おせんべい作り周辺の仕事 Feed

2016年11月12日 (土)

コストカット

小規模企業が利益を増やすには、売り上げ増が最も近道です。利益=売り上げ-経費ですので、売り上げが一定であれば、経費削減によっても、利益を増やすことは可能ですが、事業規模が小さい場合、経費節減のメリットは、一般的に小さいと言われているからです。

ですので、日々新たな販路を開拓したり、不採算商品やサービスを見直し、付加価値の高い商品や、サービスの開発に努力する訳です。しかし、この春福音がありました。電力販売の自由化です。

固定で使い続ける経費が、特に努力無しで低くなるとしたら、それは大きなメリットです。4月の自由化以来、見直しを検討してきましたが、今月、東京ガスが販売する電力に切り替えることにしました。

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事前のシミュレーションによると、年間4万円超のコスト減になる見込みとか。イニシャルコストゼロ、日々の管理費なども不要ですので、これはありがたいことです。

次いで、踏み切った理由がもう一つあります。それは、東京ガスが自前で発電する事業者で、且つ、送電するのが、原発によって作られた電気ではないということです。個人的に、原発のデメリットを重く認識してきましたので、電気の素性を選べるという選択肢ができたことは、もうひとつの進歩だと考えています。

日本のガス発電は,コンバインドサイクル発電という方法を取っていて、エネルギー効率が非常に高いと言われています。温暖化の元凶とされて久しい、CO2の排出量も低いそうで、日本のような工業
国の電力をまかなうに、最適と考えられるそうです。

東京ガスの契約は、よくある2年縛りもありませんので、1年間使ってみて、実際どくらいのメリットになるのか確かめるのも楽しみです。

2016年9月26日 (月)

ネット通販

ブロードバンド時代になって、もはや生活の一部となったネット通販。日中、早めに発注すると、翌日午前に届くという、速攻配送サービスや、最安値の検索、近隣で入手できそうもない商品が手軽に発注できたりなど、消費者にとってはとてもありがたいですよね。

その、二大勢力、Amazonと楽天市場。先日、地元商工会議所でのITセミナーで、講師の方が質問され、Amazon・楽天市場どちらを利用するかと問うたところ、圧倒的にAmazonが多数派でした。私も、消費者の一人としてその理由もおよそ分かります。楽天は、個々のショップの集まりなので、サービスや手数料などがばらばらで、比較が面倒。全体的にダサい。(戦略の一環らしいですが)。一方、Amazonは、大きなひとつのショップなので、サービスが統一されていたり、イメージも洗練されていますね。要するに、消費者ファーストが徹底されています。世界的に大きなシェアを持っている、アメリカ巨大資本の力を、再認識する機会でありました。

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Amazon

ちなみに私は、楽天市場を主に利用しております。理由はいくつかあります。

1)日本人が始めたベンチャーだから。

2)上手に利用すると、ポイント還元が大きいから。

3)楽天の発行しているクレジットカードが、法人名義で使えるから。

4)出店している企業に、中小規模企業が多いので、応援したいから。

1)は、既に大企業になった楽天グループに対して抱く気持ちとしては、いささかそぐわない気もしますが、あくまでもAmazaonとの比較の話しです。また、日本に法人税を納めないと言われている企業よりは、心情的に応援したいという、経済合理的背景もあります。

4)がもっとも重要視している理由ですが、楽天市場は、所謂テナント貸しのショッピングモールですので、販売しているのは個々の出店企業です。勿論量販店もいるのですが、多くは、中小、小規模企業です。厳しいネットビジネスの世界で、知恵を絞って日々努力する企業に対して、同じ経営者としてシンパシーを感じるのであります。

ただ、楽天グループの利益は、2016年夏現在、金融が半分以上を占めると言われておりますので、これからどうなっていくのかは不透明ですね。(創業者が銀行出身ですので)

原点である、通販事業から撤退してしまうことはないでしょうけれど、ユーザーとしては動向が気になるところです。

2016年7月11日 (月)

販促2

前回書いた、SC相模原せんべいPRグッズに続いて、店頭用に作った旗をご披露。

風林堂でも、お客様のご依頼による印刷せんべいを作っていますが、ネット環境充実のおかげで、デジタルデータから印刷物を作るサービスが身近になっています。今回は、月に1回販売する、割れせん「久助」を告知するのぼり旗。

これまでは、私が作った小さな立て看板に、A2サイズくらいのPOPを貼って告知していましたが、この旗で、目立ち度がぐっとアップすると思います。

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業者さんが指定するテンプレートに合わせ、グラフィックソフトでデザインし、データを送ります。待つこと数日。綺麗に仕上がった旗が届きます。お値段もリーズナブル。これから、何種類か取り揃えたいと思います。


手焼きせんべい風林堂のオフィシャルホームページ
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おせんべいに印刷「ぷりんたぶるせんべい」へのご注文お問い合わせ先

2016年6月20日 (月)

販促

先月上旬から販売してもらっている、地元サッカーチームSC相模原のおせんべい。先行していたビールとのコラボレーションで、好調に売り上げていただいています。

https://furindoh.lekumo.biz/blog/2016/04/sc-c78c.html

更にPR効果を高めようと、販促用品を誂えました。A1サイズのPOPと、のぼり旗です。昨日のホームゲームからお使いいただいているはずですが、効果はどうだったでしょうか?

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2016年4月19日 (火)

SC相模原のおせんべい

風林堂は、地元のスポーツチームを応援しています。アンテナショップ「sagamix」の出店者交流会で、チームスタッフと知り合ったのがきっかけです。特に、三菱重工相模原ラグビー部ダイナボアーズと、J3のプロサッカーチーム、SC相模原とは、いろいろ交流を頂戴しております。(私が、もともとサッカー、ラグビー観戦が好きだったというのも大きいですね)

今回は、そのひとつ、SC相模原のチーム名を入れたおせんべいを作ることになり、一月ほど前から準備を進めておりましたが、このほど完成し、販売を開始することになりました。

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ことの発端は、チームのエンブレムを配したクラフトビールを開発、販売している、地元コンビニ、スリーエフ富士見町店のオーナー社長からのオファーでした。ビールとセットで売れる商品を探していて、風林堂にたどり着いたとのお話です。

その後、チームスタッフを交えての打ち合わせを経て、今回めでたく商品化と相成りました。今週末のホームゲームより、スタジアムで販売されます。チームサポーターの皆様、是非お買い求めください。(ちなみに、今回組んだ、スリーエフの渡辺社長は、元もと筋金入りのサポーターです。お店にいらっしゃると一目瞭然です。)場所はこちら。


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2016年2月26日 (金)

新電力

長い間議論を経て、遂に今年4月より、電力が自由化されることになりました。日本の社会インフラが未熟だったころには、既存の大手が市場を独占する代わり、安定供給が約束されていたメリットが大きかったようですが、エネルギーの需給見通しや、寡占の弊害が指摘され久しいなど、いろいろな理由から、電力供給事業にも市場原理を導入することが、理にかなっているという判断だと思いますので、個人的にも歓迎したいです。

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このことに関して特に記憶に残っているのが、311震災後福島原発が停止し、首都圏への電力供給が危ぶまれたとう理由で、長きに渡り計画停電が実施されたことです。その後の報道等を注視してみると、今回新参入した新電力と同じ企業が、当時から大きな自家発電設備を有し、かなりの余力があったというお話し。東電は、いろいろな理由を付けて、これらの企業から電力を買い入れることをせず、末端の顧客に不便を強いたという構図であったと、個人的には思っております。また、あの惨事を目の当たりにし、国民や企業の多くが自発的に節電に取組み、需要も抑制されていたことも分かっています。専門家視点からは反論もあるとは思いますが、あのときの混乱を思うと、毎月しっかり対価を払って、高い公共意識で対応した消費者として釈然としなかったというのは、多くの皆様に共通の認識であったと思われます。

また、その後、コストの安い原発の代わりに、発電に占める化石燃料の割合が大きくなったという理由から、電気料金が数度にわたり値上げされました。他に選択肢が無い以上、黙って受け入れるしか無い状況を苦々しく思っていたのも思い出されます。

こういったことを顧みてみれば、自由化による市場原理の導入は、消費者にとってはメリットが大きいと思います。これからの推移を見ながら、対応を探って行きたいと考えております。ただ、重要なライフラインのひとつである電力が、過度な競争の弊害で、供給が途切れることはあっては困りますので、勘案する材料にしたいと思います。

2016年1月 1日 (金)

賀詞

16

2015年12月31日 (木)

1年のしめくくりに寄せて

2015年も最期の1日を残すのみになりました。年末年始が、かき入れ時のおせんべい屋は、勿論まだお休みではありません。今年は、年末にイレギュラーな大仕事が舞い込んだため、生産の計画が大きく狂い、年末ギリギリまで、そして新年2日からも工場の仕事に携わることになりそうです。製造と販売を一環で行う仕事ですから、商品が無くなっては商いになりませんので、対応せねばなりません。大変ですが、ありがたいことだと思っております。

1015 2015年最後の日の出

そんな大晦日に、今年1年を振り返ってみますと、一言、仕事に追われ、とても忙しく過ごしてきたというのが感想です。春先より始まった、大口の商品供給が、予想通りの生産増加をもたらしました。また、3年前に導入した、カラー印刷対応の「ぷりんたぶるせんべい」が、3期連続受注増の増産となり、期末には、好決算にて締めくくることができました。ビジネスの前線では、時に、需要に応えられないケースも起きていましたので、秋に設備投資によるプリンターの追加導入に踏み切りました。その効果で、今年の後半からは供給能力が上がり、大口需要への対応と、作業時間の短縮にも繋がりました。

しかし、対応すべき来年に向けての経営課題も見えておりますので、それらを改善することで、更に安定した運転に努めたいと考えております。

◆◆◆

数年前に始めたFacrbookで交流させていただいている友人がおります。知り合った当時は、人材マッチングを行う会社の社長をなさっていましたが、曲折を経て、現在シナリオライターに転職されています。その経緯もドラマなのですが、お仕事として携わったミュージカル作品の内容について書いてみたいと思います。

タイトルは「WAYOUT」。キャスティングは、全員がスーツを纏ったビジネスマンという、ミュージカルとしては異色の設定です。

Wayout謝金漬けで、財政破綻目前の日本を、正体不明の外国が、国ごと買収(MBO)しようとしている。そして、ここに至った責任を、国や企業のリーダーに押しつけ、彼らを庶民の代表者が、公開裁判で裁くことになった。というのが大まかなストーリーです。いかにもハードなビジネスシーン活躍されていた、元会社経営者らしい視点ですよね。

テーマや締めは、裁く側と裁かれる側、同じ日本人同士がいがみ合うことをやめ、共に未来に向けやり直そうという、心熱くなるもので、何度か観劇するたびに楽しませてもらいました。

ストーリーの半ば、公開裁判の場に立たされる若き経営者が登場するシークエンスがあります。裁くのはその企業で働いていた社員。労使の対立が、感情の対立になり、強い言葉での応酬となります。その場面で、双方が絡んで歌うのが「360時間」という曲です。

●本気だという、必死だという、でも本当にそうか?
ならばなぜやらなかった、やりきるまでやらなかった。

■必死にやってるさ、今月は360時間働いた、誰のための360時間、何のための360時間
考えるな、その先を考えるな、おれたちはそうやって必死にやってる。

●ひと月360時間?それがどうした。1日にしたら12時間たった半分だ。
俺たちが遊んでばかりいると思うな。会社経営したその日から、恐怖クラブに入会さ。
永久会員退会不可能、500時間は仕事して、遊んでいるときも眠ってる時も、仕事のことが離れない。本気なら、必死なら、そのくらいやってみろ。恐怖クラブへようこそ♪ 

こんな内容です。どうでしょう。私は小規模ながら、会社経営者なので「恐怖クラブに入会さ」というフレーズと、その後に続く歌詞の内容に、強い共感を持ちました。明日、1ヵ月後、1年後そして10年後のことを考えながら、今、何を為すべきか常に考え続ける。同時に、目の前の課題克服にも取り組まなくてはならない。ライバル企業には脅かされ、明日も順調である保証はどこにもなく、小さなミスが、取り返しのつかない命取りになることもある。頼れるのは自分自身のみ。「恐怖クラブ」の会員規約とは、こういったものかもしれません。

そんな大変な思いを抱えながら、なぜ会社を切り盛りする立場にいるのか。それは、いうまでもなく、それ以上のリターンがあるからです。究極の自己実現がそこにあるからです。そして、その恐怖に打ち勝つには、自分自身に投資し、多くの経験値を得て、人脈を作り、リーダーとしての人的資源を高めることが必須だと思っています。

「恐怖クラブ」に身を置く、リアルなスリルと、充実感。こんな思いを確認する機会を得た今年。盤石な経営を目指すため、昨日より今日が成長した自分でありたいと思う1年の締めくくりです。

最後に、私が最も好きな先人の言葉を紹介します。

「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。」

言葉の主は、イギリス人の銀行家、あるいは探検家と2つの説がありますが、心に留めて置くべき名言と思いませんか。


YouTube: Biz-tainment THEATER「WAYOUT 2015」

2015年11月 4日 (水)

今年も夢っこ達が来ました

風林堂が当地に開店して間もなくから、ご縁があって交流させていただいている、近所の公立小学校「夢の丘小学校」。今年も、仕事体験の子供達がやってきました。

昨年は、実施日が定休日と重なったため、2年ぶりです。今年は、女の子3名。とても元気で、賑やかに仕事をしていってくれました。お昼休みの間にも、お手伝いをしてくれて、とても助かりました。普段の授業と全く違う経験を、楽しんでくれたようでよかったと思います。

通学で毎日店の前を通るらしいので、時々元気な顔を見せてくれれば嬉しいですね。

2015

2015年10月18日 (日)

「はやぶさ2」快調に飛行中

数日前の新聞記事によりますと、昨年12月、種子島宇宙基地より打ち上げられた「はやぶさ2」は、トラブル無く、地球の内側を通る軌道上を順調に飛 行しているそうです。間もなく再接近し、地球を追い越す際、地球の重力を利用して加速し、地球と火星の間で太陽を周回する小惑星「リュウグウ」へ向かうこ とになるそうです。この軌道変更を「地球スイングバイ」という技術だそうで、日程は12月3日の予定とか。

遠隔操作だけで、このようなことができるとは、本当に素晴しい技術ですね。是非今回もミッションを成功させ、地球と火星の間にある小惑星「リュウグウ」に無事到達し、お土産を持ち帰って貰いたいと思います。

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風林堂では、今年の春先より、筑波宇宙センターミュージアムショップからのご依頼で、「はやぶさ2」のおせんべいを作って納めております。前の初代「はやぶさ」より、少しかわいらしいデザインとなり、大変人気を頂戴しているとのこと。「リュウグウ」への到着は3年後、地球への帰還はさらにその後になるという、長期のプロジェクトですが、良いニュースが続くよう願いたいです。


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