2009年7月24日 (金)

更新について

 こんにちは。 梅雨明けしたはずなのに、はっきりしない雨模様の天気が続く相模原です。
中国地方では、豪雨の災害が伝えられ、実は「梅雨末期」だったといのが、ほんとの所ではないでしょうか?

 さて、今月に入り、このブログの更新がほとんど止まっております。 実は、先月中旬より、8月いっぱいまでの長きにわたり、「ぷりんたぶるせんべい」のまとまった受注を頂戴し、昼夜なくおせんべいの製造と、プリントに追われております。 その関係で、写真撮影したり、PCに向かって記事を書くという時間がほとんど取れなくなりました。

 せっかくご愛読いただいている皆様には申し訳ございませんが、近日中にご注文品の納品にめどが立ち、更新を再開できるようがんばって参りますので、今しばらくご容赦下さい。

 よろしくお願いいたします。

2009年7月 4日 (土)

休日のオーケストラ

 六月下旬の休日、久しぶりにオーケストラの生演奏を聴きに参りました。

 同行したのは、オダサガ商店街時代の友人で、今は東京在住、クラシック音楽にとても造詣の深い「K氏」です。Photo

 会場はおなじみ「グリーンホール相模大野」。 演奏者はロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団。 03年に設立という比較的新しいオケです。 独奏者には、ヴァイオリニストで、2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝の栄誉に輝いた神尾真由子さん。 演目はオールチャイコフスキープログラムで、「幻想序曲  ロメオとジュリエット」、「ヴァイオリンコンチェルト ニ長調」「シンフォニー#5 ホ短調」でした。 クラシックファンにはどれもおなじみの名曲揃いですね。
 
 前回、池袋でもチャイコフスキーを堪能しましたが、今回は作者母国のオーケストラでしたので、期待値は120%でした。  また、指揮者の
ウラディーミル・スピヴァコフは、元々ヴァイオリニストとして名高い方だそうで、神尾さんとは以前から共演されていることもあり、その完成度はかなりのもので、満席のお客様全員が満足されたのではないかと思います。 勿論私も大感動でした。 ブラヴォー!!

 そして、オマケとしてサービス満点だったのが、主プログラム終了後、バレエ曲を中心にアンコールを3曲も演奏してくれたことです。 チャイコフスキーの作品には、小曲で且つ名曲が多いので、オーケストラが数分で演奏できるものがたくさんあるのですね。 最後の「トレパーク」は、タンバリンが印象的に使われている曲なのですが、生演奏は初めて目にし、打楽器奏者のタンバリンプレイには驚かされました。

 半年前にチケットを入手し、長いこと待っていたコンサート、このままずっと曲が終わらずに聴き続けていたい・・と思うような充実したひとときでした。

2009年6月21日 (日)

オリジナルイラスト印刷「ぷりんたぶるせんべい」美少女キャラwithハーフトーン編

 おはようございます。 久々本格的な雨降りの朝を迎えた相模原です。
から梅雨気味で始まった今年の水無月ですが、田んぼの用水には、恵みの雨ではないでしょうか。


 

 おせんべいに文字・イラスト・メッセージ・ロゴマーク何でもお望み通り印刷できる「ぷりんたぶるせんべい」。 ・・・ですが、一部今まで苦手としてきて、お客様のご依頼にお応え出来ずにいた再現方法にトライしてみましたので、ご紹介します。

 弊社の印刷方法は、シルクスクリーンに、お客様のご希望のデザインを焼き付け、粉状のインクをそのスクリーン越しに通し、おせんべいの表面に定着させるというのが基本的な行程です。 従いまして、描けるイラスト・文字などは、黒一色で、グレー、中間トーン(網掛け)のような微妙な再現は難しいと考えて、今まではお断りしてまいりました。 Harf1

 しかし、今回ご覧のような所謂美少女キャラの印刷ご依頼が参り、そこには、網掛けのハーフトーンが含まれていました。 初めは、黒ベタへの変更をお願いするつもりでおりましたが、ここ何年かの経験から、もしかしたら、版下作成時に注意すれば、再現が可能かも知れないと思うに至りました。

 そこで、十分な再現が得られないかも知れないというお断りを差し上げた上で、トライしてみましたところ、みごとにきれいな仕上がりとなりました。
Harf2
 これに味をしめ、「グレーの印刷も承ります!」と、声を大にして告知するには、版下作りの工程で、神経の使い具合があまりに多く、心臓に悪いので、今回はまだ特殊な例として取り上げさせていただきました。

 いずれ、自信満々の状況になりましたら、受注説明にも、「グレーも印刷可能!」と、お伝えしたいと思います。


風林堂 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら 

2009年6月13日 (土)

路上のソリスト

Thesoloist  とても有能ではあるが俗っぽい価値観を持つ、新聞の人気コラムニスト。 その境遇を背景に心を病み、世俗を拒絶した生き方をする孤高の天才音楽家。この2人の友情、音楽という芸術、二つの無形を映像によって表現しようとした作品だと思う。

 全編にちりばめられた、ベートーヴェン作品の音楽に重なる映像は、合衆国第2の大都会LAを映したものとは思えない透明感と神々しさに満ちている。
 また、クラシック音楽とはおよそ対極にあるような、トンネル内に響き渡る自動車の騒音や、街の雑沓が生み出す音と音楽を重ねて見せたセンスも素晴らしい。
 ハイライトは、ナサニエルが「英雄」のリハーサルを前に見せる恍惚の表情に迫るカメラと、サイケとも受け止められる映像表現だ。作品中『恩寵』と表現された、才に恵まれた者のみが理解できる、深い芸術性を表現しようと試みた意欲が伺える。

  もう一つの無形。 人としての純粋な友情の下に、職業文筆家として、ホームレス天才音楽家のサクセスストーリーを演出するという計算が透けて見えるス ティーブの言動。その友情に感謝しつつも、敷かれた社会復帰へのレールを拒否するナサニエル。彼の反応を通し、人の心の間にある距離感の微妙さを見せてく れる。
 「THE SOLOIST」という、定冠詞のついた原題にも天才音楽家の孤高と、世俗に縛られない自由な心の内を表わしているのかも知れない。 また、スティーブの 行動に対し、同じジャーナリストでもある元妻が、酒に酔って辛辣な皮肉をぶつけるシーンは、アメリカ映画らしいところだ。

 実話を元に、超大国の大都会にある病巣をもあぶり出しながら、過剰なドラマチックさを控えたジョー・ライト監督の演出と、主役2人の迫真演技が素晴らしい。

09/6/10 シャンテシネにて

2009年6月11日 (木)

食品工業機械展

Fooma09 おはようございます。 ついに雨の季節到来ですね。
相模原も、朝からしとしと降り続いています。

 昨日曇り空の中、東京臨海部有明まで、食品機械の展示会に行って参りました。 毎年この時期に開かれていますが、私は2年ぶりです。 ちょっとした設備投資の考えがあり、その導入先を検討するための情報収集でした。

 おかげさまで、良い成果が得られました。

 私の仕事とは直接関係のない出展がほとんどですが、アイデアと技術を駆使した展示物は、企業規模の大小にかかわらず、熱気がひしひしと伝わってきて、強い刺激も受けます。

2009年6月10日 (水)

セール開催中です!

 おはようございます。 少し蒸し暑く、梅雨入り寸前といった雰囲気の相模原です。

Sale  前の記事でお伝えした、風林堂の「5周年感謝セール」始まりました。

 先週末から、定休日を挟んで8日間の開催です。写真のような目立つ告知もいたしましたので、是非ご来店下さい。

 「プレミアム付さがみはら商品券」の扱いも、ほぼ同時に始まりましたので、併せてお使い頂くと二重お得になりますね。 よろしくお願いいたします。

2009年6月 3日 (水)

5周年セール

 おはようございます。 少し肌寒い相模原です。

今月末、風林堂は新規開店5周年を迎えることとなりました。早いものです。

 おかげさまで、多くのお客様にご来店いただき、折々にご愛顧いただいております。
5年間の感謝を込め、ささやかですが還元サービスセールを致します。

●期間:6月6日~14日 6a0120a639c105970b0120a68f83cf970_2
●内容:
1)期間中 店頭米菓全品20%割引販売
2)期間中1000円以上お買い上げのお客様に、8月末迄お使いいただける優待割引券を進呈。

 風林堂の「さんくすかーど」に会員登録されているお客様には、間もなくDMを差し上げる予定ですので、お待ち下さい。
 それ以外のお客様には、この機会にご来店いただき、風林堂のおせんべいをお試しいただければ幸いです。

これからも、多くの皆様にご支持いただけるおいしいお煎餅作りに精進して参りたいと存じます。
益々のご愛顧お願いいたします。

2009年6月 2日 (火)

水無月

 おはようございます。 久しぶりにすっきり晴れた相模原です。Jun

 昨日から水無月、そろそろ雨の季節も近づいてきましたが、随分日も長くなってきました。 

 写真は、昨日の閉店時に風林堂の店頭で撮った空の写真です。

 午後7時をまわった時刻なのに、西の空はまだ結構明るいので、季節の移り変わりを実感しました。 それにしても電線の多い空だなぁ・・。

 梅雨入り前の貴重な晴れ間と、乾いた空気、大切に使いたいですね。

2009年5月30日 (土)

スラムドッグ$ミリオネア

Slumdog  今年のアカデミー作品賞含む最多8部門を受賞した作品。 既に評価の定まった作品なので、その魅力を伝える言葉は、既に語り尽くされていると思うが、確かにオスカーの名に恥じない素晴らしいエンターテインメント作品だと思う。 インド・ムンバイ、スラム出身の若者が織りなす極上の青春ラブストーリーだ。

 おなじみのクイズショーを題材に、主人公が発する答えと、警察署での尋問、そして彼の人生をシンクロさせて見せるという構成は原作の手法だというが、ダニー・ボイル監督の手による巧みな映像化によって、見事に大成功していると思う。 

  現代日本のフツー階層に暮らす我々には想像することさえさえ難しい、インドの貧困の現実と、その底辺で生き抜いてきた、主人公と兄の生い立ちが描かれる前半シー ンのスピード感とダイナミックさには圧倒される。 あるときは警備員やギャングに追われ、スラムを走り回り、また、母親の死後孤児となった彼らが、旅客列車を生きる糧としたり、インチキ観光ガイドになったりと、自分自身の機知のみを頼りにたくましく生き続けるジャマールとサリーム。 悲惨な境遇とは裏腹に、生命力に溢れ、屈託無く笑って過ごす彼らがたまらなく魅力的だ。 そして、彼らと同じ境遇の子供達を食い物にする、醜い大人の存在。 アジアの影の部分にも切り 込んで見せる。

 後半では、青年になり違う道を歩み始め、対照的な生き方を選ぶ兄弟の姿、高層ビル群が林立し、西欧の夜間コールセンターと化している、IT先進国インドの今、そして、ジャマールの明晰さと、ラティカへの変わらぬ純愛が披露される。 そして、スリリングなクライマックス。

  想像してみよう。 例えば、舞台を別の国に設定しても、物語の幹「恵まれない生い立ちにもかかわらず、困難に打ち勝ち、成功を手にする主人公の生き様。」 は、形を変えて成立するかもしれない。 しかし、彼がクイズの答えを知り得た背景描写、そして何より、作品全体が醸し出す、めまいのするようなライヴ感、 万華鏡を覗くような不思議感は、ダイナミックに変容しているインドの「今」でなければ描けなかっただろう。 大団円のエンディングダンスシーンを含め、最後までインドの懐の深さを体感できる、満足度100%のオススメ作品だ。

  最後に一点、もし本作がオスカー受賞作でなかったら、日本で大きい注目を集めたか どうか、あるいは公開されたかどうかさえ、懐疑的な印象も持った。 決して華がある作品という訳ではない、出演者にビッグネームのひとつもない、SFXもない、し かし、映画の楽しみが凝縮されたこの作品の冠無しでのヒットがあり得たか・・。 GW最終日のシネコン、満席のシアターでの鑑賞後、少し考えを巡らせながらの家路だった。

2009/5/6 TOHOシネマズ海老名にて

2009年5月26日 (火)

プレミアム付さがみはら商品券

 こんにちは、五月のさっぱりした風が気持ちいい相模原です。 

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  政府の景気浮揚策、定額給付金の支給開始に合わせ、あちこちの自治体で、お得な商品券の販売をしているという話題がニュースで散見されますが、相模原市でも「プレミアム付さがみはら商品券」の販売が、6月1日より始まります。  

 風林堂も、取扱いをすることにし、少し前に登録の申し込みをしましたところ、昨日その告知ポスターが届きましたので、早速店頭に掲載しました。

 ちょうど10年前、やはり景気刺激策として「地域振興券」という金券があったのも思い出されます。

 消費者にとっては、手持ちのお金が僅かの手間で、10%増えるというありがたい施策なので、大いにご利用いただき、風林堂でのお買い物の際にも、ご利用頂きたいと思っております。 ご来店お待ちしておりますm(_ _)m

 
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