2010年1月27日 (水)

イラスト・メッセージ・名入れでオリジナル煎餅を「ぷりんたぶるせんべい」2010初ウェディング編

 おはようございます。 風林堂は只今お正月の代休をいただいております。 お休み中は、お問い合わせやご注文への返信が少し遅れることがございますが、ご了承ください。

 今日は、今年初めて頂戴した、結婚ご披露宴プチギフト用の「ぷりんたぶるせんべい」を紹介させていただきます。、ご注文からデザイン決定までの過程も簡単に書いて参りますので、ご用命を検討していらっしゃる方には、ご参考にしていただければと思います。

 年明け間もなく電話でお問い合わせいただきましたが、FAX ご自宅にネット環境が無いお客様でしたので、弊社サイトの問い合わせフォームを、ご勤務先でプリントアウトしていただき、そこへの手書きFAXでご注文をいただきました。

 弊社からの連絡は、お客様個人の携帯電話へ、画像や用件をお送りするかたちでのやり取りとなりました。 ご希望のイメージから、デザインのプランをお作りして提案差し上げたのが次の画像です。 所謂たたき台というやつですが、おせんべいの形と大きさ、印刷の再現性にには制限がありますから、文字とイラストの配置はある程度のパターン化をしてします。 Hirouen 

 この中からお選びいただいたのが、3)のイラストとと4)のメッセージの組み合わせでした。 お使いになるフォントも併せて提案させていただきますので、制約のある中でも、オリジナリティを加えられるかもしれません。

 イラストは、風林堂で所蔵しているものがほとんどですが、希にWebからフリー素材を探して描き直すもこともあります。 今回は、所蔵イラスト集から、一部手直しして版下作成しました。

 完成し、お届けしたのが最後の画像です。 ご依頼主様からのご要望で、新郎様の頭に帽子をかぶせて差し上げました。 お醤油とお砂糖2枚組で、おめでたく紅白セットです。10_1_23 

 「ぷりんたぶるせんべい」のご注文については、およそ以上のようなお打ち合わせの後、製作、納品させて頂いています。 ほとんどのご注文で、お使いになる期日が決まっていますから、受注が重なった際には、打ち合わせの進み具合と、納期を厳守するため、それなりに神経を使うこともありますが、ご注文頂いたお客様から、後日お褒めの言葉をいただいたりすると、そんな大変さも消散します。

 画像に書かれたお名前等、個人情報に触れる部分には処理を加えておりますので、見づらい部分もございます。


風林堂 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら 

2010年1月19日 (火)

流通ジャーナリスト金子哲雄氏のトークに酔う

 おはようございます。相模原は今日も快晴です。 向こう数日は日中の冷え込みも弱まるようなので、ひとときほっと出来るかもしれませんね。

 Photo180976昨夜、相模原市と相模原商工会議所共催の「さがみはら商人思草塾」という、3回シリーズのセミナー第1回目を受講して参りました。商業を取り巻く環境が厳しいのは周知のことですが、アイデアと意欲で、それを乗り切ろうというのが今回の趣旨だそうです。 なるほど・・ですね。

 第1回目の講師として講演をされたのが、流通ジャーナリスト兼購買促進コンサルト金子哲雄氏でした。流通を語るジャーナリストとは珍しいカテゴリーですが、末端消費者にもわかりやすい流通ビジネスの裏側を解説することで知られ、マスコミでも大活躍されている人気コンサルタントです。 その極意は、お金をかけずに売上・利益を高める手法を求めて、あらゆる行列のできる店を訪問・取材するフィールドワークだそうです。

 氏のTV出演シーンをご覧になっている方はご存じと思いますが、独特キャラと舌足らずな口調で、マシンガンのようにしゃべりまくり、身近な例を数多く引く語りは、講演というより、トークショーといったほうがぴったりかも知れません。 とても楽しく聴かせていただきました。

 家電量販店・ハンバーガーチェーンの収益構造、生き残れるのは暴利多売の店、おみくじの原価は80銭、年金勝ち組世代、旅情気分でお買いもの、コミュニケーション不在型不況、都市伝説の創造・・・等々、オリジナリティ溢れるキーワードによる切り口は、なかなかに唸らされます。 何処かで蘊蓄として披露しようかな(笑)  ご披露いただいた、既に成功している先達の方々の事例、そのバイタリティーと元気を参考に、「私も頑張って行こう!」と、心のゼンマイネジを巻き直した次第です。 

 金子さんありがとうございました。 今度著書を手に取り拝見させていただきます。購入するかどうかは解りませんが・・(笑)

2010年1月14日 (木)

寒い夜には

 2010年が始まり、半月が過ぎました。 明日15日は新暦の小正月。 お正月の雰囲気もすっかり薄れてくるころですね。 ここ数日、日本全体が寒気に覆われ、かなり冷え込みが厳しくなってきていますが、相模原も寒い日が続いています。 今年は1月20日が大寒ですので、これからもっと冷え込むのでしょうか? 日本海側など大雪の被害に遭われている地方にお住まいの皆様にはお見舞い申し上げます。Liberty

 寒い季節、欠かせないのは美味しいお酒というのが私のささやかなヨロコビなのですが、かつて風林堂があった静岡市清水区(旧清水市)の、草薙というところにリバティというこだわりの酒屋さんがあります。 今も仕事でそちら方面に出向いた際には立ち寄っては、旨酒を求めておりますが、そのお店のこだわりは生半可ではありません。

Liberty 長沢店長、お酒についての知識はまさに辞書級→

 地元列びにお酒好きの方々には有名なお店だと思いますが、私が子供の頃には、小さなプレハブの店舗で営業されていたのが、今では立派なビルになっています。 オーナーの長沢店長は、もう30年近く前から、大酒造メーカーの粗悪酒作りを声高に糾弾し続け、無名でも真面目な酒造りをしている銘柄を、和洋問わず紹介し続けています。

 今でこそ、地方の蔵で作られた銘柄のお酒が、比較的手に入りやすくなっていますが、20年前にはTVCM放映される大メーカー以外の品揃えをしているお店は滅多にありませんでしたから、その先見性と経営哲学は素晴らしいと思います。 10年ほど前に「買ってはいけない」という本が話題になり、ベストセラーとなりましたが、長沢店長のお酒に対するスタンスは、それよりずっと以前から、「粗悪な酒は買わないようにしましょう!」でした。「買っては~」書籍のほうは、その内容に問題点も多かったことが後に指摘されていますが、長沢店長の主張は今でも正論です。

幻

  その店長の「酒井さんには、これを試してみてもらいたい」というに勧めで、一度で虜になり、昨年より愛飲しているのが広島県中尾醸造という蔵で作られている「誠鏡 幻」という純米清酒です。 銘酒というと、京都や兵庫、他北陸や東北地方など米所が有名で広く知られてきていますが、広島県にも良いお酒が多くあるそうです。

 常温のまま、大きめの湯飲みで1杯だけ、身体が少し温まるくらいがちょうどいい小虎ですが、日本が誇る醸造技術の醍醐味を毎夜堪能しています。 

 あぁ、コメの国に生れてよかったなぁ。

2010年1月 4日 (月)

一年の計

 おはようございます。風が冷たいながら、相模原は晴天続きで2010年を迎えています。 Kamehachi10

 暦の列びで、今日が仕事始めという方も多いかも知れませんね。 
一年の計は・・とか、始めよければ・・との故事のとおり、時代が変わっても、日本人にとってのお正月は、気持ちをリセットする重要な節目にあるのかもしれません。

 風林堂は、元日を除いて、お正月もお店の営業を致しておりますので、僅かの休みの間元旦には、毎年近くの神社に詣でております。旧いながら結構立派な社殿を持つ、地元で愛されている氏神様です。 

亀が池八幡宮→

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元旦早い時間に詣でると比較的空いて、ご覧のようなゆったりした光景が見られ、お参りもスムースにできますが、除夜の鐘の頃には、参拝者はかなり長い行列になると聞いております。

  今年は、お参りの帰りがけに、生れて初めておみくじの「大吉」を引き当てました。 ちょっと良い気分です。 お賽銭も少し奮発して、お札を投げ入れましたから、少し御利益を頂戴し、今年一年間健康でがんばれるかなと、ちょっと希望が沸いてきました。(笑)

 

2010年1月 1日 (金)

賀詞

新年
新年あけましておめでとうございます。
今年も、おいしい・楽しいおせんべい作りに精進してまいります。
何卒、よろしくお願いいたします。


2009年12月28日 (月)

お正月せんべい「庚寅」

2010_tora  おはようございます。 残すところあと4日、皆様新年を迎える準備は整いましたか?

 風林堂では、今年も御年賀用オリジナルギフトを作りました。ご覧のように、新春らしくおめでたいイメージのパッケージと、イラスト入りです。限定販売なので、既に沢山のご予約を頂戴しており、新年早々には完売する見込みです。

 ご希望の方は、是非店頭にてお求め下さい。価格は税込み1260円也です。よろしくお願いいたします。

2009年12月23日 (水)

寒い朝

 こんにちは。昨日は冬至でしたが、今年は暦通り寒い師走となっている相模原です。 ゆず湯など仕立てられ、身体を温められた方も多かったのではないでしょうか?霜

 県内でも、比較的内陸に位置する相模原市は、冬型の気象が続くとかなり冷え込んできます。 昨日の朝には、こんな自然のオブジェが見られました。 我が家の、ベランダについた霜の文様です。 朝日を浴び、僅かな時間輝く自然が作る一瞬の芸術ですね。

 あと、一週間間余りとなった2009年、年末の慌ただしさの中ひととき癒される朝の出来事です。

2009年12月17日 (木)

戦場でワルツを

先週末、旧友何人かと集まる機会があり、その久々の東京詣でのついでに、銀座でイスラエルの映画を観て参りました。 銀座4丁目角、和光の裏手にある老舗の劇場「シネスイッチ銀座」です。Waltz_1_1b

 原題は、"WALTZ WITH BASHIR" 「バシールとワルツを」 。バシールとはバシール・ジェマイエルという人物のことで、詳細につてはWikipediaにもまだ記載がありませんが、この映画の特徴的なシーンにその容貌が大きなポスターで観られます。既に故人ですが、そのことがこの映画の背景にあります。

 アリ・フォルマン監督・脚本による、自身が従軍した1982年のレバノン内戦の記憶を探るという手法。シュールな色彩、大胆且つ特徴的なアニメーションで作られた、ドキュメンタリー作品でした。右の告知チラシからもご覧頂けると思います。アニメーションで、且つドキュメンタリーという、普通では相容れない手法が斬新です。

 "サブラ・シャティーラの虐殺" "PTSD=心的外傷後ストレス障害"が、ストーリーの骨になります。この20年以上前のレバノン内戦について、詳しい方はあまり多くないと思いますが、私自身も勿論そうでした。 少し知識を仕込んでから鑑賞すべきだったと少し後悔しています。

 中東や中央アジア、アフリカ各地で今も続く戦争状態、安穏とした私たちの日常と同時進行で殺戮が起きていることに、日々いかに無関心であるか、戦争をテーマにした作品を観るたびに思い知らされます。 WALTZ

 新兵として前線に送られた若者が、恐怖のあまり際限なく機関銃を乱射しながら進軍する場面や、今まで軽口を聴いていた先輩兵が、たった一発の銃弾で、生物から、ただのモノになってしまう場面など、無表情なアニメーション帰還者の口から語られる戦場のリアリティーが痛々しく感じられます。

 作品中で語られるエピソードにこんな部分があります。 「あるアマチュアカメラマンが戦場で撮影をしていた。戦闘状態にもかかわらず彼は嬉々としてそれを撮影し、興奮していた。あるときカメラが壊れ、ファインダー越しに戦場を観ることが出来なくなった彼は、突然恐怖に襲われたという・・」。 遠く傍観者でしかあり得ないながら、時として訳知り顔で語る私たちに、その不遜さを責められているとも受けとられる部分かも知れません。

  そして衝撃的なラストの数分間、私は息を止めていたかもしれません。 それまで、で描かれていたアニメーションのデフォルメ映像が、いきなり大転換します。 傍観者であった私たちが、その刹那戦場に連れて行かれたかのような錯覚を覚えます。 これこそ、作者の意図だったのだろうと思います。虐殺を正当化する理由はどこにも存在しません。 今年、米国大統領ノーベル平和賞受賞演説で、戦争の必要性に言及したのが記憶に新しいですが、結果が何をもたらすか、こんな作品から感じ取ってもらいたい気がします。    

 滅多に求めることのない作品のプログラムを、今回は買い求めました。師走の夕暮れ時、華やかに彩られた世界一の繁華街、銀座4丁目~数寄屋橋間、通り沿いの風景。数分前目にした廃墟の映像とのギャップが、小さなトゲのように心に刺さりました。

2009年12月 7日 (月)

休日のコンチェルト

 おはようございます。相模原は、乾いた晴天の朝を迎えました。冬型が続かない今年の冬ですが、ご家庭でも師走には片付けなければいけない所用が増えますから、晴れが多いと助かりますよね。3_concerto

 一週間ほど前、東京初台にあるオペラシティコンサートホールに、音楽を聴きに行って参りました。 当日のパンフレットは右の写真。若い女性のソリスト3人が、それぞれの楽器で、日本で最も愛されているであろう協奏曲を演奏しました。

 オーケストラは「サンクトペテルブルグ祝祭管弦楽団」とか。 オーケストラのメンバーも比較的若い奏者が多く見受けられ、所謂気鋭のオーケストラといった位置づけなのでしょうか? 

 ソリストは、中村アヤサ(ヴァイオリン)yumi(フルート)今川裕代(ピアノ)の三方。3人とも若く、特に中村さんは現役女子高生というから驚きです。もちろん音楽科在籍ですが・・・天然水のTVCMに出演されていたとのこと。今川さんは最もキャリアが豊富で、音楽賞も受賞されている経歴の持ち主です。フルートのyumiさんは、NHKのクイズ番組で、レギュラー奏者を勤められていたとか。 皆さん若くして、大活躍の逸材というわけです。3_concerto_3

 演目は、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト、モーツァルトのフルートコンチェルト#1、そしてチャイコフスキーのピアノコンチェルト#1。言うまでもなく、どれも超有名且つ愛されている名曲です。

  華麗且つ変化に富むメンデルスゾーン、チャーミングで快活なモーツァルト、ドラマチックで重厚なチャイコフスキーと、それぞれ時代も個性も違う組み合わせは、なかなか楽しい選曲でした。 特にピアノ#1は、個人的に最も愛する曲のひとつなので、久々に聴いた生演奏に、気持ちも高揚しました。3_concerto_2

 今回同行いただいたのは、風林堂のパッケージデザインなどを何度か依頼している、横浜在住のグラフィックデザイナー滑谷章(ぬかりやあきら)氏。開演より少し早めに待ち合わせ、氏の若き頃、東京芸大時代の話など聞かせていただくのは、私の知らない世界を垣間見る、こちらも楽しいひとときです。

 年末を前にしたこの時期、僅かに気持ちの安らぐ良い休日を過ごせました。 


パティオに置かれた大きなツリー、高さおよそ15m以上。夕暮れに映える素敵な演出です▲

2009年12月 1日 (火)

クロネコヤマト「味覚のハート便」もアゲイン!

 いよいよ師走。 そろそろ1年を締めくくる時事の話題が、各方面を賑わす頃になりました。おせんべいやでは、年末年始の繁忙に備え、ギフトの仕込みなどで慌ただしさを増して参ります。

 そんな年末、今年もヤマト運輸さんより通販の企画を頂戴し、昨年同様風林堂も出品させていただくことにしました。

Heart2009_1   

 今年は、昨年より若干微修正が加えられ、ギフト用ではなく、「グルメお取り寄せ」という位置づけになりました。 消費者の皆様のマインドや、運送会社さんの代金決済手段、出店者の発送サイトなど、いろいろ考えられた上での変更と思います。

 風林堂にとっては、ギフト向けの扱いで販売いただいた方が、一人のお客様に複数お買い求め頂くなど、より多くの売り上げに繋がりますから、どちらかというと嬉しくない変更ではあります。

 それでも、取り寄せて召し上がって頂いた近隣の皆様に、風林堂の米菓を認知していただき、評価を頂ければ、今後のご用命に繋がることもあることでしょうから、忙しさに負けず、美味しい商品をお届けできるようがんばって参りたいと思います。Heart2009_3

 上記カタログの配布地域は、、神奈川県内の相模原市より以西となります。 
西は小田原市から、東は大和市・相模原市までのお店が、それぞれ美味しそうな商品をた さん掲載されていま す。 対象地域にお住まいの皆様でカタログを手にされた方は、風林堂のおせんべいと併せて是非多くのご用命を賜りたいと願っております。

よろしくお願いします heart01

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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