2023年8月30日 (水)

夏休みの観劇

日曜日の午後、友人が出演するミュージカルの観劇に行ってきました。往年の名作、日本人キャストでの公演。賑やかで楽しかったです。「チキバンバン、チキチキバンバン♪」有名なテーマ曲は、皆さん口ずさめますよね(^^) コロナ禍の数年、エンタメ業界は非常に大変だったと思うので、いろいろ批判する方もいるようですが、やはり、感染症の分類を変え、行動制限は無し、自己の判断で行動できるようにしたことは好ましいです。夕方公演だったので、演じ終えた友人と待ち合わせ、お茶飲みでもという算段にしていたのですが、手違いで会えずちょっと残念。またの機会に、捲土重来期すとします。

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公演パンフレットに挟まれていた友人、石原慎一の告知チラシなど。


2023年8月27日 (日)

夏休み

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2023年8月21日 (月)

店舗の調度品、詩人のパネル

20年ほどの昔。所属していた団体の研修旅行で訪れた先で販売していた手書き文字のパネルに一目惚れして購入。お店のアクセントとして飾っていましたが、さすがに色あせて来たので、ネットで検索。作者の運営するサイトより取り寄せしました。須永博士さん。https://sunagahiroshi.com/ 

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購入品の他に、絵はがきなども同梱してくださいました。早速飾りたいと思います。


2023年7月 4日 (火)

映画のハシゴ「波紋」「「The Witch/魔女 ―増殖―」

先日の休みに、久しぶりに映画のハシゴをしました。今回は珍しく、邦画と韓国映画です。
一本目は荻上直子という女性監督が撮った「波紋」。

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邦画をあまり見ない私は、この監督のことを存じ上げていなく、今回初めて。資料によると、2004年デビューで、過去にもヒット作を多くお持ちのベテランのようですね。なかなかに面白かったです。ポスターに書かれたコピーの「絶望を笑え」が上手いな~と感心。中身は、ある中流家庭に起きる事件を時系列に沿って描く悲喜劇でした。観客にいろいろ思案を巡らせさせるタイプかな。
夫の父親の介護を押しつけられる妻依子。突然失踪する夫。進学就職で家を出る息子。ひとりになった妻が、100%負のシチュエーションで、緑命会という新興宗教にのめり込みます。
普通の家族に起きる事件としてはありふれてはいないけど、マスメディアが喜ぶような奇異さでもないという、不思議なバランス上に立てた設定が秀逸です。描く視線も、登場人物に寄り添いすぎず、突き放しもしないという、これまた絶妙の距離感。好きだなぁ。
依子が信仰する宗教は、神秘な水の力を拠り所にする団体で、依子の周囲には、いつも水の気配があります。散水用のホース。スイミングプール。睡蓮鉢。そして降雨。タイトルの「波紋」にリンクするような、依子が作り上げた水の無い枯山水の庭には、箒目の水模様。物語のなかで時折描かれる、水上に立つ家族が作り出す波紋がぶつかり合うイメージ。ストーリー全体の統一感と、メッセージがちらちら見え隠れする映画的表現にも好感が持てました。
不思議な可笑しさを漂わせながら進むストーリーながら、登場人物たちが笑うシーンはほぼ皆無。終盤、100%場違いな爆笑をする依子とカタルシス。長回しカメラのエンディングが良かったですね。 決して楽しくは無いですが、見て損の無い作品として推しです。
 

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二本目は、ヒットした韓国産SFテイストのバイオレンスアクションスリラーの続編「The Witch/魔女 ―増殖―」。たまたま前作を配信で見たばかりだったので、記憶も鮮明なまま見られたのはラッキーでした。「増殖」と邦題が付けられていますが、オリジナルは「The Other One」ですので、言わば「別のヤツ」というニュアンスで、ストーリーもそのとおりでした。
前作のシチュエーションを引き継ぎながら、新たなストーリー展開と主役の登場。前作導入部のような、牧歌的でコミカルな描写は少なく、全体にサスペンス&バイオレンスを前面に出している硬派な作りで、緊張感が途切れません。100%エンタメ作品ながら超個性的で、血みどろ暴力満載、人が死ぬシーンが続々という作品を楽しめるかどうかで、好き嫌いがはっきり分れるでしょう。
深読みや裏読みといった楽しみはありませんが、不穏な世界に没入して、日頃のストレスを解放するといった見方もよろしいかと。主な舞台となる牧場に身を寄せた主役少女。その家族と少女に関わってくるのが、牧場の土地を狙う地元の経済マフィア、主役と同じ能力者を持つ集団と、やはり特殊能力を持つ暗殺者集団。これらが混ざり合って壮絶な展開となり、いったいどーなっておるのだ・・と一瞬状況を見失い掛かるのですが、エンディングでは、続編への布石を用意しながらきっちり回収してくれますので、安心してください。
エンドシークエンスから想像する続編の展開及びストーリーの完結は、おそらくシリーズ最強のバトルが展開されることになるのだろうな~と予想するのですが、さてどうなりますか。
 
 

2023年6月24日 (土)

物価上昇と賃金 2

前回の続きです。物価を安定的に上昇させるためには3つの要因が必要ということが述べられていました。1)2)の働く現役世代に関わる要因は、改善の方向に向かっているように見えますので、この流れが変わること無く続いていけば、「安いニッポン」の脱却に繋がるかもしれません。問題となるのは3)の中で、特に高齢者の所得改善についてです。ここでは、主に就労していない世代について触れてみたいと思います。番組でも紹介されましたが、「消費全体の4割は高齢者世帯」という統計資料もあり、国内経済全体に占める高齢者の消費額は、思っているより大きく、影響力を無視できないからです。

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https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/pdf/h2amini017j.pdf

グラフは、経済産業省 大臣官房 調査統計グループ 経済解析室による平成27年4月現在の資料「高齢者世帯の消費活動のインパクト~延長産業連関表を用いた試算~から引用しました。この資料は平成21年の実績を元に作成されているので、高齢化が進んだ15年後の現在は、割合はもっと増え、40%を超える水準になっているようです。資料の冒頭に書かれていますが、「高齢化が進展する中で、世帯主が60歳以上の世帯(以下、「高齢者世帯」という)の消費の割合は一層増加していくことが予想される。」とされていて、高齢世帯の消費動向が、経済全体に与える影響の大きさが計り知られる資料となっています。

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同じ資料で、高齢者世帯消費によって生み出された生産額のうち、付加価値(所得)分は、約80兆円で、国内総生産約471兆円の約2割という分析結果も示されています。一般に、消費意欲が旺盛なのは現役世代と思われていて、経済の主役も若い世代と捉えられがちと思うと、この結果はやや意外にも見えますが、既に、成長期のイメージとは違った様相となっているようです。

一方、高齢者家計の実態を調査した資料も見つかりました。

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ニッセイ基礎研究所の分析資料「高齢者の消費力のポテンシャル」より引用

この資料では。「約4割の高齢者世帯が収支をプラスさせている可能性がありながら、『手元には使えるお金はあるけど“使わない”世帯が約4割もある』ということではないだろうか。“余分なものは買わない”ことに徹しながら生活を切り詰め、結果として収支のプラスを確保しているのが実態と考える。」と分析しています。また、その主な理由として「将来に向けた備え(病気や介護が必要になった時など、万一の場合の備えのため)」が最も大きな理由と考えられる。としています。

このような現状に於いて、経済全体に対する影響力が大きい高齢世帯の消費を促せるかが、これからの課題となるというのが、今回番組で指摘した点です。高齢者の所得環境、特に多くの世帯で主な収入源としている公的年金は、現役世代の賃金に連動するマクロ経済スライドという制度に沿って運用されていますので、物価には連動せず、年金の伸びは物価上昇より抑制的で実説目減りしてしまっています。これでは、消費の伸びも期待できません。「“余分なものは買わない”ことに徹しながら生活を切り詰め、結果として収支のプラスを確保している」世帯に消費して貰うためには、年金に加え、働くことで収入アップしてもらうか、金利を上げて、平均一千万円超と言われる金融資産からの収入アップを期待することだとしています。仮に、金利が2%に上がれば、一千万円の資産から税引き後で18万円の利子所得が得られる訳ですから、この一部でも消費にまわれば確かに大きなポテンシャルになるはずです。しかしながら、持続的な物価上昇は数年掛けて検証する必要があるので、現在の金融政策(大規模緩和)の早い時期での転換は難しいだろうと結んでいます。今のゼロ金利解除は、早くて来年夏25年度以降になるだろうと付け加えられていました。

非常に明快な解説で、何となく解っていたように気になっていた世の中の動きが、少し理解できたような気がしています。

私たち夫婦も、もうじき年金受給世代となります。定年はありませんので、経済的な将来不安が払拭されなければ、ずっと働き続けることもできます。また、社会参加や、健康維持といった別の視点から、仕事を続けるという考え方も取り得ます。社会経済全体をマクロで分析した報道番組から、図らずも、自分たちの立ち位置を考える機会になりました。


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2023年6月16日 (金)

物価上昇と賃金

3年ほど続いたコロナ禍での流通滞りと、その後起きたウクライナでの戦禍の影響、その他国内事情を含む諸々の要因で、食料品や素材、エネルギー価格を中心に物価上昇が続いています。私たち製造小売の現場では、製品のコストを押し上げる直接原因になっていますし、皆様のご家庭でも、日々の消費支出が上がっていることと思います。これを背景に、今年の春には、労働賃金を上げる動きが顕著となり、大企業のみならず、多くの中小企業でも賃上げに踏み切ったと伝えられており、働く皆さんの環境が改善に向かうように見えています。このような動きについて、仕事をしながら毎週聞いているラジオ経済関連番組で、現状と今後の見通しについて、専門家が解説するのを耳にしました。内容について自分なりに解釈し、そこから見えてきた問題点をまとめてみました。

番組テーマは「またマイナスに転落した実質賃金!来年は上がるという噂は本当なのか?」

--厚生労働省が先月発表した昨年度=2022年度の毎月勤労統計調査によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年度に比べて1.8%のマイナスとなりました。昨年度は、新型コロナウイルス危機から脱却して経済が回復軌道に乗り、名目の現金給与総額は増えたように感じた方も多かったと思うし、実際、給与額は増えているのですが、残念なことに、物価がそれを上回る上昇となり、実質賃金は1年でマイナスに逆戻りという結果に終わってしまったのです。ただ、ここにきて、エコノミストの間では、今年度後半からは、実質賃金がプラスになるのではないかという見方が出始めているという、そんな「今度こそは」という嬉しい話もあります。--(番組HPより転載)

概略は以下です。

今年の春闘では賃上げした企業が多く、大企業平均3.7% 中小企業でも平均3.4%の賃上げが実施されました。主な背景は、冒頭に書いたような物価上昇と、2015年頃から顕著になった、労働を取り巻く社会環境の変化に加え、コロナ禍から回復しつつある国内経済での人手不足です。所謂バブル崩壊後の30年間は、雇用維持を条件に賃上げは無しという状況が続いていましたが、ここに来ての企業有効求人倍率は、60~70年代の高度成長期やバブル期に匹敵するとのことです。学生の新卒採用意欲も高いようで、今の日本は、慢性的な人手不足による人材獲得競争時代に入ったとも言えるようです。

Photo_2 独立行政法人労働政策研究・研修機構の資料より

一説によりますと、有効求人倍率が2%に近づくと賃金上昇が起きるという経験則があるようなので、上記分析にも合致していますね。

番組コメンテーターは、現状と今後の見通しについて3点に触れました。

1)現在続いている製品サービスの値上げ要因は、原材料コスト増を背景にしていたが、こらからは賃金アップを背景に変える必要がある。労働賃金上昇を製品やサービス価格に対し適正に反映させる必要がある。2)物価上昇以上の賃金上昇(実質賃金上昇)が必要。賃上げとインフレが同じなら消費拡大は起らない。モノやサービスの需要が増えなければ、やがて値上げは抑えられ、賃金上昇も止まってしまう。そうならないためには、労働生産性を上げることが必須。3)フリーランサー 高齢者の所得環境改善が必要。高齢者、特に年金生活者の収入に於いて、公的年金は物価に連動する仕組みになっていて、で賃金連動では無い(マクロ経済スライド)。年金の伸びは物価上昇より抑制的なのでインフレ下では実質目減りする(年金財源の安定を図る趣旨)。2024年秋頃の施行が見込まれる、「フリーランス保護新法」の下、フリーランサーの収入環境改善が必要。製品、労働やサービス原価の上昇を、対価に反映できるようにする必要があるなどです。

Photo 物価変動を表すグラフ(ニッセイ基礎研究所資料より

1)2)については、企業の雇用に対する考え方、取組みに依存しますので、環境が整えば実現されていく可能性があります。また、対応出来ない企業は、人材獲得の競争に負けて、やがて衰退せざるを得なくなるでしょうから、能力、やる気のある労働者にとって、これからは自分自身のスキルを武器に、高い対価を獲得できる時代がくることに繋がるのでしょう。今回は、3)特に高齢者(年金生活者)の環境について、もう少し考えて見たいと思います。続きは次回に。


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2023年6月12日 (月)

「はやぶさWEEK」イベント2

前回の続きです。現在19日まで企画されている「はやぶさWEEK」。風林堂が参加している「銀河連邦ヒーロー×宇宙を感じるさがみはらスイーツ」。お買い上げ毎差し上げている景品のカードのご紹介です。

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北海道広尾郡大樹町 タイキ共和国「カムイリオン」 長野県佐久市 サク共和国「サクリオン」そして、相模原市の「サガミリオン」この他、すべてのカードと揃えると貰える、特別な1枚もあります。

昨日、「はやぶさ2せんべい」をお取り扱いくださっている、相模原市立博物館のショップに納品に参りましたところ、ちょうどヒーローたちが勢揃いしたイベントが開かれていました。

2 銀河連邦ヒーロー


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2023年6月 7日 (水)

「はやぶさWEEK」イベント

相模原市では、小惑星探査機「はやぶさ」が幾多の困難を乗り越えて地球に帰還した偉業を記念し制定された「はやぶさの日(6月13日)」を中心に、毎年、さまざまなイベントを開催しています。今年は6月11日~19日を「はやぶさWEEK」とし、JAXA相模原キャンパスや市立博物館などの各会場で、「はやぶさ2」が地球に届けた小惑星リュウグウのサンプル(レプリカ)の展示やフードトラックの出店、クイズラリーなど盛りだくさんのイベントが企画されているようです。宇宙、天文ファンの皆様には楽しいイベントですね。

風林堂の「はやぶさ2せんべい」も、「銀河連邦ヒーロー×宇宙を感じるさがみはらスイーツ」として、市内の名店と共にイベント参加いたします。

期間中、各店で対象商品をお求めいただくと、JAXA研施設のある全国各地の自治体と共に構成している「銀河連邦」各共和国ヒーローキャラクターにちなんだカードをプレゼントします。是非、各店をまわってコンプリートを目指してください。

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チラシのダウンロードはこちら


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2023年6月 5日 (月)

家族のお祝い

先日、母の卒寿を祝い、中華街で会食しました。食事の最後に、お店から祝いの桃饅頭をプレゼントしていただきました。平日なので、息子や甥っ子は参加できず残念でしたが、記念になる一日となりました。

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2023年5月19日 (金)

鎌倉の神社にて

昨日の休み、晴天に誘われて鎌倉へ写真撮影に行きました。神社の境内に入ってしばら被写体を探していると、装束を纏った巫女さんが現れたので、お願いして撮らせて貰いました。何でも、その後すぐに婚礼があるとかで、程なく神主さんと新郎新婦も登場しました。もう少し時間があれば、光の加減が良い場所、背景の綺麗な場所、そして何より、マスク無しで撮らせて貰いたかったですが、すぐに儀式が始まりそうで、願いは叶いませんでした。巫女さんをちゃんと撮れそうな機会なんて、千載一遇、これからも絶対無いだろうと思うととても心残りでしたが、致し方ありません。このあと、神社の神様に、もう一度チャンスが来ますようにとお祈りして、お賽銭も弾んだので、是非とも叶えてみらいたいものです。作品と言えるような出来映えではないですが、一応タイトルつけました(^^)
【巫女】OLIMPUS E-M10 MarkⅡ DIGITALED 12-40mm F2.8 PRO
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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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