観覧記 Feed

2009年1月18日 (日)

休日のライヴ「アコースティックナイト」

Nagomis 往年のアイドルスターと、フォークの大御所二人によるジョイントライブを聴きに行きました。昨夜、相模大野のいつものホールです。 同行したのは、かつてオダサガ商店街で一緒だった、ブティックのオーナー二人です。

 ガロの大野真澄さん、かぐや姫・風の伊勢正三さん、太田裕美さんと、サポートのキーボードを加えた4人のシンプルな構成でしたが、シンガーそれぞれが、楽器のエキスパート奏者でもあるので、、超ベテランの円熟した過去の名曲オンパレードによる歌唱・演奏それぞれに楽しめました。

 丑年生まれで、今年、年男だという最年長の大野さんが主にトーク担当で、還暦オヤジのノリがなかなかに楽しく、久々にアットホームなフォークのライヴ感を思い起こさせてもらいました。

Cd 
3人のユニット名は「なごみーず」と言うとか・・・。なるほど、イメージにぴったり。 今回数えて足かけ5年、118回目のライヴだそうです。 へぇ~、びっくりですよね。

 年末・年始の忙しさから少し解放されたこの時期、肩の凝らないパフォーマンスに触れ、帰りがけのおいしいお酒の酔いも加わり、いい一夜でした。 

2008年12月25日 (木)

休日のオーケストラ 今年の第九

 2008年もいよいよ押し詰まってきました。 そして、今日はクリスマス・イヴ、皆様どんな夜をお過ごしですか? 
 おせんべい屋の年末は、お歳暮の需要と、お正月お年賀の準備に追われ、ずっと忙しく過ごしますので、クリスマスの雰囲気を味わう機会は、残念ながらほとんどありません。 サンタクロースも我が家は素通りというところでしょうか(笑)

Concert_info  そんなあわただしい年の瀬、10日ほど前の日曜日に今年もベートーヴェンの「第九」を聴きに行きました。 一番よく出向く、グリーンホール相模大野で、市内のアマチュアオーケストラ、相模原市民交響楽団と、この日のために準備された同じくアマチュア合唱団の合同演奏会という趣向の催しでした。

 実は、今年の「第九」は、知人のつてで、横浜の大きなホールで開かれた読売交響楽団の演奏会に招待していただく予定でいたのですが、開演日が22日と遅く、仕事の段取りでどうしても調整がつかず、涙を飲んでいたところでした。 そちらには、旧い友人にも声をかけ、是非一緒に・・と考えていましたので、尚更なのですが、いたしかたありません。 更に心残りなのは、テノールは有名な「違いの分る男」錦織建氏でしたから・・。9

当日のパンフレットに書かれた第九の歌詞カード(笑)→

 そのかわり、というわけではありませんが、日程的に許されたアマチュアオーケストラの演奏会に変更と相成ったわけです。  全席自由の2000円ポッキリというリーズナブルさは、アマチュアならではというところでしょうが、演奏の質については今回は触れずにおきたいと思います。 ちなみに、席は超満員でした。 グリーンホール相模大野は、音の残響が非常に短く、余韻が淡泊な印象のホールですので、第九を演奏するには、本来よりやや小編成のオケで、普通より多い人数の合唱団を前に演奏するのは難しそうには思えました。Greenhall1

 「第九」が年末に演奏されることが多いのは、日本だけだそうですが、もともとクラシックの演奏会は、自分の好みの演目を、好きな演奏者で聴くというのが非常に難しいジャンルの音楽なわけです。そののなかで、ベートーヴェンのシンフォニー#9だけは特別で、毎年末になると色々なオーケストラが連日演奏会を開きますから、時間と資金に余裕のある方にはよりどりみどりということになります。 

グリーンホールのエントランス、きれいなイルミネーションも↑

 願わくば、もう少し心と体に余裕のある時期に、この人類最高の芸術に心から浸れたら、感動も今よりずっと大きいかもしれません。 ・・が、それはもしかしたら、私が仕事をリタイアした後になってしまうのかなぁ?

2008年11月19日 (水)

休日のオペラ

Kyiv  16日の日曜日、時々出向く劇場グリーンホール相模大野で、オペラの公演があったので、行って参りました。

←公演のパンフレット

 キエフ・オペラ ~ウクライナ国立歌劇場オペラ~ 演目はプッチーニの「トゥーランドット」です。 生オペラの全編鑑賞は、初めてなので、ずっと前から楽しみにしていました。 とても有名な所謂古典芸術ですので、作品のハイライトはあちこちでよく耳にしていますよね。 

 2006年トリノオリンピック開会式で、故パバロッティが熱唱し、同フィギュアスケート競技で、荒川静香さんが金メダルを取った演技に使われた「誰も寝てはならぬ」は、このオペラの有名なアリアですので、ご存じの方も多いでしょう。MIDI この日も、このハイライト部分では、凄い拍手の嵐でした。Green_hall_3

幕間のホール、ここでオケピを見るのは初めて→

 この日のメインキャストは写真の二人、中国の王女で絶世の美女「トゥーランドット」は、オレナ・スクヴォルツォヴァ。 かつて、だったん国の王子で 、トゥーランドットの3つの謎に挑む「カラフ」にアンドリィ・ロマネンコという二人の歌手です。

 二人ともご覧のように立派な体格で、とくにソプラノのオレナ・スクヴォルツォヴァは、男を次々血祭りに上げる氷の美女・・というより、ドラえもんか、お笑いの「今くるよ」さんのようなルックスでしたので、、なんとなくユーモラスな風貌で、イメージがちょっと違ったかな(w)。

Soprano

Tenor  とはいえ、肝心の歌唱のほうは文句の付けようが無く、広いホールに響き渡るド迫力の歌声には、感動を覚えました。 特にテノールは素晴らしい!!  すべての歌の中でアリアが、中でもテノールの歌うアリアが、その中でも「誰も寝てはならぬ」が最高である・・と、通の間では言われているらしいですが、その根拠がちょっとだけ分かったような気がします。

 オペラ公演のチケットは高いし、相模原あたりではなかなかプログラムが組まれませんので、頻繁に観劇というわけには参りませんが、お気に入りの演目が上演されたら、また是非行ってみたいと思っています。 

2008年6月17日 (火)

休日のオーケストラ2

Operacity_2  先日の日曜日は、東京初台にあるオペラシティという素敵なコンサートホールへ、オーケストラの演奏会に行って参りました。 ありがたいことに、友人の計らいでのご招待でしたので、お財布もご機嫌でした。 友人ご夫婦と、私も妻と二人の4人での鑑賞です。

 東京ニューシティオーケストラという、比較的新しいものですが、意欲的な取り組みをしている気鋭のオーケストラとのことです。

↑中休みのホール、内緒でパチリ。バルコニー席での鑑賞は初めての経験でした。

 プログラムは、メンデルスゾーン「フィンガルの洞窟」 ショパンコンチェルト2番 同じくメンデルスゾーンのシンフォニー「イタリア」でした。Newcity_2

 友人の解説と、当日のパンフレットに詳しく書かれていたのですが、このオケは、指揮者で音楽監督の内藤彰氏のポリシーで、ピリオド奏法を採用しているとのこと、確かにこの日最後のシンフォニーは、普段聴いているCDの演奏とは違った印象でした。

 また、コンチェルトは河合優子さんというピアニストによる《ナショナル・エディション》での演奏でした。 パデレフスキー版から半世紀の後、ポーランドが国を挙げて改訂作業を行い、最も原作に忠実とされている譜だそうです。

 ピアノはアンコールにお応えいただき、「革命」も聴くことができました。

Operacity_2_2 ピリオド奏法、ナショナル・エディション判について、的確なコメントを書けるほど造詣が深くはないので、専門の方のご発言や、文献をご覧頂ければと思います。

←パティオでは、こんなライヴも

6月梅雨時にしては爽やかな風の吹く日曜日、落ち着いた休日を過ごすことができ、素敵な1日になりました。

2008年5月20日 (火)

熱狂「ABBA GOLD」

Abba3 You can dance, you can jive, having the time of your life. Woo See that girl, watch that scene, dig in the Dancing Queen !

 めちゃめちゃ楽しんできましたよ! 声が枯れ、ふくらはぎもちょっと痛くなるくらいの大盛り上がりでした。

←会場、赤坂ACTシアターのエントランス。 

 70's~80's始めに世界中を熱狂させたスーパーポップグループABBA全盛期のステージを再現するというコンサートショー「ABBA GOLD」、昨年、はじめての日本公演が行われ、告知記事を見てた私も興味を持っていたのですがそのときはチャンスに恵まれず、少し残念な思いをしていたところ、今年も再演が決まったとのことで、早速チケットを入手し、楽しみに待っていましたが、17日土曜に行って参りました。場所は東京ど真ん中赤坂ACTシアター。Abba6

 本物のABBAが最盛期の頃、私は10代後半くらいでしたが、当時は特段彼らのファンという訳ではなく、あまりに正統派のポップスなので、どちらかというと敬遠していたかも知れませんでした。 しかし、過去へのノスタルジーもあり、理屈抜きで楽しむにはこんなに素敵なステージはありませんよね。

告知チラシ、前回のキャストとは女性ボーカルが変わっていました→

 学生時代からの旧友と二人での観覧でしたが、当然ながら客層は私たちよりも少し上の世代が中心で、「はて!?ノリはいかがなのかな?」と多少心配な雰囲気を漂わせながらステージの幕は上がりました。 

 初っぱなは「Waterloo」、ABBAが、世に出るきっかけになったキャッチーな曲でしたが、お客は皆座ったまんまで、「ありゃ、困ったな・・」と思いながら聴き進んでいくと、そこは"ABBA GOLD"の皆さんもプロですね、「ミナサン、タッテクダサ~イ!」と催促され、それからは手振りの指導付きで、シャイな日本の観客も次第に盛り上がったきたのでした。 よかったよかった。

Abba5←途中のあの曲では、天井からこんなものが沢山降ってきました。凝った演出ですねぇ。

合計20曲以上が演奏されたかと思いますが、恐るべしABBA そのすべてを知っていました。前述のように私はディープファン ではなかったのに・・・。 Abba2
  
 ABBAのステージは、楽曲の楽しさもさることながら、そのちょっと奇抜ともいえる衣装と派手な振り付けも魅力のひとつだったようですが、そちらもぬかりなく再現されていて、数回のお色直しと、決して広いとはいえないステージをめいっぱい使ったアクションも素敵でした。

 そして、本物のライヴではありえない粋な演出も、エンディング「So Long」のあとのアンコールでは、スーパーヒット曲オイシイとこAbba4 取りのメドレーでのしめくくり。 そして、オーラスは「Thank you For The Music」 完全にやられました(笑)

 う~ん、来年再演されたら、また見に行ってしまおうかな・・。

Abba1



←これも天井から降ったもののうちの1個です。

2008年4月16日 (水)

写真展「20世紀の巨匠たち」

20 久しぶりに都心に出る機会ができましたので、少し前に新聞広告で知った写真展に行って来ました。 東京駅大丸デパートの美術館で開かれている,“「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち”という企画です。

デパート入り口の液晶パネル。このときはキャパの写真が→

「美を見つめる眼 社会を見つめる眼」という副題がついていますが、そのとおりに展示作品のテーマは幅広く、芸術的なものから社会的なものまで多岐にわたっていました。


1501039_6 20seiki_umeda_300_8


アンセル・アダムス
「中庭のドーム」
「白い枝」





3434824_spring_in_sicily_4

3095076_impala_5

 


エルンスト・ハース

「シチリア島の春」
「インパラ」


Smith_children_walking_2 Wsmith3_2

ユージン・スミス

「楽園への歩み」
「サイパン島、米兵により発見された傷ついた幼児」







今回出展されていたなかで、好きな作家3人の代表作を並べてみました。静止画がこんなにも雄弁に語るということが少しは伝わるでしょうか? 

以前風景写真に傾倒していた頃、北アルプスで知り合った愛知県在住のマチュア山岳写真界の巨匠から、ここに載せたアンセル・アダムスの「ゾーンシステム」という手法を教わり、一時期その教本の撮影について書かれた部分の翻訳に取り組んだことがありますが、数ページでギヴアップしました(汗)。 オリジナルプリントを見るのは初めてですが、噂どおりの息をのむ美しさで、しばし立ち止まって見入ってしまいました。Ticket

ハースは、ほとんどモノクロ作品の展示の中で鮮やかさを際だたせていましたが、今回は風景作品のみ取り上げられていました。モンローやミック・ジャガー等々映画スターやPopスターなどのスナップも有名ですので、こちらも見たかったですが。

そして、社会派ユージン・スミス。水俣病の告発写真で、日本とも深い関わりがある作家です。作風はセオリーとは少し違った仕上げをした作家なので、ご興味のある方はそのテクニックや意図などについて調べてみてはいかがでしょうか? 

 

2008年3月23日 (日)

休日のオーケストラ

  ~さがみはらの音楽家たちと楽しむ素敵な日曜日~ 《快音特急》オペラ・オーケストラ号 

 今日は、オーケストラとオペラ歌手によるコンサートに行ってまいりました。

Pop_2

相模原室内合奏団。 相模原市在住、出身、または市内で活動しているプロの音楽家の皆さんよりなる非常設の楽団で、コンサート毎に集まり、リハーサルと演奏活動をされているそうです。
 
 質の高い演奏を気軽に・・という 趣旨どおり、とてもリーズナブルなコンサートです。

←今日の告知ポスター  

 演目は、前半、モーツァルトのオペラより、“フィガロの結婚”序曲、「ケルビーノのアリア(恋とはどんなものかしら)」「スザンナとケルビーノの二重唱(開けてよ早く)」、「伯爵のアリア」 “魔笛”序曲 「夜の女王のアリア」「パパパ二重唱」 休憩を挟んで後半、ブラームス シンフォニー#1。

 前半は、今日の指揮者 飯森範親氏による、モーツアルトオペラ2作品の解説付で、作品誕生時のエピソードや、あらすじ紹介など、カジュアルな雰囲気での進行でした。 ソプラノ2人、メゾソプラノ1人、バリトン1人の計4人の歌手によるそれぞれのアリアは、モーツアルト作品らしくとてもチャーミングで、楽しめました。 
4  なかでも、「夜の女王のアリア」は、生で聴くと、その良さが倍増です。

開演前のロビーではこんなミニライヴも→

 そして後半は、打って変わって重厚なシンフォニーです。私は普段ブラームスの楽曲を好んで聴いているわけではないので、うまく感想が述べられず残念なのですが、ベートーヴェンの第10シンフォニーとも評されるというだけあって、ずっしり聴き応えのある演目でした。 飯森範親氏は、なかなかの実力者と見受けました。これから大注目していきたいです。 

50 ←本日のパンフレット、後ろに見えるのは相模大野中央公園 

残念ながら、お客の入りは6割くらいで、ポピュラーな演目の割にはちょっと寂しかったですが、この企画は既に50回を数えているとのことなので、すっかり定着しているといえますから、今後も機会あるごとに楽しませてもらいたいと思います。

2007年12月20日 (木)

第九

No9_2  今日、近くのコンサートホール「グリーンホール相模大野」にて、神奈川フィルの『第九』を聴いてまいりました。 年末になると頻繁に取り上げられる演目ですが、師走というと仕事柄とても忙しいことが多く、会場まで足を運ぶことがなかなか出来ません。今回は絶好のチャンスでした。

 大編成のオーケストラのコンサート自体も久方ぶりでしたので、とても堪能してまいりました。 あまりにも有名なこのシンフォニーは、荘厳で変化に富み、軽快且つ繊細、洗練と気高さを持ち、そして美と感動、あらゆるな要素を内包する至高の芸術でした。 音楽芸術をそんなに深く理解している訳ではありませんが、『第九』の第一第二楽章の短調の旋律がスキで、特に第二楽章の冒頭は、ズンと胸に堪えます。 勿論、100名超の混声合唱と、ソリストの歌も当然圧倒的にすごいのですけれども・・。

 それにしても、たまに出かけるコンサートホールで思い知らされるのは、普段CD等で聴いている音が、いかに陳腐かということです。 それなりの音が出るオーディオとリスニングルームなどをお持ちの方々には、そんなことはないのかも知れませんが、我が家の数万円のシスコンで聴いているベートーヴェンは、全くベツモノでした(汗) No9_1

 No9_3

本日のパンフレット →

やはり、時々は生の演奏を聴かないと、本物の音は聞こえないと言うことですね。  そして、日々の仕事や雑事に追われ、余裕がなくなってくると、次第に心がよどんでくるので、そうなった心を磨き直すためにも、時々は芸術に触れてみる必要があるのかも知れません。 

 

←ホールのエントランスにはこんな素敵なツリーも

2007年10月10日 (水)

「山本潤子」ライヴ観覧記

先日の3連休の最終日、はるばる東京銀座まで、元Hi-Fi Set/赤い鳥のヴォーカリスト、山本潤子さんのライヴ鑑賞をして参りました。 8日は「体育の日」。 かつて10月10日がこの日だった頃は晴れの特異日だったそうで、晴天率がやたら高いので有名でしたが、ハッピーマンデーに移動したおかげかどうか、この日は10月にしては湿っぽく、小雨模様の1日でした。


 中央区が運営する公営のホール「銀座ブロッサム」が会場で、ここは有楽町駅から歩くと15分くらいの、銀座の中心からやや離れた所にありました。1200人ほどのキャパシティーのホールはほぼ満員で、明らかに私たちより上の世代のお客がほとんどだったようにです。

  ヴォーカル&ギターのご本人の他には、キーボード、ベース、パーカッション、ギターの4人編成のシンプルなバックで、ヒット曲満載の選曲のアレンジがとてもオーソドックスでしたので、安心して聴けるライヴだったなというのが、一番の印象です。山本潤子さんのヴォーカルは、ご存じの通りの美声で、落ち着いた透き通る高音に魅了されました。 赤い鳥・Hi-Fi Set時代の曲は、超有名なものばかりですし、今回のツアータイトルとなっている「SONGS」で取り上げた曲も、ミリオンヒットばかりですので、あまり熱心なファンでない私でも、ほとんど口ずさめる曲ばかりでした。 当然ながら、もっとも盛大な拍手が巻き起こったのは、松任谷由実/ユーミン作品の一連のヒット曲が続けて歌われたときでした。 

 ちょっと残念だったのは、それぞれの曲の構成が、オーソドックス過ぎて、CDを聴いているか、テレビの音楽番組を観ているようだったことです。 もう少しライヴ用にアレンジを凝ったりしてもらえれば、生の楽しみが増したのにな~と、ちょっと感じました。 その中で異色だったのが、教科書にも載っているというおなじみ「翼をください」。 今回のツアータイトルであり今年の前半に発売された彼女のカバーソング集作品「SONGS」でも凝ったアレンジがされていましたが、あのフォークの名曲が今回は、ロック調のアレンジがなされていて、ライブの締めくくりにはうまい演出だな感じました。 歌う前の「では、そろそろあの曲を歌います。またか!と言わずに聴いてください。」・・というコメントには笑いました。


8時頃ライヴ終了の後、同行の淑女2人と会場近くのインド料理店でうまいケバブ、でっかいナンとキーマ系のカレーで遅めのディナーなど食しながら、四方山話に花を咲かせ、初めて飲んだインドビールに感心しつつ、楽しい一日が終わりを告げたのでございました。 

2007年7月26日 (木)

春のかたみat中野サンプラザ2

※前回からの続き
指定された席は、2階右側。どうも、所謂業界関係者と見受けられるお客様に囲まれ、居心地悪く座っていましたが、ライブの本番が始まるとすっかり入り込んでしまい、時に華麗に、時にしなやかに、また時に激しく踊り唄う元さんのパフォーマンスを堪能させていただきました。私が座った席の右数席先には、同じ事務所のシンガーソングライター山崎まさよしさんが座っておられました。ライブの中盤あたりに中座されたので、お帰りになったのかなと思っていると、なんとステージ上手よりハンディビデオカメラを手に登場。 「山ちゃん!!」と答える元さんとのからみのしばらく後、席に戻ってこられました。 意外な演出に、お客様は大喜び。この日一番の盛り上がりの一瞬でした。注目のライブは、元さんの歌唱はもちろんのこと、視覚的な演出、サポートミュージシャンのクオリティも相当なもので、初めから終わりまで充実した内容でしたので、今回初めて生で元さんの歌声を聴いた私でさえ感動を覚えるほどでした。

Harunokatami_book_2


 ライブ終了後、件のゲストパス持参で一般のお客様が引けた2階ロビーに出向くと、たった今唄い終えたばかりの元さんが登場、ステージ上の華やかなドレスとは衣替えされ、ラフな出で立ちで、今日のゲスト客に目前でご挨拶されるという幸運に遭遇できました。レコード会社等、関係の深い方から順に直接お話されていましたので、私も気長に待っていれば握手くらいさせていただけたかもしれませんが、残念ながら帰りの電車の時刻が迫ってきて、今回は近くで拝見するだけに留まってしまいました。残念! しかし、そこには最近超売出し中のアンジェラ・アキさんもいらっしゃり、別の意味で儲けた気分になりましたが・・(笑)

こんな訳で、とても得がたい経験をさせていただき、思わぬ大収穫を得た1日でした。

ゲストの皆さんに配られたおみやげのブックレット。↑
普通は、グッズ販売のカウンターで求めなければならないようです。
「元せんべい」も一緒に売られていて、大盛況でした。

フォトアルバム
Powered by Six Apart

風林堂サイト

Facebook

Analytics

  • Analytics

手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

サイト内検索