2021年11月22日 (月)

熊手で福徳を集め

11月恒例の酉の市に行って参りました。昨年は、コロナ感染拡大中だったのでパスしましたので、2年ぶりとなります。お店を閉めた後、町田市の繁華街にある、市の立つお寺さんへ。昨日は残念ながら小雨が降る肌寒い夜でしたが、毎年求めるなじみの出店のひとたちと交わした、熊手の値段交渉や世間話も楽しく、恒例の手締めと、来年また来るから元気でねという挨拶で締めくくりました。

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熊手を買い求めたあとは、恒例の手締め!

21_2八寸サイズの熊手


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2021年11月16日 (火)

初冬の渓谷で

月に一度だけ取っている連休を利用して、久しぶりにちょっと遠出をしてきました。工場スタッフのひとりが教えてくれた、山梨県甲州市の日川渓谷竜門峡というハイキングコースです。

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【清流木漏れ日】OLIMPUS E-M10MarkII LUMIX G X VARIO35-100mm F2.8
登山口近く、橋の上から見下ろす清流に、初冬の柔らかい光が射して、美しい風景を作っていました。

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【落葉の水面】
OLIMPUS E-M10 MarkⅡ DIGITALED 12-40mm F2.8 PRO+PLフィルター
川の淵には、木々が落とした葉が集まって、円舞を踊っているようでした。

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【山路を歩く】
OLIMPUS E-M10 MarkⅡ DIGITALED 12-40mm F2.8 PRO
片道小一時間の軽いハイキングコースでした。木立の間から、秋の陽光が射し、落ち葉の積もった小径では、心も洗われます。


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2021年11月 5日 (金)

チョコレートのおせんべい始めました

毎年、気候が涼しくなるとお問い合わせが多くなる、「チョコでハートなおせんべい」、お待たせいたしました、今シーズンの製造と販売を開始しました。まだ、黒だけですが是非店頭にてお求めください。

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2021年10月18日 (月)

サラせんべい

毎年、入選作発表の時期には、多くのメディアで取り上げられる「サラリーマン川柳」。今回の募集が、35周年の記念回になるとのことで、スペシャルプレゼントとして、弊社のおせんべいを採用していただきました。その名も「サラせんべい」。上位100句に選ばれると貰えるようです。他にも豪華な賞品が盛りだくさん用意されているとのことですので、毎年応募されている方は勿論、腕に覚えのある方々、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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サラリーマン川柳オフィシャルHP


 

2021年10月12日 (火)

財政破綻に備える

財務省の矢野康治次官が月刊誌「文芸春秋」に寄稿し、最近の国会での政策論争を「バラマキ合戦」と指摘したことで、物議を醸しています。確かに、月曜日から開かれている国会で、総理大臣の所信表明演説や、それに対する政党の代表質問でも、コロナパンデミックで痛んだ国民の生活や、経済を建て直す目的での補助金や支援金、行政の拡充などがいろいろ並べられ、これからのコスト増と、政策実行に伴う財政への圧迫が強くなるのは間違いなさそうです。財政当局を代表するトップとして、省内きっての財政再建論者と言われる次官が黙っていられなかったのだろうというのも、国民の一人としては理解はできます。
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既に1200兆円超の借金がある日本国政府ですが、将来に向け財政破綻危機にあるのか、その懸念はないのか、対立する両方の意見があります。財務省は勿論、伝統的経済学の立場をとる学者には、このままの財政運営では破綻は避けられないとする意見のひとが多いようです。一方、不足分は国債増発でまかなえる。借金も多いが、政府には資産も多いのでまだ余力は十分にある等の理由で、破綻の懸念は無いとする立場を取るアナリストや学者もいます。また、最近では、MMTという理論を根拠に、デフレ下であれば、財政赤字に制約はなく問題ないとする説もあります。それぞれの考え方や根拠は、ネット上の記事にも沢山有りますので、ご興味のある方は検索してご覧になってください。このニュースが流れた途端に、例えばYahooニュースのコメント欄などには、破綻を否定し、矢野次官の態度を批判する意見が山のように書き込まれました。多くは、財務省指導の緊縮財政が日本の経済成長の足を引っ張り、デフレ解消を阻害してきたと主張するもののようです。また、政治家のなかからも、次官の態度がけしからんとする発言が出ているようですが、否定するのであれば、国民に選ばれた代表として論理的な反論を聴きたいところです。

私には、今の時点でどちらの説が正しいかは解りません。また、為政者ではありませんので、どちらを信じるか立場を決め、表明するる必要も無いと考えます。おそらく、当分財政赤字は積み上がるでしょうから、何年か後にははっきりするのではないでしょうか。破綻しない説が正しいのなら何の問題もないのでハッピーです。少なくとも、コロナパンデミック前までの経済に回復してくれるなら、今の人生設計を変えること無く、間もなくやってくるリタイア人生を楽しむこともできるでしょう。もし、破綻があり得るのなら、想定される事態を想定して、個人として何らかの対策を立てるべきだと思います。予想できる最悪の事態を想定して対応する、所謂マクシミン戦略という考え方に沿った行動を模索すべきと考えています。

財政破綻は、私たちの生活にどんな影響があるのでしょうか。次の3つの事象が起きるとされています。1)金利の上昇 2)通貨安 3)インフレ です。

市民の暮らしが影響を受ける例としては、1)の金利上昇が起きると、変動金利で借りているローンの返済負担などが大きくなり、家計を圧迫するでしょう。2)通貨安が進むと、消費財の多くを輸入に頼っている日本は、調達コストの上昇から物価が上がり、やはり家計を圧迫するでしょう。3)インフレが進むと、家計における消費支出が大きくなりますので、特に、労働市場から切り離され、年金収入を基盤にしている高齢者などの生活を最も直撃するなどが考えられるでしょう。

そして、金利の上昇、通貨安、インフレ、これらが順番に起きては繰り返す、所謂負のスパイラルに陥ることで、ハイパーインフレと呼ばれる物価の暴騰に至るとされています。要するに、財政破綻とは、多くの一般国民にとっては身近な家計の問題なのです。

あまり考えたくはありませんが、例えば数年の間に物価が2~3倍(少なめに見積もっています)になるインフレが起きたとしましょう。公的年金は物価スライドという仕組みを採用しているので、インフレ局面でも支給額は連動されますから、ある程度の安心はあるでしょう。(急激なインフレには追いつかない可能性もあります)一方、保有や運用している個人の金融資産は、価値が1/2~1/3に縮小してしまうことになります。ハイパーインフレが長期間続くことは考えられませんが、年金収入の購買力を大きく超えるような物価上昇が起きれば、その間は資産を取り崩す必要が生じ、残高を大きく減らしてしまう可能性があります。富豪、大金持ちの方々には問題ないでしょうが、多くの国民にとって、現役の頃に頑張って貯めた老後用の資産。十分だったはずの額が、一気に減ってしまったらどうでしょうか。座していては、悲惨な生活状態に陥るのは間違いありません。何か対策を立てるべきなのは明らかではないでしょうか。

国家の財政破綻に至るシナリオは、第一段階)国債価格が下落し金利が上昇する。第二段階)円安とインフレが進行し、金融危機が起き、国家債務の王膨張に歯止めがきかなくなる 第三段階)日本国が国債のデフォルトを宣言し、IMF管理下に入る。 という道筋を辿るそうです。

最終段階に入ると、政府による預金封鎖や通貨切り替えによってタンス預金を差し押さえるといった荒技も想定されます。(戦後実際に行われたことのようです)私有財産権は憲法で保障されているので、実施されるかは解りません。さすがにここまでの事態になってしまうと、個人レベルで対応できることは限られてしまうでしょうが、局地的に起きる自然災害などと異なり、国民全員が被る被害なので、誰かに助けを求めることもできませんから、自分自身で対処する以外にありません。

それでも、現代の高度でグローバルな商品・金融市場、情報社会に於いては、各種のメディアなどを通じて、自分の資産を防衛する手立てが見つかるでしょう。お金に余裕がある方は、個人的にファイナンシャルプランナーなどを、顧問として雇うこともできるかもしれません。

矢野次官の訴えの裏に、財政赤字解消のための増税への布石があるとするなら反対です。バラマキと言うなら、特別会計を含む財政支出の無駄にメスを入れ、且つ、複雑で歪んだ税の仕組みをあらためるべきと考えています。(意思も、能力も無いと思いますが。)一方、破綻が起きうることであるという説が一定の割合であるとするなら、楽観論を信じて何もしないという生き方を選ぶ勇気は私にはありませんので、何らかの行動を起こすと思います。合理的な考え方があれば、リスクはヘッジできるでしょうから。


 

2021年10月 1日 (金)

家で映画

シブめの映画を続けて3本見ましたので紹介します。自宅での動画配信鑑賞です。
 
一本目 「THE GUILTY ギルティ」2018年デンマーク 一線を退き緊急通報指令室のオペレーター(ユルめの110番みたいな感じ)の仕事をしている警察官が、掛ってきた1本の、助けを求める通報電話を受け誘拐事件に対峙していく。登場人物は主人公ほぼ一人。部屋から一歩も出ず、最初から最後まで、電話越しのやりとりのみで展開するという、ソリッド・シチュエーションのアイデアが秀逸。主人公の警官と同時進行で、電話の先の状況と見えない先の展開を推理しながら進み展開するという、観客の心理を手玉に取るような手法が斬新で素晴しいです。
 
二本目。「家へ帰ろう」 2017年 スペイン・アルゼンチン ナチのホロコーストを生き延び、南米に移住した老人が、70年の時を経て故郷ポーランドに住むはずの友人を探し、ひとり旅をするというロードムービー。旅の出だしで躓き、行く先々で出会う人びと(主に女性)の、ややおせっかいとも見える手助けの下、果たして目的を果たせるのかというお話。主人公の爺さまがやたらチャーミングで、人との出逢いと連なるエピソードにはユーモアがあり、とても楽しめる内容です。二度見したくなるタイプの作品でした。ラストもチョベリグ(^^)
 
三本目 「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」2018年フィンランド 年老いた主人公が営む美術商は、売上げ不振でビジネスの存続を考えざるを得ない状況。そこに、長らく関係の途絶えていた娘から、孫の職業体験の願いが届き、渋々受諾。ある日、招かれたオークションで、埋もれた名画を見つけた主人公が、その絵の価値を調べ、買い付けの資金集めする中で生まれる孫との交流や、周辺の出来事を軸にし、男の絵画に賭けたアイデンティティーが描かれます。テーマは面白く、静かで良い話しなのですが、もう少し深く描き込んでほしかった部分が見えて、やや残念。北欧の秋の風景が美しいです。
 
どれもそれなりに楽しめますので、ご興味のある方は動画サブスクなどでいかがでしょう。個人的な評価は、紹介した順番です。ただ、1と2・3は、全くタイプ。1はひたすら展開を楽しむ作品。2と3は、人の心の綾、触れあいなどを味わうタイプなので、ホントは優劣は無しでもよろしいとは思いますが。
 
 

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2021年9月29日 (水)

心配性な日本人は、不要と言われてもマスクを外さない?

政府は、新型コロナウイルス対策の「緊急事態宣言」「まん延防止」全面解除を分科会に提示したそうです。間もなく半年ぶりの全面解除となる見込みです。感染拡大を防ぐ目的で課されていた様々な制限や、行動抑制が緩められ、少しずつコロナ前の日常が戻ることが期待されています。一足早くワクチン接種が進んだ欧米では、既に行動制限が緩和され、人びとがマスク無しで日常を楽しんでいる様子を、ニュース映像等で目にします。日本も、早く同じようになって欲しいと思いますが、おそらくそうはならないでしょう。その理由を、遺伝的な見地から探してみました。

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不安の感じやすさは地域によって異なり、それは生得的なものではないかという仮説。

「幸福のホルモン」と呼ばれるセロトニンを脳内で運ぶトランスポーターの能力を決定する遺伝子の分布が、地域によって異なることを発見した研究から導き出された仮説です。脳内のセロトニンの濃度に大きな影響を与えているトランスポーターという遺伝子には、伝達能力が高いL型と低いS型があり、人類はLとSを組み合わせたLL型、SL型、SS型の3種類のいずれかを持っています。LL型から順にセロトニンの脳内濃度が低くなっていきます。研究では、3種類の型の分布は、大きな地域差があり、日本人はSS型が約7割で、LL型は2%と世界でもっとも少ないことがわかりました。
私たちも遺伝子データを取ってみたところそのとおりでした。これは日本だけではなく、中国、韓国など東アジアでは、SS型、SL型とSを含む型を持つ人が多いことがわかっています。セロトニンの脳内濃度が高いと、楽天的になり、低いと神経質で不安を感じゃすくなると考えられています。このことから、日本人が不安を感じやすく、うつ病や自殺が多いのは、この遺伝子が原因なのではないかという仮説が提出されました。直接の因果関係を立証するのは難しいですが、私もこの説には同感です。
 
また、東アジア系にうつ病や自殺が多いのも生得的なもので、収穫量が多く二毛作も可能な稲作によって人口桐密なムラ社会が生まれ、それに適応するために他人の気持ちを付たく度し周囲の目を常に気にする秩序や権威に従順な性格がつくられていった。東アジア社会に根づいた儒教は遺伝的に不安感の強い人種に最適な思想や制度だとは考えられないでしようか。
 
文藝春秋SPECIAL掲載 行動遺伝学者 安藤寿康×作家 橘玲 対談 より
 
つまり、日本人の生得性から、ウイルス感染への不安感が根強く、防御のためのマスクを外すことを躊躇ひとが多いだろう。他人の気持ちを付たく度し周囲の目を常に気にする性向から、大多数が、本人の意思にかかわらず、マスク無しでの行動を避けるだろうという予想が立てられる訳です。
 
また、当然政府は国民に対して、感染の完全収束を見るまで(可能かどうかは別)、自発的な行動抑制やマスク着用を呼びかけるでしょうから、マスクゼロ環境も整うとは思えませんので尚更ですね。
 
 

2021年9月25日 (土)

緊急事態宣言解除?

猛威を奮ってきた、新型コロナウイルスパンデミック第5波。一時、新規感染者が全国の合計で、1日当たり2万人を超えることもありました、医療のひっ迫に伴い、入院できず自宅での療養を余儀なくされる人たちが多数に上り、適切な治療を受けることができず、死亡に至るという悲しい事態も見られました。緊急事態宣言、蔓延防止措置は全国各地に出され、対象地域の知事からは、行動抑制を願うメッセージが何度も発せられました。

Photo新型コロナウイルス新規感染者数推移

感染者、重傷者数の推移ですが、ここにきて急速な減少に転じています。政府は、ワクチン接種率が上がっていること、新規感染者数の減少傾向を理由に、緊急事態宣言や蔓延防止措置の解除と、行動抑制の緩和に舵を切る方向への検討に入ったようです。一方、こういった報道がされますと、冬に向け、次の感染爆発を懸念し、まだ早いという反論も起きます。医療関係の専門家は勿論、市民の間でも、ネットへの書き込みなどを見ると、一定の割合でそういった考えをお持ちの方もいらっしゃるようです。

そういった懸念には納得できるところもありますが、一方で、長期に渡る市民の行動制限、移動制限、飲食店を中心にした時短要請などによる負の影響がとても懸念されます。パンデミック初期、昨年春頃の手探り状態下での、強い行動抑制からはある程度の緩和傾向とは思われますが、それでも、まだまだ苦しんでいる事業者やフリーランサーは相当数に上るはずです。イベントがなけれは、主催者は勿論、現場でサポートをする方々の仕事はありません。ひとが動かなければ、旅客需要はありません。観光で生計を立てていらっしゃる事業者の皆さんも同じでしょう。その他、私の知らない業界で苦しんでいらっしゃる方は相当数に上ると予想され、明日への見通し、希望を持てずにいらっしゃる方の立場を慮ると、悲しい気持ちになります。

飲食業へは、営業自粛や時短営業に応じた事業者に助成金が支払われ、満足ではないかもしれませんが、一定の効果があるはずです。一方、その他の事業者への助成については縛りがあり、無条件での適用はありません。売上高が、緊急事態宣言下での一定期間に於いて、パンデミック前と比して概ね50%減となることが条件であることが多いです。個人事業主で最大100万円、法人で200万円というボリュームで、一度だけ給付された「持続化給付金」と同じ条件です。しかし、事業者は厳しい環境にあっても、経営を維持するために、様々の対策を立て、売上げの確保に全力を投入しているはずです。そういった中で、売上げ減50%以上が長期に渡って起きているとしたら、普通に考えて事業継続は不可能な事態ではないでしょうか。逆に、減少が50%未満の場合には給付対象ではありません。あまりに厳しい条件です。要するに、政府や自治体には、サポートは最低限だから自分の努力で頑張りなさい・・と言われているようなものです。

また、金融の資金サポートでは、無利子無担保の緊急融資枠が設けられ、当面の資金需要をまかなえる措置がありましたので、利用している事業者は多数に上るようです。しかし、これはあくまで借入金であり、いずれ返済の時期がやってきます。おそらく、感染拡大初期に受けた融資は、そろそろ返済開始時期になっているはずです。売上げが回復しない状況での返済が厳しい事態なのは明らかです。

私も、「持続化給付金」「コロナ対応緊急融資」「雇用調整助成金」と、可能な手立てはすべて使い、事業の継続に全力で取り組んでいますが、パンデミック前の売上げを維持するのは、簡単ではありません。

こういった現実を見ると、やはり一刻も早く人とお金の流れを元に戻し、事業者が健全に稼げる状況に戻す必要があるのではないかと考えます。人の命とカネとどちらが大事なのかという反論もあるでしょうが、どちらか一方を選択するというのではなく、何とか両立させていかなくては、この先悲惨な未来が待っているのでは無いかと考えてしまいます。欧米のように、行動制限を一気に緩和し、経済回復を最優先にするという舵取りは、おそらく日本では受け入れられないでしょう。であるなら、経済活動のいろいろな場面、環境に於いて、パンデミック下で実施された制限を実験的に少しずつ解除し、医療とのバランスを保ちつつ経済を動かす方向に向かって欲しいと思うのです。

菅首相就任当時に実施された各種のGotoキャンペーンは、感染拡大を招いたと批判され、尻すぼみとなってしましましたが、対象だった事業者には、救いの神にも見える政策だったのではないでしょうか。これから同じような支援策が打ち出されるか解りませんが、パンデミックの影響をまともに受けている事業者の中には、今現在、何の支援も受けられず、じっと回復を待ち続ける方々。耐えきれず、廃業を余儀なくされる方々、沢山いらっしゃるはずです。こういった事業者の存在に少しだけでも思いを馳せ、行動制限解除に対して、声高に、ヒステリックに、頭ごなしに反対を叫ぶ時期はもう終ったのではないかと考えます。治験が進められている、コロナ感染に効果があるという既存薬、間もなく実現が近いと伝えられる治療薬にも期待し、一日も早い『復興』を願いたいです。


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2021年9月16日 (木)

散歩道 秋の気配

長雨で、休日のルーティンにしている朝散歩がしばらくできませんでしたが、今朝は久々に薄日の射す天気。近くの公園まで出かけてきました。ご無沙汰している間に、秋の気配が漂っていました。

4_2 道路沿いにあ咲いていた、黄色のヒガンバナ

3 公園の芝生に落ちたドングリ

1_2 公園の遊歩道の落葉


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2021年9月 4日 (土)

アメリカが去った後のオフガニスタンを憂う

1984年の作品「キリングフィールド」。最も強く心を揺さぶられた映画のひとつ。泣きすぎて、エンドロールの後しばらく劇場の席を立てませんでした。
 
実話に基づく物語。70年代、カンボジア内戦を取材していたアメリカ人記者シドニー・シャンバーグと現地の通訳&ジャーナリスト ディス・プラン。ポル・ポト率いるクメール・ルージュの攻勢で、米軍は撤退を決める。シャンバーグは、プランの一家を米国に亡命させようとするが、プラン本人は仕事への使命感から現地に留まる。やがて、クメール・ルージュによる支配が確定的になり、外国人は国外退去を決める。プランは、カンボジア人なのでその時には既に国外への脱出が困難になっている。あらゆる手を尽くして逃がそうとする欧米人達だが失敗する。二人は、離ればなれになり、プランはポルポト政権下での、近代最悪のジェノサイドを体験することになる。
 
その後物語は、プランが直面する悪夢のようなカンボジアの現状と、二人の友情にフォーカスして描かれますが、前半の米軍撤退時の混乱は、今起きているアフガンの状況に酷似しているのではないかと思います。(おそらくベトナム戦争終結時も)この主人公と同じように、米軍に協力し、命の危険にさらされる現地アフガンの人々は多数に上るでしょう。映画は、二人が感動的な再会をして、ある意味ハッピーエンドで終りますが、タリバン支配下で居場所を無くすアフガンの人びと。イスラム原理主義の下、自由と未来を奪われる女性達に、ハッピーエンドが訪れるかどうかは解りません。(おそらくネガティブ)最近のニュース報道を見ながら、こんな作品を思い出し、作られた映像であっても、そのリアルを身近に感じられる映画の存在は貴重だなと、あらためて思うのです。 
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