おせんべい作り周辺の仕事 Feed

2015年6月 6日 (土)

いろいろ助けてもらっています

小規模企業を経営していると、目の前にある日々の業務に追われがちで、未来への視線や、長い目で捉えた計画がおろそかになりやすいというマイナス点に、焦りを感じることが多いです。昭和の高度成長期に起った流通の近代化、その後のIT革命や、グローバル化の影響は、消費の現場状況を一変させました。市場にモノは溢れ、消費者のニーズやウォンツは多様化、高度化している現代、どうしたら生き残って行けるかを考えざるを得ませんが、正解にたどり着くのは、容易ではありません。

そんな悩みに応えてくれるのが、写真のような会報を届けてくれる機関です。地元相模原市の商工会議所とKIP「神奈川産業振興センター」。どちらも、経営にまつわる問題点へのサポートをほぼ網羅していて、これから新たに起業しようという人への支援も手厚いです。

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私が利用させてもらうことの多い制度が、コンサルティングの派遣補助や、各種補助金申請などのサポートです。また、過去には、政策金融公庫より、運転資金の融資を受けたこともあり、その際には、地元会議所の経営指導が必須となっておりました。

こういった制度は、活用するとしないでは、長い年月において大きな差が生まれますので、普段あまり意識したことのないとおっしゃる、小規模企業経営者の皆様も、一度お調べになるとよいのではないでしょうか。

商工会議所といえば、最近もちょっとした相談事を持って訪問したところ、15年来お付き合いいただいている所員の皆さんの席が、各部署の一番上席になっていたのに驚き、ときの流れを実感したのであります。所員の皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

2015年5月12日 (火)

(続)母校からのオファー3

前回の続き

こうして出来上がったのが、写真のようなギフトセットです。在学中と少しイメージの変わった大学名ロゴ、新たに出来たマスコットキャラクター、そして往時のままの校章。3点を配し、立派なセットになりました。

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購買会の通販サイトにも掲載していただきました。

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商品納入からしばらくして、地元相模原の校友会会長から電話を頂戴し、入会のお誘いと、総会の引き物として、校章入りおせんべいの製作打診も頂戴しました。また、昨年来、ロゴ入りおせんべいのオーダーを頂戴している、地元地銀の支店長が同窓だということも判明し、大学の「輪」が、一気に広がった感じです(^^)

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卒業来、何十年も意識していなかった大学のことが、一気に身近に感じられるようになったこの数ヶ月。6月に開催されるという、地元校友会の総会にお邪魔できれば、また、新しい交流が生まれるのかもしれません。


手焼きせんべい風林堂のオフィシャルホームページ
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2015年4月16日 (木)

(続)母校からのオファー

お正月に、出身大学の購買会から、オリジナルおせんべいの製作打診があった旨記事にしましたが、その後順調に商談が進み、3月半ばに製品化することができました。この間の経緯を少しだけ書き残したいと思います。

当初は、Eメールと電話での打ち合わせでしたが、長い取引きになる可能性が高い案件なので、販売の現場を見たり、ご担当者とお会いしておくほうが良いだろういう判断に当然なります。こうして、ほぼ30年ぶりに母校の門をくぐることになりました。

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2月の上旬に、商品の試作品を持参し、川崎市多摩区生田の小高い山の上にある、専修大学生田キャンパスへ向かいました。自動車のナビは、広くて通りやすい道を示しましたが、敢えて、在学当時に通学した道を選んでみました。最寄り駅からは、徒歩で約20分くらいかかる道のりも、自動車ならほんの数分。しかし、もともと交通量の少ない道なので、わざとゆっくり走って、当時の記憶を辿るのも、楽しい時間でした。

 受付で、商談に来た旨伝え、購買会の場所を尋ねると、私の在学中には無かった、新しい施設の中にあるとのこと。時の流れを実感しました。次回に続く


 

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2015年4月13日 (月)

小規模企業の弱点

3月~4月は年度替わりの需要で、例年とても忙しいのですが、今年はそれに加え、製造現場の従業員が疾病で一人長期離脱、その後もう一人も10日以上お休みという状況になりました。必然的に、私がずっと現場に張り付くことになり、PCに向かって出来ることが、非常に限られてしまい、ブログの更新も長期に渡り滞ってしまいました。

どこの企業でも同じと思いますが、人件費の高い日本で、余剰な従業員を確保しているケースはほとんど無いでしょうから、予想をこえた急激な需要拡大、あるいは供給能力の低下は、製造業の経営者にとって頭の痛い問題です。

こういった事態に対応するには、計画的にある程度の在庫を積むことしかできませんが、繁忙期にはそれも難しく、同族経営の会社であれば、家族従業員が休日返上や、夜間残業で対処というのがパターンだと思います。しかしながら、こういった緊急待避的な対応は、心身への負担が大きく長続きしませんので、やはり悩ましいところです。

先週半ばより、やっとスタッフの頭数が揃ってきて、何とか少し状況改善となってきましたが、ちょっとした危機管理が必須ということも、これからの課題と再認識した1ヵ月でした。


 

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手焼き煎餅(有)風林堂製菓
〒252-0335 神奈川県相模原市南区下溝536-24
TEL 042-777-4501
FAX 042-777-4502

2015年2月22日 (日)

迷子のEメール その2

前回の続きです。

メアドのタイプミスを防ぐための、一番簡単な方法は、お使いの日本語入力システムユーザー辞書に、登録してしまうことです。Windowsに標準搭載され、最も多くの方がお使いと思われる、MSーIMEの場合には、以下の手順で行えます。

①画面の下にある、タスクバーの中に、IMEツールバーというのがあります。

Ime_2見つからない場合は、こちらをご覧ください

②ここにある黄色い箱型のアイコンに、ポインタを乗せると、ツールというポップアップが出ますので、クリックします。現れたメニューの中から、「単語用例の登録」を選びます。

Popup_2次に現れる登録メニューから、「読み」に関連付ける簡単な「めーる」等を入力し、語句の部分にお使いのメアドを入れ、登録すれば完了です。テキストを扱えるソフト、ワードやメモ帳などを開いて、登録した語句をタイプしてみて、変換候補にアドレスが表示されれば成功です。

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ここにはかなり長い文章でも登録できるので、よく使う定型文なども入れておくと便利ですね。是非お試しください。

2015年2月 5日 (木)

迷子のEメール

インターネットビジネスで不可欠なのが、Eメールでのやり取りですね。受発注や代金の決済、データの交換、コンプライアンスの伝達など多岐に渡ってのコミュニケーションが瞬時に行えるので、ネット社会においては、もはや欠かせないツールと申せましょう。

Eメールは、PCで扱うものと、携帯キャリア各社が独自の企画で運営しているものがあります。もともと別の仕組みのものなので、互換性が低かったらしいですが、携帯各社が手当をすることで、やり取りが可能になっていたということです。近年スマートフォンの普及と共に、その違いを意識することは少なくなったと思いますが、ユーザーサイドの運用面では、なかなか難しい部分がまだあります。

風林堂のオーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」においては、受発注業務をほぼ100%インターネットメールで行っております。サイトから、フォームメールでお問い合せやご注文を頂戴し、その後様々なやりとりをさせていただくのですが、最初の段階で記載していただくメアドのスペルやドメインが間違っているとか、携帯電話のアドレスで、スパム対策としてPCドメインのEメールに、拒否設定されているケースが希にあります。

そのような状態で送信されると、風林堂が使っているサーバーから、下図のようなメッセージが届き、こちらからの返信が出来ないということが起きます。

Photo このケースは、単純なタイプミスで、使われていたのが大手ドメイン名で、明らかに間違っているだろうと推測されましたので事なきを得ましたが、私が存じ上げないドメインだったり、携帯メールで着信拒否されている場合には、お手上げとなります。このようなことを防ぐため、申し込みフォームには細かく注意を書き入れ、レスポンスメール送信時にも、その旨お伝えしていますが、万全とは参りませんね。

メアドのタイプミスといったケアレスミスで、大切なコミュニケーションが滞ることになると、必要なものが必要なときに届かないといった、消費者としても困ったことが起きないとも限りません。次回は、こういったミスを無くすための簡単な方法をご紹介します。

2014年12月 5日 (金)

設備投資資金

来年春頃に向け、新しい商談を進めております。まとまると、年商に占める割合がそこそこに大きくなる取引きなので、平行して製造の環境を更新することも検討しています。

設備投資と言えば気になるのが資金です。早速地元の金融機関に相談を持ちかけたところ、今期の決算がまあまあだったこともあり、融資OKという快い返事をもらえました。地域密着の信用金庫なので、中小企業向けの割と良い条件を提示してくれ、有りがたいなと思っていました。

その後、機械屋さんとの見積りや仕様の交渉をしている間に、こんどは地元の商工会議所の告知で、政府系金融機関の資金融資があることを知ります。これは何と、返済期間中36ヵ月分は、金利の70%を市が補助してくれるという好条件。元の金利は、先の信金とほぼ同じなのですが、これは大きな差です。

どちらを使うべきか明らかなのですが、心情的には民間の信金を優先したいと思うところもあり、ちょっとした葛藤に陥る訳です。いえ、勿論人情より実を取ることになるのは間違いないと思いますが、もう少し高い目線から見れば、これは明らかに所謂民業圧迫の例と思えます。こういった例は他にも有り、民需活用で景気浮揚という政府のかけ声とは、若干違う現実もあるのではなかろうかと、ふと思ってしまうのです。

(勿論、民間金融機関と連携した、行政の補助制度も別には存在し、既に利用もしております。念のため)

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2014年11月25日 (火)

来年の準備

11月も残り一週間となりました。残すところ今年もあと1ヵ月という訳です。一年経つのが早いよね~というのは、中高年には常套句ですが、有名なジャネーの法則によると、歳月の経過が早く感じられるのは、ある程度の年齢以上の人には共通のことらしいです。しかし、つい最近暑さが和らいだばなりなのに・・・なんて思う私はさすがその上を行っているかも・・と少し不安になったりします。

そんな年末間近、2015年のカレンダーが届き、もうじきお客様にお配りする時期になりました。これを発注したのは、梅雨明け間近の7月中旬。遠く、北東北のカレンダー屋さんに毎年頼んでいますが、今年も同じデザインにしました。

毎年楽しみにしているとおっしゃって下さるお客様、あるいは、今年はいつ頃から配りますか?と、お聞きなる方も。同じデザインで作り始めて5年ですが、風林堂のお客様のお宅では、このデザインを気に入って飾って下さっていると思うと、嬉しいものです。

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2014年10月12日 (日)

新しいアプリケーション

手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れ、メッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面でお 使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」は、風林堂の看板商品となっています。

日々多くのご注文やご相談を頂戴しますが、弊社でデザインを描くようにご要望いただくことも多々あります。その場合には過去のノウハウを総動員して、お客様のご意向に沿うようなデザインの提案をさせいただくのですが、その際に使うのがPCのグラフィックソフトです。特に、インクジェットタイプのフードプリンターを導入してからは、繊細な文字やイラストが再現できるようになったこともあり、かなり凝ったデザインをお作りすることもあります。

その作業には、最近までMacromededia社のFreeHandというドローソフトを長年愛用して参りましたが、曲折を経てVer11で開発が止まり、新しいバージョンが発売されることが無くなりました。Ver7、9,11と三代15年余りに渡って馴染んできたソフトなので、とても残念なのですが、致し方ありません。加えて最近になって、Winowsの次期バージョンが発表間近という報道もあり、さすがに10年近く前のソフトが、今後新しいOSに対応するか心配になってきましたので、仕事に差し障りが発生する前に、渋々新たなソフトウエアを導入することにしました。で、選んだのがこのコーレルドローというグラフィックの統合ソフトです。このタイプでは、Adobe社のイラストレーターという巨人のようなソフトがあり、ほぼ市場を独占していますが、個人的にインターフェースがどうも馴染めないのと、あまりに高価なので、私が仕事に使うには投資効果が低すぎます。

そこで、日本ではマイナーですが、北米ではかなりのシェアを占めていて、尚かつWindowsネイティブのソフトということで、今回乗り換え対象としました。

さて、その使い心地ですが、さすが最新のソフトだけあって非常に高機能で、作画の作業が今まで以上に簡単にこなせるようになりそうです。操作方法はまだ完全に把握していませんが、早く馴染んで、あたらなご注文ににお応えできるようトレーニングしてゆくつもりです。しばらくは、2本を併用しながらの仕事となりそうです。

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2014年7月 4日 (金)

圏央道開通

 先月末、6月28日土曜日の15時、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の路線が一部開通しました。相模原愛川―高尾山インターチェンジ(IC)区間(約14・8キロ)です。昨年春、東名高速道路の海老名ジャンクションまで繋がっていますので、今回の開通で、東名と中央道が高速道路で結ばれました。既に開通している関越道方面まで、一気に行けるようになりますから、とても便利になります。

 都心を迂回すPhoto_2る環状道路の完成は、東京中心部の混雑緩和は勿論、南北にアクセスの悪い神奈川県内の一般道の状況を改善する効果も期待され、各方面で大きく取り上げられているのは、周知のとおりです。

 この、相模原愛川ICは、風林堂の店舗からすぐ近く、車で5分ほどのところにあります。この道は、何本かあるインターチェンジへ向かうアクセス道路の中の一本ですから、昨年春のインターチェンジ開通の頃からお店の前を通る車両の量が少し増えているのを実感しています。今回の開通で、八王子方面への利用が増える分、これからさらに交通量の増加が見込まれると思っており、今までこの道を利用したことのない方々が、風林堂のお店の前を通る可能性が広がるということにも繋がりそうです。

 当然それは、ビジネスチャンスと捉えていますので、新しい商品開発や、ロードサイドの利点を生かしたPR方法の見直しなど、取り組むべき仕事がたくさんありそうです。

 個人的に、この道路を使用して行ってみたいところも沢山ありますが、それはもう少し先に延ばしておきます。

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