写真作品 Feed

2017年9月 4日 (月)

初夏の写真「上高地」3

初夏の写真を載せ終えないうちに、秋の気配になってきてしまいましたが、続けて参ります。

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●この日泊まったのは、通い詰めていたころから定宿にしていた、明神の「山のひだや」。今でも、自家発電なので、夜になるとランプが活躍します。

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●翌朝、宿のカフェのランプが灯りました。

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●明神から少し上流へ向け歩きました。あいにくの小雨模様で、周囲の山々は、煙っていて、引いた写真が撮れませんでしたが、足下には、こんな風景も。針葉樹の若芽です。

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●明神から、次の徳沢へ向かう途中、道の脇から、河原を見渡せる場所があります。多分、上高地を撮影フィールドにしているカメラマンは、一度は撮ったことがある構図と思います。

約25年ぶりに訪れた、高地の楽園。大正池から河童橋までは、日本屈指の山岳リゾートとして名高く、時代と共に設備も良くなって、都会からやってくる観光客にも不便無く過ごせるようになっていました。河童橋の先、所謂「奥上高地」と言われるところに踏み入ると、まだまだ昔の面影が残って、行き交う人達も、登山やハイキングの装備です。
穂高の峰々を登っていた頃は、このあたりはまだほんの入り口。急ぎ足で通り過ぎることも多かったですが、ゆっくり歩いてみると、十分楽しめました。後ろ髪を引かれる思いで下山しましたが、次の機会が楽しみになりました。

2017年8月20日 (日)

初夏の写真「上高地」2

前回に引き続いて、7月上旬に訪れた上高地の風景写真を載せて参ります。

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河畔に多く見られる樹木です。この時期に満開を迎えます。大木全体が白い花に彩られて、見事です。

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上高地で一番代表的景観、河童橋を過ぎ、上流を目指しました。川の右岸には、林の中を歩ける遊歩道が整備され、所々には木道も付いています。

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樹林帯の遊歩道脇に、本流から分かれた小さいせせらぎが沢山見られます。水辺には草の若芽が美しいも緑を見せてくれます。

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こちらも初夏花の代表選手、ニリンソウ。河童橋から上流に向かうと、至る所に群落が見られるようになります。一株から2輪の花が咲くので、この名がついたようです。花のサイズは、人の指先ほど。可憐です。

次回に続きます。

2017年8月14日 (月)

初夏の写真「上高地」

20歳台後半の数年間、山の写真に凝り、写真器材を担ぎ、あちこちの山歩きをしていた時期がありました。しかし、30歳を過ぎたころ、お店を営むことになってからは、まとまった休みを取ることができなくなり、足が向くことが無くなっていました。

今年になり、当時、よく撮影行をご一緒させていただいた、写真友だちの先輩が、会社を定年退職され、時間に余裕ができたとおいう話しを聞き、久しぶりに懐かしい上高地に行ってみようということになりました。私にとっては、およそ30年ぶりです。

7月上旬に訪れた上高地は、新緑と初夏の季節です。あいにく、梅雨入りの日と重なり、小雨がぱらつく、1泊2日の散策でしたが、久しぶりに触れる高地の自然を満喫することができました。

その時に撮った写真を、何枚か載せたいと思います。

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上高地の入り口、沢渡(さわんど)駐車場に車を駐め、タクシーに乗ります。最初に着くのが、大正池。梓川の向こう側にある、活火山「焼岳」の噴火で、せき止められてできた池。名物の立ち枯れの木は、今はほとんど無く、上流の一部に少し残るだけとなっています。

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 大正池から、川沿いに遡ると、田代池につきます。梓川の本流から分かれた小さな流れがあちこちにあり、あたりは清涼感いっぱいです。

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あいにくのお天気で、周囲の山々をはっきり見ることができませんでしたので、代わりに、足下の花々に目がいきます。エチゴキジムシロという、小さな花。手持ちの中で、一番近寄れるレンズで接写しました。

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梓川本流の右岸に付いた遊歩道を散策。ウエストン碑の少し下流あたり、開けて流れが見渡せる場所で撮りました。Facebookに投稿し、もっとも「いいね」を沢山もらったのがこれでした。

続きは、次回に。

2017年2月23日 (木)

散策、日本遺産2

前回に引き続いて、群馬県桐生市の写真です。

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織物工場の屋根。のこぎりの刃のような形が連なっています。スタッフの方の説明によると、強い直射日光が差し込むと、影になったときとの明るさの差で、織物の色が分からなくなるので、いつも内部にフラットな光が入るような建物設計になっているそうです。言わば、実用的なスタジオってとことですね。すごい知恵です。

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市の中心にある「矢野園」という旧くて大きな茶商の脇。白壁の続く路地に、西日が差して、良い雰囲気でした。豪商の残した建物は、歳月を経てどこでも、素晴しい味わいです。日本の宝。

このあたりを散策していると、街路に小さな石柱があり、そこには、見覚えのあるマークとロゴが刻まれていました。「日本遺産」。ユネスコの世界遺産は多くの方がご存じと思いますが、こちらは、2020年に向けて、文化庁が主導して進めている、文化事業だそうです。昨年夏、山陰を旅した際にもらったパンフレットが、下の写真。帰宅してから開いてみると、確かに桐生市が登録されていました。

日本の文化遺産を、地域ごとに分けるのではなく、関連する分野を面で捉えるというコンセプトだそうです。このパンフレットを入手した時点で、全国37の登録があります。どこも、観光資源としては、小粒で地味に見えますが、それが、とても味わい深い遺産となっています。俗っぽくなってしまった、有名観光地に飽き足らないひとには、ひと味違った旅が楽しめるのではないでしょうか。私も、旅先を選ぶのに、これを手がかりにしてみても面白いかなと思っています。

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真冬の1日。有意義に過ごすことができました。桐生には、もう一度ゆっくり訪れてみたいです。

2017年2月13日 (月)

散策、日本遺産

一月の下旬、お正月の代休を利用して、北関東まで出かけて参りました。主な目的地は、群馬県伊勢崎市にある、取引先の和菓子店へのご挨拶でしたが、初めて訪れる場所でもありますので、寄り道をしてみることにしました。

前日、蔵書のガイド本で調べていると、見つけたのが、同じ群馬県桐生市の中心に近いところ。伊勢崎市からも程近いので、立ち寄ることにしました。冬の日は短いので、長くは居られませんでしたが、織物工場と、旧い蔵のある街並みを見ることができました。

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織物の町桐生。織物参考館 ”紫”という、旧い織物工場で、織機の歴史を説明してもらいました。古代ギリシャ時代のものから、コンピューター制御で動かす、最新の織機までが一度に見られて、興味深かったです。

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続きは次回に。

2016年12月 4日 (日)

秋の風景写真4

風景写真ギャラリー、今回が最終回です。

Photo_2●旅の二日目。宿泊した温泉場を出立し、小布施に立ち寄りました。観光バスが沢山やってくる一大観光スポット。何軒かある栗菓子屋の店頭で見つけた風景です。

Photo_3 ●小布施で立ち寄ったワイナリーの売店。洒落たテラスの、テーブルに置かれたワインボトルと、紅葉を合わせてみました。

Photo_4 ●栗菓子で有名な小布施堂のカフェ。裏口に掛かっていた暖簾。和のイメージそのものですね。

Photo_5 ●帰りの道中で、再び立ち寄った上田。信州の小京都と言われる、別所温泉にある古寺も、紅葉の真っ盛りでした。参道石造りの手すり越しに切ってみました。


一泊二日の短い旅でしたが、出発前に心配された雪にも逢わず、とても楽しめました。写真も気に入ったものが沢山撮れて満足。年末の慌ただしさ前のひととき、命の洗濯ができました。

2016年12月 1日 (木)

秋の風景写真3

秋の風景写真ギャラリーその3です。

1 ●善光寺、本堂裏の庭園。小さな池の水面に落ち葉が集まっていました。PLフィルターで、薄日の反射を抑え、しっとりした印象にしてみました。

2 ●善光寺、本堂裏の庭園。数センチ積もった色とりどりの枯葉。お寺の塀越しに、一瞬光が射して、アクセントになりました。今回の旅で一番気に入っている1枚です。

Photo_2 ●善光寺門前。秋が深まっても、色を変えないクマザサの葉。宿坊の入り口に色を添えていました。

Photo_3 ●善光寺門前町の脇には、細い路地が沢山ありました。鮮やかな秋色写真の中に混ざると、アクセントになるかなと思い、加えてみました。

次回に続きます。

2016年11月27日 (日)

秋の風景写真2

前回に続いて、秋の信濃路で撮った写真を載せます。上田を出て上信越道を北へ向かいました。

Photo ●善光寺の裏庭、小屋軒先。和のイメージにインスパイアされました。シルエットと、紅葉を重ねたら、良い感じになりました。

Photo_2 ●善光寺の門前町にて。長野駅まで続く長い一本道の両側には、興味をそそられるお店が沢山連なっていました。今回は、少しだけしか歩けませんでしたが、また、ゆっくり訪れたいと思わせてくれました。

Photo_3 ●善光寺門前の旧い宿坊。年月を経た味のある瓦屋根と、楓の紅葉がマッチしていました。日差しがあったら、違う表情になったと思います。

Photo_4 ●善光寺本堂の裏庭。植え込みの木々から落ちた葉が積もって、工芸作品のような色を作っていました。フラットな光で、枯葉が落ち着いた表情になります

次回に続きます。

2016年11月25日 (金)

秋の風景写真

11月の初旬、紅葉を求めて、小旅行に行って参りました。同行してくださったのは、学生時代からお世話になっている先輩お二人。1年に一度、男だけの気楽旅も、6回目となりました。

今年は、秋の盛りに仕事が立て続き、紅葉の時期を過ぎてしまったかと、少し心配でしたが、北信州の町中には、まだ至る所に残っていて、鮮やかな色を楽しむことができました。

予定してたコース。群馬の北から、山間部を抜けて、志賀高原方面から信州に入るというコースは、既に雪があって通れず、上信越道を利用したコースとなりました。

Photo_2 ●NHK大河ドラマで注目された、真田氏縁の上田城址で撮った写真です。水路に落ちて張り付いた枯葉が、模様のように見えました。葉っぱを生かすため、水の流れを最小限に表現しました。

Photo_3 ●同じく、上田城址公園。園内は、至る所紅葉の真っ盛りでした。水のない外堀は、周遊路になっていて、そこから見上げると、青空と紅葉が、見事なコントラストでした。

Photo_4 ●再建されている櫓。戦国の世のお侍も、こんな風景を見ていたかもしれないですね。

次回に続きます。

2016年5月29日 (日)

新緑を求めて

緑が眩しい季節になったので、お休みを利用して、ちょっとだけ遠出をしてきました。

山梨県南アルプス市、富士山が見える棚田。少し前に、たまたま目にしたテレビの旅番組で紹介されていました。日帰りでも行ける手軽な距離ですので、連休の1日を充てるのに、ちょうど良さそうでした。朝から快晴でしたので、快適なドライブと、新緑散策ができました。

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●県民の森伊奈ヶ湖にて 「朝露の残るクローバー」

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●県民の森伊奈ヶ湖にて 「日が射す苔」

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●県民の森伊奈ヶ湖にて 「新緑を映す湖面」

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●中野地区「富士が見える棚田」

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●中野地区「水の張られた棚田」

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