2008年2月12日 (火)

有名人の友、オンステージ

Generations 大学生の頃の同級生で、タレントを生業にしている友人がおります。 「石原慎一」 ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?「仮面ライダーAGITO」をはじめ、数々のTVテーマソング、CMソングなどを唄い、最近はミュージカルの舞台で活躍中です。 Webで検索すると、彼に関する沢山の記事がリストアップされますので、キャリアの分だけ話題も多いのかもですね。 同級生ですから当然芸歴も長く、厳しい業界で長く仕事を続けている訳ですから、それなりの努力や苦労も重ねているのかも知れませんが、本人のキャラは至って業界人っぽく、いつもとても"軽いノリ"で且つ"ハデ"です(笑)

大学1年の頃からのつきあいなので、かれこれ30年になりますか? しばらくご無沙汰していた時期もあったのですが、最近の情報ツールの充実のおかげで、以前はなかなか捕まえるのが大変だった彼とも簡単に連絡が取れるようになり、最近は年に1~2度会うこともあります。 大抵は彼のステージを見に行くという形でですが・・。
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さて、そんな石原くんが、近々ステージに立つということで案内をくれました。 “Generations”  曰く、「最高のアーティストが、最高の歌力がココに集結! ロックミュージカルナンバーを中心にハートを奮わせる!とても贅沢なとても豪華なライヴ!・・だそうです。 同じライヴを、1年ほど前、天王洲の銀河劇場で見せてもらいましたが、キャッチコピーは決して誇張ではありませんでしたね。 メンバーは大幅に違いましたが、今回も楽しみです。 彼は、今回も構成・演出・音楽監修と多彩な活躍をしているようなので、いっちょ観てやろうかな・・と思っております。 

Generations_o   ご興味ある方は、是非、3/1(土) 新宿厚生年金会館へGo!

←1年前、天王洲のエントランス。ポスターが2枚。

2008年2月 9日 (土)

「ヒトラーの贋札」「勇者達の戦場」

Photo_2  1月の後半、正月の代休が何日か取れたので、映画のはしごをしてきました。 


 今年最初は「ヒトラーの贋札」。 第2次大戦中、ナチに強制収容されたユダヤ人の中から、“ベルンハルト作戦”と名付けられた敵国紙幣の偽造作戦に従事させられた人々の物語です。

 ナチの残虐非道については語るまでもありませんが、この作品はそれらの描写を控えめにし、偽札作りに関わった人々がおかれた状況と心理がメインになっていることで、サスペンス調の娯楽作品として楽しませてもらいました。

 主人公の、紙幣を含む公文書偽造のプロ(勿論犯罪者)"サロモン・ソロヴィッチ"は、自分と、関わった周りの仲間の命を長らえるためナチに協力し偽札作りに取り組んでいきます。 一方原作の著者でもあり印刷技術者の"アドルフ・ブルガー"は、ナチの作戦に荷担することで戦争をドイツ有利に導き、ユダヤ人の立場をますます危うくすると考え、偽札作りをサボタージュします。 そして、完成を急ぐ責任将校"ヘルツォーク"は、偽ドルの完成か、仲間の命か選択するよう迫ります。 自分の命と仲間の命、もっと大所からの戦争と同胞への正義感、どちらがより尊いかを語るのは無意味だと思いますが、人にとっての究極の選択ともいえるこの状況が緊迫感を生んでいます。  作業に関わったユダヤ人達それぞれの立場での人間描写、ナチ将校の意外な紳士ぶりなど、細かいところも良く描かれていて、また、戦争を背景に作られた映画にしては銃撃戦は一度も登場しません。(多分)  強制収容され虐待されたユダヤ人と、作戦に関わったメンバーとの扱いのギャップを対比するため、冒頭サロモンが一般収容されていたときと、終戦時に解放された囚人の様を描くことで状況を再確認させられますが、 全体に残虐さを抑えめにしたことで、悲惨なイメージで覆われなかったところが良かったと思います。

現代の偽札と言えば、某社会主義独裁国の公共事業「スーパーK」が思い浮かびますが、米ドルというのはそんなに簡単に偽造されてしまうものなのでしょうか・・??

at 日比谷 シャンテ・シネ

Home_of_the_brave_3 午後2本目に突入、こちらは今のアメリカが直面している戦いをテーマにした「勇者達の戦場」。 原題は“Home of the brave”「勇者の家」とでもなるのでしょうか? イラクに派遣された兵士達の帰還後を描いた所謂社会派の作品です。 今も活動を続けているイラク戦争後の治安維持部隊が戦闘に巻き込まれ、心身ともに傷つき帰国するところから物語は始まり、そのメンバー数人の帰国後の苦しみを辿ってゆく手法で、アメリカが抱える闇の一端をあぶり出していきます。 

 自由と正義の名の下に世界中に軍隊を派遣し、その掲げる理想を犯すもの達を敵と見なし戦いを挑み続ける・・「覇権国家アメリカ」。  正義の戦いを続けるには、戦場に赴く兵隊が必要であり、そこには生身の身体と心を持った人間がいることにあらためて目を向けさせられます。 そして、そこで戦った者達が傷を負った心と身体のまま平和な母国に戻ると、そこにはもう一つの戦場があった・・なかなかうまいタイトル訳ではないでしょうか。 夕食時にダイニングのTVで毎日の流されるイラク情勢を、遠い地球の裏側の出来事としか捉えられない平和慣れした「普通の人たち」と、極限の体験をして戻った兵士達とのあまりのギャップが、リアリティをもって迫ってきます。 主な登場人物4名が各々違った苦しみを抱え、苦悩する様の演出・演技は共に素晴らしいと思いました。  物語の半ば、セラピーに参加したメインキャラのひとり"ジャマール"が、同席した熟年男に「どこで戦ったんだ?」と聞くと、「ベトナム」と答えるシーンがありますが、このテーマは30年以上かかっても解決できない深い闇なんだと言うことを思い知らされるシーンです。 このあたりをエンタメに味付けすると「ランボー」になるのでしょうか?

 冷戦後の新たな敵イスラム原理主義過激組織を相手取り、自由と正義の旗のもと「テロとの戦い」を続けるアメリカ。 本作品で描かれたような犠牲者達を次々に自身の国内に生み続けなくてはならない負の現実と、政策決定に大きな影響力を持つといわれる「産軍複合体」の利益構造の現実、どちらも現代アメリカのリアリティなのでしょう。

at 銀座シネパトス

2008年2月 4日 (月)

雪の朝

Photo 昨日の日曜日は、関東地方でも1日雪が降りました。 一夜明けて今朝は晴天ですが、あちらこちらで交通への影響が報じられています。 半分溶けて水っぽくなった車道・歩道が、今朝の冷え込みで凍ってしまったようで、自動車道路に特に影響が大きいようです。

私は今日自動車での外出予定がないので救われていますが、車で仕事をされている方には大変な朝になったことでしょう。

遙か丹沢山塊も、うっすら雪化粧です。 こんな風景を眺めると、思いリュックを背負って額に氷柱をつくり、鼻水垂らしながらラッセルして歩いた冬の上高地あたりの記憶がよみがえってきます。


2008年1月22日 (火)

仕事の道具デジカメ編

 ネットショップとブログの必需品としてデジカメがありますね。 今日は、私が使っているカメラを紹介したいと思います。

Photo写真左より、FUJIFILM FinePix S602、中央 Panasonic D-Snap SV-AS10、右端 Panasonic TZ3 です。

 それぞれ誕生の時期は異なりますが、スペックにも個性があり、シチュエーションによって、それなりに使い分けています。 FinePixとD-Snapは、どちらも既に過去のモデルですので、やや旧いイメージは拭えませんが、使い込んでいるので、なかなか手放せません。 
 以前熱中した、山岳風景写真の頃には、三脚をどしっと構えて、感性と計算を織り交ぜながら、しっかり撮るというスタイルでしたが、手軽さが魅力のデジタルのカメラは、ちょっと方向がちがう道具選びになっているような気がします。 それでも、商品撮影のメインに使っている、S-602は、マニュアルフォーカス・露出が使えますので、それなりに意図した出来の写真が撮れるかなと思っています。 しかし、残念なのが、ファインダーの映像が、液晶だという点です。細部のピント合わせにはやや難があります。次はやはり一眼レフになるのかな・・? うーん、お財布のご機嫌と相談ですね。 TZ3は、最近の売れっ子で、10倍ズーム搭載のスグレモノです。大きな液晶画面で、40代後半の眼にも、十分優しい・・(笑) まだ、購入後日が浅いので、これから活躍してもらいたいですね。 D-Snapは、マルチメディアカメラというウリの通り、ちっこい筐体に多機能を詰め込んであり、いつもポケットに入れて持ち歩いています。 ケータイカメラではちょっと物足りない時にはこれでパチリ。 とても重宝しています。

 数年前には、「デジカメなんてまだまだだよね」なんて、写真の通ぶった台詞を申し述べていましたが、アッ!!というまにフィルムのカメラを駆逐し、老舗カメラメーカーの商品ラインナップを見回しても、フィルムカメラはほとんど見あたらなくなってしまいました。 恐るべしデジタルの波。

こんな時代に、かつての一眼レフの名機と呼ばれたような、歴史に残る道具は生まれるのでしょうか? それとも、技術進歩のうねりの前には、そんな感傷的な概念そのものが、既に無意味なのでしょうか? とても便利に使っている道具たちを前に、ちょいと複雑な思いがよぎり、昔のことも少しは知っているオヤジのつぶやきでした。

ちなみに、この3台を撮ったのは、知人に借りた、ちょっと前のCanon IXYデジタルです。

2008年1月15日 (火)

2007おせんべいへの最も小さな文字印刷のご注文

S_2  2007年中は、風林堂の「ぷりんたぶるせんべい」へのご注文を数多く頂戴し、ありがたい1年でした。

 多種多様な、おせんべいへの印刷ご依頼の中で、最も多く且つ小さなの文字でのご注文が、写真のものでした。 ご結婚ご披露宴のプチギフトとして、もう1種類のデザインとの組み合わせでご依頼いただきました。(お名前部分は、個人情報保護のためぼかしてあります)

←おせんべいの大きさは直径およそ7cmです。

すべての文字が、お二人からの大切なメッセージですので、判別できるよう仕上げるのに、とても神経を使いました。 


Logo_3 手焼きせんべい風林堂のホームページはこちら おせんべいにオリジナルメッセージや絵を印刷「ぷりんたぶるせんべい」の詳細はこちら 

2008年1月 9日 (水)

「夢っ子」たちの仕事体験

 昨秋のことですので、2ヶ月近く前のこととなってしまいましたが、風林堂には縁のある「夢の丘小学校」の生徒さん達が、恒例の仕事体験にやって来ました。 今回で4度目になりましたが、「夢っこせんべい」開発の立役者達ですので、私たちとしても今までとはちょっと違った心構えで迎え入れました。 1

 今回の就職希望者は男子4人、全員当時の4年1組の子供達で、「夢っこせんべい」を企画したときにも来てくれていますので、2年ぶりに風林堂への来店と言うことになります。 

4年生当時の様子はこちらこちらから。

海苔を貼ったおせんべいを、乾燥機のコンベアーに並べてくれているところです。→

4当日は木曜日、お店は定休日ですので、工場の仕事だけを手伝ってもらうことにしました。 最初は緊張の面持ちでしたが、次第に元気良くなり、手を動かし、頭を使い、工夫をし、一生懸命に取り組んでくれました。
←おせんべいへのザラメつけ。上手にできました。

時々もらえる、欠けたおせんべいなども、食品工場ならではのちょっとした役得だったかも知れませんね(笑)

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2日間に渡って、延べ8時間以上の体験でしたが、普段は長い時間立ちっぱなしのことはほとんど無いと思いますので、次第に疲れた様子が見て取れるようになりましたが、お昼の時間には、普段食べている給食とは違う、おかあさんの手作りお弁当での昼食で、すっかり元気を取り戻していました。 


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体験日の前には、その意気込みが書かれた「決意表明書」(?)を持参し、なれない敬語を使っての就職依頼、そして、数日後には、感想が書かれた礼状を届けに来てくれました。 2年前からのお付き合いも、ここで一区切りとなりましたが、2日間の体験と、一緒に作った「夢っ子せんべい」のことは、長く心に残してもらえればと願っています。

そして、みんなのご両親も、毎日それぞれの職き場所で頑張ってくれていることも再認識してもらえればと思います。 また、会いましょう。

2008年1月 2日 (水)

お正月のおせんべい

 

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 今年で3回目になりました、風林堂のお正月用オリジナルおせんべい。  干支と松竹梅の絵柄を配したおしょうゆ味の香ばしい定番おせんべいをメインに、えび・のり・金胡麻・砂糖と抹茶糖のミックス味でセットにしました。 そして今年は、飾りの組紐も、おめでたく紅白でキメてみました。

 今年の干支は「子」 ネズミのイラストは、あまりリアルすぎると食品のデザインとしてはやや問題があるように思われ、選択に、苦労しました。

お年賀用ギフトとして、大変ご好評頂いており、毎年1月5日頃までには完売いたします。

ご用命は、お早めにいただければ幸いです。

ちなみに販売価格は、税込み1260円です。

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←干支入りおせんべいのクローズアップ。

2008年1月 1日 (火)

新年明けましておめでとうございます。

Photo 新年、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

おせんべい屋は、年末年始、たくさんのお客様にご利用いただききますので、大晦日まで忙しくさせていただいています。 

今日、元日だけは少しお休みをいただき、明日からまた、お年賀にご利用いただくギフトの需要にお応えいたしてまいりたいと存じます。

今年2008年が、皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈りいたしております。

←風林堂店頭のお供、お餅で三升の大きさです。立派でしょ?

2007年12月29日 (土)

新年の準備

 もうすぐ07年も終わり、新年を迎える準備をあちこちで目にする時期となりました。 一昨日横浜市内を車で走っている最中、辻々でこんな看板が掲げられているのが目に留まりましたので、撮影してきました。Photo

正月といえば、2・3日に渡って毎年ドラマが繰り広げられる「箱根駅伝」  神奈川は、そのルートのほぼ3/4を占めるので、国道沿いにはずっとこういう予告が出されるのですね。 この撮影場所は、横浜市西区内の、平沼という国道1号線沿い、 各校のエースが競うことで知られる所謂花の2区と言われる区間です。

 私の母校専修大学も古い歴史のある大学なので、箱根駅伝の常連校なのですが、特段の強豪校というわけではなく、記憶では自分の現役学生の頃を含め、近年上位に名を連ねることはあまりないようです。 是非とも頑張って、ひとつでも上を目指してもらいたいものです。 そして、ずっと長いこと思い出すこともない校歌や、校章を配した応援団旗などをTV画面を通して見ると、懐かしい愛校心もよみがえってきます。  

ガンバレ専大!!

2007年12月20日 (木)

第九

No9_2  今日、近くのコンサートホール「グリーンホール相模大野」にて、神奈川フィルの『第九』を聴いてまいりました。 年末になると頻繁に取り上げられる演目ですが、師走というと仕事柄とても忙しいことが多く、会場まで足を運ぶことがなかなか出来ません。今回は絶好のチャンスでした。

 大編成のオーケストラのコンサート自体も久方ぶりでしたので、とても堪能してまいりました。 あまりにも有名なこのシンフォニーは、荘厳で変化に富み、軽快且つ繊細、洗練と気高さを持ち、そして美と感動、あらゆるな要素を内包する至高の芸術でした。 音楽芸術をそんなに深く理解している訳ではありませんが、『第九』の第一第二楽章の短調の旋律がスキで、特に第二楽章の冒頭は、ズンと胸に堪えます。 勿論、100名超の混声合唱と、ソリストの歌も当然圧倒的にすごいのですけれども・・。

 それにしても、たまに出かけるコンサートホールで思い知らされるのは、普段CD等で聴いている音が、いかに陳腐かということです。 それなりの音が出るオーディオとリスニングルームなどをお持ちの方々には、そんなことはないのかも知れませんが、我が家の数万円のシスコンで聴いているベートーヴェンは、全くベツモノでした(汗) No9_1

 No9_3

本日のパンフレット →

やはり、時々は生の演奏を聴かないと、本物の音は聞こえないと言うことですね。  そして、日々の仕事や雑事に追われ、余裕がなくなってくると、次第に心がよどんでくるので、そうなった心を磨き直すためにも、時々は芸術に触れてみる必要があるのかも知れません。 

 

←ホールのエントランスにはこんな素敵なツリーも

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手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

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