四方山 Feed

2021年8月 6日 (金)

オリンピックが残す遺産

オリンピックは競技日程をこなして、間もなく閉幕となります。

2020大会の当初予算(2013年の招致当時)は、7340億円とされ、原則税金は使わないという見込みでした。その後追加で発生したコスト加算により、本来開催時期であった昨年7月末時点で1兆6440億円に膨らんだそうです。そして更に、1年延期とコロナ対策費用の追加で、現在3兆円規模になっています。(会計検査院の試算)
 
オリンピックにはレガシー効果というのもあるそうで、作ったインフラ資産や、観光への波及効果等で12兆2300億円のリターンが見込めるという試算でした。しかし、ご存じのように、コロナ禍で観光はほぼゼロ。このリターンも値引かなければならないでしょう。この追加となったコストは、都民ひとりあたり換算で103929円(4人家族なら1世帯約42万円)だそうで、とても高いテレビ観戦料になるようです。
そして、無観客になったことで、チケット収入も無くなり、払い戻しのコストも追加となるはずです。

これらが積み重なると、さらに負担増になることも予想され、コロナデルタ株の猛威と相まって、五輪後の日本の行く末がとても心配ですが、跳ね返す力はあるのでしょうか。

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2021年7月 5日 (月)

月曜日の朗報

Minibig 久しぶりに当たりました~。月曜の朝の朗報。「貧乏人に課せられる第2の税」「愚者の税金」等々とこき下ろされる「宝くじ」より、もっと還元率が低い最低の買い物ですが、スポーツ振興に一役買って、あわよくばお金持ちになるかもという夢の購入代金でしょうか。毎回、決まった額を購入してますが、今回の当選金は2回購入代金分くらいでした。ちなみに、まだ、最下等以外が当たったことはありません(TдT)


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2021年6月17日 (木)

5年後15年後の不安

昨年還暦を超えて、人生の第四コーナーに差し掛かっているのかと思えることの多い昨今です。人間ドックでは、重篤はないものの、検査結果に加齢からと思われる注意数値が多くなり、定期的に医療機関を受診することも増えてきました。そして、一年半余り、要介護の親を身近に置いてきて感じることは、やがてそれは我が身に訪れるかもしれないという漠とした不安です。まだまだ先のことと、高をくくることは簡単ですが、例えば経済的な準備などは、その時が来てから慌ててもどうにもなりません。間もなく訪れる、世界でどの国も経験したことのない超高齢化社会を迎える日本。せめて、現状はどうなっているのか知っておこうと調べてみました。

経産省資料=将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会報告書
https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

気になる資料が見つかりました。介護現場における需給ギャップを表すグラフです。12025年問題として以前から言われていた、団塊の世代が後期高齢者となって、社会保障負担が重くなるとされている時期はもう5年後に迫っています。その10年後の2035年には、介護における需給ギャップは75万人に達すると試算されています。介護を受けたくとも、担い手がいないという状況が当たり前になるでしょう。注意が必要なのは、この資料は2018年に作成されているということで、今の新型コロナウイルスパンデミックの前だということです。報道等で目にするコロナ禍の介護現場の窮状は、介護従事者の離職を進めることは間違いありませんので、このギャップはこれより大きくなることも予想されます。(ちなみにこのグラフは、介護離職を最小限に見積もっているそうです)

勿論、政府もこの状況を静観している訳ではなく、諸対策に着手しているようです。資料の中では、高齢者の社会参加を促し、健康寿命をできるだけ伸ばして要介護率を下げる。介護の担い手確保のため、未就労者の就業促進、海外(アジア諸国)からの人材獲得。社会全体が介護を分担する仕組み作りなど、様々な方策や取組みが挙げられています。

社会の高齢化は日本だけではなく、先進国全般の問題なので、日本の取組みは各国から注目されているようです。しかし、ここにも新たな問題が指摘されています。韓国・台湾・香港・シンガポール・タイに加え目覚ましい成長を遂げてきた中国にも、今後は高齢化の波が押し寄せるものと言われています。最近、中国が、出生数を増やす方向に舵を切ったという報道を目にしたばかりですね。さらに未来に目を向けると、今は発展途上国として急成長を遂げている東南アジア諸国も、数十年後には高齢者人口の比率が高まっていくことになると予測されています。以前にも書いたことがありますが、人口動態は、戦争や内乱、疫病などで大量死する恐れがなくなった現代では、先進国だけでなく新興国でも半世紀後までの人口と構成比などをほぼ正確に予測できるとされていますので、これは動かない事実と考えるべきですね。(コロナウイルスパンデミックで多くのひとが亡くなっていますが、世界の人口規模から見ると僅かです)

Img_care01_02_2UN,World Population Prospects:The 2015 Revision

そうなりますと、現在介護担い手の供給源となっている国々でも、やがて人材が不足し、各国が介護者の争奪になる可能性が高くなるのは必然で、ここでも売り手市場となるでしょう。受給のバランスを考えれば、サービス価格の上昇が予想されます。かつては、アジアの経済トップリーダーだった日本ですが、その地位はどんどん低下し、もはや近隣アジア諸国にとって、日本は経済的に魅力のある国ではなくなっているという指摘もありますので、今後、働く場所として日本が選ばれる可能性も低下することも予想されます。2000_2

少し前に、「老後2千万円問題」が大きく報じられ、国民の間でも様々な場面で取り上げられましたが、その必要資金には、介護サービスに払う対価は含まれていなかったと記憶しています。仮に、人生の最終盤に於いて、介護施設などでサービスを受けることになった場合、この試算より多くの自己負担が必要になるでしょう。そして、その期間が長ければ長いほど積算金額も上昇しますが、終わりを自分で決められない以上、その費用の総額をあらかじめ予想することは出来ません。

ずっと健康で、だれの手助けも必要なく生涯を終えられれば問題ありませんが、それは望んでも叶えられません。将来、自分の意思で死期を決められるようになれば、その心配もなくなりますが、今の日本の政治では議論さえされていませんので、すぐに実現するとも思えません。ここに書いた予想が大きく外れ、何の心配もない老後を迎えられればハッピーですが、それを信じて楽観的に生きるのはリスクがありそうです。

このような状況でせめて個人としてできる対策は、できるだけ心身の健康を維持することと、いざというときに備えて、公助のみに頼らない老後の経済的な自立を目指すことことくらいでしょうか。どちらもすぐに始められますが、実現するのは一朝一夕では無理そうです。


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2021年3月21日 (日)

DNAの本

昨年2月頃より本格的になった新型コロナウイルス感染拡大が、1年超となりました。政府としてはオリンピック開催に向け、何とか収束させたいところでしょう。2度目の緊急事態宣言が今日で終りますが、この間の新規感染者数や、死亡者数の推移を見ていると、市民の行動自粛だけではもはや限界があるのではないかと素人目には写ります。やはり、パンデミック収束の決定打は、ワクチンと効果的な治療薬に尽きるのではないかとも思うところです。

欧米のファーマが開発したワクチンが、感染防止にかなり効果があると言われていますね。最も早く実用化されたワクチンは、mRNAワクチンというものだそうで、今までになかったタイプの医薬品だそうです。(mRNA医薬品とは) これまで研究開発は進めれられていましたが、実用化の実績がなかった新しい創薬技術であるmRNA医薬が、新型コロナウイルスパンデミックという人類の危機への対応で、その優位性が生かされ、一気に実用化されたということだそうです。

メッセンジャーRNAって何だっけ・・ということで、少し前に読んだ本を引っ張り出してきました。「遺伝子」「染色体」「DNA」「タンパク質」「二重らせん」「ヌクレオチド」「デオキシリボース」「リン酸」[ミトコンドリア」「塩基配列」「ゲノム」「DNAポリメラーゼ」「トランスポゾン」「ベクター」「セントラルドグマ」「センス鎖」そして勿論「RNA」「mRNA]「tRNA」などなど。昔、中学校の理科か、高校の生物で習ったような語句が沢山でてきますが、もう一度整理してみて、何となくおぼろげに理解できました。

Dna

ちなみにですが、このところ、すっかり慣用句のように使われるようになった「DNA」。例えば、日本人のDNAに刷り込まれたとか、企業のDNAだとか、要するに、世代を超えて引き継がれる文化や心持ちなどを伝えるする物質、つまり遺伝子と同義語で使われていますが、DNA=遺伝子ではないことを、再確認しました。これから、駄文を書く際には、気をつけねば。


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2020年9月23日 (水)

菅新総理とデービッド・アトキンソン

菅新総理が、アトキンソン氏の信奉者だという記事を目にしたので、1年くらい前に読んだ本を引っ張り出してきました。アトキンソンといっても、同じ国のコメディアン、Mrビーンのローワン・アトキンソンではありませんので念のため。ゴールドマン・サックス勤務の後、日本の国宝や重文修復の会社に転職、代表就任という異色の経歴を持つアナリスト。
労働力減少時代に入った日本経済の浮揚には、生産性向上のみが対応策であるという主張を一貫して発信しています。日本が、世界第三位経済大国なのは、1.26億という人口大国だからであり、人口減少社会においては低下が避けられない。(藻谷浩介氏の「デフレの正体」とも重なる主張です)20世紀にの高品質のモノ作りで成功し、その成功体験のまま「高品質・低価格」製品作りを維持することは国を滅ぼすと説いています。

デービッド・アトキンソン著 新生産性立国論デービッド・アトキンソン著 新生産性立国論

IMFの資料、2018年世界の1人当たりGDP国別ランキングでは26位。1090~2014年、生産性向上率ランキングでは126位と低迷しています。潜在的に高い質を誇り、且つ勤勉な日本の労働者を持ってこの現実なのは、経営者が無能だからと切って捨てています。「価格を下げる」のはどんな無能でもできる安直な戦略である。・・なるほど。
こういった現実を前に、国と企業トップが採るべき策を示しながら、日本経済再生への道を提言しています。興味深く読んだのを思い出しました。私自身、小さな会社の経営者ですが、且つ労働者でもありますので、身につまされるところも多々あり。
さて、新しい総理大臣は、政策にどう反映させて行くのでしょうか。提言通り、生産性の低い企業を退出させ、企業数を半分にする方向に行くのでしょうか。

2020年9月13日 (日)

次のリーダーに望むこと2

前回の続きです。

高齢化が急速に進む日本。懸念される、増え続ける社会保障費への負担増。そして、今年起きたコロナ禍。感染を水際で止めるため、まず外国人の入国を止めました。これによって、ずっと好調だったインバウンド需要が絶たれ、観光と一部商業に大打撃を与えました。その後の感染拡大に対応するため発せられた、4月から約2ヵ月に及ぶ緊急事態宣言下で、経済はほぼ完全にストップしました。皆様実感されていらっしゃると思いますが、そのは影響あらゆる業種に及び、国全体の経済は沈滞しています。

国民全員に一律10万円を配った給付金をはじめ、政府はいろいろ対策を打っていますので、当然例年より巨額の財源が必要になっています。

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税収と歳出の差、国際発行額を表すグラフです。安倍政権下での税収増により、税収と歳出の差は、一時より狭まってきていましたが、今年度の税収は下方修正される予想です。また、今年のコロナ対策の巨額支出が跳ね上がったことで国債発行額も大幅に増え、所謂「ワニの口」の広がりは大きくなる見込みです。

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一部エコノミストには、政府借金は全く問題ないという説を唱える方もいらっしゃいますが、一般的には、国債発行による政府の借金は、将来世代へ負担増になり決して好ましいことではないとされています。

昨年話題になった老後資金2000万円問題などが象徴的ですが、もともと高齢者には将来不安がありますので、このような状況を目にすれば、消極的なモノ消費意欲は更に減退するでしょうし、コロナ禍でのコト消費も沈滞するのは必至。バブル崩壊後に育った現役世代は、好景気を経験したことがありませんので、無駄な消費を控えるライフスタイルが定着しています。「プレミアムフライデー」に象徴される、消費喚起策がどれくらい効果を発揮するか不透明ですよね。

更に言えば、就職氷河期に正規雇用できず、経済的弱者となった世代と、2000年以降以降増えていると言われる引きこもり。「80」代の親が「50代」の子どもを経済的に支える必要がある状態を指す「8050問題」もあります。経済格差からくる貧困の固定などと共に、日本社会が抱える問題は山積み。要するに次のリーダーには、こういった構造不安に対する明確な処方箋を示してもらい、10年20年先への安心感を持って生きられる社会の青写真を見せてもらいたいのであります。それによって、日本を覆う重苦しい不安を取り除き、明日への希望を持って暮らせるように、是非してもたいたいのです。


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2020年9月11日 (金)

次のリーダーに望むこと

安倍総理大臣が、健康不安を理由に辞任することになりました。前回のように、急激な病状悪化ではないようなので、次の総理大臣が決まるまでは任を全うするとのこと。これを受けて、政権与党では、次のリーダーを決めるべく動きだしました。コロナ禍が一時の緊張から脱し落ち着きを見せる中、マスコミには恰好のテーマになっているようです。

名の知れた大物政治家三名が名乗りを上げ、選挙戦が繰り広げられていますが、どのメディアを見ても、菅官房長官の当選が確実視され、次の総裁、首相に就かれるのは間違いないようです。管さんは、安倍総理の路線を継承することを明言していますので、アベノミクスによる経済活性化を進め、所謂トリクルダウンによって、国民全員の豊かさを実現するというスタンスになるのでしょう。

是非成功させてもらいたいですが、コロナ禍で経済活動を抑制せざるを得ない現実のツケで、大幅に下がったGDPを復活させ、成長にまで回復させるのは、至難の業と思いますが、手腕に期待します。

コロナウイルス感染拡大対応という直近の問題に加え、その前に横たわる大きな社会問題、世界中で最も早く進む日本社会の高齢化。2025年問題とされていますが、これからのすべてのリーダーが取り組まなくてはならない大問題です。未来を予想することはできませんが、データを元に確実に見通せる未来、人口動態。国の人口構成が、過去~未来どのように動くのかはおよそ解っていて、そこから見える社会の姿から、未来を知るというものです。

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1970年の人口グラフ。戦後のベビーブーマー団塊の世代の方々が青年期だったころの人口構成です。高齢者が少なく、経済の中心を担う働き手が多く、社会の活力があった時代です。

2020

それから50年を経た今年2020年のグラフ。団塊の世代が65歳以上の高齢になり、その子供団塊ジュニアが20年から25年遅れて山を作っています。未婚率の上昇と出生数の減少で、これから社会経済を担うべき若者が少なくなっていて、言わば頭でっかちの構成になっています。

2040年人口グラフ

そして、今から20年後、私も後期高齢者の仲間入りする時期になりますが、今年のグラフと比べても、更に頭の大きい構成になります。この頃には、団塊の世代が90歳代を迎え、団塊ジュニアが65歳以上の前期高齢者となり、人口の高齢化比率は35%超。現役世代1.5人で高齢者1人を支える構図になります。これは、将来変わることの無い未来図です。一説によると、2025年に高齢者5人にひとりが認知症患者となり、それは施設の収容能力を大幅に超える730万人となるそうですから、このグラフの頃には、もっと増えているだろうというのは予想できます。

先進国では死亡率出生率が安定しているので、大規模移民や戦争などがない限り、人口動態を見ることで、半世紀先までの社会の未来をほぼ確実に見通せます。当然、今起きている問題は70年代から予想されていましたが、為政者による社会保障改革の号令だけは勇ましくとも、現実には対応されませんでした。何度も先送りされ、昨年やっと実施された消費増税により、社会保障財源を増やす方向に進みましたが、まだ全く足りていないといのうが現実のようです。

次回に続きます


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2020年7月15日 (水)

「コロナ」大活躍

今年は、九州、中部地方の大雨をはじめとして、降雨の多い梅雨となっているようです。風林堂のある神奈川県相模原市でも、この1ヵ月あまり、晴れた日はほとんど無く、連日雨降りが続いています。

おせんべい屋にとって、湿気は大敵なので、この時期から夏の終わりまで、商品の品質管理には気を遣います。仕事と変更して、毎日の雨降りで、家の中も湿気っぽくなるのも気になります。洗濯物が乾きにくいのは、どちらのご家庭でも同じと思いますが、最近は、コインランドリーの大型乾燥機を利用される方も多いのでしょう。とても便利なサービスで、ご家族の多いご家庭では重宝されることと思います。

我が家では、家族で家業を営んでいるため、仕事中に外出の時間を取るのが難しく、コインランドリーの利用もままなりません。そこで、一昨年の冬頃に、家庭用除湿機を購入しました。国内のトップメーカー「コロナ」の製品です。今年のウイルス感染拡大で、同じ名前の企業ということで、一時話題になりましたね。

コロナ除湿機 コロナの除湿機

コンプレッサー方式なので、若干の作動音がありますが、消費電力は僅か。1日分の洗濯物は、3時間ほどでカラカラに乾きますのでとても重宝しています。今日も、しっかり働いてくれてていますよ。


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2020年6月14日 (日)

#7日間ブックカバーチャレンジ 4

少し、間が開いてしまいましたが、「今の酒井を作った7冊の本」今回が最終日です。

このブログで取り上げたこともあるかと思います。今や大ベストセラー作家ですが、このひとの初期の著作に出会ってから、自分自身の生き方への物差し、戦略を明確に出来たような気がします。マイベストキュレーターのひとり。有料メルマガも含め、発表される著作、文章には、ほぼ目を通しています。コロナ禍の、グローバル経済社会への影響について、どのように書くか楽しみにしていましたが、最近アップされたコラムも興味深く読みました。

残酷な世界で生き残るたったひとつの方法

いかがでしたでしょうか。もともと本好きではありましたが、40歳代くらいから、小説を含むストーリィものをほとんど読まなくなりましたので、面白みに欠けるセレクトになってしまっているかとは思います。還暦を迎える今年、たまたまの機会を得て、読書遍歴を辿ってみるというのも、楽しい時間でした。


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2020年5月31日 (日)

#7日間ブックカバーチャレンジ 3

「今の酒井を作った7冊の本」3回目
私の読書人生に於いて、最も重要なキュレーターの一人。コメディアンで、書評家。本人は、面白本のオススメ屋」と称していらっしゃったとか。20代半ばから10年くらい、この本で紹介された作品を貪り読みました。ご本人が新宿ゴールデン街でやっていたというバー「深夜プラスワン」は、ハードボイルド作家、ギャビン・ライアルの書名から。トム・クランシー、ジョン・ル・カレ、ジャック・ヒギンズ、トニー・ケンリック、ルシアン・ネイハム、A・J・クィネル、フレデリック・フォーサイス、ケン・フォレット、トマス・ブロック、レイモンド・チャンドラー、S・L・トンプスン、クライブ・カッスラー等々、みんなこの人に教えてもらいました。

Photo内藤陳「読まずに死ねるか!」「読まずばニ度死ね!」

このチャレンジ企画が、読書の推進を目的にとされているようなので、もしかしたら反則なのかもしれなかったのですが、風景写真を趣味にしている自分としては、外せない一冊でした。

前田真三上高地前田真三「上高地」

ページをめくるごとに息を飲む、ひたすらシンプルで美しい風景。自分の作品作りの上で、目標とする作家の一人であります。コロナウイルス収束し、撮影に出かけられる日を待ち望んでいます。

※次回、最終回です


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