四方山 Feed

2024年2月15日 (木)

早咲きの桜を見に

うららかな陽気に誘われて、松田町の早咲き桜を見に行ってきました。「まつだ桜まつり」というイベント中だとかで、平日なのに大変な賑わい。散策路は人の行列。週末などはどんなんかな~と心配になってしまいました。相模湾に面した山の斜面に、菜の花は満開。川津桜は七分咲きといったところでしょうか。とても綺麗でした。

酒匂川の河川敷に作られた臨時駐車場から、会場までの道沿いにあった島村酒店さんの店頭で、柑橘を販売していたのを見つけ、行きに買い求め取り置きしてもらったのを受け取りにに立ち寄ったところ、そこの店主が楽しい方で、いろいろお話を聞かせてくれました。店頭に置いてある狸の焼き物は、50年前にサントリーがウイスキーオールド販促のために配ったものだそうで、現存するのは全国で3体だけ。サントリーから譲ってくれるように再三依頼が来たらしいですが、まだここに置いてあるようです。

店内には、高さ50cmほどの小さいサイズがきれいな状態で飾ってあり、手に持つオールドのミニチュアもかわいかったです。外にあるのも、元々は同じように色が付いていたそうですが、長年の風雪に晒され、焼いたままの色になったとのこと。この酒屋さんの近くに、「松みどり」を醸造している中澤酒造があり即売していたのですが、何かの縁だと思い島村酒店さんで購入したところ、いたく喜んでくれて、非売品の小さな枡をオマケにくれました。店主の写真をと頼んだのですが、恥ずかしいからと固辞され、今回は肖像は無しですw 年度末の忙しさを前に、ひととき、のんびり楽しい一日でした。

Photo_3 河津桜と満開菜の花。

Photo_4 松田町が一望できます。

1 酒店の店内に飾ってあった子狸。オールドの瓶は、10cmくらいのサイズです。

2 店外にあった、大きいサイズの狸。すっかり色落ちして素焼きのように。

Photo_2 松田町での収穫物。


2023年11月 5日 (日)

オンライン署名と寄付

1ヵ月ほど前の10月初旬。パレスチナガザを支配するハマスが、イスラエルに攻撃して始まった今回の争い。イスラエル側の反撃で、ガザの人びとが甚大被害を被っているのを、毎日の報道で目にします。あまりに悲惨な状況に、毎日悲しい思いになっていますが、一般市民にできることは限られています。

以前、何度か行ったことのあるオンライン署名活動を思い出し、検索したところ署名受付ができていましたので、早速書き込み少しだけ支援金を送りました。

何とか各国の政治を動かし、市民の犠牲が出なくなるように願っています。Photo 署名はこちらから。

https://www.change.org/p/ceasefirenow-%E3%82%AC%E3%82%B6%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%8D%B3%E6%99%82%E5%81%9C%E6%88%A6%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?utm_campaign=fb_dialog&utm_medium=email&utm_source=signature_receipt#_=_


2023年6月16日 (金)

物価上昇と賃金

3年ほど続いたコロナ禍での流通滞りと、その後起きたウクライナでの戦禍の影響、その他国内事情を含む諸々の要因で、食料品や素材、エネルギー価格を中心に物価上昇が続いています。私たち製造小売の現場では、製品のコストを押し上げる直接原因になっていますし、皆様のご家庭でも、日々の消費支出が上がっていることと思います。これを背景に、今年の春には、労働賃金を上げる動きが顕著となり、大企業のみならず、多くの中小企業でも賃上げに踏み切ったと伝えられており、働く皆さんの環境が改善に向かうように見えています。このような動きについて、仕事をしながら毎週聞いているラジオ経済関連番組で、現状と今後の見通しについて、専門家が解説するのを耳にしました。内容について自分なりに解釈し、そこから見えてきた問題点をまとめてみました。

番組テーマは「またマイナスに転落した実質賃金!来年は上がるという噂は本当なのか?」

--厚生労働省が先月発表した昨年度=2022年度の毎月勤労統計調査によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年度に比べて1.8%のマイナスとなりました。昨年度は、新型コロナウイルス危機から脱却して経済が回復軌道に乗り、名目の現金給与総額は増えたように感じた方も多かったと思うし、実際、給与額は増えているのですが、残念なことに、物価がそれを上回る上昇となり、実質賃金は1年でマイナスに逆戻りという結果に終わってしまったのです。ただ、ここにきて、エコノミストの間では、今年度後半からは、実質賃金がプラスになるのではないかという見方が出始めているという、そんな「今度こそは」という嬉しい話もあります。--(番組HPより転載)

概略は以下です。

今年の春闘では賃上げした企業が多く、大企業平均3.7% 中小企業でも平均3.4%の賃上げが実施されました。主な背景は、冒頭に書いたような物価上昇と、2015年頃から顕著になった、労働を取り巻く社会環境の変化に加え、コロナ禍から回復しつつある国内経済での人手不足です。所謂バブル崩壊後の30年間は、雇用維持を条件に賃上げは無しという状況が続いていましたが、ここに来ての企業有効求人倍率は、60~70年代の高度成長期やバブル期に匹敵するとのことです。学生の新卒採用意欲も高いようで、今の日本は、慢性的な人手不足による人材獲得競争時代に入ったとも言えるようです。

Photo_2 独立行政法人労働政策研究・研修機構の資料より

一説によりますと、有効求人倍率が2%に近づくと賃金上昇が起きるという経験則があるようなので、上記分析にも合致していますね。

番組コメンテーターは、現状と今後の見通しについて3点に触れました。

1)現在続いている製品サービスの値上げ要因は、原材料コスト増を背景にしていたが、こらからは賃金アップを背景に変える必要がある。労働賃金上昇を製品やサービス価格に対し適正に反映させる必要がある。2)物価上昇以上の賃金上昇(実質賃金上昇)が必要。賃上げとインフレが同じなら消費拡大は起らない。モノやサービスの需要が増えなければ、やがて値上げは抑えられ、賃金上昇も止まってしまう。そうならないためには、労働生産性を上げることが必須。3)フリーランサー 高齢者の所得環境改善が必要。高齢者、特に年金生活者の収入に於いて、公的年金は物価に連動する仕組みになっていて、で賃金連動では無い(マクロ経済スライド)。年金の伸びは物価上昇より抑制的なのでインフレ下では実質目減りする(年金財源の安定を図る趣旨)。2024年秋頃の施行が見込まれる、「フリーランス保護新法」の下、フリーランサーの収入環境改善が必要。製品、労働やサービス原価の上昇を、対価に反映できるようにする必要があるなどです。

Photo 物価変動を表すグラフ(ニッセイ基礎研究所資料より

1)2)については、企業の雇用に対する考え方、取組みに依存しますので、環境が整えば実現されていく可能性があります。また、対応出来ない企業は、人材獲得の競争に負けて、やがて衰退せざるを得なくなるでしょうから、能力、やる気のある労働者にとって、これからは自分自身のスキルを武器に、高い対価を獲得できる時代がくることに繋がるのでしょう。今回は、3)特に高齢者(年金生活者)の環境について、もう少し考えて見たいと思います。続きは次回に。


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2023年4月17日 (月)

天才てれびくんオンエア

前回ご紹介した、収録テレビ番組がオンエアされました。一部抜粋して紹介いたします。

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「ジオ物語」というお話しのなかのワンシーン。CGも追加され面白い展開に。続きを見たくなりました(^^)


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2023年4月 1日 (土)

NHK番組の収録

昨年末ころ、NHKの番組制作会社からオファーがあり、風林堂のお店を番組の舞台として使用したいとのこと。制作の監督や技術担当者によるロケハンと、何度かの打ち合わせの後、実現することになりました。

2月の初めの、北風が強めに吹く定休日に、マイクロバス2台の大所帯での来社となりました。

Dsc_0705 照明さんは、外で待機、寒そうでした。

P1010070 ライトが点きました。

Dsc_0708 スタッフ、タレント一体になって打ち合わせ中。

Dsc_0709 演技指導のようです。

Photo 出演者の皆さんが、色紙に寄せ書きを下さいましたので、店に飾っています。

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Eテレ(旧教育テレビ)の子ども向け番組は、「天才てれびくん」です。放映は、4/10(月)の予定。

NHKなので、販促になってはいけないということで、お店が風林堂だと解る商品やインテリアなどはすべて撤去されていますので、普段とは少し雰囲気が違います。ご興味がある方は、ご覧になっていただければ嬉しいです。


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2022年7月20日 (水)

便利な「おひつ」

妻のリクエストで購入した「おひつ」、発注から3ヵ月してやっと届きました。新聞記事でみかけて、その日に即発注したのが4月。発送時期は7月以降となっていたので、ほぼ予定通りなのですが、スゴイ人気ですね。特殊なセラミック製で、炊きたてご飯を入れて冷蔵庫保存し、翌日そのままレンチンすると、あ~ら不思議、まるでさっき炊いたように美味しく食べられるというグッズです。我が家も夫婦二人の生活になり、少しずつ炊飯するのも面倒且つ不経済。まとめて炊いて冷凍も便利だけど、エネルギーの無駄遣いのような気がして・・。サイズも、約20cm径高さ12cmとかわいいサイズ。冷蔵庫でも場所取りません。これなら何かとよろしかろうと。これから活用する予定です。

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2022年2月26日 (土)

ウクライナ問題について

世界中を震撼させている、ロシアによるウクライナへの侵攻の背景について興味深い資料を見つけました。侵攻前に書かれた大手シンクタンクのレポート。他国への武力による侵攻は、100%否定されるべきですが、そこに至るまでの国際政治の現場は、当事者は勿論、各国の思惑や利害が入り乱れ、善悪二元論で語れるほど単純ではないということが解ります。

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2022年2月15日 (火)

Google翻訳してみたら

いつものように、早朝せんべいを焼きながらラジオを聴いてると。懐かしい映画のテーマ曲が流れました。80年代大ヒットしたアメリカ映画。男ごころと女ごころ両方をくすぐる、なかなかナイスな作品でした。オールド映画ファンが集まると、かなりの頻度で話題になります(^^) 邦題と原題がかけ離れた作品の代表選手としても有名。テーマ曲もスタンダード化していて、実力派シンガー、ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズのデュエットで、公開40年以上経っても、こうして今でもときどき耳にするヒット曲です。映画ファンでなくともお聞きになれば「あぁ、あれね」とお解りになる「Love lift us up where we belong」。直訳すると「愛は我々を居るべき場所へ高めてくれる」てな感じでしょうか。若干違和感ありますよね。ここでふと疑問に思って、最新のテクノロジーで翻訳すると、どんな感じになるのだろうと、仕事の合間にスマホを操作。Google翻訳に尋ねたところ、なんとビックリ!こんな結果となりました。瞬間、大爆笑。Google翻訳凄過ぎだろ!

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2021年12月31日 (金)

2021年を振り返って

大晦日。2021年も残すところ1日となりました。恒例となっている、1年の振り返りを記しておこうと思います。

発生から2年余りを経過しても、完全には収束仕切れていない新型コロナウイルスパンデミック。諸外国に比べると、感染者数や、重傷者数に於いて落ち着いていますので、一時の経済的停滞から、少しづつ回復しつつありますが、やはりまだ、発生医以前の状況と比べると見劣り感は否めません。昨秋、総選挙後に新しい政権に代り、年末の臨時国会で審議された補正予算案では、企業向けの追加支援策が盛り込まれましたので、来年に向け実施されることを期待したいと思います。

2021_12_312021年最後の夜明け。

風林堂のビジネスでは、今年は、ひたすら我慢の年だったというのが総括です。春先に始まったワクチン接種で、不安感の払拭、心理的な抑圧感の逓減によって、人とモノの動きが活性化されれば、落ち込んだ需要の回復に繋がるはずだという、言わば消極的な期待感での待ちの経営でした。積極的な打開策を、強く打ち出している企業も多い中で、なぜという疑問も持たれるでしょう。風林堂のような、小規模な組織で、地域密着、手作り商品を供給するスタイルのビジネスでは、現在の売上げ低迷を販路拡大によって改善する方向に舵を切ると、もし、コロナ禍以前の需要回復となった場合、すぐ対応に困ってしまうことになるという懸念が前提となっているからです。コロナ禍以前、需要の少ない時期は問題ありませんでしたが、季節によって定期的にやってくる繁忙期。そんな時期に少し大きな引き合いがあると、すぐに対応不能という事態が度々起きていました。特に、年末年始、年度替わり時期などでは、まとまった利益が期待できるビジネスオファーを、断らざるを得ないこともありましたので、慎重にならざるを得ないというのが背景にありました。幸い、昨年の春ごろに記録した落ち込みに比べると、今年はかなりの売上げ回復となっていますので、何とか乗り切ってきたというところです。これから、ワクチンの3回目のブースター接種が始まるという見通しのようですので、多くの国民が今以上の安心感を持って日々過ごせるような状況となることを願い、更なる需要回復の期待を持っているところです。

今年の初め父が他界しました。風林堂の創業者がいなくなったということです。晩年の父は、健康不安も多く、認知症も発症していましたので、ここ数年は、会社の舵取りについて相談したり、アドバイスをもらったりということもありませんでしたが、今のコロナ禍のような、未経験の困難に直面したとき、やはり唯一の相談者としてそこにいてくれるという安心感はありました。それが無くなったという気持ちの喪失感は、やはり大きいものがありました。逆に、嬉しい出来事もありました。晩秋の頃、息子が結婚し新しい家族が増えました。息子は、会社の後継者の路を選ばず、別の職業を選択しています。風林との関わりはありませんから、全くのプライベートな出来事ではありますが、おそらく、この年末年始は、いままでと違った過ごし方となるのではないかと思っています。

困難の中、模索し耐え忍び、悲しみと喜び両方が訪れた2021年。新しい年が明るさと喜びに満ちたものになるよう期待し、残る今日一日を頑張って過ごそうと思います。


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2021年12月15日 (水)

風林堂にかかる虹

昨日の雨上がり、見事な虹が出ました。

風林堂の立て看板を囲むような角度で撮った写真、ちょっと幸せな気分になりました(^^)

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