2013年10月15日 (火)

相模原、新磯のざる菊

毎月15日に届く、南区の広報にトップ記事に、地元新磯地区の「ざる菊」が取り上げられていました。 平成21年より、地元の観光資源作りの一環として発足した「新磯ざる菊愛好会」の皆さんが、丹誠込めて育てている小菊です。間もなく見頃を迎え、私たちの目を楽しませてくれることでしょう。

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風林堂では、同地区有志の皆さんより依頼を受け、「ざる菊」にちなんだおせんべいを作っています。これからのシーズンには、会場にいらしたお客様の土産品としての需要が期待されます。

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2013年10月 7日 (月)

秋の花々

先月の後半から、仕事が詰まってきてしまい、こちらのブログは放置状態になりかかっています。定期購読されていらっしゃる方は、よもやいらっしゃらないとは思いますが、念のためお伝え致します。申し訳ございません。ということで、あまり動きの無い中、身の回りのネタを探してみると、先月末近所の公園で撮った花の写真がありました。何枚かご紹介です。

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9月後半と言えば決まって一斉に開花する彼岸花。
田んぼの畦道に咲く群落などには、カメラマンが押し寄せるところもあるようですね。

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後半の二枚は、黄色い彼岸花と、コムラサキの実です。今回の写真は、たまに行く、朝散歩の途中に、レンズ一本だけ持って出かけて撮りました。広角系の構成のレンズが欲しくなりますね。お小遣いを貯めなきゃ(^^)

2013年9月25日 (水)

ホームページリニューアル2

前回は風林堂ホームページのトップ画像を紹介しましたが、今回はコンテンツについてです。

商品を販売しようという意図を持ったサイトでは、自社製品をいかに上手に見せるかが肝だといえるでしょう。基本は写真と説明文の力が大きいのは申すまでもありません。どのECサイトも、工夫を凝らし、購買意欲をかき立てる演出を施していますね。

私も、今回のリニューアルに際し、基本10年前から使っている写真を全面的に入れ替えることして、新たに撮影し直しました。 といっても、素人仕事なので、力のあるメーカーのように訴求力のある美しい写真にするのはなかなか難しいのですが、カメラの進歩なども有り、多少はマシになるかなと思っています。

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工場の作業台が撮影スタジオに早変わり。撮影風景と出来上がり写真です。もう少ししたら、風林堂のホームページに載る予定です。

2013年9月20日 (金)

ホームページリニューアル

 風林堂のホームページは、今を去ること2003年頃に、私が仕事の合間を見つけて少しずつ手掛けた、手作りサイトです。まだブロードバンドが普及し始めでしたから、大きな画像やアニメーション動画などは敬遠された時代で、1ページの容量はこれくらいで・・・なんていう努力目標(笑)が通説になっていいました。

 素人仕事なので、見栄えもイマイチながら、特にソースコードは非常に稚拙で、所謂今のウェブマッチングからはほど遠い出来映えでした。それでも、訪れてくださるお客様はいらっしゃり、少しずつですがご注文も継続して頂戴しています。

 しかし、このまま放置しておくのはさすがに良くないだろうと思い始め、この秋に向け重い腰を上げ、やっとリニューアルすることにしました。デザイナーではないので、大胆なイメージ変更までは手が廻らず、とりあえずコードをCSSレイアウトに書き換えることで、検索エンジンなどへの対応が良くなることを期待しています。

 小さなサイトですが、すべてを書き換えるには結構な時間と根気が必要なので、仕上がりはもう少し先になりそうですが、すっきりした形でご披露できるよう頑張って参りたいです。

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2013年9月16日 (月)

ちょこっとメディアに

 先日、sagamixのスタッフから、雑誌記事のコピーを頂きました。角川書店が発行している情報誌、ヨコハマウォーカーの特集記事で、今年オープンしたショッピングセンターが取り上げられ、ボーノ相模大野に出店している、sagamixも掲載されたそうです。
そこのオススメ商品に、風林堂の「はやぶさせんべい」を推薦してくださったとのこと。写真のような内容の記事となりました。
どんなメディアでも、取り上げられるのは嬉しいこと。思わぬ所から反響があたりしますから、その度にマスメディアが発する影響力の大きさを再確認します。

Sagamix

写真のおせんべいは小さく写っていますが、その直径は15cm以上の大判。記事をご覧になって来店されたお客様が、実物を見て驚かれることもありそうです。ちょっと楽しいですね。

2013年9月 9日 (月)

祝2020東京オリンピック

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昨日の日曜日は早朝から嬉しいニュースが飛び込んできましたね。2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決まりました。決定の瞬間を伝える映像には、とても感動しました。開催国として、クリアしなければならない問題がたくさんあると思いますが、前回の東京大会がそうであったように、多くの皆さんが前向きに捉えることで、国全体の勢いを増すきっかけになればと思います。

昨日の朝の第一報から、マスコミやインターネット上には、様々な反応が見られてとても興味があります。概ね好意的なご意見が多いのは勿論なんですが、中には、否定的なご意見も散見されます。それは、開催中規制が多くなるから個人的に迷惑を被るといったもの、震災後の被災地と福島の現状を踏まえて、今の日本にその資格があるかといったもの、長野がそうであったように、開催後に負の遺産を残す懸念があるというもの、あるいは現代オリンピックの有りようについて疑問を呈するものなど、多様です。実は私自身もどちらかと言えば誘致にネガティブな意見を持っていた一人です。その理由は、オリンピック開催が、その国の経済発展に一定の寄与をするのが間違いないだろうという観点で、日本のような経済大国が開催するより、これから伸びしろ大きいトルコのような国に譲るのが良いのではないかと考えていたからです。

決定した今の時点で振り返ってみれば、それぞれの否定的ご意見が、今回の招致のどの段階で対処すべきだったか答えは明かだと思います。だから、立候補の段階で踏みとどまらなかった以上、その後の態度と結果には次の三点しかあり得ません。
1)招致を断念して中途で辞退する 2)最後まで争って破れる 3)見事勝ち取る
日本国民の多くが3)の結果をポジティウに捉えているのは間違いないと思いますが、一方 3)より1)のほうが価値があると考える方もいらっしゃるかもしれません。それは少数派ながら貴重なご意見と思います。2)がベストと思われる方はほとんどいないと思いますが・・。

少なくとも個人の立場で、こうして自由に意見が言える国であることは素晴しいことだと思います。平等を標榜しながら、それが許されない国も沢山ありますし、中には日本の招致活動に対して、明かな妨害をした国がることも知られています。こうした点を心のどこかにおいて、これから7年の間、日本人の知恵と力を集めて、2020年大会を見事成功させることで、世界中に日本のすばらしさを伝えられたら、それが大会を誘致した最大のメリットではないかとも思います。

http://tokyo2020.jp/jp/

2013年9月 2日 (月)

夏休みの思い出(^^)

小学生の絵日記みたいなタイトルで失礼致します。先週前半にお休みをいただき、久しぶりの遠出をしてきました。二泊三日で、山陰の島根~鳥取を巡って参りました。 出発前には、山口から島根にかけて大雨に見舞われ、旅先の様子が心配されましたが、私たちが歩いた行程にはほとんど影響がなかったとのことで、事なきを得ました。

今年の夏は、七月の下旬と、八月の中旬以降に猛暑が続き、特に西日本はかなりの暑さだったようですね。幸いにも私たちが滞在した期間は、日中は30℃越えでしたが、朝夕は涼しく、気持ちの良い季候でした。

短い旅ですが、帰りには普段お世話になっている知人への土産物も少しは求めます。その中に写真のクッキーをひとつ混ぜました。一部では有名な「秘密結社鷹の爪」の主要メンバー、島根県吉田村出身の「吉田くんクッキー」。要するに洒落の効いたお菓子なのですが、大手シネコン「TOHOシネマズ」の、劇場マナー案内としても登場するので、映画好きの皆さんにはおなじみのゆる~いキャラクターです。

パッケージを明けると、イマイチ知名度の低いとされる島根の自虐ネタが、クッキーに印刷されていて、どうやらこれは、風林堂の「ぷりんたぶるせんべい」と同じ手法のようです。

全各地で知恵を絞った商品を作り、商機を狙っているのだなぁ~と、旅の思い出の他にも不思議な感慨を得たのでありますw

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2013年8月19日 (月)

もうすぐ夏休み

今月10日頃から始まった日本の夏休みシーズン。昨日の日曜日を最後に、ほぼ終了という感じですしょうか。勿論、サービス業や物販業、観光関連の皆様など、世の中がお休みのときに働いていらっしゃる方も多いので、これからお休みという方も沢山いらっしゃるとは思いますが。

かく言う風林堂も、旧盆時期はかき入れ時なので勿論お休みは無し。今週いっぱい頑張って、最終週に少しだけお休みさせていただきます。

まとまって休めるのは、年始とこの時期だけなので、少し遠出をしたいと思っています。今年はすべてネットで手配。観光資料も取り寄せ、予習も少しだけしました。今年は日本の神様に逢いに行きます。

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2013年8月16日 (金)

はやぶさせんべい、好調に飛行中

三年前の夏、数々のトラブルを乗り越え、60億キロの旅を終え見事帰還した、小惑星探査機「はやぶさ」。その姿を印刷したおせんべいを、「はやぶさ煎餅」として売り出し、地元および、宇宙関連の施設で大人気を博しております。

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今年の夏から、相模原市立博物館のミュージアショップで取扱ってくださるようになり、夏休みの始まりと共に、沢山の注文をいただいております。一番沢山販売いただいているのが、つくば市の宇宙科学研究所のスーベニアショップ。年間通して見学者が多いのか、毎月まとまった量を納品します。中でもやはり、夏休みの時期と、秋に開かれる内部を一般公開するイベント時が、最も需要が高まります。そろそろ夏のピークは過ぎる頃ですが、暫くは休まず作り続ける状況となりそうです。


0120◆手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
◆おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、
オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら

はやぶさせんべいのご用命はこちら

2013年8月13日 (火)

映画感想文「天使の分け前」

Photo_2社会派で名高いイギリス人のケン・ローチ監督は、労働者階級に属する者たちが直面するさまざまな社会問題をテーマに作品を送り出してきた。今回は、真っ正面から切り込むようなタイプではないけれど、コミカルなタッチの中にも、その変わらないスタンスは生きている。

  主人公はグラスゴーに住む若者ロビーと、彼を含む主な登場人物であるポスターの若者プラス1。 4人は、それぞれが問題を起こし、裁判所から社会奉仕を命 じられていて、その作業現場で知りあった者同士という関係だ。プラス1は、彼らの指導を担当する人の良いおじさんハリー。物語の背景には、常に右肩上がり で推移する、イギリスにおける失業者数増がある。率で言うと約8%。日本でも、若年層の非正規雇用増加と、それによる低所得者層の拡大が問題となっている が、イギリスの状況と重なる部分はあるのだろうか? 

 刑罰としての社会奉仕という制度は、まだ日本には無い。導入の是非については、全く の素人なので的確なことは述べられ無いけれど、今の日本の司法制度の枠だったら、例えば軽微な犯罪の場合、実刑プラス執行猶予数年、あるいはもう少し軽け れば保護観察処分なんてのが、デフォルトなんだろう。(間違っていたらごめんなさい) 海外では、発祥の英国を含め、欧米を中心に約30か国で採用されて いるとのこと。刑務所の過剰収容の緩和や、受刑者の社会復帰促進・再犯防止に効果があると言われているとか。どちらの制度と運用がより効果的なのかは解ら ないけれど、この映画から受ける印象は、そんなに悪くなさそうだ。

 いずれにせよ、こういった若者が存在する理由は、もはや固定化に留まら ず、拡大再生産されるようにさえななっているといわれるる経済的格差だ。80年代から90年代の保守党政権時代飛躍的に拡大し、その後も微増を続けている という。この作品の主人公ロビーも、周囲には常に諍いや暴力があり、それは長く親達の頃から続いているというのは、格差問題が世代を超えて連鎖しているこ とを表している。

 主人公ロビーには恋人がいて、物語が始まって間もなく男の子も生まれる。その娘の家族は富裕層であり、親からは結婚を反 対されているという設定も、いつか見たような階級社会の話しだ。ミドルとかアッパーとか、かつての英国独特の階級とはやや違うかもしれないけれど、平等で あったはずの社会と大多数を占めた中産階級はもはや過去のもの、現代社会ならではの新たな軋轢がリアルだ。 恋人のパパから、まとまった手切れ金を渡さ れ、娘と子供から離れるよう迫られ、一時くじけて身を引く覚悟をしそうになるあたりのナイーブさにはグッとくる。粗野だけど、とっても良いヤツなんだな。 あがいても抜け出せない無力感や、はけ口のない苛立ちなどを抱えて生きなければならない、底辺の若者像が見事に描かれている。

 本作はその ロビーが、心優しい指導官ハリーとの出逢いによって、 特異な才能を開花させ、一発逆転の人生にトライするというエンタメ色も強い内容だ。だから、後半は前半の痛さと打って変わり、ロードムービに、ちょっとし たコンゲームのテイストをブレンドしたような内容になってくる。古い蒸留所で発見された「幻のモルト」をめぐるすったもんだは、前半の痛みやリアリティー をひととき忘れさせてくれるし、ロビーら4人へしっかり感情移入させられた観客は、ドキドキハラハラをお腹いっぱい楽しめるだろう。見事目的を達成した帰 路、警官に呼び止められ、職質受けた後に起きるアクシデントには、場内全員から「あ!」という声があがりましたよ。ローチ監督お見事。

 タ イトル「天使の分け前」については、各所で解説されているからここでは触れない。そして、物語の終盤に、この上ない爽快感と暖かさををもたらしてくれる、 とてもウィットに富んだ別の使われかたは、是非ご覧になって感じていただきたい。加えて、もう一つの意味として暗示され向けられているのは、英国を含む市 場主義経済社会全体に対する、ケン・ローチ監督からのメッセージのように思える。 高級なモルトウィスキーに象徴される「富」。また、それを高値で取引き し、更には投資の材料にまでしてしまう富裕層の存在。このお酒の熟成過程で失われるという数パーセントを、この物語の主人公達を含む底辺の人々への「分け 前」にできる知恵があるんじゃないか・・というのものだが、いかがだろう?

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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