プライベート Feed

2018年1月29日 (月)

新しい相棒がやってきました

毎年、1月末になると、東京日野市にある、高畠不動尊のだるま市に参ります。今年は、風林堂のお休みと合わなかったので、妻が友人を誘って行ってきてくれました。

毎年、買い換えごとに少しずつ大きくすべし・・と言われていますが、お店の納めるスペースに入らなくなってしまうので、毎年同じ大きさで勘弁してもらっています。

小さい方は、両親にプレゼントします。門前にあるお店で、おまんじゅうを買ってくるのも、毎年の恒例です。

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2017年5月25日 (木)

休暇の旅

一年中で、2~3番目に忙しい時期、3月の年度替わりから、5月の大型連休までの期間が過ぎて、製造、販売とも、少し余裕が出来る季節になりました。 例年、この時期を、工場や店舗のメンテナンスに充てています。

機械の整備や、大掃除、床のペンキ塗りなどをすることが多いのですが、今年は、店舗のシャッター取り替えと、空調機器の入れ替えを行いましたので、作業は、専門業者さんにお任せ。私は、休暇を頂くことにしました。とはいっても、泊まりがけでの不在という訳にはいきませんので、近場に日帰り散策としました。

行き先は、千葉県と茨城県の境。香取市の小江戸水郷佐原。数年前から、ずっと行きたいと思っていましたが、なかなか実現できずにいました。今回、ちょうど良いチャンスと晴天に恵まれ、小さな街をゆっくり散策できました。

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川沿いに、柳の街路樹が風情を醸す街。いつもの旅の友、ガイドブックとカメラ。

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お昼には、名物のうなぎをいただきました。こちらでは、うな重を頼むとき「じか重」とオーダーしないと、蒲焼きと、ご飯が別に出されるというのを、Webの口コミ情報で知りました。備長炭で焼かれた、ふっくら香ばしいうなぎは、とても美味しかったです。

帰り道では、広い道の駅によって、地元の取れたて野菜や果物を買い込みました。大満足の休暇です。

2017年2月23日 (木)

散策、日本遺産2

前回に引き続いて、群馬県桐生市の写真です。

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織物工場の屋根。のこぎりの刃のような形が連なっています。スタッフの方の説明によると、強い直射日光が差し込むと、影になったときとの明るさの差で、織物の色が分からなくなるので、いつも内部にフラットな光が入るような建物設計になっているそうです。言わば、実用的なスタジオってとことですね。すごい知恵です。

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市の中心にある「矢野園」という旧くて大きな茶商の脇。白壁の続く路地に、西日が差して、良い雰囲気でした。豪商の残した建物は、歳月を経てどこでも、素晴しい味わいです。日本の宝。

このあたりを散策していると、街路に小さな石柱があり、そこには、見覚えのあるマークとロゴが刻まれていました。「日本遺産」。ユネスコの世界遺産は多くの方がご存じと思いますが、こちらは、2020年に向けて、文化庁が主導して進めている、文化事業だそうです。昨年夏、山陰を旅した際にもらったパンフレットが、下の写真。帰宅してから開いてみると、確かに桐生市が登録されていました。

日本の文化遺産を、地域ごとに分けるのではなく、関連する分野を面で捉えるというコンセプトだそうです。このパンフレットを入手した時点で、全国37の登録があります。どこも、観光資源としては、小粒で地味に見えますが、それが、とても味わい深い遺産となっています。俗っぽくなってしまった、有名観光地に飽き足らないひとには、ひと味違った旅が楽しめるのではないでしょうか。私も、旅先を選ぶのに、これを手がかりにしてみても面白いかなと思っています。

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真冬の1日。有意義に過ごすことができました。桐生には、もう一度ゆっくり訪れてみたいです。

2017年2月13日 (月)

散策、日本遺産

一月の下旬、お正月の代休を利用して、北関東まで出かけて参りました。主な目的地は、群馬県伊勢崎市にある、取引先の和菓子店へのご挨拶でしたが、初めて訪れる場所でもありますので、寄り道をしてみることにしました。

前日、蔵書のガイド本で調べていると、見つけたのが、同じ群馬県桐生市の中心に近いところ。伊勢崎市からも程近いので、立ち寄ることにしました。冬の日は短いので、長くは居られませんでしたが、織物工場と、旧い蔵のある街並みを見ることができました。

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織物の町桐生。織物参考館 ”紫”という、旧い織物工場で、織機の歴史を説明してもらいました。古代ギリシャ時代のものから、コンピューター制御で動かす、最新の織機までが一度に見られて、興味深かったです。

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続きは次回に。

2016年4月 4日 (月)

新年度

先月の年度末月は、オーダーメード印刷せんべいの受注が過去最高件数となり、とても忙しい1ヶ月でした。風林堂のサイト更新は勿論、ブログ記事を書く時間もなかなか無く、少しお疲れモードです。

そうこうしているうちに、新年度となりました。我が家でも、この春息子が新社会人となり、都内の企業でお世話になることになりました。 入社前の合宿研修などを経て、配属先の決定を待っていましたが、3月の半ばその知せが参りました。どうやら勤務時間の関係で、家を出て職場に近い場所に拠点を移すのが良さそうだということになり、急遽住まいを探すという事態になりました。

単身とはいえ、生活必需品を揃えるとなると結構な仕事で、私たちの休日は、2週続けてその準備に費やされることとなりました。勿論経費もそれなりになります。

昨年、大学の学費を払い込み、やれやれこれで子どもに大金を使うのも一段落だと思っていた矢先に、もう一山あったとは、意表を突かれた形ではあります。しかし、考えてみれば、子どもが社会人となって幾ばくかの収入を得るようになれば、親の庇護からはほぼ完全に抜けることにり、名実ともに、巣立ちとなるわけです。親としては、一抹の寂しさを感じてしまうところですね。

さて、こうして独り立ちすることになる息子に、社会人の先輩として伝えるべきことは何かと考えております。学生の頃から度々話してきたのは、人生には大切なものがいくつかあるが、その中で最も貴重なのもののひとつは時間だということです。すべての人に平等に与えられているが、有効利用できた人と、そうでない人では一生の間には大きな差となってくる。そして、若い間は時間という資源を、自分への投資に使い、人的資源に変えて行く努力をしろということでした。

勿論、社会人となってからも、自己への投資は怠るべきでないのは同じですが、大人として生きて行く中では、別のアドバイスもありそうです。それは、世の中を動かしている制度や仕組み、それらを知ることで、自分自身の人生をどうデザインしていくかという知恵です。もしかしたらそれは、新たに船出しようとする若者には冷たく且つ厳しく、また、不都合な真実を伝えることになるかも知れないので、こちらとしても少し考えなくてはならないところです。

しかし、大海に臨むのに、羅針盤や海図が無くてはすぐに遭難してしまうでしょう。灯台がなくては、自分の居場所さえ解らないかもしれません。親として、人生を少し長く過ごしてきた先輩として、贈る言葉を探して見たいと思います。

2016年2月 7日 (日)

2015年の映画その3

前回の続き。2015年私のオススメ映画ご紹介の最終回です。

●人生スイッチ / アルゼンチンの作品。短編をまとめたオムニバス形式ですが、全部が大人のブラックユーモアです。納められた話しは、現実にはあり得ない(最近流行りの使い方でなく、本来の意味の)展開ばかりで、半ばあきれながらも、しかしどこか納得してしまうセンスがありました。ゲラゲラ笑うとうより、苦笑に次ぐ苦笑・・という感じでしょうか。日本で、南米の作品を見る機会はほとんどありませんから、見つけてきた配給会社には拍手です。

●キングスマン/ 「英国王」で、オスカーに輝いたコリン・ファース主演の、スパイアクションです。ファースという俳優を知っている方なら、この設定がいかに珍しいかお分りと思いますが、これがなかなかにハマっていたので、びっくりです。純粋なエンタメ作品なので、シンプルなストーリーと、よく練られたアクションをお腹いっぱい堪能しました。タランティーノや、ティム・バートンのテイストもちらほら。続編・・見たいですが・・。

●ヴィンセントが教えてくれたこと/ ビル・マーレイという役者をご存じでしょうか?旧くは、80年代に大ヒットした「ゴーストバスターズ」の主役を務めたコメディ俳優です。もう、おじいさんと言ってよい年になった彼の久々の主演作です。とぼけたキャラ演じさせたら全米一(多分)の才能を遺憾なく発揮し、この人、これをやるために役者になったのじゃなかろうか・・と思わせるハマりっぷりです。アメリカのエンタメ作品らしく、解りやすいね・・と軽く見ていたら、終盤の見せ場では、図らずもグッとさせられました。

●ハッピーエンドの選び方/ イスラエルの作品。舞台は老人ホーム。登場人物、ほぼ全て老人。テーマは尊厳死。このような、ともすれば重苦しくなりがちなシチュエーションとテーマを、ユーモア溢れる作りで楽しく見せてくれる良作でした。老いた後、回復の見込みが無い病に冒され、自ら死を望んだとき、家族はどのようにその願いを叶えてあげることができるか。主人公は、それに応える発明をすrのです。長寿は素晴しいことですが、いずれ誰かの助け無しに生を全うできなくなったとき、自分ならどうするだろうと、考えざるを得ない現実を見せてくれました。


さて、いかがでしたでしょうか? 毎年、年頭には年間50本を目指していますが、なかなか達成はできません。劇場に行かなくても、動画配信やメデイアをレンタルするなど、映画を見る機会は他にもありますが、やはり劇場まで出向き、大きなスクリーンで気合いを入れて望むというスタイルが好きです。暗いシアターの椅子に身を沈め、ひととき日常を忘れ、泣いたり笑ったり、考えたり。帰り道で反芻する時間も含めて、私には楽しい時間です。今年も、良い作品に出逢えることを楽しみにしています。

2016年1月30日 (土)

2015年の映画その2

前回の続きです。2015年に劇場鑑賞し、面白かったと思えた作品をいくつか揚げてみます。

●パレードへようこそ/ 1984年にイギリスであった実話の映画化。国営炭坑閉鎖に抗議する炭坑夫を、LGBT(性的マイノリティー)のグループが支援しようと活動することで起きる様々なエピソードが良い味で描かれました。ストーリー結末共に、ある程度読みやすい流れではあるのですが、逆にそこがすとんと腑に落ち、快感でした。

●マッドマックス 怒りのデス・ロード/   80年代大ヒットしたシリーズ、久しぶりの続編。主役のマックスは、メル・ギブソンから、トム・ハーディーに変わって、さあどうなの?と思いましたが、全く杞憂でした。これはまた、シリーズ化期待できそうです。大規模戦争の後、弱肉強食の荒んだ世界観や、自動車バイクのアクションも、現代の映像技術でパワーアップして、見応え十分。

●おみおくりの作法/ 多分、私がこれまで見てきた映画の中で、もっとも地味なトーンの作品ではなかろうかと思いました。イギリスのとある街。身よりもなく寂しく死んでいったひとの、葬儀や後始末を執り行う仕事をしている中年で独身の冴えない公務員が主役。前半は退屈さに耐えるのが大変でしたがが、物語半ばで起きる事件を期に、ぐっと面白くなってくる作りが秀逸でした。意外性のあるエンディングには、賛否有りそうですが、全体として非常に高い評価です。

●チャイルド44 森に消えた子供たち/  1950年代旧ソ連。連続子ども猟奇殺人事件がタイトル。犯人捜しや謎解きより、全体主義国家の、相互不信に根ざした人間関係。自己保身、権力争いなどがグロテスクに描かれ、終始暗鬱なトーンですが、フィクションなので、終盤のカタルシスがきっちり用意されているところが救いです。決して楽しい映画とは言えませんが、国民すべてを「平等」にしようとする人工国家の暗部を見るという機会でもありました。

あと1回続きます。


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2015年9月29日 (火)

ニュース記事より

昨日報道された芸能ニュース。歌手で俳優の福山雅治さんと、女優の吹石一恵さんが、結婚されたそうですね。このところ、災害報道や、国会の混乱、東京オリンピックがらみのもめ事など、あまり良いニュースが無かったところなので、おめでたい話題は歓迎されると思います。(お二人のファンには、がっかりされた方も多いでしょうか。)

このことに関連して、今朝のラジオから流れてきたお話。奥さまになられた、一恵さんの父上は、元プロ野球、近鉄バファローズの選手だった方だとか。全く知りませんでした。

吹石 徳一選手と言えば、1979年のプロ野球日本シリーズ、近鉄vs広島、第7戦の、あの「江夏の21球」で知られた、伝説のシーンに登場する選手の一人です。

Slow_curve2お二人の結婚話から、突然25年以上前の野球の話題に飛ぶのですが、理由はと言えば、あまりにも有名な「江夏の21球」の原作者。スポーツライターの草分け的存在、故山際淳司氏とは、薄いながらご縁があったからです。もともと山際氏の著作が好きで、発刊される単行本は、すべて入手していたのですが、あるとき、取引先のお店のご主人が、山際氏と幼なじみで、親友だったと知りました。

そんなことがあり、たまたまそのお店を訪問しているときに掛かってきた電話で、一度だけお話しさせていただく機会に恵まれ、ファンだと告げると、是非一度事務所を尋ねてくれとおっしゃっていただきました。大喜びしたのもつかの間、その後間もなくして、鬼籍に入られましたので、お会いする機会はありませんでした。今から思っても、とても残念でした。

山際氏の、クールな視線と、センス溢れる文体が好きで、自分が趣味でたまに書いている、映画の感想文などに、影響を受けているなぁと感じています。

昨日から今朝の話題を聴きながら、こんなことに思いを馳せたのですが、日本広しといえども、芸能人の結婚話しから、「江夏の21球」を連想したひとは、ほとんどいないでしょうね。

2015年1月29日 (木)

小さな旅=高幡不動のだるま市

年があらたまり、1ヵ月が過ぎようとしている1月の最終週、お正月の代休を頂戴しています。滅多にない連休なので、どうやって過ごそうか考えているときに、たまたま目にした行事暦で、東京都下、高幡不動のだるま市が開かれることを知りました。

毎年、1月の28日に開かれるそうで、今年は私たちのお休みに重なりました。幸いお天気にも恵まれそうなので、長い歴史のある有名な市に行ってみることにしました。

電車を約1時間乗り継ぎ、降り立った京王線「高幡不動駅」は、東京のベッドタウン然とした近代的な駅前の雰囲気と、お不動さんの門前町らしい賑わいが混ざった街でした。

3_2 ◆小さめのかわいいだるまさん達

2_2 ◆大きいだるまの後頭部w

4_2 ◆横顔のクローズアップ

1_2 ◆間もなく90歳だというおばあさんが、
お客の依頼の文字をだるまに書き入れていました。

小高い丘に点在する社。細い参道に立ち並ぶ大小沢山のだるま。よく見るとそれぞれの顔にも個性があります。冬晴れの空気に響く威勢の良い呼び込みの声と、お客さんとの掛け合いも楽しく、気持ちの良い時間が流れていました。我が家に飾る小さめのものを何個か買い求め、お土産のおまんじゅうと共に、休日の小さな旅を終えました。

2014年11月14日 (金)

小さな楽しみ

早朝におせんべいを焼きながら楽しみに聞いている、地元神奈川のFMラジオ放送。横浜のみなとみらいから、毎日いろいろな情報や、音楽などを届けてくれます。

ちょうど仕事始めの6時から始まる朝のワイド番組が一番のお気に入りなのですが、金曜日担当のDJが、たまたま私と年の近い、政治ジャーナリスト角谷浩一氏ということもあり、特に愛聴している次第です。

番組の中で、この秋から始まった「ティーンズリクエスト」というコーナーに、オンエアリクエストのメールを送るのを、密かな楽しみにしています。毎日4曲程度しかかからないリクエストが、この1ヵ月半に3度取り上げられるという高確率!。自分のラジオネームと、リクエスト曲が流れるのを聴きながら、朝の仕事場で一人にんまりと、悦に入っているのであります。

タイトル通り、自分が10代の頃の思い出がある曲を選んでリクエストするという趣旨なので、50歳代の私には必然的に70’sのものを選ぶことになり、写真のようなタイトルをリクエストしてきました。上段3曲がオンエアされたもの、下3曲がボツのものです。

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中学生の頃には、毎週ラジオの洋楽チャート番組をチェックして、一喜一憂していたのも懐かしい思い出です。ちなみに、リクエスト曲のセレクトは、自分のお気に入りというより、オンエアの確立が高そうなストーリーが描けるというのを基準にしていて、背景にはそれなりの戦略があるのでございます。只今5割の高確率。来週は何をリクエストしようかなぁ。

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