おせんべい作り周辺の仕事 Feed

2014年12月 5日 (金)

設備投資資金

来年春頃に向け、新しい商談を進めております。まとまると、年商に占める割合がそこそこに大きくなる取引きなので、平行して製造の環境を更新することも検討しています。

設備投資と言えば気になるのが資金です。早速地元の金融機関に相談を持ちかけたところ、今期の決算がまあまあだったこともあり、融資OKという快い返事をもらえました。地域密着の信用金庫なので、中小企業向けの割と良い条件を提示してくれ、有りがたいなと思っていました。

その後、機械屋さんとの見積りや仕様の交渉をしている間に、こんどは地元の商工会議所の告知で、政府系金融機関の資金融資があることを知ります。これは何と、返済期間中36ヵ月分は、金利の70%を市が補助してくれるという好条件。元の金利は、先の信金とほぼ同じなのですが、これは大きな差です。

どちらを使うべきか明らかなのですが、心情的には民間の信金を優先したいと思うところもあり、ちょっとした葛藤に陥る訳です。いえ、勿論人情より実を取ることになるのは間違いないと思いますが、もう少し高い目線から見れば、これは明らかに所謂民業圧迫の例と思えます。こういった例は他にも有り、民需活用で景気浮揚という政府のかけ声とは、若干違う現実もあるのではなかろうかと、ふと思ってしまうのです。

(勿論、民間金融機関と連携した、行政の補助制度も別には存在し、既に利用もしております。念のため)

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2014年11月25日 (火)

来年の準備

11月も残り一週間となりました。残すところ今年もあと1ヵ月という訳です。一年経つのが早いよね~というのは、中高年には常套句ですが、有名なジャネーの法則によると、歳月の経過が早く感じられるのは、ある程度の年齢以上の人には共通のことらしいです。しかし、つい最近暑さが和らいだばなりなのに・・・なんて思う私はさすがその上を行っているかも・・と少し不安になったりします。

そんな年末間近、2015年のカレンダーが届き、もうじきお客様にお配りする時期になりました。これを発注したのは、梅雨明け間近の7月中旬。遠く、北東北のカレンダー屋さんに毎年頼んでいますが、今年も同じデザインにしました。

毎年楽しみにしているとおっしゃって下さるお客様、あるいは、今年はいつ頃から配りますか?と、お聞きなる方も。同じデザインで作り始めて5年ですが、風林堂のお客様のお宅では、このデザインを気に入って飾って下さっていると思うと、嬉しいものです。

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2014年10月12日 (日)

新しいアプリケーション

手焼きせんべいに企業のロゴやトレードマークでノベルティとして、イラスト、名入れ、メッセージ印刷などで個性的なギフトとして等々、いろいろな場面でお 使いいただいている「ぷりんたぶるせんべい」は、風林堂の看板商品となっています。

日々多くのご注文やご相談を頂戴しますが、弊社でデザインを描くようにご要望いただくことも多々あります。その場合には過去のノウハウを総動員して、お客様のご意向に沿うようなデザインの提案をさせいただくのですが、その際に使うのがPCのグラフィックソフトです。特に、インクジェットタイプのフードプリンターを導入してからは、繊細な文字やイラストが再現できるようになったこともあり、かなり凝ったデザインをお作りすることもあります。

その作業には、最近までMacromededia社のFreeHandというドローソフトを長年愛用して参りましたが、曲折を経てVer11で開発が止まり、新しいバージョンが発売されることが無くなりました。Ver7、9,11と三代15年余りに渡って馴染んできたソフトなので、とても残念なのですが、致し方ありません。加えて最近になって、Winowsの次期バージョンが発表間近という報道もあり、さすがに10年近く前のソフトが、今後新しいOSに対応するか心配になってきましたので、仕事に差し障りが発生する前に、渋々新たなソフトウエアを導入することにしました。で、選んだのがこのコーレルドローというグラフィックの統合ソフトです。このタイプでは、Adobe社のイラストレーターという巨人のようなソフトがあり、ほぼ市場を独占していますが、個人的にインターフェースがどうも馴染めないのと、あまりに高価なので、私が仕事に使うには投資効果が低すぎます。

そこで、日本ではマイナーですが、北米ではかなりのシェアを占めていて、尚かつWindowsネイティブのソフトということで、今回乗り換え対象としました。

さて、その使い心地ですが、さすが最新のソフトだけあって非常に高機能で、作画の作業が今まで以上に簡単にこなせるようになりそうです。操作方法はまだ完全に把握していませんが、早く馴染んで、あたらなご注文ににお応えできるようトレーニングしてゆくつもりです。しばらくは、2本を併用しながらの仕事となりそうです。

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2014年7月 4日 (金)

圏央道開通

 先月末、6月28日土曜日の15時、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の路線が一部開通しました。相模原愛川―高尾山インターチェンジ(IC)区間(約14・8キロ)です。昨年春、東名高速道路の海老名ジャンクションまで繋がっていますので、今回の開通で、東名と中央道が高速道路で結ばれました。既に開通している関越道方面まで、一気に行けるようになりますから、とても便利になります。

 都心を迂回すPhoto_2る環状道路の完成は、東京中心部の混雑緩和は勿論、南北にアクセスの悪い神奈川県内の一般道の状況を改善する効果も期待され、各方面で大きく取り上げられているのは、周知のとおりです。

 この、相模原愛川ICは、風林堂の店舗からすぐ近く、車で5分ほどのところにあります。この道は、何本かあるインターチェンジへ向かうアクセス道路の中の一本ですから、昨年春のインターチェンジ開通の頃からお店の前を通る車両の量が少し増えているのを実感しています。今回の開通で、八王子方面への利用が増える分、これからさらに交通量の増加が見込まれると思っており、今までこの道を利用したことのない方々が、風林堂のお店の前を通る可能性が広がるということにも繋がりそうです。

 当然それは、ビジネスチャンスと捉えていますので、新しい商品開発や、ロードサイドの利点を生かしたPR方法の見直しなど、取り組むべき仕事がたくさんありそうです。

 個人的に、この道路を使用して行ってみたいところも沢山ありますが、それはもう少し先に延ばしておきます。

2014年6月18日 (水)

新しい相棒

先月末に新しい相棒がやってきました。といっても人ではなく、商品の納品等に使う貨物用の自動車です。前のトヨタハイエースは、12年29万キロほど乗って、大分くたびれて来ましたから、お役御免にいたしました。

今回は日産のNV200という、街中でよく見かける少し小型のボンネットタイプ。以前より直接納品する量と頻度が減ってきたので、荷物室の容積も小さめにしました。この車、実は中古車のリースです。昨年の春先に、社の40周年記念にと、沢山のロゴ入り印刷せんべいをオーダーくださった、県内の大手リース会社さんとのお付き合いでやってきました。https://www.justauto.co.jp/

中古といっても、元はディーラー所有の言わば新古車。中も外もとても綺麗で、納車されたばかりのときには、新車の香りがしました。側面のドアには、弊社のURLのQRコードも入れて貰い、走る看板の役目も担ってもらいます。活躍する機会が増えればありがたいですね。

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2014年5月27日 (火)

補助金申請

一昨年の年末、民主党政権から自民党政権に変わり、アベノミクスの名の下、様々な景気刺激策が打ち出されているのは周知のとおりです。この春には消費増税が実施されましたが、一般の消費に対する影響は限定的との観測が多く、政策のおかげで日本の経済は確実に良くなっているのだと思われます。将来へ持ち越された形の諸問題についてはこの際無視しておきます。

そんな現状において、私たち小企業への支援策も打ち出されていて、日本商工会議所が主体となって行うこの補助事業もその一環です。小規模事業者持続化補助金 従業員20名以下の小企業限定で、経営計画に基づいて実施する販路拡大等に最大50万円の補助金をくれるという、とてもありがたい大盤振る舞いです。

もともと中小企業への補助や援助、優遇措置は手厚かったのですが、返さなくても良いお金がもらえるというのは過去にあまり聞いたことがありません。(商店街など団体に対するものはありましたが)

こんな良い話しを放っておく手はありませんから、早速申請することにしました。と申しましても、ただ「お金下さい」とお願いするだけではダメで、補助金がそれなりに生きたお金として活用されるだろうという、説得力を持った内容の書類を作って審査を受けねばなりません。これが普段こういうことに慣れていない小企業の経営者にとっては高いハードルで、いきなり出鼻をくじかれて、早々にリタイアされる方も多いように聞いております。

幸い私は、企業勤めの経験が無い割には、こういったストーリーを組み立てるのが得意で、時間はかかりましたがそれなりのボリュームの資料を作ることができました。地元商工会議所が呼んでくれた経営コンサルタントに添削して貰いましたが、ほとんど手直し無しでOKを貰えたので、ありがたかったです。一昨日発送して、審査に臨むことになりましたので、1ヶ月後くらいには採択されたかどうか連絡が来るはずです。

首尾良く採択された場合には、風林堂に新製品がひとつできる予定なので、楽しみです。

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2014年4月25日 (金)

ホームチームのある幸せ2

クラブの関係者からご依頼を頂戴して、チームエンブレムを配したおせんべいを作ることになりました。 去る4/20(日)の試合に、市長やサポート企業の幹部の皆様をご招待するということで、そのもてなし品としてお使いいただくということです。

私も試合にご招待いただきましたので、現場で皆さんがお煎餅を手にされるのを拝見できました。昨年まで監督を務められ、今年からクラブの代表に就任された、元Jリーガーで代表経験もある、望月重良さんにもご挨拶させてもらい、同郷のよしみで故郷清水の話などもいたしました。

チームには今年、同じ清水出身の高原直泰選手が加入したこともあり、親近感は上昇する一方です。さあ、J3初代王者を目指して頑張ってください!

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2014年3月24日 (月)

付いていくのが大変(汗)その2

前回の続きです。今月中旬に、今年最後のコンサルティングを頂戴した際、Web検索最大手のGooglが、アルゴリズムに新しい概念を取り入れるようだという教えを頂戴しました。Author Rank(オーサーランク)という基準だそうです。

何それ?という感じですが、最近注目を集めている、SNSからの支持などがウェブサイトの評価に繋がってくるというものです。非常に合理的な考え方ではあると思いますが、落とし穴もありそうです。Googleの承認が不可欠という状況が益々高まりそうなのには、いささか違和感も覚えますが。さて、それに対応して行くには何をすべきか、どういった心構えでいるべきなのか、アラフィフオヤジの頭にはどんどん「?」が増えて来そう。

この状況を打破するため、竹内さん、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

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2014年3月17日 (月)

付いていくのが大変(汗)その1

風林堂の看板商品になりつつある、メッセージやイラスト印刷などオーダーメードでオリジナルせんべいを作る「ぷりんたぶるせんべい」は、ほとんどがWebからのご注文です。最初にこの技術の存在を知ったときから、これはネット販売で必ずヒットする確信していました。

食品の表面に絵や文字を印刷するという、個性的なサービスですが、もちろん風林堂の専売特許という訳ではなく、同じ機器やノウハウをお持ちの他社さまでも多く見受けられますし、当然競争もあります。

そんな中、少しでも市場での認知度アップと集客増を計らねばならないのは、自由な市場経済で生き抜くための必須テーマです。そのために、インターネット関連の技術や情報収集と対応は随時していましたが、仕事に追われる日々が続くと、おろそかになりがちなのは中小企業の弱点でしょう。

めまぐるしい技術革新を前に、変化のすべて対応していくのは不可能ですが、最低のノウハウと対応策を会得する近道として、専門のコンサルティングを活用するという選択肢があると思います。

2年ほど前から、地元神奈川の辣腕コンサルタント、SPRAM竹内幸次さんに指導をいただくようになったのは、そんな背景からです。定期的に指導していただくことで、その時々のIT最新技術動向や、市場のトレンド、法律や行政関連情報等々、様々な情報を、中小企業経営者の視点で伝えてもらっています。

Spram_3 SPRAMのサイトはちら 

明日以降に続きます。

2014年3月 2日 (日)

新兵器

 私は1960年生まれなので、今年54歳になります。おせんべい屋という、どちらかというとアナログなイメージで捉えられる仕事をしていますが、若い頃からコンピュータ等電子機器を愛用し、IT時代の到来と共に、インターネットもそこそこ活用しているのでは無いかと思っています。勿論、大きな企業で世界を相手にされたり、社内で高度なネットワークを駆使し大活躍されていらっしゃるご同輩から見れば、些細なことかもしれません。しかし、インターネットの技術を始めて見た当時、これは中小企業にとって、とてつもない福音になるだろうというのは、直感的に解りました。

 最初にネット接続したのは64Kか128kのISDNで、その後技術の進歩と、インフラ整備に歩調を合わせて改善を行い、通信環境はどんどん良くなってきたのは、皆様と同じです。

 そして3年くらい前には、モバイルのデータ通信も劇的に良くなり、当時は、外出の多かったこともあり、出先で使用するため持ち歩いている小型のPCがネット接続出来るようにと、WiFi接続(所謂テザリング)が可能なスマートフォンを購入、活用してきました。

 今月になり、そのスマートフォンを新機種に更新。LTEという高速通信に対応し、前機種では非常に不満があった電池の持ちも大幅に改善され、本体は薄く軽く、快適な環境を手に入れることができました。

 今回国産メーカーのものを購入したため、PCと同じように、使いそうもないエンタメ系のサービスやアプリケーションが沢山プリインストールされ、それらを削除し、シンプルな使い勝手にセットするのに少し手間がかかりましたが、どうやら環境が整ったようです。

 クラウド技術の発達で、デバイス内部のデータを引き継ぐ必要も少なくなっていますから、正にIT様々という感想ですね。

左が新機種4.5インチのAQUOSPHONE。
右は台湾製の初代機。当時テザリングができる唯一の機種でした。

Aquos

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