したのがイスラム革命だ
とされているが、当時の状況を詳細に見ると、シャーを追い出してホメイニに権力を与える画策をした張本人は、アメリカだったのではないかという要素がある
らしい。その影にはどのような意図があったのか、どんな力関係が影響を及ぼしたのか?いやはや小説も真っ青のストーリーだが、そのあたりの話は映画感想文
のあとにもう一度語ってみよう。
2月に起こった革命からしばらくの後、11月にこの事件は起きた。学生を中心として、国民を苦しめ続け
たかつての国王とその亡命を受け入れた米国の行為に憤った大衆が暴徒化し、大使館を占拠、長期に渡り軟禁し世界中を驚かせたのが、よく知られたイランアメ
リカ大使館人質事件だ。本作は、その影で長期に渡って極秘にされてきたCIAの作戦を描いた、実話ベースの作品という位置づけだ。
テヘ
ランの大使館内に軟禁された、職員と警備の海兵隊員数十名の他に、極秘裏に脱出してカナダ大使の私邸にかくまわれた6名。見つかれば命の危険がある人々
を、身分偽装し脱出させようという作戦がモチーフになっている。作品タイトルの「ARGO」は、その偽装に使われた架空の映画タイトルだ。CIAの脱出
ミッションの専門家である、ベン・アフレック演ずるトニー・メンデスが主人公。協力者として登場する映画関係者、CIAの同僚や上司、果ては大統領から政
府のスタッフまでがすべて実名での登場というあたりは、さすがアメリカと思わせてくれる。
中でも、ジョン・グッドマン演ずるジョン・チャ
ンバーズは、劇中でも取り上げられているあの「猿の惑星」の特殊メイクで知られる人物。事前の宣伝コピーからは、この技術を駆使した作戦で、全く別人にな
りすまして国外脱出するのかというまるで「スパイ大作戦」ばりの騙しテクを期待するような先入観を持ったが、実際に展開された作戦は全く別物だった。誤解
の無いように申し添えると、奇想天外さが少ないからがっかりではなく、リアリティー溢れる緊張感は、良い意味で期待を裏切られ、最後までスクリーンに釘付
けされる面白さだ。
憎悪に燃え暴徒化して、制御不能となっている群衆にの中に取り残され、敵対国の囚われ人という立場になってしまった
者たちの状況は、実話に基づいているとはいえ、十二分にサスペンスだ。「外交関係に関するウィーン条約」など全く存ぜぬ大衆の発するアジテーションは、日
常彼らと接する機会の多かったはずの大使館職員とて恐怖だったろう。冒頭になされる状況説明と、押し寄せる群衆の映像でイランの人々の怒りがもはや沸騰点
を遙かに超えているのを見せられているから、映像を見ているだけの私達もにもその恐怖は伝播する。
作品の構成という面に目を向ければ、
孤立無援で救援をひたすら待つ心細さ、いつばれるかも知れないという恐怖を押し殺して、平静を装いながらひたすら堪え忍ぶ現地の人々心理描写を陰とすれ
ば、メンデスが力添えを依頼した、ハリウッドの映画関係者のノリは陽として描かれる。この絶妙の対比が、実話ベースのストーリーにエンタメ性を加えている
ところだ。時代はスターウォーズが公開され、SFブームのまっただ中。どう見てもパクリじゃんと、突っ込みたくなるキャラクター達の登場や、脅しやすかし
を駆使する業界特有の交渉シーンなどはいかにも西海岸的で、同じアメリカ人とはいえ、ラングレーの役人達とも全く違うところはちょっと笑える。
作戦進行に平行して、6名プラスカナダ大使の揺れ動く心理描写も緩急を交えて冴える。終盤は息をもつかせぬ追い込みで、ぐっと力も入る。作戦中止の命令と
メンデスの苦悩。空港での脱出に向けたクライマックス。機内に流れるアナウンスでリリースされる緊張と、押し寄せる感動。すべてが見応え十分。メンデスに
まつわる後日談や、エンドロールまで楽しめる極上の社会派エンタメと言えよう。監督兼主演のアフレックあっぱれ!
さて、冒頭に書いたイ
ラン革命の裏に隠されたアメリカの意図とはいったい何か? 第二次大戦後、米国の軍事産業やマスコミをたきつけ、ソ連に対する脅威感を煽り、冷戦の構図を
作ったのは覇権から手を引いたかに見えた英国の暗躍だ。そしてソ連崩壊の後、対イスラム(テロリズム)という新たな対立構造を作りだし、軍産複合体を中心
に富を産む構図を創造するための戦略に沿ったものだったのだ。 さて、最近再選されたリベラルの象徴オバマは、この支配構造とどう向き合うのか? グロー
バリズム、多極主義、隠れ多極主義が混在する現在のアメリカの行方と、SNSを中心とするインターネット技術が市民革命に果たす役割とは? 中東のリアリ
ズムを見せられると、様々なパワーバランスや問題点も見えて来るではないか。
先月、地元のターミナル駅近くにオープンした商業施設「ボーノ相模大野」。1ヶ月が過ぎてもまだ賑わいが続いているようです。
そして、その中にある、私たち市内の業者にも縁の深いアンテナショップ「sagamix」も、同じく好調な販売実績を上げているようです。
そんな状況を後押ししてくれるかのようなTV番組のオンエアがありました。毎週土曜日の昼間、日本テレビで放映している「メレンゲの気持ち」。土曜日がお休みでない私は見たことがなかったのですが、今回事前に取材の情報を聞いていたので、録画してみました。
私も面接に立ち会った女性スタッフが、リポーターのお笑いタレント石塚英彦さんと、なかなか上手なからみを見せてくれたので、お店の良いPRになったと思います。
サガミックスピザを召し上がった石塚さんからは、お決まりの「まいう~」も頂戴しましたよ(^^)
春らしいうららかな陽気が続いて気持ちが良いですね。これから1ヶ月くらいは、若葉萌え気持ちも上がってくる、一年で一番素敵な時期と思います。大型連休を前に、いろいろ計画を立てたりするのも、ウキウキの種かもしれないですよね。
おせんべいやは、5月を過ぎて早くも六月の準備をしています。今年初めて取り組む予定の父の日向けおせんべい。
お父さんへのプレゼントというと、やはりお酒絡みが一番多いようで、写真のようなセットを考えてみました。
どれもサラダ掛けしたしょっぱい味付けで、私も良く晩酌の友にしています。
特に胡椒は冷たいビールとかなり合います。どれくらい販売できるか未知数ですが、六月はおせんべいの需要が落ちる時期なので、こんな企画で少してこ入れできればいいなと思っています。
手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れメッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面でお使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」、写真は最近頂戴したご注文の一部です。
春は年度替わりの時期ということもあり、卒業卒園、人事についてのメッセージ、転勤や退職のご挨拶といったご注文が多くなります。お世話になった方々への感謝を込めたプレゼントという用途は、立つ鳥跡を濁さずという日本人の美徳を表しているのかも知れないですね。
◆手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
◆おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、
オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら
おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。
桜が早満開。春爛漫の中オープンした相模原市のアンテナショップ「sagamix」昨日も商品の補充に行って参りましたが、おかげさまで多くのお客さまにご来店いただき、ご好評を頂いているようです。相模原の産品を列べたショップが、消費者のご支持をいただけるのだろうか?という、当初の懸念は、とりあえず一掃された感じです。供給者側が思っている以上に、地元の産品に対する潜在需要には高いものがあるという証明が出来ているようです。この調子で頑張り、お客様のご期待に更に応えられるよう、頑張って行きたいところです。
さて、そんなsagamixをご紹介する3回目です。
こちらは、地酒のコーナー。
相模原市には実はかなり伝統ある酒蔵があり、通の間では有名だそうです。
どちらも津久井地域にあり、「清酒相模灘」ブランドの久保田酒造さんは、
映画「八つ墓村」のロケをされたという江戸時代か残る建物も有名です。
こちらはイートインで召し上がっていただけるオリジナル食材のメニューです。
特に米粉ベースで作ったオリジナルピザと、地元野菜をふんだんに使った具だくさんスープ
同じく地元野菜ベースのスムージーなど、個性溢れる商品がたくさんあります。
sagamixは、シティセールスの拠点でもあります。
地元を紹介するデジタルサイネージと、紙のパンフレット類。
姉妹都市の銀河連邦のものも並んでいました。
もうすっかり相模原市の顔になったJAXA|宇宙航空研究開発機構のコーナー。
かっこいいロゴは、宇宙好き子供達の憧れでしょう。
そして、そのJAXAグッズに混ざって販売してもらっている、風林堂のはやぶさせんべい。
便乗と言われても結構(笑) とても人気だそうでありがたいです。
さて三度に渡って紹介して参りましたが、いかがだったでしょうか? 地元の方々は勿論、周辺にお住まいの皆様にも魅力的に映るようなお店では無いかと自負しております。
これから、多くの皆様にご意見を承りながら、更に成長していくことと思います。私もその一部に貢献できたらと願う、オープンニングでした。