おせんべい作り周辺の仕事 Feed

2023年6月16日 (金)

物価上昇と賃金

3年ほど続いたコロナ禍での流通滞りと、その後起きたウクライナでの戦禍の影響、その他国内事情を含む諸々の要因で、食料品や素材、エネルギー価格を中心に物価上昇が続いています。私たち製造小売の現場では、製品のコストを押し上げる直接原因になっていますし、皆様のご家庭でも、日々の消費支出が上がっていることと思います。これを背景に、今年の春には、労働賃金を上げる動きが顕著となり、大企業のみならず、多くの中小企業でも賃上げに踏み切ったと伝えられており、働く皆さんの環境が改善に向かうように見えています。このような動きについて、仕事をしながら毎週聞いているラジオ経済関連番組で、現状と今後の見通しについて、専門家が解説するのを耳にしました。内容について自分なりに解釈し、そこから見えてきた問題点をまとめてみました。

番組テーマは「またマイナスに転落した実質賃金!来年は上がるという噂は本当なのか?」

--厚生労働省が先月発表した昨年度=2022年度の毎月勤労統計調査によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年度に比べて1.8%のマイナスとなりました。昨年度は、新型コロナウイルス危機から脱却して経済が回復軌道に乗り、名目の現金給与総額は増えたように感じた方も多かったと思うし、実際、給与額は増えているのですが、残念なことに、物価がそれを上回る上昇となり、実質賃金は1年でマイナスに逆戻りという結果に終わってしまったのです。ただ、ここにきて、エコノミストの間では、今年度後半からは、実質賃金がプラスになるのではないかという見方が出始めているという、そんな「今度こそは」という嬉しい話もあります。--(番組HPより転載)

概略は以下です。

今年の春闘では賃上げした企業が多く、大企業平均3.7% 中小企業でも平均3.4%の賃上げが実施されました。主な背景は、冒頭に書いたような物価上昇と、2015年頃から顕著になった、労働を取り巻く社会環境の変化に加え、コロナ禍から回復しつつある国内経済での人手不足です。所謂バブル崩壊後の30年間は、雇用維持を条件に賃上げは無しという状況が続いていましたが、ここに来ての企業有効求人倍率は、60~70年代の高度成長期やバブル期に匹敵するとのことです。学生の新卒採用意欲も高いようで、今の日本は、慢性的な人手不足による人材獲得競争時代に入ったとも言えるようです。

Photo_2 独立行政法人労働政策研究・研修機構の資料より

一説によりますと、有効求人倍率が2%に近づくと賃金上昇が起きるという経験則があるようなので、上記分析にも合致していますね。

番組コメンテーターは、現状と今後の見通しについて3点に触れました。

1)現在続いている製品サービスの値上げ要因は、原材料コスト増を背景にしていたが、こらからは賃金アップを背景に変える必要がある。労働賃金上昇を製品やサービス価格に対し適正に反映させる必要がある。2)物価上昇以上の賃金上昇(実質賃金上昇)が必要。賃上げとインフレが同じなら消費拡大は起らない。モノやサービスの需要が増えなければ、やがて値上げは抑えられ、賃金上昇も止まってしまう。そうならないためには、労働生産性を上げることが必須。3)フリーランサー 高齢者の所得環境改善が必要。高齢者、特に年金生活者の収入に於いて、公的年金は物価に連動する仕組みになっていて、で賃金連動では無い(マクロ経済スライド)。年金の伸びは物価上昇より抑制的なのでインフレ下では実質目減りする(年金財源の安定を図る趣旨)。2024年秋頃の施行が見込まれる、「フリーランス保護新法」の下、フリーランサーの収入環境改善が必要。製品、労働やサービス原価の上昇を、対価に反映できるようにする必要があるなどです。

Photo 物価変動を表すグラフ(ニッセイ基礎研究所資料より

1)2)については、企業の雇用に対する考え方、取組みに依存しますので、環境が整えば実現されていく可能性があります。また、対応出来ない企業は、人材獲得の競争に負けて、やがて衰退せざるを得なくなるでしょうから、能力、やる気のある労働者にとって、これからは自分自身のスキルを武器に、高い対価を獲得できる時代がくることに繋がるのでしょう。今回は、3)特に高齢者(年金生活者)の環境について、もう少し考えて見たいと思います。続きは次回に。


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2023年6月12日 (月)

「はやぶさWEEK」イベント2

前回の続きです。現在19日まで企画されている「はやぶさWEEK」。風林堂が参加している「銀河連邦ヒーロー×宇宙を感じるさがみはらスイーツ」。お買い上げ毎差し上げている景品のカードのご紹介です。

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北海道広尾郡大樹町 タイキ共和国「カムイリオン」 長野県佐久市 サク共和国「サクリオン」そして、相模原市の「サガミリオン」この他、すべてのカードと揃えると貰える、特別な1枚もあります。

昨日、「はやぶさ2せんべい」をお取り扱いくださっている、相模原市立博物館のショップに納品に参りましたところ、ちょうどヒーローたちが勢揃いしたイベントが開かれていました。

2 銀河連邦ヒーロー


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2023年6月 7日 (水)

「はやぶさWEEK」イベント

相模原市では、小惑星探査機「はやぶさ」が幾多の困難を乗り越えて地球に帰還した偉業を記念し制定された「はやぶさの日(6月13日)」を中心に、毎年、さまざまなイベントを開催しています。今年は6月11日~19日を「はやぶさWEEK」とし、JAXA相模原キャンパスや市立博物館などの各会場で、「はやぶさ2」が地球に届けた小惑星リュウグウのサンプル(レプリカ)の展示やフードトラックの出店、クイズラリーなど盛りだくさんのイベントが企画されているようです。宇宙、天文ファンの皆様には楽しいイベントですね。

風林堂の「はやぶさ2せんべい」も、「銀河連邦ヒーロー×宇宙を感じるさがみはらスイーツ」として、市内の名店と共にイベント参加いたします。

期間中、各店で対象商品をお求めいただくと、JAXA研施設のある全国各地の自治体と共に構成している「銀河連邦」各共和国ヒーローキャラクターにちなんだカードをプレゼントします。是非、各店をまわってコンプリートを目指してください。

Week1

Week2

チラシのダウンロードはこちら


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2023年5月 8日 (月)

お店のインテリア写真

自分で撮った写真を大出力して、店のインテリアにしました。100cm×100cm。なかなかの迫力です。今、もともと掛けてある額が正方形。撮影したときには転用を想定していなかったので、トリミングに少し苦労しましたが、どうにか恰好ついた感じ。お店にいらっしゃる機会があれば、ご高覧いただければ幸甚です。撮影場所は、長野県大町市と長野市の間の山中、「米田和の棚田」というところです。写真の遠景に見えるのは、鹿島槍ヶ岳から白馬岳に連なる北アルプスの連山です。夏や秋にまた行きたいな~(^^)

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インスタグラムにオリジナルの1枚が。
 

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2023年4月17日 (月)

天才てれびくんオンエア

前回ご紹介した、収録テレビ番組がオンエアされました。一部抜粋して紹介いたします。

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「ジオ物語」というお話しのなかのワンシーン。CGも追加され面白い展開に。続きを見たくなりました(^^)


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2023年4月 1日 (土)

NHK番組の収録

昨年末ころ、NHKの番組制作会社からオファーがあり、風林堂のお店を番組の舞台として使用したいとのこと。制作の監督や技術担当者によるロケハンと、何度かの打ち合わせの後、実現することになりました。

2月の初めの、北風が強めに吹く定休日に、マイクロバス2台の大所帯での来社となりました。

Dsc_0705 照明さんは、外で待機、寒そうでした。

P1010070 ライトが点きました。

Dsc_0708 スタッフ、タレント一体になって打ち合わせ中。

Dsc_0709 演技指導のようです。

Photo 出演者の皆さんが、色紙に寄せ書きを下さいましたので、店に飾っています。

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Eテレ(旧教育テレビ)の子ども向け番組は、「天才てれびくん」です。放映は、4/10(月)の予定。

NHKなので、販促になってはいけないということで、お店が風林堂だと解る商品やインテリアなどはすべて撤去されていますので、普段とは少し雰囲気が違います。ご興味がある方は、ご覧になっていただければ嬉しいです。


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2023年3月 1日 (水)

通常営業しています

2月下旬より、建物外装の塗装工事を行っています。店舗は通寿営業しておりますので、ご来店ください。作業用足場を組んでいる関係で、駐車場のスペースが、少し狭くなっています。御注意ください。

3月半ばまで、ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

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2023年2月20日 (月)

小学生のお店見学

近所の公立小学校2年生が、毎年、課外学習でお店にやってきます。今年度も、昨年秋、地元のお店のインタビューということで、風林堂に来店しました。おせんべいのことや、お店のことなど、事前に考えた疑問点を質問されました。毎年、元気な小学生にパワーをもらえます。今年の2月頃、御礼のメッセージが沢山貼付けられた、壁新聞ももらいました。みんなありがとう!

23 夢の丘小学校の2年生

23_2_2 御礼や感想ががいっぱいかかれたポスター。


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2023年2月17日 (金)

話題の「chatGPT」

話題の「chatGPT」を触ってみました。論文みたいな文章が得意だという噂なので、私が活用できそうな、補助金申請の資料作りなんてど~かな~と思って聞いてみました。アバウトな質問なので、一般的な回答が帰ってきました。ユーザーの問いを学習してくれるようなので、使い込むとそれなりの資料が作れるのかなぁ? 「おせんべい屋」は、ドメスティックでニッチな業界なので、英語資料はゼロ。ネット上にAIが参照する資料は少ないかもしれず、細かいところは自分で頑張らないとだめかもですね。仕事用のアカウントと、プライベートで遊ぶアカウントを使い分けると面白そうです。

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2023年1月19日 (木)

秋の風景を探しに2

昨年秋に掲載し、年末年始途切れていましたが、続きを載せたいと思います。

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園内に作られた小川に、楓の落ち葉が溜まって、秋らしい模様を作っていました。

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古民家の軒先に吊るされたとうもろこし。実際に食されることはないのかも知れないですが、秋の陽射しに照らされて、良いコントラストを描いていました。

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見事に色づいた銀杏の大木と、茅葺き屋根が、日本の昔風景を再現したようでした。


施設の中に、地元在住画家、前田こうせいさんのギャラリーがありました。ふらりと立ち寄ってみると、味のあるイラストが沢山。テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の作画と演出を担当されたというキャリアの持ち主で、作風からはそんな経歴を頷ける印象を受けました。

一目惚れした原画作品を1枚購入すると、これからずっと施設に無料入場できるという優待券をもらいましたので、また違った季節に訪れたいと思います。
https://saikoiyashinosatonenba.jp/shop/miharashiya/

1 施設の入り口に掲げられた告知ポスター

2 買い求めたイラスト。額付きでしたので、帰ってすぐ、部屋の壁に飾りました。


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