四方山 Feed

2016年10月24日 (月)

時事問題

Image264_3アメリカ大統領の本選挙が近づきました。最近は、トランプ候補の暴露スキャンダルで、一時の勢いが陰り、劣勢が伝えられています。 過去の政策スタンスを概ね踏襲し、優等生のクリントン候補が時期大統領になるのが当然で、トランプ氏は、内向き過激思想のキワモノ候補で、超大国の指導者になるなんて、とんでもないと扱われてきましたので、ここにきて、大方の予想(期待)に添うような流れになってきたのかも知れないです。
しかし、個人的にウォッチしている、国際問題のジャーナリストが、これらの流れとは逆の、面白い見解を述べていたので紹介します。

● 軍産複合体は、米国の世界戦略を牛耳っている。過去に、戦争や軍事対立を煽ってきた。これらの対立や戦争はすべて、米国民にとっても人類全体にとっても不必要だ。
●それなのに米国の政府や議会が、戦争に足を突っ込みたがりるのは、戦争によって権限や儲けが拡大する軍産複合体が、米政府や議会で大きな影響力を持っているから。
●米国のマスコミはトランプを敵視し、不公平にクリントンを支持する。マスコミは、米政界に力を持つ軍産複合体の影響力下にあり、言いなりになるクリントンを当選させ、トランプを落としたいから。
●トランプ候補は、中ロ敵対を不必要なこととみなし、ロシア敵視NATOを「時代遅れ」と言い切り、軍産の利権である在日と在韓の米軍も撤退の方向だとしている。
●大金持ちトランプの選挙は、基本的に自己資金なので、資金面でも軍産が入り込む隙がない。トランプが米大統領になると、軍産は弱体化させられる可能性が高い。逆に、クリントン候補の選挙資金は、軍産からのものも含め、グレーな部分が多い。

だそうです。この分析が事実かどうか、小説ネタの類に近いものなのか、これからの選挙情勢とリンクしていくのどうか解りませんが、長く続いてきた米国覇権の陰りとの兼ね合いもあり、興味深い話しだとは思います。


こんな話しをSNSに投稿したところ、少し先輩の友人が「じゃ、当選したら、暗殺される可能性が高いんだ」という、コメントを寄せてくださいました。むむ、なるほど、深い読みだな~と関心した次第です。

2016年9月26日 (月)

ネット通販

ブロードバンド時代になって、もはや生活の一部となったネット通販。日中、早めに発注すると、翌日午前に届くという、速攻配送サービスや、最安値の検索、近隣で入手できそうもない商品が手軽に発注できたりなど、消費者にとってはとてもありがたいですよね。

その、二大勢力、Amazonと楽天市場。先日、地元商工会議所でのITセミナーで、講師の方が質問され、Amazon・楽天市場どちらを利用するかと問うたところ、圧倒的にAmazonが多数派でした。私も、消費者の一人としてその理由もおよそ分かります。楽天は、個々のショップの集まりなので、サービスや手数料などがばらばらで、比較が面倒。全体的にダサい。(戦略の一環らしいですが)。一方、Amazonは、大きなひとつのショップなので、サービスが統一されていたり、イメージも洗練されていますね。要するに、消費者ファーストが徹底されています。世界的に大きなシェアを持っている、アメリカ巨大資本の力を、再認識する機会でありました。

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Amazon

ちなみに私は、楽天市場を主に利用しております。理由はいくつかあります。

1)日本人が始めたベンチャーだから。

2)上手に利用すると、ポイント還元が大きいから。

3)楽天の発行しているクレジットカードが、法人名義で使えるから。

4)出店している企業に、中小規模企業が多いので、応援したいから。

1)は、既に大企業になった楽天グループに対して抱く気持ちとしては、いささかそぐわない気もしますが、あくまでもAmazaonとの比較の話しです。また、日本に法人税を納めないと言われている企業よりは、心情的に応援したいという、経済合理的背景もあります。

4)がもっとも重要視している理由ですが、楽天市場は、所謂テナント貸しのショッピングモールですので、販売しているのは個々の出店企業です。勿論量販店もいるのですが、多くは、中小、小規模企業です。厳しいネットビジネスの世界で、知恵を絞って日々努力する企業に対して、同じ経営者としてシンパシーを感じるのであります。

ただ、楽天グループの利益は、2016年夏現在、金融が半分以上を占めると言われておりますので、これからどうなっていくのかは不透明ですね。(創業者が銀行出身ですので)

原点である、通販事業から撤退してしまうことはないでしょうけれど、ユーザーとしては動向が気になるところです。

2016年6月12日 (日)

日本に住む危険

報道の最前線で取り上げられることは少なくなりましたが、今年に入って最も大きなニュースのひとつが、4月に発生し、今も余震が続く熊本地震でしょう。5年前の、東日本大震災は勿論、毎年のように各地で発生している大きな地震災害は、日本という国土に生きる私たちには、いつか我が身に降りかかるかも知れないという危機感を喚起するに十分です。命が助かったとしても、何十年もかけて積み上げてきた人生の基盤を、一瞬で奪い去られてしまう喪失感は、察して余りあります。もし、明日、自分自身の身に降りかかったとしたらと考えるだけで、身震いしてしまいます。

(産総研という機関が公表している。活断層地図)

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若くしてマイホームを購入し、ローンの残債が多額のまま、大地震が起きて家を失ってしまったら、多分そのひとの人生設計は、大きく変わってしまうでしょう。日本の住宅ローンは、ほぼ100%リコースローンですので、家を失っても債務は残ります。住宅ローンを完済していたとしても、定年などで仕事を無くしている高齢者の場合には、個人資産や年金収入で、再度家を購入するという選択は、余生を鑑みた場合、相当の資産家でなければ合理的ではありませんので、国や自治体の援助に頼るしかなくなるでしょう。

プレート活動により起きる、東日本大震災のような地震。今回の、活断層のずれによって起きる地震。どちらにしても、日本という地震多発国に住んでいる以上、絶対安全な場所は無いと認識するしかありませんので、持ち家のひと全員が加入する、生活基盤再建共済のような公的制度を検討すべきでないかとも思います。

さて、天災のように避けることができないことに加え、人為的に起こされそうな、日本の国としてのリスクもあります。

先月、総理大臣の会見で、消費増税が再び延期されることが発表されました。安倍政権の誕生以来推し進めてきた経済成長政策は順調だが、様々な要因により、まだ目標とするところまで届いていない。増税によって、景気を冷やさないようにという説明だったと思います。マスコミの報じるアンケート結果によると、国民の3/4くらいが増税延期に賛成しているとのことですから、コンセンサスを得てもいます。

Photo_51975年から2015年までの一般会計の税収と歳出

Photo_6 国債残高の推移

一方、上に張った2つのグラフのような現実もあります。平成に入ってから20年頃まで、一般会計の税収は減り続け、歳出は右肩上がりです。その差を埋めるためには、借金に頼るしか無く、その推移が、下のグラフで表されているという訳です。27年度末現在、国債残高807兆円、地方を合算するとし1,035兆円という額です。(国民一人あたり約1000万円。世帯平均2.5人とすると、一家で2500万円ですね)この巨額債務を抱える国の財政が、将来まで安泰と考えるには無理がありそうです。団塊世代が全員後期高齢者となる、2025年頃には、社会保障費の負担が今よりずっと大きくなるのが解っています。来年予定されていた消費増税が、その問題への処方箋だったはずですので、解決が先送りされ、将来不安が増したと言われても仕方ないでしょう。(最も、消費増税延期は、野党第一党も表明していましたので、日本の政治は、未来の問題解決より、今生きる世代の懐事情を優先しているのは同じですが。) もしかしたら、消費増税でまかなえなくなる社会保障費を、保険料をじわじわ上げて補おうという策略が進行するかもしれません。

このまま、財政再建に手を付けないと、2020年以降に国家財政は破綻すると言われています。これは、私の勝手な悲観的予想ではなく、財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会が公表した資料「我が国の財政に関する長期推計(改訂版)に書かれていることです。

国の財政が危機的であるという事実を前に抱く「合理的不安」は、当然、個人レベルに於いては、自己防衛への動機になるでしょうから、今の消費より、将来への蓄えという行動を取る人が多くなっても不思議ではありません。(普通の大人ならそうするでしょう) 結果として、GDPの6割を締めると言われる個人消費を拡大させる要因になるとは思えませんから、経済の好循環は簡単には起きないのではないでしょうか。

今回政治が選択した、消費増税と財政再建の先延ばし。その先にどのような未来があるのかは解りませんが、かつて高度成長期~バブル期に抱いたような、「明日はきっと今日より豊かになる」という期待が大きくなるとは、私には思えないのです。

2016年5月14日 (土)

体調管理

最近は、健康意識の高さが定着し、定期的に身体を動かすことを心がけていらっしゃる方も多いですね。市民参加のマラソン大会は、どこでも大賑わいですし、このGWなど、お休みを利用した、スポーツイベントなどへも、大きな関心が寄せられているのを、報道等で目にします。

製造に携わる小規模事業を営んでいて、最もマイナスだと感じるのが、日常の業務に追われて、こういった身体を動かす機会が持ちにくいという点です。所謂、今流行りのワークライフライフバランスという観点からも、ネガティブと思っています。(勿論、時間を有効利用して、WLBを実現していらっしゃる方もおおいでしょうけれど) 私も、そろそろ体力の低下が気になる年齢にさしかかり、少し前には、何なくこなしていた仕事が、体力的にキツくなってくるのを感じています。

Photo_2そこで、この春から取組み始めたのが、朝の体操です。日本人なら、必ず一度は覚えて実践したことがある「ラジオ体操」。実際にやってみるのは、中学生以来かもしれませんが、あの音楽を聞くと、身体が自然と動き出しますので、人間の頭と身体に刻まれた記憶力の凄さに、関心したりもします。

子どものころは、適当にやっていた体操も、正しい方法で再開してみると、中年過ぎの身体にはなかなかキツく、適度な刺激となります。そして、一連の動きの中では、自分の身体の調子が悪い部分がよく解りますので、その部分を集中的にストレッチングすると、更に効果的です。

これからの目標は、毎朝の体操に加え、週に2~3度、少し長い時間、有酸素運動ができるようになると、更に体調維持ができるかなと、思っています。

2016年4月 4日 (月)

新年度

先月の年度末月は、オーダーメード印刷せんべいの受注が過去最高件数となり、とても忙しい1ヶ月でした。風林堂のサイト更新は勿論、ブログ記事を書く時間もなかなか無く、少しお疲れモードです。

そうこうしているうちに、新年度となりました。我が家でも、この春息子が新社会人となり、都内の企業でお世話になることになりました。 入社前の合宿研修などを経て、配属先の決定を待っていましたが、3月の半ばその知せが参りました。どうやら勤務時間の関係で、家を出て職場に近い場所に拠点を移すのが良さそうだということになり、急遽住まいを探すという事態になりました。

単身とはいえ、生活必需品を揃えるとなると結構な仕事で、私たちの休日は、2週続けてその準備に費やされることとなりました。勿論経費もそれなりになります。

昨年、大学の学費を払い込み、やれやれこれで子どもに大金を使うのも一段落だと思っていた矢先に、もう一山あったとは、意表を突かれた形ではあります。しかし、考えてみれば、子どもが社会人となって幾ばくかの収入を得るようになれば、親の庇護からはほぼ完全に抜けることにり、名実ともに、巣立ちとなるわけです。親としては、一抹の寂しさを感じてしまうところですね。

さて、こうして独り立ちすることになる息子に、社会人の先輩として伝えるべきことは何かと考えております。学生の頃から度々話してきたのは、人生には大切なものがいくつかあるが、その中で最も貴重なのもののひとつは時間だということです。すべての人に平等に与えられているが、有効利用できた人と、そうでない人では一生の間には大きな差となってくる。そして、若い間は時間という資源を、自分への投資に使い、人的資源に変えて行く努力をしろということでした。

勿論、社会人となってからも、自己への投資は怠るべきでないのは同じですが、大人として生きて行く中では、別のアドバイスもありそうです。それは、世の中を動かしている制度や仕組み、それらを知ることで、自分自身の人生をどうデザインしていくかという知恵です。もしかしたらそれは、新たに船出しようとする若者には冷たく且つ厳しく、また、不都合な真実を伝えることになるかも知れないので、こちらとしても少し考えなくてはならないところです。

しかし、大海に臨むのに、羅針盤や海図が無くてはすぐに遭難してしまうでしょう。灯台がなくては、自分の居場所さえ解らないかもしれません。親として、人生を少し長く過ごしてきた先輩として、贈る言葉を探して見たいと思います。

2016年2月26日 (金)

新電力

長い間議論を経て、遂に今年4月より、電力が自由化されることになりました。日本の社会インフラが未熟だったころには、既存の大手が市場を独占する代わり、安定供給が約束されていたメリットが大きかったようですが、エネルギーの需給見通しや、寡占の弊害が指摘され久しいなど、いろいろな理由から、電力供給事業にも市場原理を導入することが、理にかなっているという判断だと思いますので、個人的にも歓迎したいです。

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このことに関して特に記憶に残っているのが、311震災後福島原発が停止し、首都圏への電力供給が危ぶまれたとう理由で、長きに渡り計画停電が実施されたことです。その後の報道等を注視してみると、今回新参入した新電力と同じ企業が、当時から大きな自家発電設備を有し、かなりの余力があったというお話し。東電は、いろいろな理由を付けて、これらの企業から電力を買い入れることをせず、末端の顧客に不便を強いたという構図であったと、個人的には思っております。また、あの惨事を目の当たりにし、国民や企業の多くが自発的に節電に取組み、需要も抑制されていたことも分かっています。専門家視点からは反論もあるとは思いますが、あのときの混乱を思うと、毎月しっかり対価を払って、高い公共意識で対応した消費者として釈然としなかったというのは、多くの皆様に共通の認識であったと思われます。

また、その後、コストの安い原発の代わりに、発電に占める化石燃料の割合が大きくなったという理由から、電気料金が数度にわたり値上げされました。他に選択肢が無い以上、黙って受け入れるしか無い状況を苦々しく思っていたのも思い出されます。

こういったことを顧みてみれば、自由化による市場原理の導入は、消費者にとってはメリットが大きいと思います。これからの推移を見ながら、対応を探って行きたいと考えております。ただ、重要なライフラインのひとつである電力が、過度な競争の弊害で、供給が途切れることはあっては困りますので、勘案する材料にしたいと思います。

2015年12月13日 (日)

社会問題と書物

 定期購読している有料メルマガ、今月初めに配信された内容が、画像の本を解説したものでした。後藤健二さん湯川遥菜さんの事件が起きた際、マスコミの会見で注目された、同社大学教授で、日本で唯一のムスリムのイスラーム法学者、田中考さんの著作です。 

Photo_5ISISが主張するイスラーム原義と、“正統派”のムスリムおよび西欧の価値観がなぜ相容れないのかが書かれているそうで、●イスラームとヒューマニズムは両立できない。●イスラームにはテロを批判する論理がない。●死や不幸は神の意思として受け入れる」という信仰。●サラフィー主義では、自由や平等、人権、デモクラシーなどの近代的な価値を認めない、等々。


 世の中の仕組みや、原理を教えてくれる書物を読むのが好きな私には、とてもエキサイティングで、ゾクゾクしました。まるまる1冊読む時間とリテラシーが足りない自分には、ありがたい内容です。 一方、フランスや中東で起きているテロリズム。ISISと西欧との対立を解消することが、いかに困難かも思い知らされます。日々語られる、ISISと諸国の戦いへの報道や解説が、いかに表面的で偏っているかもよく分かります。 

 また、田中氏の考えるイスラームの世界観とは「この世界は過去から未来へと連続するものではなく、神が一瞬ごとに創造しているのだという。私たちはすべて、「過去」の記憶を持たされてこの瞬間に生まれ、そして消えていくのだ。」というものだそうです。

 これを受けて、メルマガの著者は、以下のように結んでいます「ムハンマドは6世紀後半から7世紀前半のひとで、進化論や分子遺伝学、相対性理論や量子力学はもちろん万有引力の法則すら知らなかった。いくら宗教的天才とはいえ、むかしのひと考えたこと(それも、たたかいのなかで味方を叱咤激励するためのとっさの言葉)を現代社会に通用するように“論理的に”語ろうとすれば、このような思考の迷宮にはまりこむのは当然に思えるが・・・。

2015年10月18日 (日)

「はやぶさ2」快調に飛行中

数日前の新聞記事によりますと、昨年12月、種子島宇宙基地より打ち上げられた「はやぶさ2」は、トラブル無く、地球の内側を通る軌道上を順調に飛 行しているそうです。間もなく再接近し、地球を追い越す際、地球の重力を利用して加速し、地球と火星の間で太陽を周回する小惑星「リュウグウ」へ向かうこ とになるそうです。この軌道変更を「地球スイングバイ」という技術だそうで、日程は12月3日の予定とか。

遠隔操作だけで、このようなことができるとは、本当に素晴しい技術ですね。是非今回もミッションを成功させ、地球と火星の間にある小惑星「リュウグウ」に無事到達し、お土産を持ち帰って貰いたいと思います。

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風林堂では、今年の春先より、筑波宇宙センターミュージアムショップからのご依頼で、「はやぶさ2」のおせんべいを作って納めております。前の初代「はやぶさ」より、少しかわいらしいデザインとなり、大変人気を頂戴しているとのこと。「リュウグウ」への到着は3年後、地球への帰還はさらにその後になるという、長期のプロジェクトですが、良いニュースが続くよう願いたいです。


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◆手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら
◆おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら

2015年9月29日 (火)

ニュース記事より

昨日報道された芸能ニュース。歌手で俳優の福山雅治さんと、女優の吹石一恵さんが、結婚されたそうですね。このところ、災害報道や、国会の混乱、東京オリンピックがらみのもめ事など、あまり良いニュースが無かったところなので、おめでたい話題は歓迎されると思います。(お二人のファンには、がっかりされた方も多いでしょうか。)

このことに関連して、今朝のラジオから流れてきたお話。奥さまになられた、一恵さんの父上は、元プロ野球、近鉄バファローズの選手だった方だとか。全く知りませんでした。

吹石 徳一選手と言えば、1979年のプロ野球日本シリーズ、近鉄vs広島、第7戦の、あの「江夏の21球」で知られた、伝説のシーンに登場する選手の一人です。

Slow_curve2お二人の結婚話から、突然25年以上前の野球の話題に飛ぶのですが、理由はと言えば、あまりにも有名な「江夏の21球」の原作者。スポーツライターの草分け的存在、故山際淳司氏とは、薄いながらご縁があったからです。もともと山際氏の著作が好きで、発刊される単行本は、すべて入手していたのですが、あるとき、取引先のお店のご主人が、山際氏と幼なじみで、親友だったと知りました。

そんなことがあり、たまたまそのお店を訪問しているときに掛かってきた電話で、一度だけお話しさせていただく機会に恵まれ、ファンだと告げると、是非一度事務所を尋ねてくれとおっしゃっていただきました。大喜びしたのもつかの間、その後間もなくして、鬼籍に入られましたので、お会いする機会はありませんでした。今から思っても、とても残念でした。

山際氏の、クールな視線と、センス溢れる文体が好きで、自分が趣味でたまに書いている、映画の感想文などに、影響を受けているなぁと感じています。

昨日から今朝の話題を聴きながら、こんなことに思いを馳せたのですが、日本広しといえども、芸能人の結婚話しから、「江夏の21球」を連想したひとは、ほとんどいないでしょうね。

2015年9月18日 (金)

政治の季節

安全保障関連法案が参院特別委員会で可決され、いよいよ大詰めを迎える日程になって来たようです。解説によれば、この連休前に本会議で可決させることが与党の目論見だとか。ここ数日、国会議事堂前に反対者が沢山集まったり、全国各地に広がる反対行動が気になっているのでしょうか。休日には、反対の動きも大きくなると予想されますから、その前にという判断も合理的だと思います。

法案に反対する動きは、大きく報道されますが。勿論賛成派の方も多くいらっしゃるわけで、所謂世論が二分されているといって良いのではないでしょうか。法案成立に向けた日程が進むにつれて、どちらの発言も大きくなるのは当然で、特に反対の方々のエネルギーは大きなものがあるように見えます。このところ投票率は下がり続け、政治への無関心が指摘されて久しいですが、今回は少し違った風景です。

先日の報道で、「民主主義の制度において国を動かすのは選挙しかない」「総選挙で反対票を投じるべき。今頃反対運動するのはおかしい」という、政治家の発言が取り上げられていました。発言の後半はともかく、選挙についてのくだりは至極当然のことで、所謂「民意を問う」という題目で争われる国政選挙は、私たち普通の市民が、政治に対して意思表示できる数少ない機会なのはそのとおりです。

しかながら、一昨年末、唐突に実施された衆議院総選挙。その時、自民党総裁の言葉では「この選挙の争点はアベノミクスであります」と、言っていたのが記憶に残っています。加えて、消費増税の先送りも平行して言われておりましたが、これに反対する政党は無かったと思いますので、唯一の争点は、経済に関するものだったという印象ですが、いかがでしょうか?

勿論、マニュフェストを詳しく読めば、先の閣議決定と今回の法案についても書かれていたと思いますが、多くの国民の関心事は、やはり自身の生活に直結する問題だと思いますので、安全保障のようなあまり身近でないテーマに、思いが及ばないというのは、致し方ないでしょう。与党の作戦勝ちと言えなくもありません。

一歩引いて考えた場合、次のようなケースも考えられます。 かつて無い大規模な金融緩和と適切な成長戦略の推進による経済の安定策は大賛成、だけど、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認、または自衛隊の活動範囲の拡大には賛成できない、という意見の人がいたとすると、どのような投票行動をとすべきなのか、政治を学んだことのない私には解りません。そういった意味でも、少し考えさせられる今週末になりそうです。専門家の意見に傾注したいと思います。

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