2009年10月 3日 (土)

休暇の旅 その壱

足早にやってきた爽やかな秋の気配の後に、長雨模様の相模原です。 今年は、順番が逆のようですね。 皆様のお暮らしのところは、いかがですか?

そんな長雨模様の今週初め、夏休みに換えた遅い休暇をとり、石川県へ2泊3日の旅をしてきました。 出発前の晴天続きとは打って変わり、ずっと雨マークの並んだ予報図を見ながら、少し恨めしい気持ちになりましたが、雨もまたよしと気分を入れ替え、旅を楽しむことにしました。

そんな旅先の寸景を、写真に収めたので紹介させていただきたいと思います。

お付き合い下さい。

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▲輪島市街地の旧家、美しい格子が印象的。

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▲格子戸と、笹の鉢植え。和のシンプルコントラスト。

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▲ランチには、小さな寿司屋さんで、地魚の握りをいただきました。超美味。

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▲輪島から海岸線を少し北上。有名な棚田がありました。

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▲稲刈り後の田に近づくと、こんな風景が・・稲木は梯子が必要なほどの高さです。


いかがでしょう?今日は能登半島輪島周辺を載せてみました。続きはまた。

2009年9月23日 (水)

秋の色

 今日は秋分の日、お彼岸のお中日です。 そして今年は、初めてのシルバーウィーク最終日でもありますね。 長い休暇を終えられて、明日からの日常に戻るため、ゆっくりされている方も多いのではないでしょうか?

Photo_2  前回の記事にも書きましたが、この時期、田の畦道や、里山の明るく開けた場所には、彼岸花の群落が見られますね。 別名、曼珠沙華とも呼ばれますが、こちらは梵語名に漢字を当てたもののようです。そのほかにも、色々な俗称があるようですが、あまり良い名は無く、どちらかというと不吉なものが多いようです。 

 その名の通り、秋のお彼岸のころに、忽然とその姿を現し、いつの間にか忘れられてしまう、不思議な植物ですが、その花の朱色は、遠目にもすぐにそれと解る鮮やかさで、目を奪われてしまいます。 回りが緑の場所に咲くので、所謂補色のコントラストで、よけいにそう感じられるのかもしれません。 

←近くで見つけた群落です。少し盛りを過ぎていますが、なかなか見事。

2009年9月13日 (日)

秋の気配

Susuki 今日は、さらっとした風が気持ちのいい一日でしたね。

30℃を超える日はほとんど無くなり、急ぎ足で秋が近づいている今年の長月、先週末に通った箱根の道路脇には、ススキがもう立派な穂をたくさん付けていました。

 故事に伝えられる、"彼岸まで残る暑さ"は、今年に限っては当てはまらないようですね。 

 間もなく田の畦道には、彼岸花の鮮やかな朱色が現れ、金色の稲穂と共に、高く青い空との対比を見せてくれることでしょう。

2009年9月10日 (木)

イラスト・メッセージ印刷でオリジナルおせんべいを「ぷりんたぶるせんべい」婚礼、和風編

 おはようございます。 夏らしい、強烈な太陽の光をあまり見ないまま葉月は去り、早くも秋の気配が感じられるようになってきました。 ここ相模原でも、日が落ちると虫たちの声が賑やかになってきました。

 9月初めにめでたく挙式されたカップルに、ご披露宴のお見送りにとご注文いただいた「ぷりんたぶるせんべい」。 和のデザインを施した美しいデザインをご紹介させていただきます。

6a0120a639c105970b0120a68f84f5970c8  「御礼」の文字の下に、ご両家の家紋を配し、きりっと引き締まったイメージに仕上がっています。 日本伝統の家紋は、とても洗練され、美術として見てもとても美しい文様なので、それだけで存在感大ですね。

 砂糖煎餅の白と、醤油の赤(?)で、おめでたい紅白の2枚組にされたのも素敵なアイデアだと思います。

 白砂糖せんべいへの印刷は、正式にはまだ承っていませんが、このブログの過去記事をご覧になったお客様より、是非にとご注文いただきました。 実は、砂糖せんべいは性質上、あまり細かいデザインを再現するには向いていないのですが、せっかくのご依頼なので、最新の注意を払い、写真のような出来映えになりました。 やや、悪戦苦闘といった感じの仕事でしたが、良い経験をさせていただきましたので、今後の糧になると思っています。


風林堂 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら 

2009年8月15日 (土)

夏せんべい

おはようございます。

 8月15日の朝、旧盆も今日で最後、そして明日の日曜日で夏休みも終わりという方も多いのではないでしょうか? 昨日あたりから、Uターンラッシュの話題が伝わってきますが、先日、日本を襲った台風の影響で、今日もまだ東名高速道路の上り線は通行止めのまま、西から首都圏に向かわれる方は、大変だと思います。 

 そんな、夏休みの終盤、帰省やレジャーでちょっとお疲れの方は勿論、休みなど無く、ずっと仕事だったという方に、暑さと疲労で食欲が落ちてくる時期、唐辛子味のおせんべいをお勧めします。

風林堂の七味煎餅と大辛せんべい。近くに寄っただけで刺激で目が染みます。▼

以下、ウェヴ検索して見つけた唐辛子の効能です。7mi

【唐辛子の効能】
☆消化促進・食欲増進
胃腸を刺激し、蠕動、消化液の分泌を促進します。食欲を増進させ、また腸内の異常発酵を抑制させます。

☆強心作用
副腎のアドレナリンの分泌を活発にさせ、心筋の収縮力を高めます。血液循環をよくするとともに、血管の弾性を高めます。

☆脂肪燃焼・代謝促進
脂肪分解酵素を活性化し、体内の脂肪の分解を促進します。またカプサイシンが血行を促進し、新陳代謝を活発にします。
                    

いかがでしょう、 なかなかにスグレものではないでしょうか?

8月の休みが終わると、何となく夏も終わったな~・・といった雰囲気が漂いますが、実際の暑さは9月下旬まで続きますから、ここらで一度体力を復活させ、来週からの通常運転にお望み下さいね。

2009年8月 9日 (日)

ETC割引き

こんにちは。久しぶりに更新します。

 全国的にはっきりしない夏になってしまっていますが、相模原もやはり今日も曇り空です。
時折、夏の日差しがやってくる日もあるのですが、湿っぽい梅雨の延長のような日々には、せっかくの夏休みも、楽しみが半減してしまうかも知れませんね。 早く、元気な太陽が見たいところです。

 さて、先週金曜日、仕事で神奈川県を出て西に向かいました。 ご存じのように今年初めより、景気対策とETC普及のため(ホントは後者が主目的?)、搭載車向け料金大幅値引きが実施されています。 普段、週末に高速道路を利用する機会のない私ですが、旧盆の休み期間を対象に、平日も一律1000円割引きが実施されたことで、初めてこの恩恵に与ることがことができました。Etc

はっきり読めませんが普通車割引き1000円の表示です。→

 今年は、旧盆を挟み、8日頃から夏のお休みを取られる方が多いようで、7日はまだそれほどの混雑ではありませんでしたので、快適に利用することができました。

 いつもは経費節約のため一般道を走ることが多く、取引先で下車する以外、時間の制約上ほとんど車から降りないのですが、この日はおかげさまで余裕が生まれ、時折休憩時間を取ることが出来ましたから、ありがたかったですね。

Starbucks 旅行など、物流以外の遠距離移動には、公共機関を利用するのがエコロジーと、つい最近まで政府はキャンペーンをしていたような気もしますが、その辺の考え方の変更にはこの際触れずに起きます。 

←途中、富士川SAのスタバで朝食。晴れていれば目の前にでっかい富士山が見えますが、この日は雲の向こうでした。

2009年7月24日 (金)

更新について

 こんにちは。 梅雨明けしたはずなのに、はっきりしない雨模様の天気が続く相模原です。
中国地方では、豪雨の災害が伝えられ、実は「梅雨末期」だったといのが、ほんとの所ではないでしょうか?

 さて、今月に入り、このブログの更新がほとんど止まっております。 実は、先月中旬より、8月いっぱいまでの長きにわたり、「ぷりんたぶるせんべい」のまとまった受注を頂戴し、昼夜なくおせんべいの製造と、プリントに追われております。 その関係で、写真撮影したり、PCに向かって記事を書くという時間がほとんど取れなくなりました。

 せっかくご愛読いただいている皆様には申し訳ございませんが、近日中にご注文品の納品にめどが立ち、更新を再開できるようがんばって参りますので、今しばらくご容赦下さい。

 よろしくお願いいたします。

2009年7月 4日 (土)

休日のオーケストラ

 六月下旬の休日、久しぶりにオーケストラの生演奏を聴きに参りました。

 同行したのは、オダサガ商店街時代の友人で、今は東京在住、クラシック音楽にとても造詣の深い「K氏」です。Photo

 会場はおなじみ「グリーンホール相模大野」。 演奏者はロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団。 03年に設立という比較的新しいオケです。 独奏者には、ヴァイオリニストで、2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝の栄誉に輝いた神尾真由子さん。 演目はオールチャイコフスキープログラムで、「幻想序曲  ロメオとジュリエット」、「ヴァイオリンコンチェルト ニ長調」「シンフォニー#5 ホ短調」でした。 クラシックファンにはどれもおなじみの名曲揃いですね。
 
 前回、池袋でもチャイコフスキーを堪能しましたが、今回は作者母国のオーケストラでしたので、期待値は120%でした。  また、指揮者の
ウラディーミル・スピヴァコフは、元々ヴァイオリニストとして名高い方だそうで、神尾さんとは以前から共演されていることもあり、その完成度はかなりのもので、満席のお客様全員が満足されたのではないかと思います。 勿論私も大感動でした。 ブラヴォー!!

 そして、オマケとしてサービス満点だったのが、主プログラム終了後、バレエ曲を中心にアンコールを3曲も演奏してくれたことです。 チャイコフスキーの作品には、小曲で且つ名曲が多いので、オーケストラが数分で演奏できるものがたくさんあるのですね。 最後の「トレパーク」は、タンバリンが印象的に使われている曲なのですが、生演奏は初めて目にし、打楽器奏者のタンバリンプレイには驚かされました。

 半年前にチケットを入手し、長いこと待っていたコンサート、このままずっと曲が終わらずに聴き続けていたい・・と思うような充実したひとときでした。

2009年6月21日 (日)

オリジナルイラスト印刷「ぷりんたぶるせんべい」美少女キャラwithハーフトーン編

 おはようございます。 久々本格的な雨降りの朝を迎えた相模原です。
から梅雨気味で始まった今年の水無月ですが、田んぼの用水には、恵みの雨ではないでしょうか。


 

 おせんべいに文字・イラスト・メッセージ・ロゴマーク何でもお望み通り印刷できる「ぷりんたぶるせんべい」。 ・・・ですが、一部今まで苦手としてきて、お客様のご依頼にお応え出来ずにいた再現方法にトライしてみましたので、ご紹介します。

 弊社の印刷方法は、シルクスクリーンに、お客様のご希望のデザインを焼き付け、粉状のインクをそのスクリーン越しに通し、おせんべいの表面に定着させるというのが基本的な行程です。 従いまして、描けるイラスト・文字などは、黒一色で、グレー、中間トーン(網掛け)のような微妙な再現は難しいと考えて、今まではお断りしてまいりました。 Harf1

 しかし、今回ご覧のような所謂美少女キャラの印刷ご依頼が参り、そこには、網掛けのハーフトーンが含まれていました。 初めは、黒ベタへの変更をお願いするつもりでおりましたが、ここ何年かの経験から、もしかしたら、版下作成時に注意すれば、再現が可能かも知れないと思うに至りました。

 そこで、十分な再現が得られないかも知れないというお断りを差し上げた上で、トライしてみましたところ、みごとにきれいな仕上がりとなりました。
Harf2
 これに味をしめ、「グレーの印刷も承ります!」と、声を大にして告知するには、版下作りの工程で、神経の使い具合があまりに多く、心臓に悪いので、今回はまだ特殊な例として取り上げさせていただきました。

 いずれ、自信満々の状況になりましたら、受注説明にも、「グレーも印刷可能!」と、お伝えしたいと思います。


風林堂 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら 

2009年6月13日 (土)

路上のソリスト

Thesoloist  とても有能ではあるが俗っぽい価値観を持つ、新聞の人気コラムニスト。 その境遇を背景に心を病み、世俗を拒絶した生き方をする孤高の天才音楽家。この2人の友情、音楽という芸術、二つの無形を映像によって表現しようとした作品だと思う。

 全編にちりばめられた、ベートーヴェン作品の音楽に重なる映像は、合衆国第2の大都会LAを映したものとは思えない透明感と神々しさに満ちている。
 また、クラシック音楽とはおよそ対極にあるような、トンネル内に響き渡る自動車の騒音や、街の雑沓が生み出す音と音楽を重ねて見せたセンスも素晴らしい。
 ハイライトは、ナサニエルが「英雄」のリハーサルを前に見せる恍惚の表情に迫るカメラと、サイケとも受け止められる映像表現だ。作品中『恩寵』と表現された、才に恵まれた者のみが理解できる、深い芸術性を表現しようと試みた意欲が伺える。

  もう一つの無形。 人としての純粋な友情の下に、職業文筆家として、ホームレス天才音楽家のサクセスストーリーを演出するという計算が透けて見えるス ティーブの言動。その友情に感謝しつつも、敷かれた社会復帰へのレールを拒否するナサニエル。彼の反応を通し、人の心の間にある距離感の微妙さを見せてく れる。
 「THE SOLOIST」という、定冠詞のついた原題にも天才音楽家の孤高と、世俗に縛られない自由な心の内を表わしているのかも知れない。 また、スティーブの 行動に対し、同じジャーナリストでもある元妻が、酒に酔って辛辣な皮肉をぶつけるシーンは、アメリカ映画らしいところだ。

 実話を元に、超大国の大都会にある病巣をもあぶり出しながら、過剰なドラマチックさを控えたジョー・ライト監督の演出と、主役2人の迫真演技が素晴らしい。

09/6/10 シャンテシネにて

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