毎朝、おせんべいを焼きながら聞いているラジオ番組で、タイムリーな話題を解説するコーナーがあります。先日、取り上げられたのが、日経新聞の記事で、表題のように、ネット通販の雄、アマゾンの力が、日本の小売業に及ぼす影響を計ってみた・・という内容でした。興味深かったので、書き留めておきたいと思います。
先日来、ヤマト運輸の問題でもクローズアップされていますが、宅配荷物の取扱量の増加からも分るように、ネット通販の販売量が右肩上がりを続けていて、その存在感がどんどん大きくなっているそうです。
日本経済新聞社がまとめた2016年度の小売業調査では、ネット通販最大手アマゾンジャパンの売上高が初めて1兆円を突破、セブン&アイ・ホールディングスなど大手小売業は半数が減収。国内の小売市場が2年連続で縮小するなか、ネット通販が店舗型小売業のシェアを奪う構図が鮮明になってきた。売上高で、Jフロントリテーリングを抜いて6位となったそうです。
そして、さらに続きます。イギリスの調査会社が、世界各国の消費とネット通販についての調査結果として伝えている報告。ネット通販が、消費者の買い物行動、小売店の先行きに与える影響が、調査した29カ国のなかで、日本が最も大きいという結果。具体的には、ネット通販利用者の中で、アマゾンを利用したことがあるという割合が、29カ国平均56% 日本では90%超。 実売店利用が減っていると答えたひと 世界29カ国の平均は28%、日本では39%、 次アメリカ37% 3位ブラジル36% ドイツ34%という結果だそうです。
また、ネット通販だけの状況を見ても、他のネット通販頻度が減った人18% アマゾンでしか買わない人10%超と、ここでもアマゾンの存在感が大きくなっているのが分ります。個人消費の総額が急に増えることはありませんので、シェアの奪い合いの中で、アマゾン以外の企業が、徐々に劣勢になっているという構図なのでしょう。
自由な市場に於いては、より魅力的な商品やサービスを提供するところに、消費者の支持が集まるのは自然です。アマゾンのサービスが、いかに魅力的かの証明でもあります。これらの結果を見て、ほかの企業がどのように対抗して行くのか、興味のあるところです。
この放送では、アマゾンの脅威に対抗するには、徹底的なコストダウンで、価格競争力を高める。アマゾンが進出しそうもない、ニッチ分野での市場開拓を試みる・・ということを提案していますが、どちらも大企業には難しい課題だと思いました。
私たち小規模企業が、Amazonの攻勢で、直接大きな影響を受けることはあるのかどうか、解りません。しかし、少なくとも、コンビニエンスストアーという新しい業態の出現で、小規模小売業が、顧客を奪われ続けているのは間違いありませんので、更に、通販がシェアを伸ばしているという事実の前には、安穏としていられる状況ではないのは、確かでしょう。
先日、たまたま書店で見かけて購入した本。物流という視点から、アマゾンがいかに優れた戦略を取っているか解説されていました。
小規模企業の経営者に求められる資質や条件は、沢山あるでしょう。経営に関する知識、能力、責任感、統率力などは勿論ですが、それ以前の大前提はやはり健康。これは、働くひとすべてに共通だとも思いますが、体調管理がしっかり出来ていないと、日々の業務遂行に支障が出ます。
避けられない要因もあるとは思いますが、自分の意識次第で管理できる部分は、普段から気をつけることで、生活習慣病や、感染症へも対応し、健康を保つことができそうです。バランスの取れた正しい食生活、適度な運動と休息。このような心がけで、生活習慣病のリスクを減らすことは当然ですが、最近取り入れているワザが、水出し冷茶を継続して摂取することです。
NHKの人気番組で知ってから、もう2年半くらい続けていますが、その効果は大。驚くことに、この間一度も風邪をひいていません。 もともと、外出する機会が減って、感染のリスクが減っているというのもあるのかも知れないですが、仕事を休めない立場としては、とてもありがたいことです。
秘密は、最近とても注目されている、緑茶に含まれるカテキンの力なのですが、冷水で出した茶には、お湯で出した茶から抽出される普通のカテキンではなく、エピガロカテキン(EGC)が含まれ、これが、免疫細胞のマクロファージの働きを活性化させ、感染症の予防に繋がるという訳です。
火を使う暑い仕事場にいることが多いので、水分補給が欠かせないのですが、水出し煎茶を飲むことで、免責力アップが期待されるとすれば、正に一石二鳥。lこれからも続けて行きたいと思います。
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購読している地元の経済誌に、気になる記事を見つけました。金融機関系のリサーチ会社による調査で、地元相模原市民の「居住地に対する『誇り』『愛着』」が、低いという結果が出たというものです。
調査の内容、結果は、記載の記事をご覧いただくとして、調査した対象地域の中で、最下位という結果には、ちょっと衝撃を受けました。確かに相模原市は、戦後急速に発展した地域で、都市として若く、歴史的な特色の乏しい地域ですので、全国にアピールできる点が少ないというのは、地域の皆さんが共有している認識だと思います。都会でもなく、田舎でもなく、何となくはっきりしない立ち位置という感じが、そのような結果に結びついているのかもしれません。
私も、新商品開発をする際、ナショナルブランドの商品群と差別化を図るため、地域の特色を生かしたものにしたいという思いはありますが、取り入れたくなる訴求力の高いモチーフが少なく、役所や商工会議所に相談しても、なかなか良い考えが得られないという状況ですので、根っこで繋がってるのかもしれませんね。
そういった状況でも、地元には、男女のプロサッカーチーム、強いラグビーチーム、アメフトチームなどがありますし、地元企業、市民の応援熱もなかなかのものです。また、近年ニュースを賑わすことも多いJAXAも、地元に残ることが決まりました。 歴史が浅いという弱点を補うため、こういった新しいコンテンツを育てて、新しい相模原市のイメージアップが図られれば、次の調査のときには、汚名挽回に繋がるのではないかと、期待しています。
風林堂も微力ながら、サポート出来たらと思います。
市が作っているPRフライヤー。地元愛を喚起する一助になれば良いですね。
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先日発注したのぼり旗が届き、店頭にお目見えしました。
道路を行き交う自動車からも目に留まってくれるでしょうか?
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宅急便ドライバーの、労働環境問題に端を発した、サービスの見直し。その、第一弾として、お届け時間帯サービスの、内容変更が行われました。ほぼ、毎日商品発送する風林堂といたしましても、対応せざるを得なくなりました。
報道等で、近々変更が行われる旨承知していましたが、具体的にいつからかなのかは、把握していませんでした。一昨日、発送業務に使う、送り状発行と顧客管理を兼ねるソフトのお知らせ欄に、メッセージが出ているのを発見し、間際になって気づいた次第です。
毎日やってくる、担当のドライバー諸氏が、全く教えてくれなかったので、やや、アセりました。
慌てて、ホームページの申込用フォーム一部を修正しなくてはならなくなったのですが、あいにく週末で、製作してくれた業者さんとの連絡が取れず、やむなく自分で書き換え作業をすることにしましたが、Wordpressの仕組みを理解していないため、悪戦苦闘することになりました。まあ、良い勉強になりましたので、怪我の功名と前向きに捉えると、精神衛生上もよろしいですね。
書き換え後のリスト。12時~14時の時間帯が無くなり、20時~21時が19時~21時に変更になっています。
さて、次の問題。風林堂の「ぷりんたぶるせんべい」は、受注してから、お届けまでの製作日数がかかるため、常に、先々までの受注を頂戴しています。この中に、今回指定できなくなった時間帯での配送依頼を受けているお客様が、何人かいらっしゃりましたので、変更依頼をせねばなりません。
やむを得ないことなので、ご理解いただけるとは思いますが、心苦しいのと、二度手間となってしまうことは事実なので、ヤマト運輸には、もう少しきちんとした対応をしてもらえると、ありがたかったのになという気持ちです。
これから、料金の値上げも控えています。こちらは、見積り システムでの細かい修正が必要になってきますので、早めの対応が必要となるでしょう。忘れずにチェックしておこうと思います。
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風林堂が、相模原に工場と店舗を移転及び新設して、今年で13年となりました。長かったような短かったような、いろいろの感慨があります。
おかげさまで、この間、多くのお客様にご愛顧、ご来店いただき、お店も賑わっております。
感謝の意を込め、この時期に合わせて、毎年謝恩のセール行って参りました。お客様には、とてもお得なセール内容なのですが、梅雨時の開催なので、思うようなアピールが出来ていないと感じておりました。
6月から、ハガキの送料が10円の値上がりとなり、DMのコストも跳ね上がりましたので、今年は、PRの規模を少し縮小することにしました。
画像のようなチラシを印刷し、5月初旬から、ご来店のお客様にお配りしています。
加えて、何度か利用している、のぼり旗のオーダーメードサービスに依頼し、専用のものを誂えました。
いつも、「ぷりんたぶるせんべい」のデザインや、レイアウトに使っているグラフィックソフトでレイアウトしネットから入稿。約1週間後の出来上りを待っているところです。
今回は、この2本立てで、どれくらいお客様のご支持を頂けるか、試してみたいと思います。
今後、顧客管理の方法をもう少し合理化し、DMの歩留まりを良くするなどの対策が立ちましたら、来年以降、また違った展開になるかもしれません。
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電力の契約を、東電から東ガスに変え、数ヶ月が経過。コストの明細が見えてきました。11月からの切り替えでしたが、支払いにクレジットカードを利用しているので、実際の請求と引き落としが、約2ヵ月後から。今年に入って数字が解るようになりました。
結論から申しますと、今年の1-3月計、会社の電灯契約+動力契約で13000円余り、約1割のコストカットとなりました。事前に、動力契約の節約効果は小さいと説明されていましたので、思ったより大きかったです。
加えて、住居用部分も、まとめて契約していますので、こちらも3ヵ月で、約11000円のコストカットができました。 会社と、家計、合わせて24000円。月平均8000円が浮いたことになります。
特に何かを投資したとか、手間がかかったということもなく、単純に市場原理が働いた恩恵ですので、これはありがたいですね。
おせんべい屋の工場は、真冬でも暖房を使うことがありませんので、電気は、製造ラインでの使用だけ。これから、夏場は、冷房コストが加わってくるので、電力使用料も増えますから、更に差が開くかもしれません。
社会インフラが整って久しい日本では、ライフラインといえども、競争原理を取り入れてこそ、健全だと考えますので、この流れが止まらないよう願いたいです。そして、すべての産業に於いて、もっとも賃金レベルが高いといわれる、エネルギー関連(電気・ガス)ですので、もっともっと価格改善の余地があるはずです。更なる料金引き下げに期待します。
地元、相模原市の観光協会で、風林堂の商品「さがみ八撰」を、公認推奨品としてもらえることになりました。Webサイト及び、パンフレットに掲載される商品写真を撮り直すため、久々の撮影会となりました。工場のお休みを利用し、作業台がスタジオに変身。
出来上がったのが、これです。撮影技術の拙いところは、後のレタッチで修正しました。
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風林堂がこの地に移転開業して、間もなく13年となります。新築した工場と店舗も、あちこち傷みが目立ちだし、そろそろ修繕の必要が出て来ました。
その中で最優先にしなくてはと思っていたのが、野立ての看板です。一年中直射日光や、風雨にさらされ続けていますので、屋根や外壁と並んで、一番ダメージを受けているところです。店の顔の一部でもありますので、痛んだままにしておくと、お客様からのイメージダウンにも繋がりかねませんよね。
開店以来、一度だけ自分でパネルを取り外し、中の蛍光灯交換と、クリーニングをしましたが、電気設備の故障でしょうか、ランプを変えても点灯しないとことが出て来て、サイン面がまだらになっていましたから、今回、思い切って業者さんに本格修繕依頼をすることにしました。
●両面にはまっていたパネルを外して、スケルトンになりました。
●合計12本を機器ごとLEDに交換。パネルも片面はまって、もうじき完成。
この際、中の蛍光灯を、LEDに交換して、省エネと長寿命を得ることにしました。
通常の照明用蛍光管型LEDは、天上取り付けが多いので、下側だけを照らすように、LEDは片側だけに配置されていますが、看板用のLEDランプは、両面を照らす必要があるので、光源が2倍入っていて、コストもそれなりに割高です。寿命が数万時間と言われていますので、額面通りに持ってくれれば、私が引退するまで、交換の必要はなさそうです。