今日は立冬、暦の上では冬の始まりです。
そして、あられ・おせんべいの日でもあります。「新米で出来たあられ、せんべいをつまみながら家族のコミュニケーションをはかろう」と、1985年全国米菓工業組合が制定したそうです。
伝統的なコメ作りから発展してきた食文化、米菓のよく知られた代表的な効用はいくつかありますね。
1)米やもち米が主原料なので、消化吸収がよくお腹にやさしい。
2)噛むことを促進するので、頭と身体の健康増進に結びつく。
といったところが主なものでしょうか。
特に、柔らかい食物が好まれるようになって久しい現代日本の食生活において、堅い食べ物の代表選手のような、あられ・おせんべい・おかき類は、結構貴重ではないかとも思います。
その他、常温で保存できるから地球にやさしい。 添加物を使わなくても、おいしい製品が作れる。 等々、エコでロハスな特徴も備えている米菓、この機会に見直していただきたいと思います。
夏場は大変な焼き仕事も、この頃にはすっかり様変わりし、空気の冷えた早朝には、かえって焼き場の暖かさにほっとするこそさえあります。
右の写真は、当店の人気商品 薄焼きせんべい「あばれ」 の焼き風景です。このおせんべいは、生地の段階からこのような形ですので、風林堂の鉄板焼きの場合、他のおせんべいと違い上下から押さえつけて焼くことが出来ません。必然的に、やや低めの温度で、何回も手返しをしながら焼き上げることとなります。 この作業、結構大変で、特に気温の高い時期は、上半身はかなり熱源に接近することもあり、焼き手としてはウレシくない(笑)のです。
でも、その日焼き上がったおせんべいを素焼きのままかじって見たとき、ほんのり香ばしさがただよい、米の旨みを上手に引き出せたときには、その苦労も吹っ飛びます。
そんな「あばれ」焼きも、この時期からは随分楽になり、ありがたい季節の到来に、私もほっとしているところです。
寒い地方では、そろそろ暖房の準備が始まり、暖かい飲み物が嬉しい時期になりますから、おしょうゆ味のおせんべいをお供に、お茶の時間を楽しんでみてください。
風林堂のあばれの詳細はこちら
久しぶりの映画感想文です。
海上保安庁勤務から南極ドームふじ基地隊のコックとして派遣された主人公、西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を映画化 堺雅人が演じています。真夏に公開された日本映画ですが、文化系オヤジ達の閉鎖空間におけるオモシロ哀しき長期合宿風景描写・・といった感じの作品です。
冒頭のネタで、いきなり「プッ!」と吹き出してしまい、そこから始まる20分ほどで、極寒南極の、更に寒い高地でおっさんばかりの面子が繰り広げる不思議世界がおよそ解る作りになっています。
範囲が極めて限定された舞台設定の中で、隊員個々の人間観察がストーリーの基本となりますが、過酷な環境の厳しさ、大自然のダイナミックさをあえて描かない、過剰な感動を描かない・・むしろ淡々としていて、ほのかなユーモアを交えた日常描写が、日本人のメンタリティーをリアルに表現していて、うまいなあと感じました。
若い隊員が、日本に残してきた恋人の気持ちを繋ぎ止めておこうと、夜な夜な高額の通信料がかかる遠距離電話で会話をするナイーブさには、草食系男子の悲哀が満ちていて、お約束の顛末もなかなか泣かせます。 西村が調理をボイコット「ふて寝」し、他の隊員が作るまずい料理に涙するシーン、物語のクライマックスともとれる手打ちラーメンのシーン、衛星通信でのフジ基地と日本とのやり取りの場面、どれも非常によくできていて、「平凡に思える毎日だけど、ちょっとした小さな出来事に幸せを感じたり、躓きにも意味があったり、その繰り返しで少しずつ歩むのが人生なんだよ・・」という作り手のメッセージが聞こえてきそそうです。
西村によって饗される日々の食事は、その限定された材料にもかかわらずどれも凄く旨そうで、料理の見せ方にこだわった映像の作り手の狙いが成功していると思います。 そして、閉鎖空間の運動不足が容易に想像される環境で、毎日こんなものを食べていたら、私などは確実にメタボ一直線になってしまうだろうなぁ・・などと妙な不安を抱いてしまいました。
任務を終え、帰国する隊員達とを迎える人々と、その後の西村一家を少しだけ描く気持ちのいいエンドシーンが、鑑賞後の爽快感に繋がる良作だと思います。商業映画デビューの沖田修一監督、次回作が楽しみです。
おせんべいに文字・イラスト・メッセージ・ロゴマーク何でもお望み通り印刷できる「ぷりんたぶるせんべい」。 9月~10月の初めにかけて、学校や幼稚園から文化祭・運動会向けのデザインを施したご注文を多く頂きました。 何点かご紹介させていただきます。
左上より、市内「県立弥栄高校」の校章をあしらい、文化祭で販売いただいたもの。 上段右、横浜市「県立川和高校」OB父母の会様よりのご注文。同じく文化祭での販売をされたとのことです。左下、大阪市の幼稚園運動会で、園児さん達にお配りいただいたもの。右下、県内海老名市「県立海老名高校」の校章、文化祭で販売いただいたもの。
学校や幼稚園、各種団体様のイメージアップをはかるに、おせんべいはお手頃な価格ですので、色々な機会に是非ご利用頂きたいと思います。
ご覧の皆様、来年は是非ご検討ください。
手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージやイラストを印刷、オーダーメード「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら
おはようございます。 三連休の真ん中日曜日、相模原は快晴の朝を迎えています。お出かけの方には、最高の一日になるのではないでしょうか?
さて、三度に渡って書いて参りました、私たちの休暇の旅も最終日となりました。期間中快晴の日はありませんでしたが、大きく崩れることもなく、しっとり落ち着いた旅を満喫しました。
古都の風景をご覧下さい。

▲兼六園での一コマ。 庭園の写真は難しいのでクローズアップだけ。
こんなとき一眼レフがあると、少し違った目線の写真が撮れるのですが・・
もう少し秋が深まると、違った色彩が楽しめそうですね。
▲東茶屋街。江戸時代の遊郭跡とのことですが、通りを含む一角が、ほとんど茶屋形式の建物で保存されているのが見事です。小雨に似合う落ち着いた風景です。
▲板壁にこんなものが。まるでオブジェのよう。
▲メインの通りから、一本裏通り。狭い路地を挟むように、格子戸のある町並みが続きます。
▲金沢の名店、和菓子の「森八」が、旧い家屋を改修し茶房をしていました。
一休みして、上生菓子とお抹茶をいただきました。
お菓子の名は「紫式部」。「森八」の名が入った鮮やかな色彩の銘々皿は九谷焼き?
いかがでしたでしょうか? こうして、今回写真を載せた場所以外にも、市内近江町市場や、金沢城址。 なぎさドライブウェイや、能登の山村なども立ち寄っています。 また、自分達へのおみやげとして、珍しい海産物や、小さな九谷焼の花瓶などを買い求め、短いながら身も心も充実した休暇の旅を終え、日常に戻ってきました。。。 そして、又いつの日か訪ねてみようという思いが残りました。
台風十八号が、日本列島を縦断し、東海地方から首都圏にかけて、甚大な被害が伝えられています。 ここ相模原市も、一昨晩から風雨が強まり、昨朝8時頃にはかなり強い風と雨が吹き荒れました。 幸い風林堂は、昨日は定休日でしたので、従業員さんの通勤や、お店の営業には差し障りありませんでしたので、ありがたかったですが、被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。
さて、そんな中、私は暢気な休暇旅の続編を書いて参ります。
前回は、2日目のお昼までの行程を記しましたので、今日はその続き、金沢市街へ入って参ります。

▲市内一番の繁華街、香林坊から少し裏手に、武家のお屋敷跡がありました。
お庭の立派な植木が、その昔の風情を留めているかのようです。小雨模様の天気でしたので、光がベタで、コントラストがイマイチですが、雰囲気は伝わるでしょうか?
金沢での夕食は、なんとおでん屋さんへ。 私達夫婦にとって、20年来の友人(といっても十歳近く年上の先輩ですが)が、現在金沢に単身赴任しておられ、その方の案内でこの店に連れて行っていただきました。始めて訪れた旅先で、こういう店に行けるのは、なかなか得難い体験です。てきぱき働くおかみさんを含め、三人の女性が切り盛りするこのお店、いろいろ目移りする,おいしそうな大皿盛りのおばんさいと、良い香りを放つおでんを前にして、シアワセなひとときでした。Cさんごちそうさまでした!
▲おでん屋さんには定番の赤提灯。 「ゑびす」という地元では有名なお店だそうです。
そして、金沢でのエピソードをもう一つ披露・・・「半額セール」のPOPに引きつけられ、たまたま立ち寄った前述武家屋敷跡に近い九谷焼のお店。ふと、そのビルの二階を見上げると、見覚えのある名前が記された看板。 以前「ぷりんたぶるせんべい」のご注文を続けて何度かいただいた、エステサロンがそこにありました。 これも何かのご縁と思い、ドアを押し開いて見ると、午後五時半過ぎの店内は既に終業の準備中。 残念ながらオーナーの方はご不在でしたので、ご挨拶差し上げられませんでしたが、若いスタッフの方に経緯を告げると、思い出していただき、お話しすることができました。 旅先での思わぬ出会いに、こちらも忘れられない想い出になりそうです。
そして次回は、最終日です。 一応ご期待下さい(笑)
おはようございます。 今週も長雨模様の相模原、おまけに週の半ばには台風まで接近して来るようで、気を揉む一週間になりそうですね。
今日は、前回に引き続き、先週訪れた石川県の旅の風景写真を載せて参ります。 2日目の道程ですが、この日は宿泊地を出て、七尾市街の旧い寺院や、明治から続く商店街を散策し、午後は、能登半島を横断、海岸線を走り金沢市街を目指しました。
▲「一本杉商店街」、その名の通り杉の木が生えていた、明治中頃より栄えたという一直線に伸びた商店街。こんな旧い看板が何カ所かで目にとまりました。
細かく細工された。蒼く重厚な銅看板。今では作るのも難しいのでは。
▲明治後半創業という和ろうそく屋さん。旧い建物に、モダンな照明を取り入れ、センスの良い店作りでした。年月を経た木造建築には、それだけで存在感が宿ります。
お店の美人若おかみさん(?)にお願いし、写真に収まって頂きました。
とても親切丁寧な接客に感動しました。
▲お店の前には、こんなしつらえが。素敵ですね。
▲こちらは、更に旧い和菓子屋さん。昭和天皇もお立ち寄りになったとか。創業時は廻船問屋だったそうですが、明治後半に転身。現在四代目が後継されているそうです。 写真は三代目女将。とても雄弁な方で、お店の歴史とお菓子について、いろいろ教えてくださいました。
お店の外観は数年前に改装され、新しくなっていましたが、内部の骨組みは明治のまま。
偶然にも女将の次男さんが、現在相模原市在住とのこと。縁は異なもの・・。
この商店街、電柱はなく石畳が整備されたきれいな町並みですが、観光向き一部の業態を除いては、決して活気溢れる商店街とは言い難い印象です。市街地商店街が等しく抱える問題ではありますが、地方ではそれが顕著なのかもしれません。少し複雑な気持ちになりました。
続きはまた。
足早にやってきた爽やかな秋の気配の後に、長雨模様の相模原です。 今年は、順番が逆のようですね。 皆様のお暮らしのところは、いかがですか?
そんな長雨模様の今週初め、夏休みに換えた遅い休暇をとり、石川県へ2泊3日の旅をしてきました。 出発前の晴天続きとは打って変わり、ずっと雨マークの並んだ予報図を見ながら、少し恨めしい気持ちになりましたが、雨もまたよしと気分を入れ替え、旅を楽しむことにしました。
そんな旅先の寸景を、写真に収めたので紹介させていただきたいと思います。
お付き合い下さい。
▲輪島市街地の旧家、美しい格子が印象的。
▲格子戸と、笹の鉢植え。和のシンプルコントラスト。
▲ランチには、小さな寿司屋さんで、地魚の握りをいただきました。超美味。
▲輪島から海岸線を少し北上。有名な棚田がありました。
▲稲刈り後の田に近づくと、こんな風景が・・稲木は梯子が必要なほどの高さです。
いかがでしょう?今日は能登半島輪島周辺を載せてみました。続きはまた。
今日は秋分の日、お彼岸のお中日です。 そして今年は、初めてのシルバーウィーク最終日でもありますね。 長い休暇を終えられて、明日からの日常に戻るため、ゆっくりされている方も多いのではないでしょうか?
前回の記事にも書きましたが、この時期、田の畦道や、里山の明るく開けた場所には、彼岸花の群落が見られますね。 別名、曼珠沙華とも呼ばれますが、こちらは梵語名に漢字を当てたもののようです。そのほかにも、色々な俗称があるようですが、あまり良い名は無く、どちらかというと不吉なものが多いようです。
その名の通り、秋のお彼岸のころに、忽然とその姿を現し、いつの間にか忘れられてしまう、不思議な植物ですが、その花の朱色は、遠目にもすぐにそれと解る鮮やかさで、目を奪われてしまいます。 回りが緑の場所に咲くので、所謂補色のコントラストで、よけいにそう感じられるのかもしれません。
←近くで見つけた群落です。少し盛りを過ぎていますが、なかなか見事。